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芸術を突き詰めたいと思うほど、
「芸術」と「暮らし」の両方を成り立たせていけるのか、
そんな不安におそわれてしまうことがあると思います。
でも、そんなことで芸術への想いを諦めてほしくない。
あなたに、芸術と共に人生を楽しんでほしい。
そのための学びが芸術文化学群にはあります。
専門分野を極めて、どこまでも突き進んでいくのもいい、
他の芸術分野と組み合わせて学んで、
自分らしさを出すのもいい、
教養やビジネスを学んで、芸術と社会を結ぶのもいい。
あなたが思うように学び、
無限に広がる可能性を見せてください。
芸術は想像以上に、自由です。
芸術を突き詰めたいと思うほど、
「芸術」と「暮らし」の両方を成り立たせていけるのか、
そんな不安におそわれてしまうことがあると思います。
でも、そんなことで芸術への想いを諦めてほしくない。
あなたに、芸術と共に人生を楽しんでほしい。
そのための学びが芸術文化学群にはあります。
専門分野を極めて、どこまでも突き進んでいくのもいい、
他の芸術分野と組み合わせて学んで、自分らしさを出すのもいい、
教養やビジネスを学んで、芸術と社会を結ぶのもいい。
あなたが思うように学び、無限に広がる可能性を見せてください。
芸術は想像以上に、自由です。
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音楽の力を知っている。
だからこそ、
映像の力をより強くできる。
映像監督
Movie Director
「動画なんて、
今どき誰でもそれなりに撮れるよ」
たしかにそうだ。耳が痛かった。
でも僕は、僕にしかできないことも
あると信じてる。
だから撮り続けられる。
そして今なら言える気がする。
映像と音楽の、
こんな掛け合わせだったら、
誰でもはできないだろって。
メジャー
ビジュアル・アーツ
マイナー
サウンド・テクノロジー
めざせる
キャリア
映像監督やミュージックビデオ、WEBの動画クリエイターなど、映像業界での活躍が期待できます。
演者の視線とマネジメントの視線。
両方から見てみると、
みんなが幸せになる作品がつくれる。
舞台・劇場のプロデューサー
Stage/Theater Producer
演劇で見てる人を感動させたい。
それができるのは役者しかないって、
高校生の私は素直にそう思ってた。
でも演技と真剣に向き合うほど、
演劇のことを考えるほど、
想いは変わっていった。
舞台上だけが演劇じゃないんだ。
メジャー
演劇・ダンス
マイナー
アート・マネジメント
めざせる
キャリア
舞台・劇場のプロデューサーやイベントプランナーなど、新しい舞台芸術を生み出すような活躍が期待できます。
世界中の音楽を、
文化やルーツから学ぶ。
そして自分らしい音を生み出す。
サウンドクリエイター
Sound Creator
音楽は言葉のいらない
コミュニケーションだ。
でも言葉があれば、
伝えたいことはもっと広がると思う。
世界のことを知っていれば、
伝わるべきことも変わると思う。
僕は、音楽をつくるのをやめないように、
世界のことを考えつづけることをやめない。
それは世界中の人を感動させたいという
夢を持ってしまったから。
メジャー
音楽
マイナー
グローバル・キャリア
めざせる
キャリア
サウンドクリエイターや海外でのアーティスト活動、グローバル企業での活躍も期待できます。
デザインについて
本気で学んだからできる、
ビジネスの提案がある。
広告代理店 アートディレクター
Art Director
デザインが好きで、
デザインの勉強をしてきた。
そんな僕がいま、
広告代理店でアートディレクターをしている。
でも、これは100%前向きな選択だ。
だって僕がいちばん好きなのは、
デザインすることより、
デザインの周りにときどき集まってくる、
とびきりイイ顔をした人たちだから。
メジャー
ビジュアル・アーツ
マイナー
デザイン・マネジメント
めざせる
キャリア
広告代理店やプロダクションのプロデューサーやディレクター、企業のデザイン部署などクリエイティブに関連した業界での活躍が期待できます。
総合的な視点を身につけ
オンリーワンの作品を
創りあげていく。
プロダンサー
Professional Dancer
がむしゃらに踊るだけじゃ、
ダンスが上手くなるだけだ。
この世界で本気で生き残ろうとするなら、
ダンスの上手さだけじゃない、
自分だけの魅力が必要だと思った。
それが、私にとってはファッションだった。
メジャー
演劇・ダンス
マイナー
ファッション・カルチャー
めざせる
キャリア
プロダンサーや衣裳デザイナー、スタイリストなど、舞台制作に関わる業界での活躍が期待できます。
音楽を学んだからこそ、
アーティストの想いが届く
ビジネスに繋げられる。
アーティストマネージャー
Artist Manager
小さい頃からピアノをやってきた。
将来は音楽の先生になるんだと
思ってたけど、
それで本当にいいのか、不安だった。
ある年の学園祭、
スタッフとしてステージ裏で見た景色。
会場にいる全員が
眩しいくらいに輝いて見えた。
そして気づいた、
音楽との関わり方は1つじゃないって。
メジャー
音楽
マイナー
アート・マネジメント
めざせる
キャリア
アーティストなどのマネージャーや音楽企画・制作企業への就職など、音楽業界での活躍が期待できます。
Visual Arts
1年次にビジュアル・アーツに関連する多様な分野の基礎を学び、自分の進むべき方向を選択。アートマネジメントの方法論まで身につけながら、手作りの造形からメディアアート、さらには情報テクノロジーのスキルまでを複合的に学べる教育を展開しています。
Visual Arts
グラフィックやプロダクトなど分野別のデザインの授業や、自主制作による実践によって社会で役に立つ実用的なデザインを体系的に学びます。
Visual Arts
映像をプロデュースする授業や、映像制作を行う授業、カメラの撮影技術を学ぶ授業など、映像分野について幅広く学べるカリキュラムです。
Visual Arts
洋画や日本画、版画などの平面作品や、木材や粘土で立体作品を作成します。デッサンや色彩構成などの造形基礎から学べるため、初学者でも安心です。
Visual Arts
染織や染色、服飾表現などのテキスタイル分野や、陶芸、Macを使用したパターンデザインなどの授業があります。作成した器や織物製品を自分で使用している学生も多いです。
Theater &
Dance
人間に対する深い洞察や、観る人を魅了する豊かな表現力が求められる「演劇」と「ダンス」。本専修は、あなたの表現したい想いをカタチにできる確かなチカラと自信を身につける学びを通じて、これからの舞台芸術の世界をリードできる意欲ある人材を育成します。
Theater &
Dance
演技、発声、ミュージカル、戯曲、演出などの実践的授業をはじめ、演劇史や演劇論などの理論系授業を通し、演劇分野について幅広く学びます。
Theater &
Dance
コンテポラリーダンス、バレエ、ジャズダンスなどさまざまなジャンルのダンスを身体の基礎的な使い方から学べるため、初心者から経験者まで安心して学べます。
Theater &
Dance
実際の劇場で機材や工具に触れながら、舞台美術、照明、音響、衣裳、舞台監督などを学べます。基礎からはじめるので初心者でも安心して学べます。
Theater &
Dance
舞台に限らず今の社会に求められているのは、企画力とそれを形にする制作力やファシリテーション力を備えた人材。講義や演習でこれらの力を身につけます。
Music
声楽、ピアノ、管弦打楽器、パイプオルガン、ジャズ&ポップス、ミュージカルなどの実技と、音楽史など音楽学分野の講義科目、さらにグローバルな視点を備えた邦楽や諸民族の音楽、キリスト教音楽の各分野など、キャリア構築にもつながる幅広い音楽表現を学びます。
Music
声楽、ピアノ、器楽各分野の実技、音楽学、作曲分野の理論に加え、教会音楽、古楽(バロック音楽)など、音楽を専攻する上での基盤となるカリキュラムです。
Music
実技レッスン、理論、アンサンブル、作曲アレンジなどの授業を通して、ジャズとポップスを中心にポピュラー音楽を学び、オリジナリティを確立します。
Music
一般的なDTM※からプログラミングを使った先端的な手法まで、コンピュータや音響機器を利用したさまざまな音楽制作の方法を実践的に学ぶことができます。 ※Desk Top Musicの略称。パソコンを用いて作曲すること。
Music
歌唱、演技、ダンスのレッスンに加え、作品創出に必要な演習や舞台公演など、ミュージカル分野におけるスキルを幅広くかつ総合的に学べるカリキュラムです。
あなたの専修メジャーに興味のある分野マイナーをプラスして可能性を広げよう!
「各専修の専門的な学び」と「社会で生きるための横断的な学び」で、
「芸術+α」の新しい時代のニーズに応える力を身につけることができます。
※学群が指定する修了要件を満たすと「学業成績単位修得証明書」に修了したマイナーの名称が記載されます(マイナーの修得は卒業要件ではありません)
それぞれの専門分野とマイナーを組み合わせることで学びが広がり、新たな発見につながります。
芸術表現を客観的に捉えたり、将来の方向性を見いだしたりするきっかけになるでしょう。
メジャー
入学時の専修が
メジャー科目となります
ヒップホップ
若年層に最も馴染み深い、ヒップホップダンスを修得していきます。
映像制作
ドラマやCM、ミュージックビデオなど、さまざまな映像を制作します。
コンピュータ音楽
近年、人気・需要が高まる、電子音楽制作について実践的に学びます。
声優の技術
なりたい職業ランクでも上位に入る、声優としてのスキルを身につけます。
マイナー
気になるマイナー科目と
組み合わせられる
芸術のつくり手と受け手、芸術家と社会をつなぐ役割を担います。そのため、芸術を支援する人を増やす手順を学びます。
モノづくりに関わるデザインと、社会や組織、生活の在り方を通して課題を解決するデザインに必要な知識を修得します。
文化や社会の一部ともいえるファッション。その背景にある文化的要素やマーケティングの役割について理解を深めます。
コラボレーションや実習を通じて、アートを介して地域や社会の課題解決やコミュニティの新たな価値創造をめざします。
歌、演技、ダンスの三要素が不可欠なミュージカルの基礎理論や実技、舞台上演史や楽曲分析などの知識を身につけます。
音楽や音響を中心に、周辺領域・分野に関するデジタルテクノロジーと、それらを支える視聴覚の基礎知識を修得します。
グローバル化により大きく変化するアート界で活躍するために、各分野の専門知識の獲得とTOEIC®700点をめざします。
Visual Arts
Theater & Dance
Music
芸術分野の資料が豊富!アートを愛する人が集う場です。
各専修の学びにつながる芸術はもちろん、一般教養に関する本まで幅広く揃っています。絶対に手が出せない高価な専門書も蔵書されています。
メインエントランスから各専修棟につながる渡り廊下。ビジュアル・アーツ専修の作品が定期的に展示されます。展示がない時は自然光が差す気持ちの良い空間になります。
学生の憩いの場。各所にコンセントが付いているので、パソコンを使う課題に集中して取り組めます。
最大250人収容でき、大人数の授業、講演などで使用されています。木をふんだんに使った温かみのあるデザインです。
デザインや映像授業のための充実したMacPC教室です。
日本画の制作に必要な道具や備品が充実しています。
映像作品の音声編集を行うための専用スタジオです。
立体のアート作品やデザイン作品を制作する工作室です。パネルソーやショップボット、レーザーカッターなどの大型工作機械が設置されており、立体造形やプロダクトデザインの授業を中心に、様々な立体作品の制作に使われています。
映像作品の試写や発表、作品のプレゼンテーションなどを行う教室です。
主に映像編集を行うためのWinPC教室です。
明るい中庭に面し自然光が入る気持ちの良いスタジオ。
開放的な空間で新しい表現に挑戦できます。
演技や日舞など実習の用途に合わせた大・中・板張り5つの部屋。
映像撮影からメディアアート作品展示まで行えるスタジオです。
天井の高さと身体の負担に配慮した良質な床を誇る白の空間。
クラシックバレエや京劇をはじめ、エアロビクス、武術、体育の授業にも活用されています。
最新鋭の設備を備え本格的な上演も可能とする黒の空間。
大きな窓のある開放的なアンサンブル室です。
音楽専修の個人レッスンが行われます。
1人1台のパソコンで音楽制作を行います。
優れた音楽空間で、本格的な音楽活動が実践できます。木目調の落ち着いた空間で合唱・オーケストラ・弦楽合奏などの練習に集中できます。録音スタジオも隣接し高品質の作品作りをサポートします。
マルチトラック録音された多数の楽器の音を組み合わせることにより、音楽コンテンツを制作します。ミクシングを学べる録音制作室です。
舞台後方には国内有数のオルガンビルダー「マナ オルゲルバウ」によるパイプオルガンを設置。
縦22m×横15mで多様な演出を可能にする演劇ホール。
「88+」の読み方は「パチパチプラス」。カフェで創作意欲を刺激します!
芸術文化ホール内に併設されたカフェ。地域にも開かれたカフェで、春には窓から桜の木を眺めることもできます。
デッサンや油彩、コンテンポラリーアートなど、主にアート作品を制作するためのアトリエです。
織物作品を制作するためのアトリエです。合計15台の織り機が設置されています。
Students Cross Talk
Graduates Interview
Students Cross Talk
田中 佑達
ビジュアル・アーツ専修 2年
和佐 萌慧
演劇・ダンス専修 3年
山本 真凜
音楽専修 3年
幅広く自由に、
未経験でも学べる環境
田中 私が桜美林大学を選んだのは、学群制*だったからです。絵を描く仕事に就きたいと思いながらも、どの方向に行くか迷っていたので、学群制*なら一つの分野に縛られずに周辺分野をいろいろと学べ、やりたいことも定まるのではないかと思いました。
山本 私も似ています。それまでピアノやクラシックバレエ、ジャズダンスなどいろいろやってきたこともあって、進路を絞れずにいました。その時に桜美林大学を知って、専門的な知識や技術を幅広く、しかも自由に学べるところに惹かれました。
和佐 私は演劇が学べる大学を探していて、オープンキャンパスに参加しました。そこで受けた体験授業が印象的で、直感的に入りたいと思ったんです。演劇の実技や理論、スタッフの仕事やダンスなどを幅広く学べるところも魅力的でしたね。あと、芸術系の大学というと経験やスキルがないとダメだと思われがちですけど、桜美林大学は未経験者が多いことも特徴ですよね。
田中 確かに。ビジュアル・アーツ専修では、経験者と未経験者が半々くらい。体感的には未経験者がやや多い印象です。
和佐 演劇・ダンス専修では3割くらいが未経験ですね。
山本 音楽専修も3分の1くらいです。レベル分けテストがあって自分に合った授業が受けられるので、未経験でも安心だと思います。
田中 経験者から未経験者まで、学びたい意欲がある人に広く門が開かれていると感じますね。
異なる分野や
芸術の枠を超えた学びも
和佐 メジャー・マイナー制度で他の専修・学群の授業も取れますよね。いろいろなことに興味があるので、そこもいいなって。以前、音楽専修のミュージカル発声法を受けてみましたけど、ミュージカルの経験が多少あったこともあり、歌う授業は楽しかったです。
田中 自分の専修だけではなく、興味があることをプラスして学べるのはありがたいですね。視野が広がると思います。
山本 異なる専修の学生と触れ合うことで刺激を受けることもあります。音楽専修の授業で演劇・ダンス専修の先輩と一緒になったことがあって、とても自由に表現する姿に衝撃を受けました。それまで触れてきたバレエやオペラとはまるで違う世界に出会って、自分に足りなかった動きや表現に気付くことができました。
田中 授業以外でも、他専修の人から刺激を受ける機会はあります。私が代表を務めるサークルでは活動の一つとしてアニメを作っているのですが、アニメにはビジュアル・アーツ、音楽、演劇の3要素が揃っています。制作中に各専修の人の技術を目の当たりにして、自分も学んでみたいと思いました。
和佐 芸術文化学群だけでなく、他学群の授業も受けられるので、次の春学期に、リベラルアーツ学群のコリア語と聴覚障害者のコミュニケーション(手話)を取ろうと思っているんです。
山本 いいですね。私はビジネスマネジメント学群の金融関係の授業を受けたことがあります。履修できる上限単位に余裕があるからという軽い気持ちでしたが、興味がある分野を学べてとてもためになりました。
これから芸術文化学群で
学ぶ後輩たちへ
田中 芸術文化学群は自由な部分が多くて、そこも魅力です。でも、大学に入ったとたんに「何でも自分でやってください」となるので、高校生のうちから、やりたいことを考えて自主的に行動する癖をつけた方がいいと思います。自分が学びたい姿勢を見せれば先生方も応えてくれます。ぜひ積極的にアプローチしてください。
和佐 自主性や行動力は大切ですね。演劇・ダンス専修の場合、オーディションがたくさん用意されているので、どんどん挑戦してほしい!私も1年生からたくさん受けました。落ちたこともあったけれど、どんな経験も未来に繋がるはずなので挑戦し続けています。
山本 私の場合、入学時は「教職免許でも取って…」なんて思っていたのに、今はミュージカルやテーマパークのショーなどに興味があります。いろいろな授業を選べる制度でなければこうなっていなかったと思うので、桜美林大学を選んで良かったです。芸術系の世界には、競争の厳しい業界もあり、夢を追うことに不安もあると思いますが、挑戦するから見えてくるものもあります。強い想いがあるなら諦めないでください!
*「学群制」は独立性が高い「学部制」とは異なり、他分野の学問も広く学ぶことができます。
※学年表記は2024年3月取材時のものです。
Graduates Interview
ビジュアル・アーツ専修 2023年3月卒業
株式会社スパイス モーションキャプチャ事業部所属。光学式モーションキャプチャシステム「OptiTrack」をはじめとする海外製品を販売。お客様の想いを紡いでいくことを大切にしている。
幅広い分野を学ぶことで
“好き”がより明確になりました。
大学では、映像の撮影編集授業やモーショングラフィックスの授業を履修していました。他専修のさまざまな授業も受けて、多様な考えや幅広い作品に触れることができました。そのおかげで、自分の凝り固まった思考がほぐれ、引き出しも増えたと感じています。現在は総合クリエイティブ企業でモーションキャプチャの販売営業をしています。VTuberをきっかけに興味を持ったモーションキャプチャ関連の仕事で、大好きなエンタメ業界に関わりたいという希望も叶い、毎日楽しく働いています。いずれは、多くの人に喜ばれる企画やコンテンツをつくりたいと思っています。
Graduates Interview
演劇専修(現:演劇・ダンス専修) 2011年3月卒業
劇作家・演出家として活躍。城崎国際アートセンター芸術監督、「一般社団法人Q」代表を務める。既存の価値観に問いを投げかけ、疑問を持つためのきっかけとなる作品づくりをめざす。
大学時代の挑戦によって
自分の進む道が見つかりました。
大学時代で印象に残っているのは、卒業研究として演劇作品の劇作・演出をしたことです。それまでは俳優として作品に関わっていましたが、卒業を目前にして挑戦したところAAF戯曲賞※を受賞。それが今の仕事に繋がっています。また、在学中に俳優・照明・音響・舞台監督などさまざまなスキルを持つ同級生や先輩に出会えたことで、卒業後の創作活動でもその人脈が頼りになっています。私がそうであったように、これから芸術系をめざす方には、興味があるなら何でもやってみてほしいですね。挑戦することで「自分に何が向いているのか」を見つけられると思います。
※愛知県芸術劇場(公益財団法人愛知県文化振興事業団)が主催する戯曲賞
Graduates Interview
音楽専修 2015年3月卒業
声楽家としてコンサートやオペラ公演に出演。加えて、高校や専門学校での非常勤講師、声楽、ピアノ、リトミックのレッスンなども行う。藤原歌劇団準団員、日本オペラ協会準会員。音楽教室「チリエージ音楽スタジオ」代表。
大学で学んだ基礎があるから
声楽家を続けられています。
大学では声楽の個人レッスンをはじめオペラにおける歌唱、演技、制作まで専門的に学びました。同時に演技にも興味を持ち演劇専修の授業も多く受講しました。現在、声楽家としてコンサートやオペラ公演に出演できるのは、学生時代に学んだ基礎と、さまざまな授業から得た学びのおかげだと感じています。今後の目標は歌のレパートリーを増やすことと、私にしかできない演奏をすることです。教える活動では「音楽を楽しむ心と耳」を育ててゆきたいです。音楽を楽しむことによって人生を豊かに、より自由に感じてもらえることを目標に指導しています。
知識や経験がなくても、
“やりたい”という想いを叶えられる場所。
達本 有香
ビジュアル・アーツ専修 3年
北海道 北海道登別明日中等教育学校出身
STORY
01
中高一貫校のソフトテニス部で、中学・高校とキャプテンを務めました。毎年委員会にも所属し、積極的に活動することが好きでした。さまざまなジャンルの音楽を聴くことも、映画を観ることも大好きで、部活が忙しい時も続けました。進路を考え始めた時、たまたまテレビで見た映像スタジオに憧れ、高校の探究の授業では、映像をテーマに取り組みました。
STORY
02
芸術が得意だったわけではなく、“知りたい”“やりたい”という自分の想いを大切にし、芸術系の大学を探しました。将来の選択肢を広げたかった私は、芸術全般が学べる桜美林大学に惹かれました。オンラインのオープンキャンパスでは、大学の雰囲気を知り、生徒支援団体「さくらメイト」の素敵な先輩方と出会い、“ここに入りたい”と強く想いました。
STORY
03
とはいえ、きちんと絵を描いたことも、しっかりした映像の知識や技術もなく、周りの人や授業についていけるか不安でした。しかし入学後はそんな心配は不要で、初心者も多く、困った時は周りの人に助けてもらい、先生方にも丁寧にご指導いただきました。映像制作やイベントを自分たちで企画し、行動し、形にするという、今までにない体験ができました。
STORY
04
入学のきっかけとなった「さくらメイト」には、1年次から所属しています。高校生の不安を少しでも軽減できることにやりがいを感じます。今年度は代表として、芸術系ならではの催しを企画しました。社会人の方とも関わることで、責任を持って行動する姿勢が身につきました。“自分のやりたいを全部叶える”という夢に向かって、一歩ずつ前に進んでいます。
興味を持ったらすぐに学べる環境が、
将来の視野を広げてくれた。
北島 愛唯
演劇・ダンス専修3年
長野県 東海大学付属諏訪高等学校出身
STORY
01
小さい頃から絵を描いたり、ものを作ったり、ダンスをしたりと表現することが大好きでした。人それぞれ感じるもの、生み出せるものが違うからこそ、そこに魅力が生まれる芸術は、私にとって自分らしさを認めて貰える場所です。ポスターや建物の形などの身近な芸術に、気分が上がったり、興味を持ったり、自分の生活に欠かせない存在でもあります。
STORY
02
高校時代に参加したディスカバ※ワークショップで、サポートしてくれた先輩方のイキイキとした姿を見て、桜美林大学への進学を決めました。ダンスを専攻して入学したものの、未経験のコンテンポラリーダンスには戸惑いました。バレエ経験もズバ抜けた表現力もないため、必死に自分と向き合って、最善を尽してスキルを修得していく大切さを学びました。
※桜美林大学が主催する高校生のためのキャリア支援プロジェクト
STORY
03
長野県から上京した私は、東京の街を散策するなかで、美術館に足を運ぶ機会が増えました。そこで油絵や芸術作品に興味を持ち、他専修の授業も学べる大学のメリットを活かして、2年の春・秋学期に油絵の授業を履修しました。アクリル絵の具とは違い、グラデーションや油絵にしか出せない力強さが魅力的で、自分にピッタリの表現方法が見つかりました。
STORY
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今ではiPadでデジタルのイラストを描き、それを油絵で仕上げて作品にして展示会に出展するなど、芸術活動の幅を広げています。振袖を着た成人式を機に、日本舞踊の授業も履修しました。ダンスだけでなく、油絵や陶芸、ファッションなどの授業を通して、芸術表現を広げられたことで、将来の視野も広がり、挑戦することに前向きになれたと感じています。