大外一気の末脚でシンザン記念を制したノーブルロジャー(手前)(撮影・白石智彦)=2024年1月8日、京都競馬場
大外一気の末脚でシンザン記念を制したノーブルロジャー(手前)(撮影・白石智彦)=2024年1月8日、京都競馬場

■シンザン記念の見どころ

13日月曜は日刊スポーツ賞シンザン記念(G3、芝1600メートル)が中京で行われる。


ここはマイネルチケット(牡、宮)が重賞初勝利のチャンスだ。サウジアラビアロイヤルCで3着、京王杯2歳Sは首差2着に入った。未勝利戦を勝った時と同じ中京芝1600メートルで押し切りVを期待したい。


牝馬のマイエレメント(福永)も力差はない。アルテミスSはスローに泣いて5着も、直線は後方2番手から32秒8の上がりを繰り出した。能力が高く、中京も合うはず。展開次第では差し切っていい。


ミニトランザット(牡、杉山佳)も面白い。初戦は逃げて上がり最速タイをマークし快勝。血統的にも早くから活躍してきそうだ。


その他、2走前のサウジアラビアロイヤルCで2着だったタイセイカレント(牡、矢作)、小倉2歳S3着のアーリントンロウ(牡、松下)など素質馬がそろう。