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【Copy Unicode URLs】日本語のままURLをコピーする拡張機能

2022年9月6日Chrome拡張機能

「Copy Unicode URLs」拡張機能のアイコン画像

この記事では、日本語が含まれるURLをコピーした時にパーセントと英数字表示になってしまう現象を回避して、日本語のままコピーしてくれるChrome拡張機能「Copy Unicode URLs」について書きます。

「Copy Unicode URLs」拡張機能でコピーしたURLをメモ帳に貼った画像

日本語が含まれるURLを文字化けさせずにそのままコピーするChrome拡張機能です。

本拡張機能を導入した状態で日本語が含まれるサイトを開きます。拡張機能ボタンをクリックするかAlt+Uを押すか、ページの右クリック→「Copy URL from the address bar」をクリックすると日本語のままクリップボードにコピーします。

通常、日本語が含まれるURLをコピーすると、ブラウザが勝手にエンコード(文字変換)してパーセントとアルファベットの文字列に置き換えてしまいます。

アドレスバーからコピーした日本語URLがエンコードされて文字化けしてしまっている画像

例えば、「ナポリタン寿司」という単語が含まれているURLの場合、コピーすると以下のようになります。意味は一緒なんですが、エンコードされた状態だとかなり長くなってしまい綺麗ではありません。

<!--ナポリタン寿司-->
%E3%83%8A%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%83%B3%E5%AF%BF%E5%8F%B8

誰かに送る時にスパムと勘違いされかねません。しないか(笑)日本語だとなんとなくリンク先がどんなサイトなのか判断できるので送りやすいです。

本拡張機能経由でコピーするとそのまま「ナポリタン寿司」でコピーしてくれます。文字化けした文字を元に戻す行為をデコードといいます。エンコードとデコードです。

本拡張機能を経由した時だけ日本語のままでコピーするので用途に応じて使い分けられます。

エンコードされてもいい場合はいつも通りの方法でコピーします。日本語URLのままだと「X(旧Twitter)」などで貼った時正常にリンク化されないことがあるので状況に応じて使い分けるといいかなと思います。

本拡張機能はChrome拡張機能だけでなくFirefoxアドオンも用意されています。

リリース元:ilyaigpetrovブログ
記事執筆時のバージョン:0.0.21(2023年08月17日)

インストール方法

Chromeウェブストアからインストールできます。

「Chromeに追加」をクリックします。

「Copy Unicode URLs」拡張機能をインストールする手順画像1

「拡張機能を追加」をクリックします。

「Copy Unicode URLs」拡張機能をインストールする手順画像2

拡張機能のオーバーフローメニュー内に拡張機能ボタンが追加されればOKです。

「Copy Unicode URLs」拡張機能をインストールする手順画像3

アイコンクリックでコピーする機会が多い方は、オーバーフローメニュー内ではなくピン留めアイコンをクリックしてツールバーに直接配置するといいかなと思います。

インストールした「Copy Unicode URLs」拡張機能をツールバーにピン留めする手順画像

使い方

日本語が含まれるウェブサイトを開きます。試しにGoogleの「ナポリタン寿司」の検索結果ページで試してみます。

<!--「ナポリタン寿司」のGoogle検索結果URL-->
https://www.google.com/search?q=%E3%83%8A%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%83%B3%E5%AF%BF%E5%8F%B8

コピーしたいサイトを開いたら以下の3つの方法で本拡張機能にアクセスします。どの方法でも同じ結果が得られます。好きな方法を試してみてください。

拡張機能アイコンを左クリックする

日本語でコピーしたいサイトを開いて、ブラウザの拡張機能メニュー内にある本拡張機能アイコン(Copy Unicode URLsのアイコン)を左クリックします。

「Copy Unicode URLs」拡張機能アイコンをクリックして日本語URLを取得する手順画像

1回アイコンをクリックするだけで、開いているページのURLを日本語を維持したままコピーしてくれます。「コピーしました」などのアナウンスはありません。自動的にクリップボードにあります。

試しにメモ帳に貼り付けてみます。

通常の方法(アドレスバーをクリックしてCtrl+C)ではアルファベットと英数字の羅列にエンコードされていましたが、本拡張機能の方法だと日本語のままコピーされます。

<!--通常の方法-->
https://www.google.com/search?q=%E3%83%8A%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%83%B3%E5%AF%BF%E5%8F%B8

<!--本拡張機能を使った場合-->
https://www.google.com/search?q=ナポリタン寿司
通常の方法でコピーしたURLと「Copy Unicode URLs」拡張機能を使ってコピーしたURLの比較画像

キーボードのAlt+Uを押す

コピーしたいサイト上でキーボードのAlt+Uを押します。本拡張機能が発動するショートカットキーになっています。

「Copy Unicode URLs」拡張機能のショートカットキーを使って日本語URLを取得する手順画像

ショートカットキーは以下のURL(パス)にアクセスすることで変更できます。拡張機能の管理ページ→左側の「キーボードショートカット」を押して開いてもOKです。

chrome://extensions/shortcuts

「Copy Unicode URLs」の鉛筆マークをクリックして好きなキーを指定します。

「Copy Unicode URLs」拡張機能のショートカットキーを変更する手順画像

ページの右クリック

ページの空いているところを右クリック→「Copy URL from the address bar」をクリックするとコピーできます。アドレスバーではなく、ページの空いているところというのがポイントです。アドレスバーの右クリックでは表示されません。

「Copy Unicode URLs」拡張機能の右クリックメニューを使って日本語URLを取得する手順画像

設定

拡張機能アイコンを右クリック→「オプション」をクリックします。

「Copy Unicode URLs」拡張機能の設定を開く手順画像

設定画面が表示されます。初心者さんは何も変更しなくていいと思います。僕は見たけど何一つ分かりませんでした。

「Copy Unicode URLs」拡張機能の設定画像

翻訳した表を貼っておきます。

If to decodeデコードする場合
If to decode multiple times複数回デコードする場合
If to encode URL terminatorsURLの末尾をエンコードする場合

感想

以上、日本語URLをエンコード(文字化け)させずにそのままコピーするChrome拡張機能「Copy Unicode URLs」でした。

日本語URLはやっぱり日本語を知っている僕からしたら一目で何となくの内容が分かって便利です。「%E5%AF%BF%E5%8F%B8(寿司)」とか一目で分からないですもんね。

ただし、ウェブ上ではやっぱり日本語URLよりもどこでも正しく認識してくれるエンコードされた状態のほうが強いのかなという印象です。

例えば「X(旧Twitter)」で日本語URLを貼ると日本語以降が正しくリンク化されません。ただの文字として処理されてしまっています。こういう時はエンコードしてパーセントと英数字の形式に変換する必要があります。

「X(旧Twitter)」で日本語URLが正しくリンクとして処理されていない画像

2022年9月6日Chrome拡張機能

Posted by ナポリタン寿司