タレントの伊集院光が、27日放送のTOKYO FM『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』(月〜木 後1:00)に生出演。テレビ朝日系『クイズプレゼンバラエティーQさま!!』(毎週月曜 後9:00)で共演している、パーソナリティーの乃木坂46の山崎怜奈とラジオや孤独をテーマにトークを繰り広げた。
山崎が「ひとりしゃべりって難しいですよね。ひとりって顔が見えない、反応がわからない、結局その自分のひとりしゃべりの反応って自分の中にしかないから、正解を見つけようがなくて…」とラジオパーソナリティーとしての悩みを語ると、ラジオの大先輩の伊集院は「ひとりしゃべりってどうかしているんですよ。リスナーのみなさんが聞いているから信じてできますけど」と同調。その上で、次のように呼びかけた。
「ある時期から、なんとなくなんだけど、今私が言い間違えたことを、誰かがツッコんでくれたんじゃないかなっていう気配がしたんだよね。そうすると『言い間違えちゃったんだけど…』って言うようになった。ラジオの醍醐味はそれで、かっこいいことを言って(誰かから)『気取っている』って言われた気がして『ちょっと気取っているんだけどね』って言えるのは、いよいよラジオマンだし、いよいよ病気だよね」
山崎は「ラジオが始まってから、定期的に自分の弱みを出すようになりました。保身的になりすぎても、リスナーさんって耳が肥えているんですよね」としみじみ。伊集院のように想像上のリスナーからのツッコミを踏まえて放送を行っているようで「『お前、見え方気にしただろう』っていうのが天の声で、山里亮太さんみたいな声で聞こえてきますもん。私が言うのも偉そうですけど、伊集院さんがラジオで『ちょっと盛っちゃったんだけど』っていうのが、すごくチャーミングなんですよね」と明かした。
伊集院は、山崎の番組リスナーの想定として「このラジオはお花屋さんが、まだお客さんが来ない時に、ちょっと偉い女性の店員さんが聞きながら伝票を整理しているっていう感じ」と表現。山崎が「すきまのディティールの繊細なところに気付いて、使う言葉が定番じゃないっていう感じが。私にとってはうれしいんです」と喜ぶと、伊集院は「山崎さんと最初に話したいなと思ったのが『Qさま』のクイズを解いている時に、同じタイミングで、3秒前に押せばよかったのに勇気が出なかったていうことを、すげーくやしそうな顔をしていた時に、この人と一部分がオレと似ているって」と打ち明けた。
そこから、それぞれが抱えている“孤独”に関する話題となり、山崎が「自分の中で孤独を飼っている人っているじゃないですか。よく引き出しを開けて、歩いているんですけど…」と告白。伊集院は「上手に手なづけられるといいんだけど、コイツ噛むじゃんか。飼い主をガブガブ噛むじゃん。カミさんに一切不安がなく、後輩のお笑いがいて、草野球でヒットを打っていたしても襲ってくる。もっと得体の知れない気持ち悪いものなんだよね」と話した。
そこから、伊集院は山里亮太の結婚時のエピソードを紹介。「山里くんは、あれだけのきれいな女優さんと結婚して、何の劣等感もないことに不安を覚えているんだって言っていて。これまで自分の不安を共有するみたいなことが、割とブラックユーモアにつながっていたからっていうことだったんだけど、安心しろと。それは一生形を変えてつきまとうから。それが祝福の言葉だったんだけど、まったく祝福していないっていう」と笑いを交えながら呼びかけた。
さらに、伊集院は自身がラジオを始めた時代と今との対比について「当時は都合のいいリスナー像を組み立てやすい時代だった。キーになってくるんだけど、さっき言った幻聴みたいなことで、想像のリスナー像みたいなものと会話をしてきたんだけど、SNSだとそうじゃない人がいる。それがわかるようになって、コイツを育てづらい時代になったな」との思いも語っていた。
番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。
山崎が「ひとりしゃべりって難しいですよね。ひとりって顔が見えない、反応がわからない、結局その自分のひとりしゃべりの反応って自分の中にしかないから、正解を見つけようがなくて…」とラジオパーソナリティーとしての悩みを語ると、ラジオの大先輩の伊集院は「ひとりしゃべりってどうかしているんですよ。リスナーのみなさんが聞いているから信じてできますけど」と同調。その上で、次のように呼びかけた。
「ある時期から、なんとなくなんだけど、今私が言い間違えたことを、誰かがツッコんでくれたんじゃないかなっていう気配がしたんだよね。そうすると『言い間違えちゃったんだけど…』って言うようになった。ラジオの醍醐味はそれで、かっこいいことを言って(誰かから)『気取っている』って言われた気がして『ちょっと気取っているんだけどね』って言えるのは、いよいよラジオマンだし、いよいよ病気だよね」
山崎は「ラジオが始まってから、定期的に自分の弱みを出すようになりました。保身的になりすぎても、リスナーさんって耳が肥えているんですよね」としみじみ。伊集院のように想像上のリスナーからのツッコミを踏まえて放送を行っているようで「『お前、見え方気にしただろう』っていうのが天の声で、山里亮太さんみたいな声で聞こえてきますもん。私が言うのも偉そうですけど、伊集院さんがラジオで『ちょっと盛っちゃったんだけど』っていうのが、すごくチャーミングなんですよね」と明かした。
伊集院は、山崎の番組リスナーの想定として「このラジオはお花屋さんが、まだお客さんが来ない時に、ちょっと偉い女性の店員さんが聞きながら伝票を整理しているっていう感じ」と表現。山崎が「すきまのディティールの繊細なところに気付いて、使う言葉が定番じゃないっていう感じが。私にとってはうれしいんです」と喜ぶと、伊集院は「山崎さんと最初に話したいなと思ったのが『Qさま』のクイズを解いている時に、同じタイミングで、3秒前に押せばよかったのに勇気が出なかったていうことを、すげーくやしそうな顔をしていた時に、この人と一部分がオレと似ているって」と打ち明けた。
そこから、それぞれが抱えている“孤独”に関する話題となり、山崎が「自分の中で孤独を飼っている人っているじゃないですか。よく引き出しを開けて、歩いているんですけど…」と告白。伊集院は「上手に手なづけられるといいんだけど、コイツ噛むじゃんか。飼い主をガブガブ噛むじゃん。カミさんに一切不安がなく、後輩のお笑いがいて、草野球でヒットを打っていたしても襲ってくる。もっと得体の知れない気持ち悪いものなんだよね」と話した。
そこから、伊集院は山里亮太の結婚時のエピソードを紹介。「山里くんは、あれだけのきれいな女優さんと結婚して、何の劣等感もないことに不安を覚えているんだって言っていて。これまで自分の不安を共有するみたいなことが、割とブラックユーモアにつながっていたからっていうことだったんだけど、安心しろと。それは一生形を変えてつきまとうから。それが祝福の言葉だったんだけど、まったく祝福していないっていう」と笑いを交えながら呼びかけた。
さらに、伊集院は自身がラジオを始めた時代と今との対比について「当時は都合のいいリスナー像を組み立てやすい時代だった。キーになってくるんだけど、さっき言った幻聴みたいなことで、想像のリスナー像みたいなものと会話をしてきたんだけど、SNSだとそうじゃない人がいる。それがわかるようになって、コイツを育てづらい時代になったな」との思いも語っていた。
番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。

2020/10/27