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ORICON NEWS
【オリコン2018年上半期音楽ランキング】AKB48がV8 乃木坂46・欅坂46がミリオンを記録
【アルバム】 1位〜25位/26位〜50位
【アニメシングル】 1位〜20位
【アニメアルバム】 1位〜20位
大躍進の乃木坂46から喜びの声が到着!
AKBがシングル・アルバムともに1位を獲得 一方でアイドル戦線の風向きに変化の兆し?
その一方で、同じく2011年から続いていたAKB48によるシングル1・2位独占の記録が途絶えることとなった。その牙城にクサビを打ち込んだのは上半期アーティストセールストータルで初の1位を獲得した乃木坂46。通算20枚目のシングル「シンクロニシティ」が自己最高となる127.6万枚超えを達成し、堂々2位のポジションへ。加えて、その妹分的存在の欅坂46も「ガラスを割れ!」(100.9万枚)でグループ初のミリオンを記録、4位へと大躍進を遂げた。奇しくも、AKB48の上半期1・2位独占がスタートした直後の2011年夏にその“ライバル”として集められた乃木坂46が、巨大な壁に比肩するまでの成長を遂げ、その背中を見て誕生した欅坂46が過去に類を見ない猛烈な勢いでランキングを席巻した。
男性アイドルでは、2015年に結成され、この春満を持してのCDデビューとなったKing & Princeのデビュー作「シンデレラガール」が62.6万枚を売り上げTOP5入りし、男性アーティストの中で最上位にランクインする華々しいスタートを切った。
また、その勢いに一段落ついた印象のあったK-POPアーティストの逆襲も今期の注目ポイントのひとつだろう。日本人3人を含むアジア発の9人組ガールズグループ・TWICEの日本での2ndシングル「Candy Pop」(34万枚)、3rdシングル「Wake Me Up」(34万枚)がそろってTOP10入り。アルバムでは、BTS(防弾少年団)の日本3rdアルバム『FACE YOURSELF』(32万枚)が4位を獲得。さらに、韓国での3rdアルバムであり、全米で初登場1位というアジア・アーティスト初の快挙を達成した『LOVE YOURSELF 轉‘Tear’』(17.3万枚)も11位とBTS旋風が猛威を振るった。今年後半もミュージックシーンの鍵を握りそうだ。
シングルTOP10はすべてアイドルが独占も、異彩を放つ米津玄師の存在感
これに嵐をはじめとするジャニーズ・アーティストが加わる形で形成されている観のあるTOP20だが、そんななかにあって、異彩を放つのが12位の米津玄師「Lemon」。ソロアーティストでは最高位に位置した。1月期に放送され話題を呼んだドラマ『アンナチュラル』の主題歌としてリリースされた同曲は、ドラマの世界と見事な融合を見せ、幅広い共感を集めた。これまで“ネット上”において抜群の人気を誇ってきた彼だが、この曲をきっかけとして“一般層”にもファンを拡大したことだろう。
昨年ミリオン達成の安室奈美恵、『Finally』がロングヒットで2位をマーク
また、2017年にブレイクを果たしたWANIMAのおよそ2年2ヵ月ぶりの『Everybody!!』が6位をマーク。紅白出場などでお茶の間にまで拡大したアーティストパワーを発揮、待ちに待ったアルバムの登場にファンが動いた結果の“バンド最高位”だ。続く7位には松任谷由実の45周年記念ベストアルバム『ユーミンからの、恋のうた。』がランクイン。2012年以来のベスト盤の登場だが、それとはまったく重複しない45曲が選曲されている。名曲の多さと、根強いファンの存在を感じさせる。
10位には、日本では2月に劇場公開されたミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』のオリジナルサウンドトラックが入った。収録曲の多くが配信ランキングでも上位に食い込むなど、楽曲の作品力も見せつけていた同作。サントラのTOP10入りはレアなケースだが、『レ・ミゼラブル』『アナと雪の女王』『ラ・ラ・ランド』と続いた、日本におけるミュージカル熱を増幅させるという意味では納得の結果かもしれない。
アニメ部門1位は2年連続『タイムボカン』OP 声優ユニットの楽曲も強さを見せる
集計期間:2017/12/25付〜2018/6/18付
※本文中の売上枚数は、すべて集計期間内の記録。
【アルバム】 1位〜25位/26位〜50位
【アニメシングル】 1位〜20位
【アニメアルバム】 1位〜20位
大躍進の乃木坂46から喜びの声が到着!