【契約更改2024全文・楽天村林一輝】宗山入団「絶対聞かれると…」/5800万円
乗りに乗っている楽天村林一輝内野手(27)が、ショートのレギュラー死守に燃えています。
今季は自己最多の139試合に出場し、勝負強い打撃でチーム3位の50打点をマーク。さらに7月には結婚と、公私ともに特別な1年となりました。
10年目の来季は背番号が「66」から「6」に変更。ドラフト1位の明大・宗山塁内野手(21)とのポジション争いを制し、全試合出場を目指します。
契約交渉では、3100万円増の年俸5800万円(金額は推定)でサイン。契約更改後の一問一答です。
プロ野球
◆村林一輝(むらばやし・いつき)1997年(平9)10月6日生まれ、大阪府出身。大塚から15年ドラフト7位で楽天入団。公式戦初出場は17年10月10日ロッテ戦。今季は139試合、125安打、打率2割4分1厘、6本塁打、50打点、5盗塁。通算444試合、219安打、打率2割3分2厘、9本塁打、88打点、20盗塁。180センチ、73キロ。右投げ右打ち。
「すごく評価してもらいました」
―サインは
はい。しました。
―金額は
倍ちょっと。6000いかないくらい。5800くらいです。
―金額の受け止めを
すごく評価してもらいました。
―球団からの評価は
十分に今年のことも話せましたし、来年のことも話せましたし、評価してもらいました。
―その中で印象的な言葉は
まずは1年間、お疲れさまという言葉をいただいて、主には来季に向けての話をして、印象に残ってるのは優勝っていうことです。
―今季を振り返って
まず大きなケガなく1年間、試合に出させてもらって、いろんな方々のサポートがあっていけたので、とても感謝している気持ちでいっぱいです。
自分自身、もっとできるなってところだ思います。
「打撃はまだまだ」
―打撃成績は
打撃はまだまだだなと、あらためて思いました。
―どのあたりが、まだまだという認識か
細かいところもそうですし、伝えるのは難しいですけど、細かいところをもっと詰められるところがあったなと思います。
―収穫は
収穫はまず1年間、試合に出られたところと、来年に向けてどうすれば自分がもっと良くなるか、チームが勝てるかが、より明確になったところが収穫ですね。
―細かいところとは
走攻守全てにおいて、詰められるところがありましたし、数字的にももっと頑張らなきゃいけないなと思いました。
―守備に関しては
守備に関しても、もっとできるなと思いました。
―特にどこら辺が
確実にアウトを取るっていうのはいつもテーマとして持ってるので、ピッチャーが打ち取った当たりをしっかりアウトにするのは大前提で、その中でチームの大事な時にそこで救えるようなプレーをしたいなと思ってます。
ショートへのこだわり「もちろん」
―ショートへのこだわりは
こだわりはもちろん強く持ってます。
―どんなこだわりか
プロにもショートとして入ってきましたし、守備固めで出る時も長かったですけど、自分の中でショートしかというか、ショートを絶対に守るっていう強い気持ちは常に持ってたので。
今年1年間はショートで出ることができて、そこには強い思い入れというか、人よりは強い思い入れはありますね。
―来季はドラフト1位の明大・宗山が入団する
プロ野球なんで毎年自分もそうだし、新しい選手が入ってくるのは当たり前のことなので、でも僕は誰が入ってくるとかではなく、自分の技術を上げることが僕たちのする一番のことだと思うので、誰が入ってくるっていうのはあんまり。
僕としてはやることは一緒なので、今までブレずにやってきてるところなので、自分のレベルアップに努めたいと思います。
―誰が来てもポジションを譲らないという感じか
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