日本コカ・コーラとコカ・コーラシステムは、14日から自動販売機の多言語表示を全国で順次開始すると同時に、スマートフォンで利用できる製品情報案内を15言語で開始することを発表した。東京オリンピックが開催される2020年までに、全国で8万台の導入を目指していく。 自動販売機ディスプレーに製品名や製品カテゴリーを英語、簡体中国語、韓国語で表示しており、併記したQRコードをスマートフォンで読み取ることで、15言語による案内へとリンクする。 QRコードコードを経由すると、製品名、原材料名、アレルギー特定原材料や栄養成分表示などの詳細製品情報をはじめ、自動販売機の操作方法なども15言語で確認することができる。 多言語案内表示は、すでに多数の看板や印刷物を多言語化するソリューションとして実績があるPIJIN社の「QR Translator」の仕組みを活用している。 なお、対応言語は、日本語、英語、繁体中国語、簡体中国語、韓国語、フランス語、タイ語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、イタリア語、ベトナム語、インドネシア語、アラビア語となる。