昨年夏に開催した「楽園展」
巡回展が本日より大阪にて開始しています。 
日程:2025年1月11日(土)〜 1月19日(日) 
場所:なんばマルイ 7F イベントスペース
東京展より参加作家が増え、更に充実の展示となっています

panpanyaに関することだと、展示物については東京展と違いはなく
来場特典のペーパークラフトも同じものが配布されるとのことですが
来場記念スタンプは、大阪展用のものを新たに描きました
ほか、Tシャツ2種が新グッズとして加わっています。
何卒お出かけ下さい。
 
会期中は東京展で販売してた品々も含めて通販もやってるようなので
前回買いそびれたものがありましたらこの機会にどうぞ。

顆粒の梅昆布茶が残り少なくなってきたので
砕けて粉末になったものの割合が増えてきた
 
残りかすで作った梅昆布茶を飲んでみたら
「海の味がする」と思った
海水を舐めたときの味のような気もするし
海辺を歩いているとき 
打ち上げた海水が乾いて濃くなった海の匂いのような。
高知の海の磯の光景がぱっと脳内に浮かんだ
 
塩味だからかな、と思ったが、よく考えたら
昆布は海のものだし、考えてみれば当たり前な気もする
昆布ではないと思うけど、高知の海辺にも海藻は打ち上がっていたし
味の記憶が接続されても不思議ではない
 
 
などと考えていたら「海の味」という感覚が薄れてきて
いつもの梅昆布茶の味に感じられてきた
正体に理屈で近づいたことで
不思議なひらめきのような味わいはぼやけてしまった
そういうこともあるか
 
 


行方不明の看板の思い出について
ふと思い出したことだが
時期は曖昧で、少なくとも10年以上は前のことだと思う
場所もぼんやりしてて、東北地方であったと思うんだが
片側一車線の舗装路で、山を越えるような比較的標高が
高く、人家の少ないようなエリアだった気がする
 
その道端に、「○○ちゃんを探しています」というような
行方不明の子供の情報を求める大きな看板があった
貼り紙ではなく、道路脇に立てられてるインプラントの
看板みたいな、高さ2メートルくらいあるしっかりしたやつだった
それが、道沿いに何箇所かあって
3回くらい繰り返し見たような気がする
 
しかし、その記憶がものすごく朧気だ
実際にこの目で見たんだったか自信がない
そういう場所を紹介するテレビで見たのだった気もするし
そういう夢を見ただけだったような気すらしてくる
 
しばし考えていたら芋づる式に思い出したが
前回、その看板のことを思い出したのがたぶん数年前のことで
気になってめぼしいエリアをグーグルストリートビューで
見てみたが見当たらなかった、ということがあった。
 
今はめぼしい場所なんてまったく見当もつかないから
その時より更に記憶が薄れていってるのだろう
しかし、当時は実体験だった確証をある程度持って調べたということだ
そうだったのかあ
記憶というのは薄れてしまうもんだな
 

この件を次に思い出すのはいつになるだろう
この文章を書くことによって記憶の具合に変化が出る筈だから
ただ単に薄れていくのとは違う、違った形に記憶が強固になるかもしれない
新情報が出てこない限り、信憑性のない記憶に
なっていくことは間違いないだろうが
 
この文章をインターネット上にのこしておくことによって
件の看板をうすらぼんやりと覚えていて、なんとか記憶を頼りに
検索して、ここにたどり着く人がもしかしているかもしれないので
思い出せる範囲で書き残しておくことにした
無いとも限らない
夢ではなかったかもしれないと思えるくらいの情報にはなってるだろうか
 

あけましておめでとうございます
ゆく年くる年を見て年末年始の気分を味わい
寝るために布団乾燥機をセットし、布団を暖めているので
暖まるまでの30分の間に日記を書いておくことにする 



石油ストーブについて一昨日書いたが
これを使えば冷めたコーヒーを簡単に温め直すことが
できることに気が付き、ホーローのマグカップを使って
温めたり、煮詰まって濃くなったらやかんのお湯で薄めたり
自在に楽しんでいるのだが
一点、マグカップの取っ手も熱されているので
素手では掴むことができないという問題が立ち上がった
 
鍋を掴む用のでかい鍋掴みならあるが
小さく軽いマグカップの取っ手は掴みづらく
万が一ストーブの上でひっくり返したら事である
マグカップの取っ手を掴みやすいサイズの鍋掴みを作る必要が
あるなと思って適当な端切れを物色するなどしていた大晦日だった
 
 
それももう去年の話になった
机の上は、2024年に置いたものがそのままになっている
2024年に開けっ放しにしてあった小物入れの蓋をしめる
2024年に淹れて冷めたコーヒーをすする
去年の続きがまた今日から始まる
 
ぼちぼち布団が暖まった頃合いなので日記を書くのはやめて
2024年に読みかけだった本を読みながら寝ることにします
今年もよろしくお願いします

デジタルカメラを修理に出した。
 
高知に行った頃だから10月末頃に気がついたことだが
電源ボタンとシャッター以外の操作がきかなくなっていて
ズームや焦点合わせといった機能や
周囲の明るさにあわせて写りを明るくしたり暗くしたりする
機能が反応しなくなっていたのだった
 
およそ7年くらい前に買ったカメラで
この手の電子機器でいうと、7年経つとだいぶ時代遅れに
なっているだろうし、買い替えの潮時かとも思ったが
素人がちょいと調べた範囲での認識ではあるが
デジタルカメラの進歩は一昔前よりもゆるやかになっているのか
今でもまるっきり通用しない性能というわけではなさそうだった
 
また、昨今は携帯電話のカメラもかなりのものだというから
これを機にカメラ専門のカメラはやめにして
携帯電話のほうをいいカメラがついたものに替えるのが
かしこい選択なのではないか、という選択肢も考えるには考えたが
それも長所短所あるようなので、あれこれ検討した結果
いまあるカメラを修理に出すことにしたわけです
 

順調にいけば、来月半ば頃には修理してもらえるらしい
ありがたい。
上にも書いたが、この手の機器は調子がわるくなってきた頃には
性能自体が時代遅れになっていて、わざわざお金をかけて修理する
くらいなら、新型を買うほうがかしこい、ということが多かった
 
携帯電話なんてまさにそうだね
壊れるまで使い倒した頃には、既に何世代も新しいものが出ていて
もう修理受付すら終わっていたり、通信規格自体も新しくなったりして
買い替えを余儀なくされ、その度に技術革新のすごさを楽しんだりもするが
普段肌身離さず持ち歩くものへの愛着が
リセットされることは寂しいことでもある
 
今回のカメラは、一旦それを乗り越えることができた
とはいえ一生物というわけにはいかないのだろうが
せっかくなのでもうしばらくお付き合い願いたい
 
 


今冬より部屋に石油ストーブを導入して
湯を沸かせるようになったので 
縁あって入手した古物のやかんを洗って使えるようにした
クエン酸で煮込んだら見違えるように焦げ付きが取れ
使ったあとクレンザーつけて洗うたびにじわじわきれいになってきてる
まさか再稼働させられるとは思っていなかったであろうボロやかんが
現役の輝きを取り戻しつつある。
いい気分です
 
大掃除というほどのことはしていないけど
なんとなく年越しの季節感が得られてきた
もうじき大晦日になる

楽園(ル パラディ)冬のウェブ増刊にて
12月28日分で描いた漫画が公開されています。
無料ですので見てみて下さい
 
行き方:下記URLを押す→WEB増刊へGOと書かれた箇所を押す(中段画面左)→12月28日のところを押す→漫画登場。
 http://www.hakusensha.co.jp/rakuen/
 
 
 
 
「そぞろ各地探訪」のpanpanya直売所での取扱分について
現在発送できる分の在庫がなくなったので
来年1月末頃から出荷される三次出荷分のご予約を受け付けています
お届けは少し先になりますが、買いそびれた方で
直販のしおりが欲しい方はご検討下さい




以下雑記

近年毎年買っているカレンダーがあり
例年同じものが入荷している店に寄れる機会があったので
出かけてみたら、売っていなかった
今年は取扱自体がなかったのか、売り切れていたのかは
わからないが、売っていた形跡は見られなかった
 
一応同じものを通販で購入することもできるようだが
でかい紙だから、もの自体の単価のわりに送料が多くかかる
どうしようかな
携帯電話やパソコンで日付は確認できるし、とか
金額を12で割ると算出されるカレンダーの月額分の価値があるかとか
考えてると段々いらないような気分にもなってくる
でも毎年貼ってる壁が空になるのも少しさみしくはある
 
そんなこといってるうちに年が明けてしまう
ひとまず年初はカレンダー無しで過ごすことになりそう
 
 
 
カレンダーで思い出した
たしか1993年から95年頃のことだったと記憶しているが
家に貼ってあったカレンダーのことだ

どっかの銀行で貰ってきたポスターのような一枚の大きな紙で
水色を基調とし、スヌーピーかなにかの絵が描いてあった気がする。
そして、そこにはえらく先の日付まで記されていた 

来年の分、再来年、果ては2000年のまで載っていた
1990年代から見た2000年という数字は
千の位が切り替わる年号がほんとうに来るもんだろうかと
なんだかうそのような数字に思えたが
確実にその日がやってくることがカレンダーからわかる


というような記憶があるんだが
冷静に考えると、はたしてそんな何年分もの日付を
並べたカレンダーが実在するものだろうか
 
記憶のなかのポスターは、そこまで猛烈な大判でもなかったような
気がするから、そんなぎゅうぎゅうのレイアウトで
数字だらけのスヌーピーのカレンダーを
銀行でくれたのだろうか?
頭の中でうすぼんやりと浮かぶカレンダーのビジュアルは
どう思い浮かべてもせいぜい1、2年分の日付が並んでいる程度の
密度だったような気がしてくる
そんなカレンダーほかでは見たことない気がするし
 
考え始めると、なんか現実には存在し得ないように思えてくる
なにか記憶違いをしているのかな
古い記憶だから、夢と混同したりしてるのかも
真相が明らかになることは今後もなさそうな記憶だ

真相が明らかにならなさそうな記憶などというものは
いつ忘れて、二度と思い出すことがなくなったとしても不思議ではないから
せっかくなので今日文章にしておこう

 
そぞろ各地探訪の一部書店での販売が開始されました
直販での通販分は、 早期に御予約頂いた方に向けては
ほぼ発送が完了しています
 
今年春発売予定と告知した昨年末頃から丸一年。
大変長らくお待たせしました。
大手ネット書店等を含めた一般流通が始まるのは
来年4月を予定しています
 
現時点ではごく限られた本屋さんにしか売っていませんので
取扱店一覧をご確認ください
そのほか詳しいことは特設サイトへ
 
 
 
・特典について
以前お知らせした通り、店舗によっては特製しおりが付属します。
・「1月と7月の通販」及び「panpanya直売所」
・恵文社 一乗寺店
・COMIC ZIN 秋葉原店
・ジュンク堂書店 池袋本店
・書泉・芳林堂書店 各店
・まんだらけ(札幌店 / 渋谷店 / コンプレックス / 中野店 / うめだ店 / グランドカオス / 京都店 / 福岡店 / 小倉店)

 以上、6種類が存在します
配布状況、在庫状況は各店へお問い合わせください
 
 
・御予約シールについて
 直販(1月と7月の通販、panpanya直売所)で12月15日までに
注文して頂いた方の本の裏表紙には、御予約シールが貼られています
本の裏面、バーコードの下の方、値段表記の上のあたりに貼ってある
「御予約品」と書かれたグレーのシールがそれです。
 
もしシール貼付対象の方でお手元の本にシールがない場合
お手数ですが特設サイトの CONTACT からお問い合わせ下さい。

 

本の仕様について
裏表紙側(バーコードのある面)に、四角い枠を設けてあります
これは、観光スタンプを押す用の枠です
よかったら外出先で好きなスタンプを押してみて下さい
 
あと、中身の赤い紙のページだけは
印刷方式が異なっており、印刷面をこするとインクが
指とかに付くことがありますので、
印刷部分はあまり触らないことをおすすめします
(他のページは大丈夫です)
 
 
一連の「旅の本」は、長らくどうにも再録しようのない作品群だったので
量産品のかたちにすることができて嬉しく思います
過去の単行本のなかでもとりわけ変な本ですが、よかったら見てみてください

①12月3日発売の「東京人 2025年1月号」
「東京点描」というコーナーに1ページ文章を寄稿しました
ドブのにおいについての話です
よかったら見てみてください




②楽園(ル パラディ)冬のウェブ増刊が開催されており
12月6日分で描いた漫画が公開されています。
無料ですので見てみて下さい
 
行き方:下記URLを押す→WEB増刊へGOと書かれた箇所を押す(中段画面左)→12月6日のところを押す→漫画登場。
 http://www.hakusensha.co.jp/rakuen/
 
十月末頃の高知行に纏わる出来事を描いた漫画です
 
 
 
 
③今年8月に東京で開催された「楽園展」
大阪でも開催されるはこびとなりました。 
会期:2025年1月11日〜1月19日。
入場特典に東京展と同様のペーパークラフトが配布されますが
裏に押印されるスタンプは大阪仕様になっています。
また、 新グッズとしてTシャツ2種が追加され、販売される予定です
くわしくは
 
 
 
 
④そぞろ各地探訪の発送状況について
同時発売のTシャツのみ注文の方へは発送が始まったとのことです。
本(Tシャツ同時購入含)は現在発送にむけて作業中のようです
 
物流の状況次第なのでなんともいえないのですが
何卒広い心で到着をお待ちください

毎年恒例、「楽園」から年賀状プレゼントの企画が今年も開催。
抽選で絵入りの年賀状が届くというものです
12月6日(金)12:00が締め切りとなっています
どしどしご応募ください
くわしくは↓

11月下旬発売となっているそぞろ各地探訪の直販の配送について
やや遅れが見込まれ、現在のところ
「11月末~12月10日頃」にかけて発送されるとのことです。 
11月をはみ出してお待たせしてしまい、すみませんが
到着までもう暫くお待ち下さい。 




以下雑記
 
一昨日から、今冬の布団乾燥機の運用を開始した
ぼちぼち要るなあと、何晩か冷たい布団に入る度に思っていた。
昼間のうちに物置から出して準備しておけば暖かく眠れたのに、と
悔やんでみても、朝起きるとそんなことは忘れてしまっていて
また布団に入るときに思い出し、僅かに悔やむ
そんなことを何回かやってると記憶が定着してきて
日中に思い出して行動することができる
それが一昨日のことだった
 
 
そういえば今年は掛け布団を新調して
「重い布団」なるものを導入した
文字通り重量をアップさせた布団で
重くするために砂みたいな何かが入っている
 
昔から、重さのある布団が好きではあったのだが
世間一般には軽くて暖かいほど上等な布団であるという風潮があり
セールスポイントがいまいち響かないというか
そのせいであまり掛け布団全般に興味を持てずにいたのだが 
最近、重さをうりにした布団があるということを知り
やっぱり需要あるんじゃん!と思って嬉しくなった
そんな折、量販店で売られているのを発見したので
我が家の一員となってもらった
 
今まで好きだった重い布団は、詰まった綿で構成されていて
密度が高く、保温性能も同時に高かったものだが
「重い布団」は重さの割にさほど保温性能が高いわけではないから
別で毛布などを足して調整する必要がある
重さと暖かさを分離できるので、カスタマイズの自由度が高くなり
そんなに寒くない時期でも重さを享受できるのは利点である。
 
 
ここ一月ほど重い布団の良さを味わっていたのだが 
ついに布団乾燥機との合わせ技を開始したというわけです
 
この組み合わせにはひとつだけ欠点があり
布団が重いため、布団全体に上から押さえつける力が働き
乾燥機の温風が行き渡りづらいようなのだ
足先の方があんまり暖まってない
布団内部に空間を確保する何らかの工夫が必要である

この日記は夜が明けて日中に書いているので
その欠点について思い出すことができた
寝る直前に思い出して僅かに悔やむ前に何か対策を打っておこう


どうにかこうにか手に入った
製造所固有記号はYKU、熊本工場製造の品である
福岡限定ときいていたが福岡工場じゃないんだね
 
情報を受け、飛行機のチケットの値段と時間までは調べたものの
いくらなんでもそれは、と思って二の足を踏んでいた
九州地方で入荷があったという店のネットスーパーにも問い合わせたが
地方を跨いでの配送は難しいようであった
 
結果的に、現地に伝手のある知人の協力があり、郵送して貰うことで入手できた
アクロバットな方法であり、誰にでも可能な手段ではないし
負担も大きい。継続的な入手も難しいため、あまり現実的とはいえない
今回限りの荒技となるだろう……
ローカルパンを入手しようとする時のハードルの高さを味わった
 
 
 
さっそく実食
これは、ほぼ「カステラ風蒸しケーキ」の後継とみて間違いないでしょう。
 
厳密には成分表記に多少の差がある
「全卵、卵黄、卵白、卵白粉」 が「卵、卵黄」に置き換わっているとか
水あめ、乳化油脂あたりの分量に微妙な多寡がある
あとは「安定剤(増粘多糖類)」が入っていないとか。せいぜいそのくらいで
構成要素とそのバランスはかなり近いものであるようです
同一商品名で「おいしくなって新登場」の範疇なかんじする
 
2022年頃に売っていた「カステラ風蒸しパン」も
かなり同じような味わいと構成ではあったけど
文字情報を見る限りは、今回の方がよりオリジナルに近い。
蒸しパンの方は後半に記載される添加物が結構違ってた
包装形態が違うから、それによる調整もあるかもしれないけど
 
また栄養成分表示を見る限り、サイズは減ってるのかな
小判型ではなくて、正円に近い形状に変わっている関係で
十数%程度小さくなっている模様。
 
 
味わいに関しても、当時と変わらないといって差し支えないと思う
食べたことがない人にその味を説明するとしたら
ヤマザキ「北海道チーズ蒸しケーキ」のチーズ部分を
そっくりカステラの味に置き換えたものを想像したらよい。
そっちの想像が難しければ
カステラを食いながら、これの食感が北海道チーズ蒸しケーキだったら、と
想像するんでも大きくは外れないかと思う
想像して、ときめくタイプの人間を裏切らない味がします

更に言うなら、古来カステラ風蒸しケーキがあり
その派生商品として北海道チーズ蒸しケーキが登場したのではないかと
思えるくらい、素直で衒いのない素朴な味わいでもある
それ故、過度にハードルを上げて食べると肩透かしになってしまうかもしれない
そのへんはふつうの台湾カステラとも共通する部分かと思う

しかし正直なところ、年単位でご無沙汰であったこと、そしてその間
近いジャンルの食品を好んで食べるようになったこともあり
過去のカステラ風蒸しケーキと正確に比較ができているのか
ちょっと自信がないところではあるのだが。
 

そうはいっても、ほぼ復刻販売と言っていいレベルの品が
ヤマザキ社から販売される意味は計り知れません。 
これだけ近いものである以上、 旧「カステラ風蒸しケーキ」の存在を
同社が意識していない筈がなく
それも地域限定で静かに発売するというのも意味深長です

全国展開を意識し、地域を絞って試験販売ということも当然考えられるが
もうひとつ、福岡のリョーユーパンというパン会社が
「三角カステラ風蒸しケーキ」という商品を出している(これもなかなかうまい)
結構長いこと継続販売されており、定番になっているようなので
需要のある地域でのライバル商品として出動させた可能性もなくはない
 
 
なんにせよ喜ばしい新発売だ
今私に出来ることは名作菓子パンが僅かに名前を変えて再登場したという
事実とその魅力をインターネット上に書き記しておくことくらいです
福岡近郊に住む方は、ぜひ地の利を享受して下さい。
 
「カステラ風蒸しケーキ」という商品名には個人的に愛着もあるが
「北海道チーズ蒸しケーキ」だって、旧商品からリニューアルし
今の名前になってロングセラーになった歴史がありますからね
新生カステラ風蒸しケーキの今後の展開に大いに期待したいところです