<レッドソックス6-3ブルージェイズ>◇20日(日本時間21日)◇フェンウェイパーク
レッドソックスが、ブ軍に競り勝ち、2007年以来6年ぶりとなる地区優勝を決めた。
8回途中から救援した上原浩治投手(38)が1回2/3を2安打無失点2奪三振に封じ、今季20セーブ目を挙げ、「胴上げ投手」となった。
この日の上原は、5-3と2点をリードした8回表1死一塁の場面で救援。中飛で2死とした後、遊撃内野安打を許したが、後続を空振り三振に打ち取ってピンチを脱した。続く9回は、左飛、左前打、中飛で2死二塁。最後は空振り三振で締めくくった。
開幕はセットアッパーとしてスタート。「自分がこまでできるとは思っていなかった」と話し、シャンパンファイトについて「どこのチームでも楽しいものです」と笑顔を見せた。
また、田沢純一投手(27)は、5-1と4点リードした8回表から2番手で登板。1死三塁から2ラン本塁打を浴び、さらに安打を許したピンチで、上原にマウンドを託した。
成績は1/3回を3安打2失点で、勝敗は付かなかった。
今季の田沢はここまで69試合に登板。「最後にやられたんで悔いが残りますけど、(優勝が)決まったことは素直にうれしいです」と話した。