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2011年3月11日午後2時46分に発生した東日本大震災と、直後に発生した東京電力福島第一原発事故。福島県内の直接死(地震・津波)は約1600人、関連死は約2300人に上る。復興はいまだ道半ば。風評との戦いも続く。深い爪痕を残した未曽有の複合災害の記録と記憶をたどる。
政府と東電は廃炉に要する期間を「30~40年」としているものの、いまだ具体的な廃炉完了の時期は示していない。1~3号機の原子炉内の溶融核燃料(デブリ)について詳細に把握できていないなど、課題は山積している。
東日本大震災、東京電力福島第一原発事故から間もなく10年の歳月が流れる。災害発生当時や発生前の被災地を取材した本紙記者らが、当時の記憶をたどりながら復興に向けて歩む現在の姿を追う。
東日本大震災が発生した2011(平成23)年3月11日午後2時46分から約6時間が経過した午後8時50分、県政史上初となる指示が県から出された。「東京電力福島第一原発から半径2キロ以内の住民の避難」―。
東日本大震災の地震と津波、東京電力福島第一原発事故の複合災害が発生してから9年半が過ぎた。県が双葉町中野地区に整備を進めて...
安倍晋三首相は施政方針演説などで「長い年月を要するとしても全ての地域の避難指示解除に向け、復興再生を着実に進める」と述べて...
震災と原発事故から7年目を迎える平成29年が幕を開けた。復興や地域創生が叫ばれる中、既存の枠組みで解決できない地域の課題を...
平成28年が静かに明けた。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から丸5年の節目が迫る中、災禍に見舞われた古里を自らの手で...
国は東日本大震災と原発事故で被災した県民を支え、県土を再生するため数々の復興施策を展開してきた。しかし、震災から5年を...
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から5年。県民はそれぞれの想(おも)いを胸に刻んで歩み続けている。あの日、あの時...
損害賠償―。原発事故の場合、放射性物質によって失われた生活を埋める金だ。時間の経過とともに、それはなくなろうとしている...
人類で初めて放射能の存在に気づいたのはフランスの物理学者アンリ・ベクレル(1852~1908年)だった。だが、ベクレルは想像しただろうか。原発事故で拡散した放射性物質が、これほど人々を不安に陥れるとは...
チェルノブイリ原発事故によってベラルーシとウクライナが被害を受けてから27年。土壌から今も放射性物質が検出される。食の...
ベラルーシを21日から27日までの日程で訪問した福島市の放射線対策先進地視察団は、チェルノブイリ原発事故から26年たった今も...
東日本大震災と原発事故は、発電所との共生に未来を託した地域の夢を打ち砕いた。本県で初めて原発を受け入れた大熊町の人々が...
県内では市町村が小中学生や幼児、妊婦らにバッジ式積算線量計を配布し、線量計を着けた子どもの姿を目にします。各家庭に測定結果の...