講談社、紙の雑誌購入で電子書籍を無料提供 まず女性誌で
講談社は23日、紙の雑誌を購入した人に同じ内容の電子書籍を無料で提供するサービスを始めたと発表した。まずは同社が発行する女性誌4誌で実施する。スマートフォン(スマホ)や、タブレット(多機能携帯端末)を使い、外出先でも雑誌を読めるようにすることで、紙の雑誌の販売拡大につなげる狙いがある。
利用者はスマホやタブレットで専用のサイトにアクセスして、雑誌内に記載されている番号とメールアドレスを入力する。購入した紙の雑誌と、同じ内容の電子書籍を閲覧することができる。
まずは「ViVi(ヴィヴィ)」などの雑誌で提供する。購入していない別の女性誌についても試し読み版を閲覧できるようにする。今後は女性誌に限らず、他ジャンルの雑誌にもサービスを拡大する。