インディーズゲーム大集合 京都市で見本市
京都府や立命館大学、ゲーム関連会社などは国内最大規模のインディーズゲームの総合見本市を7~9日に開く。独立系ゲームの開発者など国内外の117チームが多彩なゲームを出展し、商談や講演会も実施する。「京都市勧業館(みやこめっせ)」を会場に3日間で3千人程度の来場を見込む。コンテンツ産業の育成にもつなげる。
インディーズゲームは個人や小規模事業者が低予算で開発する場合が多く、主にインターネットでダウンロードして遊ぶ。ロールプレイングやシューティング、パズルなど内容は幅広い。
ゲーム開発のキュー・ゲームス(京都市)やウェブテクノロジ(東京・豊島)のほか、ソニー・コンピュータエンタテインメントなど大手も参加する。会期中はゲームの展示以外に、商談ブースを設けて開発時の連携など企業同士を結び付ける場とするほか、著名なゲームクリエーターが講演する。出展企業から優れたゲームを表彰するイベントも実施する。
7日はメディアや関係者、8~9日は一般向けに公開する。一般は入場料500円が必要。
インディーズゲームはこれまで大手ゲーム会社が取り扱いに消極的だったため、あまり普及していなかった。スマートフォン(スマホ)向けゲームの市場拡大に伴い、参入する事業者が最近増えているという。
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