基本・侵入情報 | 参考資料リスト |
侵入情報 | ||
国内移入分布 | 本州・四国・九州と周辺島嶼 |
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません |
移入元 | 不明 | |
侵入経路 | 米軍の物資輸送にまぎれて非意図的に持ち込まれたと考えられている.国内では,植物・栽培床などに混入して分散していると考えられる. | |
侵入年代 | はっきりわかっていないが,1950年代後半と考えられている. | |
影響 | 農業害虫.特に家庭菜園・鉢植えでの被害が大きい. 影響を受ける在来生物:農産物,園芸植物など | |
法的扱い | コウラナメクジ科は検疫有害動物(植物防疫法) | |
防除方法 | 輸入農産物に対する検疫で多数のナメクジが発見・除去される.定着しているものに対しては,メタアルデヒド剤・ボルドー液などを誘引剤とするトラップが使われる.ナメクジ用の駆除剤も市販されている. | |
問題点等 | 情報整理中 | |
海外移入分布 | 汎世界的 |
備考 |
日本の侵略的外来種ワースト100
本州~九州には,欧州原産の外来種コウラナメクジ Limax flavus が明治初期から定着しており,1960年代まで普通だった.戦後チャコウラナメクジおよびニヨリチャコウラナメクジ Lehmannia nyctelia が侵入し,コウラナメクジと置き換わりながら分布を広げた. |
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