NTTドコモは27日、グループ会社であるmmbiが提供するスマートフォン向け放送サービス「NOTTV(ノッティーヴィー)」を、2016年6月30日で終了することを発表した。 「NOTTV」は、日本初のスマートフォン向け放送サービスとして、2012年4月にスタート。従来のテレビ放送のような「リアルタイム視聴コンテンツ」と「シフトタイム視聴コンテンツ」を視聴できる。映像だけでなく新聞やチラシ、クーポン、待ち受け画像などの各種デジタルコンテンツも配信されている。 スマホ向け映像配信サービスでは、近年Hulu、Netflix、Amazonビデオが登場するなど競合が増加。当初想定していた会員数の獲得に至らず、今後の事業継続が困難になったという。 すでにNOTTVサービスの新規申込み受付は終了。なお、サービス利用者に対し、dTVなどドコモのサービス向けの優待施策を準備しているとのこと。