中央競馬は2週目を終えて、調教師リーディングは中舘英二調教師(59)が4勝で全国単独トップに立ちました。先週の3日間開催は11日にリバースザトレンド(3歳未勝利=2番人気)、12日にブレスワード(4歳上1勝クラス=1番人気)、13日にカウスリップ(3歳未勝利=1番人気)と連日勝利を挙げました。「休ませようと思った馬もいましたがいい状態で出せて、ジョッキーもうまく乗ってくれ、馬も頑張ってくれました。やっぱりこの世界は勝たないと認めてもらえませんから、いいスタートを切れて良かったです」と表情も自然に緩みます。
ジョッキー時代は先行で鳴らしJRA通算1823勝を積み上げた名手だけに、馬と騎手の相性は非常に大事にするそうです。「自分も合わないなっていう馬がいましたからね」。どんな意図で騎乗依頼をしているか、それを想像してみるのもいいかもしれません。
今週は18日(土)の中山に3頭を出走させます。3R新馬のプレイザットソング(内田)は姉にシングザットソング(フィリーズレビュー)がいる良血、9R菜の花賞のカポレイラ(津村)は持久力があり中山向き、10RアレキサンドライトSのサノノエスポ(佐々木)はハンデ53キロで、それぞれ楽しみがあります。ご注目ください。【岡山俊明】