群雄割拠状態のフリマアプリ。「LINE MALL」が2月29日にサービス終了を発表した一方で、フリマアプリ「メルカリ」は、総額約84億円の資金調達を完了したことを3月2日に発表した。 「メルカリ」は、スマホ操作だけで簡単に出品・購入ができるフリマアプリ。現在のダウンロード数は、日本2,500万、米国700万の合計3,200万。月間の流通額は国内だけで100億円超に達しており、日本最大級のフリマアプリへと成長している。 今回、三井物産、日本政策投資銀行、ジャパン・コインベスト投資事業有限責任組合が新たに出資。さらに既存株主であるグロービス・キャピタル・パートナーズ、WiL、グローバル・ブレイン、経営陣からも資金調達を行い、総額約84億円になったとのこと。2013年2月創業以来の調達資金総額は、約126億円となる。 調達資金は、グローバル展開と国内でのサービス拡大に活用される見込み。