Amazonクラウド、244GBメモリとCPUの温度限界まで性能を引き出す超高性能なインスタンス開始
Amazonクラウドを運営するAmazon Web Servicesは20日、大規模な処理向けのインスタンス「ハイメモリクラスタエイトエクストララージ」を発表しました。244ギガバイト(発表では244GiB)メモリを搭載し、120ギガバイトのSSDと10ギガビットイーサネットが利用可能。
性能は88 ECU(EC2 Compute Unit)。またインテルのTurbo Boost機能を利用可能なため、
アクティブコア数、総消費電力、およびプロセッサの温度を監視しながら、CPUのクロック周波数を上げていきます。ドキュメントに記載されている温度限界内にとどまっている間は、可能な限り高速にCPUが稼動します。
と、CPUの温度限界まで性能を引き出すことができるとのことです。
インメモリで行う分析システムに
このハイメモリクラスタエイトエクストララージは、インメモリデータベースやゲノム配列解析のようなメモリを大量に消費する科学的な問題などのインメモリで行う分析システムにぴったりではないかと説明しています。
利用料金は、米国東部(北バージニア)リージョンで、1時間あたりLinuxインスタンスが3.5ドル、Windowsインスタンスが3.831ドルです。
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