何百年と多くの人を惹きつけてきた町､犬山｡
２つの国宝だけでなく､
この町のいたるところに魅力は隠れている｡
それはきっと､はやる足では見落としてしまうもの｡
この町の｢本物｣は､
大人の歩幅でこそ味わえるものなのかもしれない｡
この｢大人アガル犬山｣シリーズでは､
旅する大人たちの気持ちがアガル瞬間を
犬山の｢犬｣にちなんで振れる尻尾で表現していきます｡
第六章 ｢朝の光と､
変わらないもの｣篇
犬山の朝は､美しい｡
朝焼けに照らされた国宝犬山城に､
寂光院につづく朝日がこぼれる木々のトンネル｡
凜とした空気と巡る朝の旅路も､また格別です｡
犬山の朝は､美しい｡
朝焼けに照らされた国宝犬山城に､
寂光院につづく朝日が
こぼれる木々のトンネル｡
凜とした空気と巡る朝の旅路も､
また格別です｡
継鹿尾観音 寂光院
特に紅葉の美しさで知られる､
全山が国定公園に指定された自然豊かな山寺｡
山の景観も魅力的ですが､
写経や写仏も体験することができます｡
仏さまにふれ､心和み､癒される､
そんなひとときを過ごしてみては｡
後藤陶逸陶苑
犬山焼の窯元のひとつで､陶芸･絵付け体験ができます｡
江戸前期(1700年前後)に開窯された犬山焼の特徴は
中国 明時代を手本にした呉州風赤絵と､
かつての犬山城主 成瀬正寿の意匠による
光琳風の桜と紅葉を描いた雲錦手(うんきんで)で､
素朴かつ優雅な陶器として愛され続けています｡
第五章 ｢夜の魅力に､酔いしれる｣篇
犬山の夜は､昼とはまったく違う姿を見せる｡
犬山成田山から望む､穏やかで美しい夜景｡
古い町家を活かした､隠れ家的なレストランでのディナー｡
そんな味わい深い魅力に､酔いしれてみませんか｡
犬山の夜は､昼とはまったく違う姿を見せる｡
犬山成田山から望む､穏やかで美しい夜景｡
古い町家を活かした､
隠れ家的なレストランでのディナー｡
そんな味わい深い魅力に､
酔いしれてみませんか｡
犬山成田山
犬山成田山の名で親しまれる､
大本山成田山新勝寺の名古屋別院｡
本堂まで166段の階段があり､高所から
国宝 犬山城や犬山の街並みが一望できます｡
お護摩ご祈祷で祈りを捧げたら､
帰りは眼下に広がる景色に浸ってみては｡
犬山ローレライ麦酒館(丸の内店)
本場ドイツのブラウマイスターの指導を受け､
犬山で生まれたクラフトビール
「犬山ローレライ麦酒」｡
仕込みに使われる木曽川の伏流水は地下70メートルの
自家井戸から汲み上げられており､
まろやかな口当りを造り出しています｡
第四章 ｢大切な人にこそ、
見せたいもの｣篇
大人になってからの家族旅行は､ひと味ちがう｡
歴史ある寺院に､魅せる伝統漁｢木曽川鵜飼｣｡
さまざまな｢本物｣が味わえる犬山には､
大切な人にこそ見せたいものがありました｡
瑞泉寺
瑞泉寺の山門は､かつて犬山城にあった内田御門｡
明治時代の廃城令により払い下げられ､移築されました｡
また､瑞泉寺は臨済宗妙心寺派の古刹で､
全国から修行僧が集まる禅宗の修行道場でもあります｡
インディゴホームキッチン
車山照(ヤマテラス)
レストラン｢インディゴホームキッチン車山照(ヤマテラス)｣
では犬山城を眺めながら､地元の旬の食材にこだわった
創作メニューが楽しめます｡
インテリアや内装も城下町や木曽川の鵜飼などを
表現したものを取り入れており､
犬山の歴史や文化にひたるひとときを過ごせます｡
寂光院
320 段の階段を上って辿り着くのは､1360 年の
歴史をもつ｢寂光院｣｡約1,000本のもみじがあり､
別名｢尾張もみじでら｣と呼ばれています｡
寂光院からの眺望は織田信長も見たと言われています｡
フレンチ奥村邸
江戸時代の呉服商･奥村氏の屋敷を改装した建物で､
国の登録文化財にも指定されています｡
文化や歴史を感じながら､厳選食材を使った
本格フレンチを味わうことができます｡
木曽川鵜飼
ウミウに川魚を捕らせる1300 年続く古代漁法を､
観覧船に乗って目の前で見ることができます｡
篝火に照らされた幻想的な夜鵜飼だけでなく､
全国的にも珍しい昼の鵜飼も､ここ犬山では味わえます｡
第三章｢わたしだけの､宝物｣篇
いつもの忙しい日々を忘れて､空っぽになれる時間｡
犬山には､そんな時間を過ごせる場所が溢れています｡
何百年と人々を見守り続けてきたお寺やお庭で､
自分だけのための時間を過ごしてみませんか？
いつもの忙しい日々を忘れて､
空っぽになれる時間｡犬山には､そんな時間を
過ごせる場所が溢れています｡
何百年と人々を見守り続けてきた
お寺やお庭で､自分だけのための時間を
過ごしてみませんか？
坐禅体験
犬山遊園駅のそばにある臨済宗妙心寺派の寺院
｢瑞泉寺｣｡
1415年､日峰宗舜禅師によって
創建されました｡
窓の外に犬山城を望む禅堂では､
毎週日曜日に坐禅体験を行っています｡
location：青龍山 瑞泉寺
有楽窓
如庵内部にある二つの有楽窓は､外側から竹が詰め
打ちされています｡その竹の節間から､差し込む
光が
内側の障子にやさしく映り､時間ごとに様々な
色合いが
うかがえるこの窓を､
別名｢虹窓｣といいます｡
location：日本庭園 有楽苑(国宝茶室 如庵)
呈茶サービス
有楽苑の弘庵では､美しい庭園を眺めながら
お抹茶とお菓子を楽しむことができます｡
使用される茶碗はいずれも犬山焼のもの｡
デザインは複数あり､
どの柄になるかはお楽しみに｡※有料
location：日本庭園 有楽苑(弘庵)
第二章 ｢ふたりの歴史､これから｣篇
犬山城から南にのびる城下町は､
犬山城から南にのびる城下町は､現在も
現在も江戸時代と変わらない町割りが残っています｡
江戸時代と変わらない町割りが残っています｡
のんびりと歩けば､この町のいたるところに､
歴史的な建造物や犬山の文化を見つけることができます｡
歴史的な建造物や犬山の文化を
見つけることができます｡
犬山城下町
江戸時代と変わらない町割りが残っており､
建物は変わっても､どこか変わらない風情を
感じさせてくれる犬山城下町｡
近辺には着物レンタルができるお店も多数あり､
和装に着替えれば､気分は江戸期の町人さながらです｡
日本庭園 有楽苑「元庵」
織田信長の実弟である大茶匠･織田有楽斎が
大阪･天満に構えた茶室を､古図に基づいて
復元した｢元庵｣｡その縁側に腰掛け､
葉のこすれる音に耳を傾けたり､時間を忘れて
庭園を眺めるのも､贅沢な味わい方です｡
車山(やま)の提灯
ユネスコ無形文化遺産の｢犬山祭｣で曳かれる車山｡
365個の提灯を灯した
13輌の車山が集まる夜の祭は
｢夜車山(よやま)｣と呼ばれ､幻想的な歴史絵巻の
中に
いるかのような体験をすることができます｡
location：どんでん館
起り屋根(むくりやね)
江戸期の建築様式を持つ旧磯部家住宅｡
呉服商を営んでいたその建物の屋根は､よく見ると
緩やかなふくらみをもった造りになっています｡
犬山の町家では唯一残っているものです｡
location：旧磯部家住宅
旧堀部家住宅
明治初期に建てられた旧堀部家住宅の中にある､
提灯工房 & カフェ｢みな蔵｣｡
広い中庭をもつ武家屋敷の中で､歴史を感じながら
休憩したり提灯の絵付けを体験することができます｡
第一章 ｢こだわりの､城と男｣篇
現存する日本最古の天守をもつ､国宝犬山城｡
木曽川沿いの山の上に立つ､戦国時代から残る名城です｡
木曽川沿いの山の上に立つ､
戦国時代から残る名城です｡
この町の歴史を見守ってきた犬山城には､
大人ゴコロをくすぐるたくさんの見どころがあります｡
大人ゴコロをくすぐる
たくさんの見どころがあります｡
桃瓦(ももがわら)
犬山城の天守には全部で8つの桃瓦があります｡
桃は古くから邪気を払う縁起物とされてきました｡
留蓋(とめぶた)として雨漏れを防ぐ役割と､
縁起を担ぐ装飾としての役割を持っています｡
location：国宝 犬山城
華頭窓(かとうまど)
犬山城天守最上階に4つ付いている窓｡
しかし
窓と言っても､実は壁に窓枠がついているだけ｡
格式の高さを表すため､そして城のデザイン性の
ためだけに
施されたのがこの華頭窓です｡
location：国宝 犬山城
ホテルインディゴ
犬山有楽苑
日本庭園･有楽苑にある国宝茶室｢如庵｣に隣接し､
国宝犬山城を望むことができるホテル｡
ホテル内の｢Bar夜山車(よやま)｣ではお酒を
飲みながら､ライトアップされた夜の犬山城を味わえる｡
