「科学研究のベンチマーキング」
当研究所では、科学研究活動の主な成果公表媒体である論文に着目し、日本及び主要国の科学研究のベンチマーキングを行っています。個別指標(①論文数、②Top10%・Top1%補正論文数)と、複合指標(③論文数に占めるTop10%補正論文数の割合(Q値))により、分野比較を含め、多面的に主要国の論文分析を行っています。
「大学ベンチマーキング」
当研究所では、自然科学系を対象とした論文分析から日本の大学等部門の特徴や日本の大学の持つ個性(強み)の把握を行っています。個別大学の分野特徴やその時系列変化などを把握するために、一定の論文数を持つ大学を抽出し、大学ごとの研究状況シートも作成しています。
- 2024年6月28日 研究論文に着目した日英独の大学ベンチマーキング2023を公表しました。←NEW!
- 2023年8月8日 科学研究のベンチマーキング2023を公表しました。
論文分析を活用する際の留意点等
論文分析を活用する際の留意点については、STI Horizonに掲載した次のレポートをご覧ください。
大学ベンチマーキングの最新版の報告書
研究論文に着目した日英独の大学ベンチマーキング2023-大学の個性活かし、国全体としての水準を向上させるために- [調査資料-340] ←NEW!
当研究所では、自然科学系を対象とした論文分析から英国やドイツと比べた日本の大学等部門の特徴や日本の大学の持つ個性(強み)の把握を行いました。
日本と論文数規模が比較的近い、英国やドイツを比較対象国とし、両国と比べた日本の大学等部門の特徴の把握を行いました。また、国際共著ネットワークが拡大している状況を踏まえ、論文の責任著者に注目することで、研究活動におけるリード度を把握しました。加えて、個別大学の分野特徴やその時系列変化などを把握するために、日英独のそれぞれについて一定規模の研究活動を行う大学を抽出し、大学ごとの研究状況シートを作成しました。
以下のライブラリへのリンクから、研究論文に着目した日英独の大学ベンチマーキング2023の報告書と参考資料の電子ファイルをダウンロードすることが出来ます。
報告書
研究論文に着目した日英独の大学ベンチマーキング2023 -大学の個性活かし、国全体としての水準を向上させるために- [調査資料-340]
参考資料
- 参考資料1: 日英独の各大学グループに含まれる大学一覧
- 参考資料2: 自然科学系19分野から見る日本の大学の状況(自大学がリードする国際共著論文数)
- 参考資料3: サブジェクトカテゴリから見る日本の大学の状況(自大学がリードする国際共著論文数)
- 参考資料4-1: 個別大学の研究状況シート(日本の193大学及び4大学共同利用機関法人)
- 参考資料4-2: 個別大学の研究状況シート(英国の112大学)
- 参考資料4-3: 個別大学の研究状況シート(ドイツの83大学)
- 参考資料5: 日英独の研究ポートフォリオ8分野の状況
出典の記述方法
研究論文に着目した日英独の大学ベンチマーキング2023の結果を利用される際に表示していただくものは以下のとおりです。
- 報告書の図表、参考資料に掲載しているデータをそのまま活用する場合は以下のように表示してください。
- 参考資料に掲載しているデータを独自に加工して資料に用いる場合は、以下のように表示してください。
(出典)文部科学省 科学技術・学術政策研究所、研究論文に着目した日英独の大学ベンチマーキング2023、調査資料-340、2024年6月
(出典)文部科学省 科学技術・学術政策研究所、研究論文に着目した日英独の大学ベンチマーキング2023、調査資料-340、2024年6月を基に、○○○が加工・作成。
日本の大学等の機関名名寄せについて
科学研究のベンチマーキングにおける日本論文の部門・組織区分の分類には、科学技術・学術政策研究所が「科学技術イノベーション政策における『政策のための科学』」推進事業の一環として実施しているデータ・情報基盤構築で作成した大学・公的研究機関名辞書(ver.2023.1)を用いています。
大学・公的研究機関名辞書(ver.2023.1)の詳細については、こちらをご覧ください。
これまでの報告書
過去の論文ベンチマーキング調査のアーカイブはこちらです。
データベースに含まれる書誌情報が過去分にわたり修正や加除が行われること、機関名名寄せの手法の改良を行っていることから、過去に発表したこれらの調査資料と最新版報告書の単純な比較はできない点にご留意願います。
報告書タイトル | 報告書番号 / 公開年月 | リポジトリへのリンク |
研究論文に着目した日英独の大学ベンチマーキング2019 | 調査資料-288 / 2020.3 | リポジトリ |
研究論文に着目した日本の大学ベンチマーキング2015 | 調査資料-243 / 2015.12 | リポジトリ |
研究論文に着目した日本の大学ベンチマーキング2011 | 調査資料-213 / 2012.8 | リポジトリ |
大学ベンチマーキングに関連する過去の報告書
- 大学教員レベルで見た研究開発費の時系列変化: 「科学技術研究調査」を用いた試行[DISCUSSION PAPER No.230 / 2024.6]
- 研究専従換算係数を考慮した日本の大学の研究開発費及び研究者数の詳細分析[調査資料-297 / 2020.9]
- 長期のインプット・アウトプットマクロデータを用いた日本の大学の論文生産の分析[DISCUSSION PAPER No.180 / 2020.4]
- 86国立大学法人の財務諸表を用いた研究活動の実態把握に向けた試行的な分析[DISCUSSION PAPER No.157 / 2018.5]
- 日本の大学システムのアウトプット構造:論文数シェアに基づく大学グループ別の論文産出の詳細分析-[調査資料-271 / 2018.3]
- 論文データベース分析から見た大学内部組織レベルの研究活動の構造把握-[調査資料-258 / 2017.3]
- 日本の大学システムのインプット構造-「科学技術研究調査(2002~2015)」の詳細分析-[調査資料-257 / 2017.2]
- 研究論文に着目した日本とドイツの大学システムの定量的比較分析-組織レベルおよび研究者レベルからのアプローチ-[調査資料-233 / 2014.12]
- 日本の大学に関するシステム分析 -日英の大学の研究活動の定量的比較分析と研究環境(特に、研究時間、研究支援)の分析- [NISTEP REPORT No.122 / 2009.3]
科学研究のベンチマーキングの最新版の報告書
科学研究のベンチマーキング2023[調査資料-329]
当研究所では、科学研究活動の主な成果公表媒体である論文に着目し、日本及び主要国の科学研究のベンチマーキングを行いました。個別指標(①論文数、②Top10%・Top1%補正論文数)と、複合指標(③論文数に占めるTop10%補正論文数の割合(Q値))により、分野比較を含め、多面的に主要国の論文分析を行っています。また、日本内部の論文産出構造の時系列変化をより詳細に分析するために、部門別・組織区分別・分野別の状況に加え、自然科学系の論文数シェアに基づく大学グループ別の分析を行いました。今回の科学研究のベンチマーキングでは、新たにオープンアクセス(OA)論文や被引用数構造に着目した分析も行っています。
以下のリンクから、科学研究のベンチマーキング2023の報告書と参考資料の電子ファイルをダウンロードすることが出来ます。
報告書
参考資料
- 参考資料1:主要国の論文数、TOP10%(1%)補正論文数に関する基礎データ
- 参考資料2:論文数上位100か国・地域に関する基礎データ
- 参考資料3:特定ジャーナル分析に関する基礎データ
- 参考資料4:主要国のTop20%及びTop30%補正論文数に関する基礎データ
幅広く研究活動の動向を把握するため、参考資料4として主要国のTop20%及びTop30%補正論文数に関する基礎データを追加しました。
出典の記述方法
科学研究のベンチマーキング2023の結果を利用される際に表示していただくものは以下のとおりです。
- 報告書の図表、参考資料に掲載しているデータをそのまま活用する場合は以下のように表示してください。
(出典)文部科学省 科学技術・学術政策研究所、科学研究のベンチマーキング2023、調査資料-329、2023年8月
- 参考資料に掲載しているデータを独自に加工して資料に用いる場合は、以下のように表示してください。
(出典)文部科学省 科学技術・学術政策研究所、科学研究のベンチマーキング2023、調査資料-329、2023年8月を基に、○○○が加工・作成。
日本の大学等の機関名名寄せについて
科学研究のベンチマーキングにおける日本論文の部門・組織区分の分類には、科学技術・学術政策研究所が「科学技術イノベーション政策における『政策のための科学』」推進事業の一環として実施しているデータ・情報基盤構築で作成した大学・公的研究機関名辞書(ver.2023.1)を用いています。
大学・公的研究機関名辞書(ver.2023.1)の詳細については、こちらをご覧ください。
これまでの報告書
過去の論文ベンチマーキング調査のアーカイブはこちらです。
データベースに含まれる書誌情報が過去分にわたり修正や加除が行われること、機関名名寄せの手法の改良を行っていることから、過去に発表したこれらの調査資料と最新版報告書の単純な比較はできない点にご留意願います。
報告書タイトル | 報告書番号 / 公開年月 | リポジトリへのリンク |
科学研究のベンチマーキング2021 | 調査資料-312 / 2021.8 | リポジトリ |
科学研究のベンチマーキング2019 | 調査資料-284 / 2019.8 | リポジトリ |
科学研究のベンチマーキング2017 | 調査資料-262 / 2017.8 | リポジトリ |
科学研究のベンチマーキング2015 | 調査資料-239 / 2015.8 | リポジトリ |
科学研究のベンチマーキング2012 | 調査資料-218 / 2013.3 | リポジトリ |
科学研究のベンチマーキング2011 | 調査資料-204 / 2011.12 | リポジトリ |
科学研究のベンチマーキング2010 | 調査資料-192 / 2010.12 | リポジトリ |
世界の研究活動の動的変化とそれを踏まえた我が国の研究活動のベンチマーキング | 調査資料-158 / 2008.9 | リポジトリ |