NTTグループの合弁会社「ドコモ・バイクシェア」は18日、東京都中央区において、コミュニティサイクルサービスを開始することを発表した。「中央区コミュニティサイクル事業実証実験」の運営事業者として、10月1日よりサービスを開始する。 区内に分散設置された「サイクルポート」で、どこでも自転車を貸出・返却することが可能になる。「サイクルポート」は、中央区役所、京橋図書館、桜の散歩道(晴海トリトンスクエア前)、NTT東日本築地ビルなど、区内19か所に、サービス開始時点で設置。管理システムを搭載した自転車200台を配備する。サイクルポート数、自転車数は、いずれも今後拡大予定。 電動アシスト付自転車を採用し、坂道や遠距離の移動も容易だという。管理システムは、NTTドコモが開発・運営を進めているバイクシェアシステムを採用しており、自転車本体に、通信機能・GPS機能・遠隔制御機能(自転車の貸出・返却制御や電動アシスト機能のバッテリー残量の把握等)をすべて搭載している。 利用料金は個人向け1回会員が150円/回(30分まで)、1日パスが1,500円/日、月額会員が2,000円/月。法人向け月額会員が2,000円/月など。そのほかにも利用内容に応じた複数プランが用意されている。営業時間は基本24時間。