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  • 2024年7月7日

東京都議会議員 補欠選挙 2024 開票結果は? 江東区・品川区・中野区・北区・板橋区・足立区・八王子市・府中市・南多摩選挙区

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東京都議会の補欠選挙は都知事選と同じ7月7日に投票が行われました。その開票結果です。江東区・品川区・中野区・北区・板橋区・足立区・八王子市・府中市・南多摩選挙区の結果のほか、都議会の構成についてまとめました。

自民党 2議席の獲得にとどまる

東京都知事選挙と同じ投票日の7月7日、議員の辞職や死去などに伴って、都議会議員の9つの選挙区で補欠選挙の投票が行われました。今回、自民党は9つの選挙区のうち、8つの選挙区で候補者を擁立しましたが、選挙前の5議席を下回る2議席の獲得にとどまりました。
このほか、▼都民ファーストの会が3議席、▼無所属が2議席、▼立憲民主党と▼諸派がそれぞれ1議席を獲得しました。

この結果、都議会の構成は▽自民党が第1党を維持して30議席、▽次いで、都民ファーストの会が28議席、▽公明党が23議席、▽共産党が19議席、▽立憲民主党が16議席などとなりました。

政治資金問題が明らかになって、ことし4月以降、首都圏の選挙では自民党から公認や推薦を受けた候補が相次いで敗れています。

江東区選挙区

東京都議会議員 江東区選挙区の補欠選挙は、無所属の新人で、地域政党の自由を守る会が推薦した元江東区議会議員の三戸安弥氏(35)が初めての当選を果たしました

品川区選挙区

東京都議会議員 品川区選挙区の補欠選挙は、無所属の新人で、会社員の篠原里佳氏(34)が初めての当選を果たしました。

中野区選挙区

東京都議会議員 中野区選挙区の補欠選挙は、都民ファーストの会の元議員で、党特別顧問の荒木千陽氏(42)が3回目の当選を果たしました。

北区選挙区

東京都議会議員 北区選挙区の補欠選挙は、都民ファーストの会の新人で、元北区議会議員の駒崎美紀氏(45)が初めての当選を果たしました。

板橋区選挙区

東京都議会議員 板橋区選挙区の補欠選挙は、自民党の元議員で、元板橋区議会議員の河野雄紀氏(54)が2回目の当選を果たしました。

足立区選挙区

東京都議会議員 足立区選挙区の補欠選挙は、立憲民主党の新人で、元足立区議会議員の銀川裕依子氏(38)が初めての当選を果たしました。

八王子市選挙区

東京都議会議員 八王子市選挙区の補欠選挙は、諸派の元議員で、元会社員の滝田泰彦氏(42)が2回目の当選を果たしました。

当選を果たした諸派の滝田氏は「当選を再出発として、改めて気を引き締めて、八王子をもっとよくしていくために何ができるかみんなと議論しながら、一歩一歩地道に取り組んでいきたい」と述べました。
また、自民党の馬場氏に勝ったことについては、「自民党の大物国会議員がいるこの選挙区で自民党候補と一騎打ちの構図で対抗馬に投票しようという動きもあったと思う」と分析しました。

敗れた自民党の馬場氏は記者団の取材に対し、「自民党への逆風もあったかもしれないが、政策や訴えを有権者に届けきれなかったことが敗因だと思う」と述べました。

府中市選挙区

東京都議会議員 府中市選挙区の補欠選挙は、自民党の新人で、元府中市議会議員の増山明香氏(46)が初めての当選を果たしました。

初めての当選を果たした自民党の新人の増山氏は、「自民党の逆風の中で、街頭で批判の声を受けることもあったが、今回は地方選挙なので、東京都や府中市の課題に対する訴えが理解していただけたと思う」と述べました。そのうえで、「市独自の課題解決に力を入れるとともに、教育や福祉の分野、特に熱中症対策として学校のプールの屋内化などに向けて、尽力したい」と話していました。

南多摩選挙区

多摩市と稲城市からなる東京都議会議員 南多摩選挙区の補欠選挙は、都民ファーストの会の新人で、元多摩市議会議員の遠藤千尋氏(48)が初めての当選を果たしました。

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