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TikTok、米での利用遮断を準備中 新法発効の19日に=関係筋

2025年01月15日(水)23時45分

中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」は米国内での利用禁止につながる新法を巡り、米連邦最高裁による差し止め命令がない場合は発効する19日に米国ユーザー向けアプリの利用を遮断する予定だ。資料写真(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

[14日 ロイター] - 中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」は米国内での利用禁止につながる新法を巡り、米連邦最高裁による差し止め命令がない場合は発効する19日に米国ユーザー向けアプリの利用を遮断する予定だ。関係筋が明らかにした。

TikTokが米国内の全ユーザーによる利用を遮断すれば、法律で義務付けられた内容とは異なる結果となる。同法はアプリストアでTikTokを新規にダウンロードすることのみを禁じており、既存ユーザーはしばらくの間アプリを使い続けることができる。

関係筋によると、TikTokの計画では、アプリを開こうとするとポップアップメッセージが表示され、禁止に関する情報が掲載されたウェブサイトに誘導される。

TikTokはまた、ユーザーが個人情報の記録を持ち出せるよう、全てのデータをダウンロードできるオプションも提供する予定だという。

ロイターはTikTokとその親会社である中国の字節跳動(バイトダンス)にコメントを求めたが、返答は得られていない。

トランプ次期米大統領は昨年12月、この新法について、発効を一時停止するよう米連邦最高裁に求めた。発効翌日に大統領に就任するトランプ氏は、自身の就任後に「政治的な解決」を検討する時間が必要だと述べている。

ロイター
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