本書は、Androidアプリケーションの開発に欠かせないAndroid Developer Tools(ADT)とその関連ツールについて、基礎から実践的な開発テクニックまでを解説しています。Androidの開発ツールであるADTの効果的な使い方を学ぶことで、開発プロセスが楽になり、コードの品質が上がり、その結果、より磨かれた堅牢な製品を生み出せるようになります。また、Android StudioやGradleについても章を設けて解説しています。Android開発者必携の書籍です。
実践 Android Developer Tools
Mike Wolfson 著、長尾 高弘 訳
- TOPICS
- Mobile
- 発行年月日
- 2014年04月
- PRINT LENGTH
- 260
- ISBN
- 978-4-87311-670-9
- 原書
- Android Developer Tools Essentials
- FORMAT
目次
はじめに 1章 始めよう 1.1 最低要件 1.2 Javaをインストールする 1.3 Android SDKをインストールする 1.3.1 ADT Bundleをインストールする 1.4 Eclipseを使わない開発 1.4.1 コマンドラインの使い方 1.4.2 ほかのIDEの使い方 1.5 開発用デバイスの設定 2章 基本ツール 2.1 SDK Manager 2.1.1 SDKコンポーネント 2.1.2 SDK Managerを起動する 2.1.4 ADTプレビューチャネル 2.2 ADB(Android Debug Bridge) 2.2.1 ADBを起動する 2.2.2 デバイスインスタンスの問い合わせ 2.2.3 コマンドを発行する 2.2.4 シェルコマンド 2.2.5 ADBができるその他多くのこと 2.2.6 ADBサーバーをリセットする 2.2.7 その他の参考文献 3章 デバイスとエミュレータの設定 3.1 実機を使った開発 3.1.1 実機の機能と制約 3.1.2 開発のための実機の設定方法 3.2 エミュレータを使った開発 3.2.1 サポートされている機能 3.3 AVD(Android Virtual Devices) 3.3.1 AVDの作り方 3.3.2 エミュレータオプション 3.4 エミュレータの高度な設定 3.4.1 ハードウェアアクセラレーションを使う 3.4.2 ブートアニメーションを無効にする 3.4.3 Windowsのみ: CPUコアのエミュレータ専用化 4章 デバイスとエミュレータの使い方 4.1 エミュレータの使い方 4.1.1 エミュレータを起動する 4.1.2 エミュレータアプリケーション 4.1.3 Devicesツール 4.1.4 キーボードショートカット 4.2 ファイルエクスプローラ 4.3 Developer Toolsアプリケーション 5章 Eclipseを使った開発 5.1 Eclipseワークスペースの解剖 5.1.1 その他のツールやビューについて 5.1.2 クイックボタン 5.2 コードテンプレート 5.3 プロパティエディタ 5.4 XMLフォーマッタ 5.5 Androidキー 5.6 XMLのクイックアウトライン 5.7 Eclipseのその他の重要なショートカットキー 5.8 Refactorメニュー 6章 Android Studioによる開発 6.1 Android Studioをインストールする 6.1.1 Android SDKの導入 6.1.2 プロジェクトのデフォルトの位置 6.2 Android Studio IDEの解剖 6.2.1 パネル 6.2.2 ツールバー 6.2.3 Android Studioの便利なコマンド 6.2.4 ナビゲーション 6.3 Androidプロジェクトの新しい構造 6.3.1 新しいファイル構造へのツアー 6.3.2 Androidプロジェクトを実行、デバッグする 6.4 新しいAndroidコンポーネントを作る 6.5 レイアウトデザイナとレイアウトプレビュー 6.5.1 レイアウトデザイナ 6.5.2 レイアウトプレビュー 6.6 APKを生成する 6.7 MavenやGradleとのやり取り 6.7.1 Mavenを操作する 6.7.2 Gradleを操作する 6.8 VCSとの統合 6.9 EclipseからAndroid Studioに移行するには 6.1 0 Android Studioのちょっとしたテクニック 6.10.1 リファクタリングとコード生成 6.10.2 その他のショートカット 7章 コードをテストする 7.1 LogCat 7.1.1 LogCatファイルを表示する 7.1.2 ログメッセージの解剖 7.1.3 ロギングレベルに基づくフィルタリング 7.1.4 タグを使ったフィルタリング 7.1.5 LogCatを最大限に活用するには 7.1.6 代替ログバッファを表示する 7.1.7 定義済み出力形式 7.1.8 EclipseのLogCatビューア 7.1.9 LogCatの例 7.2 デバッグ 7.2.1 アプリケーションをデバッグできるようにセットアップする 7.2.2 ブレークポイントを設定する 7.2.3 Eclipseのデバッグパースペクティブ 7.2.4 デバッグの実際 7.3 Lint 7.3.1 コマンドラインの形式 7.3.2 Eclipse内でのLintの実行 8章 イベントのシミュレーション 8.1 位置とルートのシミュレーション 8.2 電話操作のシミュレーション 8.3 ネットワークパラメータを変更する 8.4 センサーエミュレーションでデバイスを使うには 8.5 センサーの高度なテスト 8.5.1 サポートされているセンサー 8.5.2 リアルタイムでセンサーイベントをシミュレートする 8.5.3 センサーシナリオを記録する 8.6 「開発者向けオプション」メニュー 9章 ビルドツール 9.1 コードをコンパイルする 9.2 リリースのためにAPKにパッケージングする 9.2.1 アプリケーションに署名する 9.3 Antを使ってコマンドラインからビルドする 9.3.1 プロジェクトをセットアップする 9.3.2 デバッグモードでのビルド 9.3.3 Playストアにリリースできるアプリケーションをビルドする 9.3.4 その他のAntコマンド 9.4 高度なパッケージング 9.4.1 ProGuard 9.5 Gradleベースのビルドツール 9.5.1 Gradleをインストールする 9.5.2 複数のビルドバリエーションを作る 9.5.3 ビルドファイル 9.5.4 ビルドタスク 9.5.5 EclipseからGradle buildを実行する 9.6 Mavenツールを使う 10章 システムリソースを監視する 10.1 Androidにおけるメモリの使用状況 10.2 DDMS(Dalvik Debug Monitor Server) 10.2.1 DDMSパースペクティブを開く 10.2.2 Analyzer Tool 10.2.3 Threads 10.2.4 Heap 10.2.5 Traceview 10.3 MAT(Memory Analyzer Tool) 10.3.1 HPROFファイルを生成する 10.3.2 HPROFファイル 10.3.3 EclipseにMATをインストールする 10.3.4 EclipseのなかからMATを起動する 10.3.5 MATを使ってHPROFファイルを分析する 10.3.6 MAT概要画面 10.3.7 レポートを見る 11章 ユーザーインターフェイスを操作する 11.1 Androidのレイアウトの基本コンセプト 11.1.1 XMLを使ったレイアウト定義 11.1.2 ビューとビューグループ 11.1.3 リソース 11.1.4 ADTを活用して優れたUIを作る 11.2 XMLファイルを直接編集する 11.2.1 テンプレートを使う 11.2.2 XMLを直接編集する 11.3 グラフィックスを操作する 11.3.1 Assetツール 11.3.2 Asset Studioのウェブサイト 12章 グラフィカルエディタの使い方 12.1 グラフィカルレイアウトエディタでレイアウトを生成する 12.2 パレット 12.3 キャンバス 12.3.1 レイアウトアクション 12.3.2 コンテキストメニュー 12.4 アウトラインビュー 12.5 プロパティエディタ 12.6 コンフィグレーションチューザ 13章 ユーザーインターフェイスを最適化する 13.1 UIパフォーマンス入門 13.1.1 Androidはビューをどのように描き、それが UIのパフォーマンスにどのような影響を及ぼすか 13.2 Hierarchy Viewer 13.2.1 Hierarchy Viewerを起動する 13.2.2 ツールにView Hierarchyをロードする 13.2.3 木構造内を移動する 13.2.4 ビューの情報を集める 13.2.5 ビューのレンダリングの詳細情報を収集する 13.2.6 サンプル: Hierarchy Viewerを使ってUIをデバッグする 13.3 Lintで問題をフィックスする 13.4 アプリケーションエクササイザモンキー 13.4.1 モンキーを調教する 13.5 monkeyrunner 13.5.1 Pythonを使ってスクリプトを作る 13.6 ありがとう! 索引