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【速報】愛子さま、初めて「提灯奉迎」に参加 両陛下と共に宿泊先で市民らと 戦後80年沖縄“慰霊の旅”1日目終え

天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは、戦後80年の節目にあたり戦没者を慰霊するため4日から2日間、沖縄県を訪問されています。天皇ご一家は4日夜、地元の人々による提灯奉迎を受けられました。 天皇皇后両陛下と愛子さまは、4日午後8時ごろ、那覇市内のホテルで地元の人々から提灯を使った歓迎を受けられました。 宿泊先のホテル近くに集まった人々が提灯を振ると、ご一家も部屋から提灯を振って応えられました。 地元の有志による「提灯奉迎」は、両陛下が地方を訪問した際に行われていますが、愛子さまが両陛下と共に提灯奉迎を受けられるのはこれが初めてです。 沖縄訪問の1日目、天皇皇后両陛下と初めての沖縄訪問となった愛子さまは、糸満市の「国立沖縄戦没者墓苑」で花を供え慰霊し、予定時間を大幅にこえて戦没者遺族らの話にじっくり耳を傾けられました。 また「平和の礎」を訪れ、沖縄県平和祈念資料館で戦争体験者や語り部、遺族らと懇談されました。 また、ご一家は宿泊先のホテルに到着した際、かつて沖縄の小中学生の「豆記者」だった若者たちとも再会されました。 「豆記者」は、沖縄の小・中学生が上京して記者の仕事を体験するもので、沖縄県と本土の相互交流を目的に1962年から始まり、「豆記者」との交流は、皇太子時代の上皇ご夫妻から皇太子時代の両陛下、秋篠宮ご夫妻へと引き継がれています。 愛子さまも、中学3年生だった2016年、「豆記者」との懇談に加わっていて、4日は当時「豆記者」だった女子大学生2人と9年ぶりに再会されました。 5日は、戦時中アメリカ軍の魚雷攻撃で沈没した学童疎開船「対馬丸」の犠牲者、子ども784人を含む1484人の慰霊碑「小桜の塔」を訪れ、供花されます。 「対馬丸記念館」では、犠牲者の遺影や遺品などの前で説明を受けた後、対馬丸の沈没で家族を亡くし、命からがら生き延びた経験を持つ80代の生存者や遺族や語り部らと懇談される予定です。

日テレNEWS NNN

6月4日 20:10