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熊本県「無らい県運動」検証委員会報告書が完成しました。
本県が、地方自治体として、「無らい県運動」と表されるハンセン病隔離政策に、過去の歴史の中でいかに関わってきたかを検証し、記録の作成を行うため、学識経験者、菊池恵楓園入所者代表等で構成する熊本県「無らい県運動」検証委員会(委員長:内田博文九州大学名誉教授)が平成23年1月に設置されましたが、このたび、報告書がとりまとめられました。
熊本県「無らい県運動」検証委員会報告書(本編)
はじめに
第一章「戦前編」
- ・ はしがき(PDFファイル:84KB)
- 1.「癩病県」熊本(PDFファイル:176KB)
- 2.「癩予防ニ関スル件」と九州療養所の開設(PDFファイル:248KB)
- 3.熊本県光明会の設立と陸軍特別大演習(PDFファイル:274KB)
- 4.宮崎松記の所長就任と九州MTLの活動(PDFファイル:302KB)
- 5.本妙寺事件(PDFファイル:285KB)
- 6.1940(昭和15)年の患者一斉調査と「無らい県運動」(PDFファイル:227KB)
第ニ章「戦後編」
- ・ はしがき(PDFファイル:128KB)
- 1.戦後の「無らい県運動」について(PDFファイル:251KB)
- 2.「優生保護法」の制定(PDFファイル:246KB)
- 3−1.菊池事件(PDFファイル:266KB)
- 3−2.「無らい県運動」と菊池事件−報道と被告人をめぐる周囲の人々への影響を中心に−(PDFファイル:184KB)
- 4.菊池医療刑務支所の開設(PDFファイル:297KB)
- 5.黒髪校事件と教育問題(PDFファイル:364KB)
- 6.「らい予防法」の成立と抵抗(PDFファイル:304KB)
第三章「各界の役割」
- ・ はしがき(PDFファイル:110KB)
- 1.マスコミ(PDFファイル:254KB)
- 2.熊本県における「無らい県運動」と宗教(PDFファイル:256KB)
- 3.法曹界(PDFファイル:160KB)
- 4.ハンセン病患者・家族の生存権と日本型社会政策(PDFファイル:237KB)
- 5.教育界−「無らい県運動」と修身・道徳・人権教育−(PDFファイル:296KB)
- 6.医学者の責任(PDFファイル:315KB)
- 7.保健所(PDFファイル:273KB)
第四章「現代におけるハンセン病問題の課題」
- ・ はしがき(PDFファイル:94KB)
- 1.ハンセン病国家賠償請求訴訟(PDFファイル:246KB)
- 2.ホテル宿泊拒否事件(PDFファイル:356KB)
- 3.「ハンセン病問題基本法」(PDFファイル:227KB)
- 4.患者の権利の保護(PDFファイル:207KB)
第五章「被害の実態」
第六章「ハンセン病問題の解決に向けて」
- ・ はしがき(PDFファイル:57KB)
- 1.県および国における啓発活動の歴史(PDFファイル:230KB)
- 2.これからの啓発活動(PDFファイル:202KB)
- 3.啓発のためのシステムの整備−人権教育の充実を中心として−(PDFファイル:234KB)
- 4.差別防止のためのシステムの整備(PDFファイル:223KB)
おわりに
熊本県「無らい県運動」検証委員会報告書(資料編)
- ・ 「無らい県運動」と教育−竜田寮児童通学問題を中心として−(PDFファイル:890KB)
- ・ ハンセン病患者・家族の生存権と日本型社会政策(PDFファイル:382KB)
- ・ 「無らい県運動」と修身・道徳・人権教育(PDFファイル:754KB)
- ・ 年度末現在者数(PDFファイル:462KB)
- ・ らい予防費昭和23年度~(PDFファイル:488KB)
- ・ らい病予防費昭和25年度~(PDFファイル:500KB)
- ・ 表1 らい予防事業成績(PDFファイル:470KB)
- ・ 表2 らい患者移動状況(PDFファイル:464KB)
- ・ 表3 らい予防法による生活援護状況(PDFファイル:465KB)
- ・ 表4 国立療養所年報(PDFファイル:480KB)
- ・ 表5 優生保護法による優生手術件数、人工妊娠中絶実施件数(PDFファイル:483KB)
- ・ 表6 熊本県未収容患者数推移(PDFファイル:476KB)
- ・ 生活援護記録(PDFファイル:669KB)
- ・ 戦後熊本県議会会議録(PDFファイル:310KB)
- ・ 聞き取り調査(PDFファイル:891KB)