仕事を知る/職種紹介
ITアーキテクト
K.N.(1994年入社)
高度専門職のITアーキテクト。1994年に入社※し、営業職を経験後、インフラSEに。2019年に高度専門職に認定され、システム構築を主導。
※神奈川日本電気ソフトウェアに入社、2004年にNECソリューションイノベータが発足
当職種のポイント
- お客様のビジネスニーズを理解し、最適なITシステムを設計・構築することでビジネスを支援する
- 既存のシステムの分析、必要な技術の選択、新しいシステムの設計を行う
- システムが適切に動作し、期待されるビジネス価値を提供できるように保守やアップデートの計画を立てる
- ビジネス部門とエンジニアリング部門の部門間のコミュニケーターとしても機能
主な業務内容を教えてください。
ITアーキテクトは、お客様のビジネス要件やIT基盤に関する要件を理解し、それらを最適なITシステムに翻訳する役割を担います。私自身が最もよく関与するのが、クラウドへの移行プロジェクトです。主な業務は、既存のシステムの分析、移行計画の作成、クラウドアーキテクチャの設計、移行の実施とテスト、最終的な移行後の運用構築などですが、新規ビジネスニーズに対応するシステムの開発を担当することもあります。クラウドサービスの適用によるメリットや収益シミュレーションをご提示するなど、お客様の状況に応じた様々な業務を行っています。
最近では、エネルギー業界のお客様のITコンサルティングを行いました。当初の課題が漠然としていたため、実際に10カ所以上の現場でシステム利用者にインタビューを行い、課題を具体化して体系立て、ITによる解決策をご提案させていただきました。
仕事の難しさ・やりがいなどを教えてください。
お客様の課題を受け、緻密に考えてシステムを導入しますが、思い描いた通りに機能しない場合は、改善策を講じて目標に近づけていく必要があります。大規模プロジェクトでは、当初の目標が遠く離れていることがあり、様々な障害に直面し、迂回を余儀なくされることもあります。そのような時は正直、つらい思いをしますが、そこは私たちの力の見せどころです。問題を乗り越え、最終的にゴールに辿り着いた時、お客様から感謝の言葉をいただけると、大きなやりがいを感じます。
ITアーキテクトの仕事の難しさは、技術の深い理解と幅広い知識を、常に維持し続ける必要があることです。技術トレンドは刻一刻と変化するため、新しいテクノロジーやモデルを絶えず学び、理解し、適用できる能力が求められます。例えば最近では、クラウド技術の知見を深め、お客様システムの最適化と、真の価値実現に活かしました。
また、ITアーキテクトはビジネスニーズとテクノロジーの橋渡し役を担うため、両者を深く理解することが重要です。高い難易度の任務ではありますが、これらの挑戦を乗り越え、価値を提供することで得られる達成感や満足感は計り知れません。現場からマネジメントまで、ITの価値最大化に携われる点にもやりがいを感じています。
今までの経歴や今後のキャリアパス
5年後・10年後
NECソリューションイノベータで働く魅力
最も魅力に感じるのは、会社として教育研修に対して真剣に取り組んでいる点です。新人教育から管理職までさまざまなレベルの研修が用意されており、スキルアップを後押しする資格取得支援制度も充実しています。私自身もこの制度を活用して、多くのIT関連資格を取得することができました。
また、従業員の健康増進にも積極的で、先日は健康ミッションアプリを使った社内イベントに参加しました。健康的な生活習慣を意識しながら働くことで、集中力と生産性の向上を実感しています。さらに、普段接点のない社員ともつながれる新たなコミュニケーションの機会にもなり、革新的な働き方を実現できています。
※ 社員画像および記事内容は
インタビュー時点の情報です。
ITアーキテクトとして
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