教育活動に取り組んでいるNPO法人カタリバは22日、新型コロナウイルスの影響で生活に困窮する子どもたちを支援するために新事業「あの子にまなびをつなぐプロジェクト」を発表した。オンライン上で行われた記者会見で詳細を説明した。
日本では子どもの7人に1人が相対的貧困(※その国や地域の水準の中で比較して、大多数よりも貧しい状態)と言われており、生活に苦労している家庭が、今回のコロナ禍によってさらに窮地にたたされているとことからプロジェクトを企画。
そこでカタリバは、コロナによる一斉休校要請を受け開始したオンラインでの無料の居場所「カタリバオンライン」や、困窮世帯へのパソコンやWi-Fiの無償貸し出し、オンライン面談による学習支援や弁当配布をすでに実施。今回は、その取り組みをより強化・拡大し、困窮する子どもたちに「学び」を届け、貧困の連鎖を止めるのが狙いとなっている。
具体的には、1:オンラインを活用した子どもと保護者に顔の見えるつながりを届ける取り組み、2:ひとりひとりにあわせた学習支援と、新しいキッカケを届ける取り組み、3:オンライン環境のない子どもへのパソコンやWi-Fiの貸与、4:研究者とともに行う同プロジェクトの評価研究を行う。
22日より1500万円を目標にクラウドファンディングを開始し、コロナの影響で生活に苦しむ子どもたちを支援していくと発表。設立発起人代表の今村久美氏は「コロナは世界中の人を被災者にしました。学校にも行政にも頼れない子どもたちは、その家族がもともと持っている経済力やつながりによって、得られる機会に大きな格差が生まれます。しかし、2020年現在、機会さえあればテクノロジーによって自らの可能性を切り拓くことは容易なことなのです。誰ひとり、コロナ禍の間に取り残さない」とコメントした。
日本では子どもの7人に1人が相対的貧困(※その国や地域の水準の中で比較して、大多数よりも貧しい状態)と言われており、生活に苦労している家庭が、今回のコロナ禍によってさらに窮地にたたされているとことからプロジェクトを企画。
そこでカタリバは、コロナによる一斉休校要請を受け開始したオンラインでの無料の居場所「カタリバオンライン」や、困窮世帯へのパソコンやWi-Fiの無償貸し出し、オンライン面談による学習支援や弁当配布をすでに実施。今回は、その取り組みをより強化・拡大し、困窮する子どもたちに「学び」を届け、貧困の連鎖を止めるのが狙いとなっている。
具体的には、1:オンラインを活用した子どもと保護者に顔の見えるつながりを届ける取り組み、2:ひとりひとりにあわせた学習支援と、新しいキッカケを届ける取り組み、3:オンライン環境のない子どもへのパソコンやWi-Fiの貸与、4:研究者とともに行う同プロジェクトの評価研究を行う。
22日より1500万円を目標にクラウドファンディングを開始し、コロナの影響で生活に苦しむ子どもたちを支援していくと発表。設立発起人代表の今村久美氏は「コロナは世界中の人を被災者にしました。学校にも行政にも頼れない子どもたちは、その家族がもともと持っている経済力やつながりによって、得られる機会に大きな格差が生まれます。しかし、2020年現在、機会さえあればテクノロジーによって自らの可能性を切り拓くことは容易なことなのです。誰ひとり、コロナ禍の間に取り残さない」とコメントした。
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2020/06/22