慶應義塾医学振興基金
News
お知らせ
慶應医学賞
- 2024.11.26
- 第29回(2024年)慶應医学賞 授賞式および受賞記念講演会を開催しました。
- 2024.11.01
- "斎藤博士の慶應医学賞講演を100倍楽しむためのミニシンポジウム"開催!
- 2024.11.01
- SATELLITE SYMPOSIUM2024 @芝共立キャンパス
その他の事業
- 2024.10.11
研究奨励
- 2024年度慶應医学賞 ライジング・スター賞 募集を締め切りました。
- 2024.08.13
研究奨励
- 2024年度医学研究奨励事業ライジング・スター賞候補者募集
- 2024.05.02
国際交流
- 2024年度医学国際交流事業募集を開始しました
Introduction
基金の紹介
Contents
事業内容
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慶應医学賞
世界の医学・生命科学の発展に寄与する顕著かつ創造的な研究業績を挙げた研究者に慶應医学賞を授与し、その業績を顕彰します。
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医学国際交流事業
慶應義塾⼤学医学部における学⽣の国際交流活動、海外協定校との国際交流活動、若⼿研究者の海外留学費⽤の補助を通して、医学国際交流を促進します。
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医学研究奨励事業
医学・⽣命科学の領域において顕著な業績を挙げている研究者に対し研究奨励事業を⾏います。
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医学研究助成事業
慶應義塾⼤学医学部における各領域の研究を促進し、その振興を図るため研究助成事業を⾏います。
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坂口光洋記念講座
医学部および医学研究科に「坂⼝光洋記念講座」を設置し、医学および⽣命科学関連分野における研究・教育を推進します。現在、システム医学講座とオルガノイド医学講座が設けられています。
History of the fund
設置の経緯
慶應義塾は安政5年(1858年) 「新⽂明」の先導者である福澤諭吉によって創設されて以来140有余年の間、 教育・研究の府として、また⽇本最古の私学として我が国の⽂化の発展と⼈材育成に⼤きな役割を果たしてきました。現在10学部14研究科を擁する我が国屈指の総合⼤学へと発展し、また国際社会の中での研究者の交流も年々より活発に⾏われるようになっています。
義塾医学部は、塾祖福澤諭吉の医学部設⽴の遺志を継いだ北⾥柴三郎を初代医学部⻑として 1917年に医学科を創設、1920年に医学部を開設して以来、医学・⽣命科学の分野で幾多の 優れた医師・研究者を輩出し、また教育・研究・診療を通し広く社会に貢献してきました。
このような状況の中で、義塾は1994年秋に医学部の卒業⽣である坂⼝光洋⽒(1940年卒)から「義塾における医学研究の奨励と創造的発展に貢献するとともに、世界の医学の発展に寄与する」ことに思いを込め、浄財50億円が寄贈されたのを受け「慶應義塾医学振興基⾦」を設置しました。
坂⼝⽒の⾼い志と熱意を存分に⽣かすべく、義塾はこの浄財をもとに1995年4⽉1⽇より医学振興基⾦の活動を開始いたしました。さらに1999年7⽉には20億円の追加寄付を得て、総額70億円をもとに基⾦事業を⾏っています。
先⼈の努⼒によって築かれてきた義塾の声価をさらに次の21世紀に引き継ぐため、福澤・北⾥両先達の 実学の精神の旗⼿として、義塾内部にとどまらず、広く国際的な医学研究・医療の発展と、この分野における世界的な⼈材の育成と交流に寄与し、もって⼈類の福祉に貢献できることを⽬的として 当基⾦の活動を⾏うものであります。
寄付者 坂口光洋について
1914年10⽉1⽇⽣まれ。1940年慶應義塾⼤学医学部卒業。⽣理学教室・内科学教室・解剖学教室に勤務。1945年慶應義塾より医学博⼠を授かる。1948年より⽇本⼤学医学部解剖学教室にて研究・教育に従事。その後、整形外科医院を開業。 2003年12⽉13⽇逝去。なお⽒の⽗君は、アルギニン等のN-モノ置換グアニジン誘導体の鋭敏な検出反応である坂⼝反応(1925)を考案された坂⼝昌洋博⼠である。