1.テーマ : コロナの影響を踏まえた今後の教育のあり方
[議論項目のイメージ]
・コロナ禍を経た学校の在り方
・全ての子供たちの可能性を引き出す教育の実現
・社会課題の解決とイノベーションを結び付けて成長を生み出す人材の育成
・国際社会の連携に向け、新たな価値を創造するための国際教育交流の必要性と役割
2.開催日程 : 令和5年5月12日(金曜日)~15日(月曜日)(5月12日(金)及び13日(土)は富山市、5月14日(日)及び15日(月)は金沢市で開催)
3.開催地 : 富山県富山市(富山国際会議場)、石川県金沢市(ANAクラウンプラザホテル金沢)
4.参加国・機関 : 日本、イタリア、カナダ、フランス、米国、英国、ドイツ、(議長国順)及び欧州連合(EU)
経済協力開発機構(OECD)、国際連合教育科学文化機関(UNESCO)
5月12日から15日の期間、富山県及び石川県においてG7富山・金沢教育大臣会合が開催されました。
大臣会合では、永岡文部科学大臣が議長となり、「コロナの影響を踏まえた今後の教育のあり方」を全体テーマとして、4つの大臣会合セッションにおいて議論を行いました。また、会合の成果として、「富山・金沢宣言」を採択しました。
宣言においては、基本的な考え方として、「教育は民主主義や自由、法の支配や平和の礎である」との価値観を改めて共有するとともに、「コロナ禍を経た学校の役割の発揮とICT 環境整備」、「全ての子供たちの可能性を引き出す教育の実現」、「社会課題の解決とイノベーションを結び付けて成長を生み出す人材の育成」、「国際社会の連携に向け、新たな価値を創造するための国際教育交流の推進」について、取組の方向性に合意しました。
(出席者)
イタリア:Giuseppe Valditara(ジュゼッペ・ヴァルディターラ) 教育・功績大臣
カナダ:Tina Namiesniowski(ティナ・ナミエスニォウスキ) 雇用・社会開発省上級副次官
Wayne Ewasko(ウェイン・エワスコ) マニトバ州教育・幼児教育大臣
フランス:Pap Ndiaye(パップ・エンディアイ) 国民教育・青少年大臣
米国:Maureen Mclaughlin(マウリーン・マクローリン) 教育長官上級顧問 兼 国際問題担当部長
英国:Gillian Keegan(ジリアン・キーガン) 教育大臣
ドイツ:Bettina Stark-Watzinger(ベッティーナ・シュタルク=ヴァッツィンガー) 教育・研究大臣
Christine Streichert-Clivot(クリスティーネ・シュトライヒャート=クリヴォー) ザールラント州教育文化大臣
EU:Stefaan Hermans(ステファン・ヘルマンス) 欧州委員会 教育・青少年・スポーツ・文化総局政策戦略・評価担当局長
OECD:Yoshiki Takeuchi(武内 良樹) 事務次長
UNESCO:Stefania Giannini(ステファニア・ジャンニーニ) 事務局長補
(開催日程)
日程 | 時間 | 内容 | 備考 |
---|---|---|---|
5月12日(金曜日) | 午後 | エクスカーション | 芝園小学校、八尾中学校、高志の国文学館、富山市ガラス美術館 |
5月13日(土曜日) | 午前 昼 午後 夕方 |
オープニングセッション こどもサミット宣言書に関する意見交換 政府主催昼食会 大臣会合セッション 地元主催夕食会 |
富山国際会議場 同上 ANAクラウンプラザホテル富山 富山国際会議場 ANAクラウンプラザホテル富山 |
5月14日(日曜日) | 午前 午後 夕方 |
大臣会合セッション 大臣会合セッション クロージングセッション 合同記者会見 エクスカーション 地元主催夕食会 |
ANAクラウンプラザホテル金沢 同上 同上 同上 金沢21世紀美術館、国立工芸館 金沢城公園 |
5月15日(月曜日) | 午前 昼 |
エクスカーション 政府主催昼食会 |
金沢大学 金城樓 |
本宣言の実現に向けて、G7各国と連携・協力しつつ以下の施策を推進します。
G7富山・金沢教育大臣会合(以下「本会合」とする。)の開催に当たり、コロナの影響を踏まえた今後の教育のあり方への関心を喚起すると共に、本会合開催の機運醸成に資することを目的として実施されるシンポジウム、フォーラム、会議、講演会、博覧会、展示会、普及啓発活動その他の事業を「G7富山・金沢教育大臣会合応援事業」として募集しました。
本会合を広く周知するとともに、会合開催の機運醸成を図るため、令和5年5月15日(月)までの間、文部科学省2階エントランスに展示ブース(カウントダウンボード)を設置しました。
【G7教育イニシアティブ・シンポジウム 開催案内】ページにリンク
大臣官房 G7富山・金沢教育大臣会合準備室