スタンダードな明かり
お気に入りのものや一角に、小ぶりなあかりを届けるペンダントライトです。ペンダントライトの基本形ともいえる、シェードとコードだけのスタンダードなデザイン。シェードが小さめなので、狙った一角だけを照らし、空間のアクセントになってくれます。
「レトロペンダントライト」は昭和の時代に工場や作業場で使用されていた照明器具が元になっています。いわゆる「オシャレ」を追求したものとは一線を画す、実直なデザイン。どこか懐かしい、レトロな雰囲気が、ノスタルジックな空間づくりに一役買います。
このくらいがちょうど良い
直径23cmと小ぶりなシェードは、小さめの空間やちょっとしたコーナーにちょうど良い大きさ。広く光を届けるというよりも、スポットライトのように光を下に集めて、 照らしたいところだけを小さく照らします。
こもれる書斎や、お気に入りを集めた一角、一人掛けのソファ脇。6〜8畳ほどのワンルームにもちょうど良い。小ぶりなペンダントライトが似合う場所って意外とあるんです。
光量的にはダウンライトでも十分という場所でも、ベーシックな形のペンダントライトがさりげなくあるだけで、その一角がぐっと雰囲気のある空間に変わります。
ダイニングテーブルやキッチンカウンターなど、広めの面を空間を照らしたいときは、複数並べて使っても。広い空間にメリハリを与えつつ、穏やかで落ち着いた雰囲気を生み出します。シンプルなデザインゆえに、複数使いでも主張しすぎない程よいバランスです。
欲しいところに
「レトロペンダントライト」は、1mを基準としてコードの長さがオーダーできます。ちょうど良いところに引掛シーリングがないという場合でも、欲しいところの天井にフックをつけて、コードを渡せば自由な場所に設置できます。
欲しい高さぴったりにオーダーするとコードが余らずすっきりした見栄えに。
小ぶりさゆえに色々な場所で使いやすいので、長めにオーダーしておいて、模様替えのように気分で使う場所を変えても良いと思います。
普遍的だからこそ
シェードは艶なしのマットなブラック、レトロな乳白ガラス、光がまわりやすいクリアガラスの3種類。スタンダードな形だからこそ、シェードの素材で印象が変わるので、好みの姿を見つけてください。
ブラックは光を通さないので、ダイニングや寝室など下を狙って照らしたい場所や、眩しさをなるべく抑えたいシーンに。
乳白ガラスは柔らかい印象で、じんわりと光を広げます。電球の色温度によってオレンジだったり白っぽかったりと雰囲気を変えられます。
クリアガラスは光源が見えるので、電球にこだわるのもおすすめ。『白熱アート電球』など明るさが控えめの電球を合わせると、フィラメントの繊細な光も相まって、シェードごとガラス細工のような雰囲気にも。
φ50〜60くらいのくびれのある一般電球型がバランスが取りやすいです。
この「レトロペンダントライト」は、2017年からtoolboxで取り扱っていたシリーズ。実は製造元の事業撤退により、2022年から一時販売終了していたのですが、販売を続けてもらえないかという声が多く寄せられ、復刻に至りました。
詳細はこちらのコラムからどうぞ。
小ぶりのペンダントライトでお気に入りを照らして、記憶に残る一角として演出してみてください。