Intelの第13・14世代Core iシリーズの不具合問題により、代わりとなるCPUを探している方も多いですよね。
そこで今回は、Intel製CPUの最新モデルである、Core Ultraシリーズの特徴・性能をCore iシリーズと比較しながら解説していきます。
競合モデルであるRyzen 9000シリーズとのゲーミング性能の差についても、比較表を使いながら分かりやすく説明します。
おすすめのCore Ultraシリーズ搭載ゲーミングPCや、よくある質問の回答も紹介するので、疑問点・不明点がある方は最後まで読み進めてみましょう。
ここでは、Core Ultraシリーズ(第2世代)の特徴について、従来のCore iシリーズと比較しながら詳しく解説していきます。
Core Ultraシリーズがどんなものか知りたい方は、続きの内容を読み進めてみてください。
IntelのCPUでは、第12世代Core iシリーズ以降のモデルにおいて、省電力性に優れたEコア(Efficiencyコア)が使われています。
最新世代のCore Ultraシリーズ(第2世代)においては、さらに省電力性に優れたLP E-core(低電力Eコア)が搭載されるようになりました。
Core iシリーズのCPUに比べて、最小動作クロックが高く設定されているものの、従来モデルよりも消費電力が小さいのが特徴です。
Core Ultraシリーズに入ってから、Pコア・Eコアだけでなく、AI処理に特化したNPU(Neural Processing Unit)が使われるようになりました。
従来のCPU・GPUと異なり、各コアを相互的に動作させられるような構造に仕上げることで、人工知能・機械学習の演算をスムーズに行えるのが特徴です。
GPUに関しても大幅に見直され、内蔵GPUが最新のIntel Arcに置き換えられたことで、グラフィック性能に関しても大幅に改善しました。
従来のIris Xeでオンラインゲームを遊ぶのは困難な状況でしたが、GeForce GTX 1630並のスペックを持つようになったため、設定を落とせば60fpsで動かせます。
しかし、グラボ搭載モデルに比べると圧倒的にグラフィック性能が低いため、Radeon・NVIDIA製のGPUが使われているゲーミングPCを選びましょう。
CPU・GPU共に大幅に改善された、Core Ultraシリーズの性能を他のCPUと比較してみたところ、ベンチマーク上では第14世代Core iシリーズ比で10%以上高い数値を出しました。
しかし、以下の5枚のシリコンからなる複雑な構造に仕上がっていて、Core Ultraシリーズに対する最適化も行われていないため、ゲーミング性能は第12世代Core iシリーズにすら及びませんでした。
ゲーミング性能にこだわる方は、大容量L3キャッシュが搭載された、Ryzen 7 9800X3D(Ryzen 7 7800X3D)を選んだ方がいいです。
シリーズ名 | メモリ周波数上限 |
---|---|
Core Ultraシリーズ | DDR5:6400MHz |
第14世代Core iシリーズ (上位モデル) | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz |
第14世代Core iシリーズ (Core i5-14400・14500) | DDR5:4800MHz DDR4:3200MHz |
Ryzen 9000シリーズ | DDR5:5600MHz |
最新モデルであるCore Ultra(2シリーズ)では、第14世代Core i・Ryzen 9000シリーズよりも800MHz高い、6400MHzのメモリを搭載可能です。
(ラップトップモデルに至っては、LPDDR5X-8533MHz規格に対応したものもあります。)
メモリスピードがゲーミング性能に与える影響は微々たるものなので、高速メモリにこだわりが無い方は他のシリーズを選びましょう。
CPUがフルモデルチェンジされたことにより、ソケットの規格がLGA1700からLGA1851に変えられました。
そのため、第14世代Core iシリーズのマザーボードは使えず、Core Ultraシリーズ専用のものを装着する必要があります。
最新のCore Ultraシリーズに換装しても、ゲーミング性能が上がらない場合も多いので、予算に余裕がない方は最適化されるまで様子を見ましょう。
2024年12月時点では、標準消費電力が125WのK付きモデルしかなく、付属CPUファンが搭載されたCPUが存在しません。
そのため、Core UltraシリーズのCPUを使いたい方は、CPUファンも別途購入する必要が出て来るのがデメリットです。
今回は、以下の一覧表にあるCore i・Ryzen 9000シリーズと比較しながら、Core Ultraシリーズのゲーミング性能について解説していきます。
Core Ultraシリーズがどのくらいのスペックを持つか気になる方は、続きの内容をチェックしてみましょう。
Core Ultra 5 245K | Core Ultra 7 265K | Core Ultra 9 285K | Ryzen 5 9600X | Ryzen 7 9700X | Ryzen 7 9800X3D | Ryzen 9 9900X | Ryzen 9 9950X | Core i5-14400 | Core i5-14500 | Core i5-14600K | Core i7-14700 | Core i7-14700K | Core i9-14900 | Core i9-14900K | Core i9-14900KS | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
メーカー | Intel | Intel | Intel | AMD | AMD | AMD | AMD | AMD | Intel | Intel | Intel | Intel | Intel | Intel | Intel | Intel |
アーキテクチャ | Arrow Lake | Arrow Lake | Arrow Lake | Zen 5 | Zen 5 | Zen 5 | Zen 5 | Zen 5 | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh |
プロセス | 3nm | 3nm | 3nm | 4nm | 4nm | 4nm | 4nm | 4nm | 10nm | 10nm | 10nm | 10nm | 10nm | 10nm | 10nm | 10nm |
ソケット | LGA1851 | LGA1851 | LGA1851 | AM5 | AM5 | AM5 | AM5 | AM5 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 |
総合コア数 (Pコア+Eコア) | 14 | 20 | 24 | 6 | 8 | 8 | 12 | 16 | 10 | 14 | 14 | 20 | 20 | 24 | 24 | 24 |
Eコア数 | 8 | 12 | 16 | 無 | 無 | 無 | 無 | 無 | 4 | 8 | 8 | 12 | 12 | 16 | 16 | 16 |
スレッド数 | 14 | 20 | 24 | 12 | 16 | 16 | 24 | 32 | 16 | 20 | 20 | 28 | 28 | 32 | 32 | 32 |
ベース/最大クロック(P) | 3.9/5.4GHz | 3.9/5.4GHz | 3.5/5.5GHz | 3.9/5.4GHz | 3.8/5.5GHz | 4.7/5.2GHz | 4.4/5.6GHz | 4.3/5.7GHz | 2.5/4.7GHz | 2.6/5.0GHz | 3.5/5.3GHz | 2.1/5.3GHz | 3.4/5.5GHz | 2.0/5.8GHz | 3.2/6.0GHz | 3.2/6.2GHz |
ベース/最大クロック(E) | 3.6/4.6GHz | 3.3/4.6GHz | 3.2/4.6GHz | – | – | – | – | – | 1.8/3.5GHz | 1.8/3.7GHz | 2.6/4.0GHz | 1.5/4.2GHz | 2.5/4.3GHz | 1.5/4.3GHz | 2.4/4.4GHz | 2.4/4.5GHz |
L3キャッシュ | 24MB | 30MB | 36MB | 32MB | 32MB | 96MB | 64MB | 64MB | 20MB | 24MB | 24MB | 33 MB | 33 MB | 36MB | 36MB | 36MB |
PassMarkスコア | 44112 | 58943 | 68291 | 30510 | 37249 | 40216 | 53978 | 67052 | 26569 | 32507 | 39307 | 49061 | 53678 | 53140 | 61064 | 62166 |
TDP(PL1) | 125W | 125W | 125W | 65W | 65W | 120W | 120W | 170W | 65W | 65W | 125W | 65 W | 125 W | 65 W | 125 W | 150 W |
最大消費電力(PL2) | 159W | 250W | 250W | 88W | 88W | 162W | 162W | 230W | 148W | 154W | 181W | 219 W | 253 W | 219 W | 253 W | 253 W |
内蔵GPU | Intel Graphics | Intel Graphics | Intel Graphics | Radeon Graphics | Radeon Graphics | Radeon Graphics | Radeon Graphics | Radeon Graphics | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 |
対応メモリ | 192GB | 192GB | 192GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB |
メモリ周波数上限 | DDR5:6400MHz | DDR5:6400MHz | DDR5:6400MHz | DDR5:5600MHz | DDR5:5600MHz | DDR5:5600MHz | DDR5:5600MHz | DDR5:5600MHz | DDR5:4800MHz DDR4:3200MHz | DDR5:4800MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz |
PCI-Express | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 |
希望小売価格 | $319 | $394 | $589 | $279 | $359 | $479 | $499 | $649 | $221 | $232 | $319 | $384 | $409 | $549 | $589 | $689 |
発売時期 | 2024年10月25日 | 2024年10月25日 | 2024年10月25日 | 2024年8月10日 | 2024年8月10日 | 2024年11月15日 | 2024年8月23日 | 2024年8月23日 | 2024年1月9日 | 2024年1月9日 | 2022年10月20日 | 2024年1月9日 | 2023年10月17日 | 2024年1月9日 | 2023年10月17日 | 2024年3月15日 |
まず初めに、Core Ultraシリーズの競合モデルとなる、Ryzen 9000シリーズとのゲーミング性能の差を比較表にしてまとめてみました。
GPUはボトルネックが生じにくいRTX4090と仮定して計測した時の、各CPUのフレームレート数は以下の表のとおりです。
数値:平均fps(QHD Ultra) | VALORANT | APEX LEGENDS (※上限300fps) | Fortnite | FF15 | Escape From Tarkov |
---|---|---|---|---|---|
Core Ultra 9 285K | 580 | 241 | 464 | 346 | 200 |
Core Ultra 7 265K | 500 | 218 | 400 | 312 | 171 |
Core Ultra 5 245K | 354 | 164 | 300 | 216 | 128 |
Ryzen 9 9950X | 1455 | 493 | 873 | 568 | 375 |
Ryzen 9 9900X | 940 | 318 | 563 | 444 | 242 |
Ryzen 7 9800X3D | 762 | 306 | 458 | 334 | 227 |
Ryzen 7 9700X | 705 | 291 | 420 | 333 | 216 |
Ryzen 5 9600X | 470 | 194 | 280 | 222 | 162 |
第14世代Core iシリーズの時と異なり、Ryzen 9000シリーズとは比較にならないほど低いフレームレートを叩き出してしまいました。
FPSゲームをヌルヌル映像で楽しみたい方は、フルHD最高画質でも300fpsを確保できる、Ryzen 7 9800X3D~Ryzen 9 9950Xがおすすめです。
AMDの最新モデルであるRyzen 9000シリーズに興味を持った方は、以下の記事もチェックしてみましょう。
次に、Ryzen 9000シリーズと同様の測定方法で、ハイエンドCPUであるCore Ultra 9シリーズとCore i9シリーズの性能の違いを比較しました。
数値:平均fps(QHD Ultra) | VALORANT | APEX LEGENDS (※上限300fps) | Fortnite | FF15 | Escape From Tarkov |
---|---|---|---|---|---|
Core Ultra 9 285K | 581 | 240 | 465 | 346 | 198 |
Core i9-14900KS | 1412 | 461 | 848 | 615 | 364 |
Core i9-14900K(F) | 1160 | 361 | 696 | 520 | 299 |
Core i9-14900(F) | 1009 | 329 | 606 | 473 | 260 |
第14世代Core i9シリーズと比較すると大幅にフレームレートが落ち、軽量級ゲームであるVALORANTでは、第12世代にも劣るゲーミング性能を叩き出しました。
現在では第13・第14世代のCore iシリーズは、14400(F)・14500を除いて延長保証が付いているので、戦績を求めるプロゲーマーでなければCore iシリーズを選んだ方がいいです。
Core i9シリーズの下位モデルであるCore i7シリーズとのスペックの差を、Core Ultra 7シリーズと比べてみました。
数値:平均fps(QHD Ultra) | VALORANT | APEX LEGENDS (※上限300fps) | Fortnite | FF15 | Escape From Tarkov |
---|---|---|---|---|---|
Core Ultra 7 265K(F) | 498 | 218 | 398 | 312 | 171 |
Core i7-14700K(F) | 1000 | 326 | 600 | 469 | 257 |
Core i7-14700(F) | 937 | 306 | 562 | 440 | 241 |
第14世代Core i9シリーズと同様に大幅にゲーミング性能が低下し、軽量なゲームではCore i 7-12700Kにも劣るフレームレートしか出せませんでした。
FPSゲームをヌルヌル映像で楽しみたい方は、4万円台後半で購入できるCore i7-14700(F)を選びましょう。
最後に、Core Ultra 5シリーズの型落ちモデルである、Core i5シリーズとのゲーミング性能の差を比較してみました。
数値:平均fps(QHD Ultra) | VALORANT | APEX LEGENDS (※上限300fps) | Fortnite | FF15 | Escape From Tarkov |
---|---|---|---|---|---|
Core Ultra 5 245K(F) | 472 | 205 | 375 | 270 | 160 |
Core i5-14600K(F) | 709 | 245 | 450 | 325 | 192 |
Core i5-14500 | 603 | 208 | 382 | 276 | 177 |
Core i5-14400(F) | 475 | 166 | 292 | 221 | 142 |
上位モデルほどCore Ultraシリーズ特有のフレームレートの低下は目立たず、VALORANT以外のゲームではCore i5-14400(F)を大きく上回る数値を出しました。
Core i5-14400(F)は延長保証の対象外なので、不具合問題が気になる方はCore Ultra 5 245Kを選ぶのがおすすめです。
ここでは、Core Ultra搭載のおすすめゲーミングPCを、グレード別(Core Ultra 5・ 7・9)で1台ずつ紹介していきます。
Core Ultraシリーズに興味を持っているものの、ゲーミングPCを選べずに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
Core Ultra 5を搭載したゲーミングPCの中でおすすめなのが、パソコンショップセブンのZEFT Z54Fです。
カスタマイズ画面でPCケースのデザインを自由に変えられるため、かっこいいゲーミングPCを求めている方に向いています。
しかし、価格は税込249,480円と構成に対して割高なので、気軽に購入しづらいのがデメリットです。
商品名(メーカー名) | ZEFT Z54F(パソコンショップセブン) |
おすすめ度 | |
価格(税込) | 249,480円 |
CPU | Intel Core Ultra 5 245KF |
GPU | GeForce RTX 4060 Ti |
メモリ | DDR5-5600 16GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
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Core Ultra 7 265K搭載のおすすめゲーミングPCは、パソコン工房のLEVEL-R68P-LC265K-TTXとなります。
ハイスペックGPUであるRTX 4070 SUPERと32GBメモリが使われているため、オープンワールドゲームも快適に遊べるゲーミングPCを求めている方におすすめです。
グラデーションカラーに光るLEDケースファンが搭載して、見た目がおしゃれなのも魅力です。
商品名(メーカー名) | LEVEL-R68P-LC265K-TTX(パソコン工房) |
おすすめ度 | |
価格(税込) | 349,800円 |
CPU | Intel Core Ultra 7 265K |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS BRONZE |
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Core Ultra 9 285Kが使われたゲーミングPCの中でおすすめなのが、ツクモのG-GEAR GE9J-M247/ZBHです。
ハイエンドGPUであるRTX 4080 SUPERが搭載されているため、最高画質でも快適にゲームを行いたい方におすすめです。
冷却性能に優れた水冷CPUクーラーが標準で採用されているので、CPUの発熱によるカクつき・不具合の発生も抑えられます。
商品名(メーカー名) | GE9J-M247/ZBH(ツクモ) |
おすすめ度 | |
価格(税込) | 449,800円 |
CPU | Intel Core Ultra 9 285K |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
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Core Ultraシリーズを搭載したおすすめゲーミングノートPCを、グレードごとに1台ずつ紹介していきます。
最新のゲーミングノートPCを探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
Core Ultra 5を搭載したモデルでおすすめのゲーミングノートPCは、パソコン工房のLEVEL-14FH129-U5-UHXとなります。
内臓GPUしか搭載されていないものの、Iris Xeに比べて格段にグラフィック性能が上がっているので、低設定であれば60fpsでゲームを動かせます。
グラボが使われたモデルに比べると圧倒的にゲーミング性能が低いので、ゲームを楽しみたい方は次に紹介するCore Ultra 7搭載モデルを選びましょう。
商品名(メーカー名) | LEVEL-14FH129-U5-UHX(パソコン工房) |
おすすめ度 | |
価格(税込) | 169,800 円 |
CPU | Intel Core Ultra 5 226V |
GPU | Intel Arc Graphics 130V |
メモリ | LPDDR5X-8533 16GB |
ストレージ | SSD:500GB NVMe HDD:無 |
駆動時間 | 15.7時間 |
画面サイズ | 14インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
解像度 | WUXGA(1920×1200) |
重量 | 0.935kg |
本体サイズ | 313 × 223 × 22.1 mm |
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コスパが最大の強み
Core Ultra 7搭載ゲーミングノートPCの中でおすすめなのが、ドスパラのGALLERIA XL7C-R46-6です。
大容量な32GBメモリが搭載されているため、電源に接続されている状態であれば、タルコフを含むFPSゲームを快適に遊べます。
WQXGA(2560×1600)解像度の240Hzディスプレイが使われているので、映像の没入感に優れているのも魅力です。
商品名(メーカー名) | GALLERIA XL7C-R46-6(ドスパラ) |
おすすめ度 | |
価格(税込) | 232,980円 |
CPU | Intel Core Ultra 7 155H |
GPU | GeForce RTX 4060 |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
駆動時間 | 7.2時間 |
画面サイズ | 16インチ |
リフレッシュレート | 240Hz |
解像度 | WQXGA(2560×1600) |
重量 | 2.1kg |
本体サイズ | 358 × 259 × 24 mm |
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おすすめのCore Ultra 9搭載ゲーミングノートPCは、初代シリーズのCPUであるCore Ultra 9 185Hが使われた、MSIのStealth-14-AI-Studio-A1VGG-5023JPです。
画面サイズが14インチとコンパクトな上に、重量が約1.7kgと比較的軽量なため、携帯性に優れたゲーミングノートPCを求めている方におすすめです。
20万円台で買えるのにも関わらず、64GBの超大容量メモリが搭載されているので、4K動画の編集も難なく行えます。
商品名(メーカー名) | Stealth14 AIStudio(MSI) |
おすすめ度 | |
価格(税込) | 279,800円 |
CPU | Intel Core Ultra 9 185H |
GPU | GeForce RTX 4070 |
メモリ | DDR5 64GB |
ストレージ | SSD:1TB NVMe HDD:無 |
駆動時間 | 8時間 |
画面サイズ | 14インチ |
リフレッシュレート | 165Hz |
解像度 | WUXGA(1920×1200) |
重量 | 約1.7kg |
本体サイズ | 316×246×21.8 mm |
ここでは、Core Ultraシリーズに関するよくある質問について、Q&A形式で分かりやすく解説していきます。
疑問点・不明点があり、Core iシリーズとどちらが良いか分からず困っている方は、該当する部分を確認してみましょう。
Core UltraシリーズのCPUは構造が複雑で最適化が進んでいないため、2024年12月時点では第12世代Core iシリーズすら下回る結果となりました。
比較対象となるCore i5-14600K(F)に比べて1万円、下位モデルであるCore i5 14400(F)と比べると2万円以上高い、48,000円前後の価格で販売されています。
Core i5-14600K(F)と同様に別売りのCPUファンが必要な上に、Core iシリーズに比べて高価なことが原因として挙げられます。
例の不具合問題が生じたCore iシリーズは、延長保証が公表されたのにも関わらず大幅に値下がりしたため、叩き売りされているCore iシリーズの方がコスパが良いです。
フルモデルチェンジが行われた関係で、対応するソケットの種類も変更されたので、Core iシリーズとの互換性はなくマザーボードも交換する必要があります。
AI処理に特化したNPUやIntel Arc Graphicが搭載されているので、CPUだけでも最低限ゲームを行えますが、グラボの方が圧倒的に優れた性能を持ちます。
Core Ultraシリーズのゲーミング性能は従来品に比べて劣るものの、大きな不具合は2024年12月時点では発生していません。
今ではRyzenシリーズの方が人気が出ていますが、どうしてもIntel製CPUを使い続けたい方は、Core Ultraシリーズがおすすめです。
]]>2024年6月からIntel製CPUの不具合が話題となり、Core i7の代わりとなるCPUを求めている方も多いと思います。
そこで今回は、Core i7に引けを取らない性能を持つ、9000シリーズのRyzen7の特徴について、他のモデルと比べながら詳しく解説します。
Intel製CPUから乗り換える方に向けて、9000シリーズのRyzen7を搭載した、ゲーミングPCのおすすめモデルを紹介します。
Ryzen 7(9000シリーズ)でありがちな、よくある質問に対しても回答していくので、CPU選びで迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
Ryzen5(9000シリーズ)と同じく8月10日に発売された、Ryzen7(9000シリーズ)は8コア16スレッド構成のCPUで、省電力性に優れたZen 5プロセス(4nm)が採用されています。
ここでは、Ryzen7(9000シリーズ)に関するスペック・特徴について、Intel製CPUから乗り換える方でも分かるように簡潔に解説していきます。
デスクトップ用 CPUモデル一覧 | Ryzen 7 9700X | Ryzen 7 9800X |
---|---|---|
希望小売価格 (販売価格) | $359 (58,480円) | $479 (86,799円) |
アーキテクチャ | Zen 5 | Zen 5 |
ソケット | AM5 | AM5 |
コア数/スレッド数 | 8/16 | 8/16 |
ベース/最大クロック | 3.8/5.5GHz | 4.7/5.2GHz |
L3キャッシュ | 32MB | 96MB |
最大消費電力(PL2) | 88W | 162W |
内蔵GPU | Radeon Graphics | Radeon Graphics |
発売日 | 2024年8月10日 | 2024年11月15日 |
9000番台のRyzen 7シリーズのCPUは、非常に微細なZen5プロセス(4nm)が搭載されていて、Zen4プロセスよりも省電力性・処理性能に優れているのが特徴です。
Ryzen 7 7700XのTDP(熱設計電力)が105Wなのに対し、最新モデルであるRyzen 7 9700Xでは65Wまで抑えられています。
不具合問題で話題となった、第13・14世代のIntel製のCPUに比べるとクロック変動幅は小さいものの、平常時とブースト時で1.5倍近い差があります。
Ryzen7(7000シリーズ)との処理性能の違いが気になる方は、「Ryzen 7(7000シリーズ)とRyzen 7(9000シリーズ)の比較」をチェックしましょう。
一方で、最新世代のIntel Core i7とどちらが優れているのか知りたい方は、「第14世代Core i7シリーズとRyzen 7(9000シリーズ)の比較」の見出しを読み進めてみましょう。
2024年の8月上旬に新しく発売されたRyzen7(9000シリーズ)は、スペックの高さで定評のあるRyzen 7 9700Xと、ゲーミング性能に特化したRyzen 7 9800X3Dが販売されています。
文字 | 意味 | こんな人におすすめ |
---|---|---|
X | 高性能版 | 高フレームレートでゲームをガンガン動かしたい |
3D | 3D V-Cache搭載 | ゲームプレイ中に生じるカクつきを抑えたい |
Ryzen 7 9700Xは、7700Xの陰に埋もれた8700Gに比べるとグラフィック性能は低いものの、Ryzen7000シリーズと同様に内蔵GPUが搭載されています。
TDPは65Wに抑えられている関係で、空冷クーラーでも熱暴走の問題が起きづらいものの、他のRyzenシリーズのX付きモデルと同様に付属クーラーは無いので注意しましょう。
Ryzen 7 9800X3Dは消費電力が120Wまで上がっていますが、96MBもの3D V-Cacheが搭載されているため、ゲームプレイ時の安定感が段違いに優れています。
Intelの不具合問題の件もあり、安定して動くRyzen 7 9800X3Dの人気が急騰していて、2024年12月時点では品薄状態になっています。
Ryzen 7 9700Xのベンチマーク結果は以下のとおりで、1世代前のハイスペックCPUであるCore i7-13700を超えるスコアを叩き出しました。
実用的なゲーミング性能についても、Core i7-13700(F)を上回る数値を出していて、Apexを240fps張り付きで遊べるスペックを持ち合わせています。
販売価格は発売時点で70,800円と、Core i7-13700(F)に比べて1万円ほど高価ですが、不具合問題の影響で人気が高まり品薄状態になっています。
第13・14世代のCore i7は基本的に延長保証が付くようになりましたが、不具合が気になる方はRyzen 7 9700Xを選ぶのがおすすめです。
数値:平均fps(QHD Ultra) | コアクロック (ベース/最大) | VALORANT | APEX LEGENDS (※上限300fps) | Fortnite | FF15 | Escape From Tarkov |
---|---|---|---|---|---|---|
Ryzen 7 9700X | 3.80 GHz/5.50 GHz | 705 | 291 | 420 | 333 | 216 |
Core i7-13700(F) | 2.10 GHz/5.20 GHz | 725 | 250 | 459 | 331 | 196 |
Core i7-13700K(F) | 3.40 GHz/5.40 GHz | 877 | 287 | 528 | 414 | 225 |
最新のハイスペックCPUである、Ryzen 7(9000シリーズ)と相性が良いGPUがどんなものか知りたい方も多いですよね。
Ryzen 7 9700Xと組み合わせた場合は、WQHD解像度以下であればRTX 4070、4K解像度であればRTX 4070 SUPER~RTX 4070 Tiが最適なGPUとなります。
Ryzen 7 9700Xとの相性 | フルHD解像度 (1080×1920) | WQHD解像度 (1440×2560) | 4K解像度 (2160×3840) |
---|---|---|---|
RTX4090 | ✕(CPU不足) | ×(CPU▲45%) | ×(CPU▲30%) |
RTX 4080 SUPER (RTX4080) | ×(CPU▲45%) | ×(CPU▲35%) | △(CPU▲20%) |
RTX 4070 Ti SUPER | ×(CPU▲30%) | △(CPU▲20%) | 〇(CPU▲10%) |
RTX 4070 Ti | △(CPU▲25%) | 〇(CPU▲15%) | ◎(CPU▲5%) |
RTX 4070 SUPER | △(CPU▲20%) | 〇(CPU▲10%) | ◎ |
RTX 4070 | 〇(CPU▲15%) | ◎ | 〇(GPU▲10%) |
RTX 4060 Ti | ◎(GPU▲5%) | △(GPU▲20%) | ✕(GPU不足) |
RTX 4060 | △(GPU▲20%) | ×(GPU▲35%) | ✕(GPU不足) |
RTX 3060 | ×(GPU▲30%) | ×(GPU▲45%) | ✕(GPU不足) |
RTX 3050 | ✕(GPU不足) | ✕(GPU不足) | ✕(GPU不足) |
GTX 1650 | ✕(GPU不足) | ✕(GPU不足) | ✕(GPU不足) |
相性表を流し読みしただけでは、GPUとCPUの相性の関係性が分かりづらいですが、
高解像度:GPUの負荷が高く、GPUがボトルネックになりやすい
低解像度:GPUの負荷が低く、CPUがボトルネックになりやすい
といった関係を持つことが、くまなく表を見渡してみると理解できます。
ここでは、Ryzenシリーズ・Coreシリーズのハイスペックモデルと比較した、Ryzen 7(9000シリーズ)のスペックを詳しく解説します。
最新世帯のRyzen CPUがどれくらい進化しているか気になる方は、ぜひ続きの内容を読み進めてみましょう。
Ryzen 7 9700Xと比較対象になる、Intel・AMD製CPUの他のモデルのスペックを比較表にしてまとめてみましたが、一見しただけでは性能の違いが分かりづらいですよね。
Ryzen 7 9700X | Ryzen 7 9800X3D | Core i7-14700 | Core i7-14700K | Core i5-14400 | Core i5-14500 | Core i5-14600K | Ryzen 7 7800X3D | Ryzen 7 7700X | Ryzen 7 7700 | Ryzen 5 9600X | Ryzen 9 9950X | Ryzen 9 9900X | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
メーカー | AMD | AMD | Intel | Intel | Intel | Intel | Intel | AMD | AMD | AMD | AMD | AMD | AMD |
アーキテクチャ | Zen 5 | Zen 5 | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Zen 4 | Zen 4 | Zen 4 | Zen 5 | Zen 5 | Zen 5 |
プロセス | 4nm | 4nm | 10nm | 10nm | 10nm | 10nm | 10nm | 5nm | 5nm | 5nm | 4nm | 4nm | 4nm |
ソケット | AM5 | AM5 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | AM5 | AM5 | AM5 | AM5 | AM5 | AM5 |
総合コア数 (Pコア+Eコア) | 8 | 8 | 20 | 20 | 10 | 14 | 14 | 8 | 8 | 8 | 6 | 16 | 12 |
Eコア数 | 無 | 無 | 12 | 12 | 4 | 8 | 8 | 無 | 無 | 無 | 無 | 無 | 無 |
スレッド数 | 16 | 16 | 28 | 28 | 16 | 20 | 20 | 16 | 16 | 16 | 12 | 32 | 24 |
ベース/最大クロック(P) | 3.8/5.5GHz | 4.7/5.2GHz | 2.1/5.3GHz | 3.4/5.5GHz | 2.5/4.7GHz | 2.6/5.0GHz | 3.5/5.3GHz | 4.2/5.0GHz | 4.5/5.4GHz | 3.8/5.3GHz | 3.9/5.4GHz | 4.3/5.7GHz | 4.4/5.6GHz |
ベース/最大クロック(E) | – | – | 1.5/4.2GHz | 2.5/4.3GHz | 1.8/3.5GHz | 1.8/3.7GHz | 2.6/4.0GHz | – | – | – | – | – | – |
L3キャッシュ | 32MB | 96MB | 33MB | 33MB | 20MB | 24MB | 24MB | 96MB | 32MB | 32MB | 32MB | 64MB | 64MB |
PassMarkスコア | 37249 | 40216 | 49061 | 53678 | 26569 | 32507 | 39307 | 34386 | 36071 | 34598 | 30510 | 67052 | 53978 |
TDP(PL1) | 65W | 120W | 65W | 125W | 65W | 65W | 125W | 120W | 105W | 65W | 65W | 170W | 120W |
最大消費電力(PL2) | 88W | 162W | 219W | 253W | 148W | 154W | 181W | 162W | 142W | 88W | 88W | 230W | 162W |
内蔵GPU | Radeon Graphics | Radeon Graphics | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | Radeon Graphics | Radeon Graphics | Radeon Graphics | Radeon Graphics | Radeon Graphics | Radeon Graphics |
対応メモリ | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB |
メモリ周波数上限 | DDR5:5600MHz | DDR5:5600MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz | DDR5:4800MHz DDR4:3200MHz | DDR5:4800MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5200MHz | DDR5:5200MHz | DDR5:5200MHz | DDR5:5600MHz | DDR5:5600MHz | DDR5:5600MHz |
PCI-Express | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 |
希望小売価格 | $359 | $479 | $384 | $409 | $221 | $232 | $319 | $449 | $399 | $329 | $279 | $649 | $499 |
発売時期 | 2024年8月10日 | 2024年11月15日 | 2024年1月9日 | 2023年10月17日 | 2024年1月9日 | 2024年1月9日 | 2022年10月20日 | 2023年4月14日 | 2022年8月30日 | 2023年1月13日 | 2024年8月10日 | 2024年8月23日 | 2024年8月23日 |
そこで、競合モデルの処理性能の差が一目で分かるように、Cinebench R23のベンチマーク結果(シングル・マルチスレッド)をグラフにしてみました。
世間一般的には、「intelはシングルスレッド、AMDはマルチスレッド性能が高い」というイメージを持たれています。
シングルスレッドのスコアを比べてみたところ、Intel Core i9 14900には引けを取るものの、Intel Core i7 14700K並のスコアが出ました。
(Ryzen 7 9800X3Dに関しては、シングルコア性能がRyzen 7 9700Xよりも低く、60位前後まで落ち込みました。)
実際のゲーミング性能はマルチスレッド性能により決まるので、Cinebench R23(マルチコア)の測定も行ってみました。
コア数が8コアと比較的少ない関係で、シングルスレッドの時より順位が落ちただけでなく、なぜかRyzen 7 7700Xよりも低いスコアを叩き出してしまいました。
それでも、Core i5 14400(F)を大きく上回る性能を持つので、Intel製CPUの代替品としては有用なことが分かりました。
Ryzen7(9000シリーズ)の競合CPUとなる、第14世代のCore i7シリーズとの性能の違いを比較してみました。
GPUはボトルネックがほとんど生じないRTX4090と仮定して、計測してみたら以下の表のような結果が出てきました。
数値:平均fps(QHD Ultra) | VALORANT | APEX LEGENDS (※上限300fps) | Fortnite | FF15 | Escape From Tarkov |
---|---|---|---|---|---|
Ryzen 7 9800X3D | 762 | 306 | 458 | 334 | 227 |
Ryzen 7 9700X | 705 | 291 | 420 | 333 | 216 |
Core i7-14700(F) | 937 | 306 | 562 | 440 | 241 |
Core i7-14700K(F) | 1000 | 326 | 600 | 469 | 257 |
AMDの新型モデルであるRyzen 7 9700Xは8コアしかない関係で、20コア28スレッド構成のCore i7-14700(F)を大きく下回る結果となりました。
最近になってIntel製CPUに延長保証が付くようになったため、どうしても不具合問題を避けたい方以外は、安くて高性能なCore i7-14700(F)を選んだ方がいいです。
先ほど紹介した、Core i7-14700(F)・14700K(F)と同じ測定方法で、第14世代Core i5シリーズとの比較を行いました。
数値:平均fps(QHD Ultra) | VALORANT | APEX LEGENDS (※上限300fps) | Fortnite | FF15 | Escape From Tarkov |
---|---|---|---|---|---|
Ryzen 7 9800X3D | 762 | 306 | 458 | 334 | 227 |
Ryzen 7 9700X | 705 | 291 | 420 | 333 | 216 |
Core i5-14400(F) | 475 | 166 | 292 | 221 | 142 |
Core i5-14500 | 603 | 208 | 382 | 382 | 177 |
Core i5-14600K(F) | 709 | 245 | 450 | 325 | 192 |
Core i5-14400(F)に比べて1.5倍近いフレームレートの差が付き、上位モデルと比べてもRyzen 7 9700Xの方が優れていることが分かります。
FPSゲームをヌルヌル映像で楽しみたい方は、240fps以上のフレームレートを出せるRyzen7(9000シリーズ)を選びましょう。
次に、Ryzen7(9000シリーズ)の型落ちモデルである、Ryzen7(7000シリーズ)とのスペックの差を理解するために、再び表にしてまとめてみました。
数値:平均fps(QHD Ultra) | VALORANT | APEX LEGENDS (※上限300fps) | Fortnite | FF15 | Escape From Tarkov |
---|---|---|---|---|---|
Ryzen 7 9800X3D | 762 | 306 | 458 | 334 | 227 |
Ryzen 7 9700X | 705 | 291 | 420 | 333 | 216 |
Ryzen 7 7800X3D | 663 | 220 | 398 | 290 | 171 |
Ryzen 7 7700X | 570 | 193 | 342 | 270 | 147 |
Ryzen 7 7700 | 553 | 187 | 332 | 262 | 143 |
1世代前のRyzen7(7000シリーズ)よりも、最新世代のRyzen 7 9700Xの方が高いフレームレートを出せていることが分かります。
しかし、価格の面においてはRyzen7(7000シリーズ)の方が安いので、コスパを重視する方はRyzen 7 7700X等の型落ちモデルを選ぶのがおすすめです。
その次に、Ryzen7(9000シリーズ)と同じ時期に発売された、Ryzen5(9000シリーズ)とも比べてみました。
数値:平均fps(QHD Ultra) | VALORANT | APEX LEGENDS (※上限300fps) | Fortnite | FF15 | Escape From Tarkov |
---|---|---|---|---|---|
Ryzen 7 9800X3D | 762 | 306 | 458 | 334 | 227 |
Ryzen 7 9700X | 705 | 291 | 420 | 333 | 216 |
Ryzen 5 9600X | 470 | 194 | 280 | 222 | 162 |
上位モデルであるRyzen7(9000シリーズ)の方が、Ryzen5(9000シリーズ)よりも明らかに高い処理性能を持つことが分かりました。
価格も15,000円程度しか違わないため、コスパの面においてもRyzen5(9000シリーズ)の方が優れています。
最後に、最新世代のフラッグシップモデルである、Ryzen9(9000シリーズ)がどれくらい優れているのか比較してみました。
数値:平均fps(QHD Ultra) | VALORANT | APEX LEGENDS (※上限300fps) | Fortnite | FF15 | Escape From Tarkov |
---|---|---|---|---|---|
Ryzen 7 9800X3D | 762 | 306 | 458 | 334 | 227 |
Ryzen 7 9700X | 705 | 291 | 420 | 333 | 216 |
Ryzen 9 9950X | 1455 | 493 | 873 | 568 | 375 |
Ryzen 9 9900X | 940 | 318 | 563 | 444 | 242 |
最上位モデルであるRyzen 9 9950Xでは、Ryzen 7 9700Xに対して2倍以上のフレームレートの差が付きました。
不具合を起こした14900Kにも負けない性能を持つので、IntelのハイエンドCPUの代替品を求めている方は、Ryzen9(9000シリーズ)がおすすめです。
今回紹介した、Ryzen・CoreシリーズのApexのフレームレートをCPUごとに比較してみたところ、上のグラフのとおりになりました。
Ryzen9(9000シリーズ)の圧倒的なフレームレートの高さが目立ちますが、Ryzen 7 9700Xでも300fpsに近い値を出せるので、実用性能上はほとんど変わりません。
ハイエンドCPUであるRyzen9(9000シリーズ)を選ぶのが理想ですが、CPUだけで10万円以上かかってしまうため、価格を抑えたい方はRyzen7(9000シリーズ)が最適な選択肢となります。
不具合が起きづらいハイスペックゲーミングPCを求めている方に向けて、Ryzen7(9000シリーズ)を搭載したゲーム用パソコンを紹介していきます。
ドスパラやパソコン工房を含むさまざまなBTOメーカーから、Ryzen 7 9700Xを搭載したモデルが販売されています。
9000シリーズのRyzen7を搭載したゲーミングPCの中で、コスパに優れたおすすめモデルを5つ紹介するので、高性能なゲーム用パソコンを求めている方は参考にしてみてください。
パソコンショップセブンのZEFTシリーズのゲーミングPCで、ハイスペックPCパーツである、RTX 4070とRyzen 7 9700Xが採用されています。
デフォルトの状態でもデザイン性に優れていますが、PCケースを「NZXT H6 Flow White」にカスタムすると更にかっこよくなるので、ゲーミングPCのデザインにこだわる方におすすめです。
本体価格が税込356,180円と比較的安価なため、AMD製CPU搭載の高性能ゲーミングPCをお得に購入したい方にもおすすめできます。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 249,480円 |
CPU | AMD Ryzen 7 9700X |
GPU | GeForce RTX 4070 |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
\豊富すぎるパーツ選びが最大の魅力/
中級者向け!フルカスタマイズBTO
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 202fps (▲1%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 159fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 96fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 75fps (▲5%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 55fps (▲2%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 30fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 490fps (▲5%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 402fps (▲2%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 350fps (0%) |
CPUが高性能なおかげでフレームレートの減少量が少なく、WQHD・4K解像度においてはほとんどボトルネックが生じませんでした。
しかし、あと2万円かければ4K解像度でも快適に遊べるRTX 4070 SUPER搭載モデルに仕上げられるので、予算に余裕がある方はGPUのアップグレードを行いましょう。
フロンティアのGHLシリーズのゲーミングPCで、RTX 4070 SUPERとRyzen 7 9700Xを搭載しているので、4K解像度でも問題なくゲームを動かせます。
メモリに関しても32GBのものが採用されているため、20万円台で何でもできるゲーミングPCを手に入れたい方におすすめです。
透明なサイドパネルと光るケースファンが使われていて、おしゃれに仕上がっているのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 289,800円 |
CPU | AMD Ryzen 7 9700X |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\セールのコスパ最強ゲーミングPC/
期間限定セールが安すぎるBTOメーカー
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 252fps (▲2%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 245fps (▲1%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 148fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 86fps (▲8%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 61fps (▲4%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 34fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 528fps (▲8%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 443fps (▲4%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 402fps (0%) |
RTX 4070搭載モデルに比べてフレームレートが上がり、超重量級のサイバーパンク2077(DLSS無)を除いて、4K解像度でも60fpsを実現できるようになりました。
GPUとCPUの組み合わせのバランスも悪くはないので、ヘビーゲーマーの方でも満足できるスペックに仕上がっています。
RTX 4070 Ti SUPERを搭載した、マウスコンピューターのNEXTGEARシリーズのゲーミングPCで、最新のAMD製CPUであるRyzen 7 9700Xが使われています。
本体価格は329,800円と比較的高価ですが、標準で3年保証が付いているため、CPUの不具合が心配な方におすすめです。
標準構成ではメモリ容量が16GBに抑えられているので、動画配信も行いたい方は32GBにアップグレードしておきましょう。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 319,800円 |
CPU | AMD Ryzen 7 9700X |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR5-5600 16GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS BRONZE |
\購入後のサポートが最大の魅力/
3年間無償保証&24時間365日サポート
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 275fps (▲2%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 267fps (▲1%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 163fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 101fps (▲9%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 75fps (▲5%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 45fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 564fps (▲9%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 475fps (▲5%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 428fps (0%) |
GPUの方が強く若干ボトルネックが目立っていますが、4K解像度においてはフレームレートに悪影響がなく、RTX 4070 SUPER搭載モデルよりもワンランク処理性能が高まりました。
ただし、価格が32万円前後と高価なため、コスパを重視する方は20万円台後半で手に入る、RTX 4070 SUPER搭載モデルがおすすめです。
ドスパラのXシリーズの最新モデルで、ハイエンドなRTX 4070 Ti SUPERとRyzen 7 9800X3Dが搭載されています。
CPU自体が品薄状態なのにも関わらず、他のガレリアPCと同様に翌日出荷されるので、Ryzen 7 9800X3Dを搭載したゲーミングPCを求めている方におすすめです。
価格は38万円台後半と割高なため、AMD製CPUを搭載したゲーム用パソコンを安く手に入れたい方は、他のモデルを選びましょう。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 387,979円 |
CPU | AMD Ryzen 7 9800X3D |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR5-4800 16GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
\圧倒的な知名度No1メーカー/
早くて安いゲーミングPC多数
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 277fps (▲1%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 269fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 163fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 108fps (▲2%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 80fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 45fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 617fps (▲2%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 500fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 428fps (0%) |
高性能なCPUを搭載したおかげで、Ryzen 7 9700X搭載モデルと比較して、フレームレートの減少量が少なくなりました。
しかし、30万円台後半と割高で、価格に見合ったスペックの向上は得られないため、コスパを求める方はRyzen 7 9700X搭載モデルで十分です。
RTX 4080 SUPERとRyzen 7 9800X3Dを搭載した、パソコン工房のRGB BuildシリーズのハイエンドゲーミングPCとなります。
価格は43万円台と高価ですが、不具合問題を気にせずに4Kゲーミングを楽しめるため、長時間ゲームをプレイするヘビーゲーマーの方に向いています。
グラデーションカラーに光るLEDケースファンが搭載されていて、デザイン性に優れているのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 439,800円 |
CPU | AMD Ryzen 7 9800X3D |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1000W 80PLUS PLATINUM |
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 282fps (▲1%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 278fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 177fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 123fps (▲3%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 90fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 50fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 625fps (▲3%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 511fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 437fps (0%) |
最新のゲーム特化型CPUであるRyzen 7 9800X3Dであれば、ハイエンドGPUであるRTX 4080 SUPERであっても、大きなボトルネックが生じずに快適に動かせました。
価格は40万円台と高価ですが、ハイスペックなK付きモデルのIntel製CPUは不具合問題が生じやすいため、高品質なハイエンドゲーミングPCを求めている方にはおすすめできます。
商品名 | ZEFT R59DD (パソコンショップセブン) | FRGHLB650/R977 (フロンティア) | NEXTGEAR JG-A7G7A (マウスコンピューター) | GALLERIA XA7R-R47TS 9800X3D搭載(ドスパラ) | LEVEL-R6B6-LCR98D-VTX(パソコン工房) |
価格(税込) | 249,480円 | 289,800円 | 319,800円 | 387,979円 | 439,800円 |
CPU | AMD Ryzen 7 9700X | AMD Ryzen 7 9700X | AMD Ryzen 7 9700X | AMD Ryzen 7 9800X3D | AMD Ryzen 7 9800X3D |
GPU | GeForce RTX 4070 | GeForce RTX 4070 SUPER | GeForce RTX 4070 Ti SUPER | GeForce RTX 4070 Ti SUPER | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-5600 32GB | DDR5-5600 32GB | DDR5-5600 16GB | DDR5-4800 16GB | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS GOLD | 850W 80PLUS GOLD | 750W 80PLUS BRONZE | 750W 80PLUS GOLD | 1000W 80PLUS PLATINUM |
公式サイト | パソコンショップセブン公式サイト | FRONTIER公式サイト | マウスコンピューター公式サイト | ドスパラ公式サイト | パソコン工房公式サイト |
今回は、Ryzen 7 9700Xを含めた9000シリーズのRyzen7に関する、よくある質問をQ&A形式で詳しく答えていきます。
Ryzen 7 5700X・7700X搭載モデルと迷っている方は、ぜひ該当する部分をチェックしてみましょう。
Ryzen 7 7700Xに比べて進化はしているものの、ゲーミング性能の向上幅は10%と小さく、まだまだCore i7-14700(F)には遠く及びません。
価格自体は5万円台とCore i7シリーズに比べて安いものの、Ryzen 7 7700Xに比べて10%以上PassMarkスコアが低いので、新しく買い替える人がほとんど出ませんでした。
前世代のRyzen 7 7700Xが48,000円程度で購入できることから、7000シリーズのRyzen7に比べて10,000円ほど価格が高くなります。
型落ちモデルであるRyzen 7 5700Xは2万円台前半で購入でき、スペック/価格比で換算すると2倍近い差が生じているので、コスパを重視する方は5700Xを選びましょう。
Intel製CPUの不具合問題により、相対的にAMDのブランド力が上がったため、Ryzen7 9700Xの方が人気が出るようになりました。
(価格コムでもRyzen7 9800X3D・Ryzen7 9700Xが人気1位・2位に躍り出ています。)
過去のRyzen 7シリーズは長らくCore i5に毛が生えた程度の性能でしたが、9000シリーズになり13700Fを超える性能が出たため、Core i7の代替品として使えるようになりました。
価格に関しても1万円程度しか違わないため、Core i7の代替品を求めている方は、不具合が生じづらい9000シリーズのRyzen 7がおすすめです。
初めてゲーミングPCを購入する初心者ゲーマーの中には、最新のミドルレンジCPUである、第14世代Core i5がどんなものか知りたい人もいますよね。
そこで今回は、最新の第14世代Intel Core i5シリーズのゲーミング性能を解説した上で、第14世代Core i5を搭載したゲーミングPCのおすすめモデルを紹介します。
初心者向けのミドルレンジゲーミングPCの性能が気になる方に向けて、各ゲームのフレームレート表も取り上げます。
第14世代Intel Core i5シリーズに最適な、GPUの組み合わせも紹介するので、初めてゲーミングPCを選ぶ方は参考にしてみてください。
2023年10月に登場した第14世代Core i5シリーズは、第13世代と同じ10コア16スレッド(上位モデルは14コア20スレッド)CPUで、コア数が増えたCore i7シリーズと異なり性能の改善率は小さいです。
ここでは、型落ちモデルの第13世代Core i5シリーズと比較した、第14世代Core i5シリーズの特徴やスペックについて詳しく解説します。
デスクトップ用 モデル一覧 | Core i5-14400 | Core i5-14400F | Core i5-14500 | Core i5-14600K | Core i5-14600KF | Core i5-14400T |
---|---|---|---|---|---|---|
希望小売価格 (販売価格) | $221 (31,900円) | $196 (27,480円) | $232 (37,480円) | $319 (39,980円) | $294 (36,972円) | $221 (36,980円) |
アーキテクチャ | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh |
ソケット | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 |
Pコア/Eコア/スレッド | 6/4/16 | 6/4/16 | 6/8/20 | 6/8/20 | 6/8/20 | 6/4/16 |
ベース/最大クロック | 2.50 GHz/4.70 GHz | 2.50 GHz/4.70 GHz | 2.60 GHz/5.00 GHz | 3.50 GHz/5.30 GHz | 3.50 GHz/5.30 GHz | 1.50 GHz/4.50 GHz |
L2キャッシュ | 9.5MB | 9.5MB | 11.5MB | 11.5MB | 11.5MB | 9.5MB |
L3キャッシュ | 20 MB | 20 MB | 24 MB | 24 MB | 24 MB | 20 MB |
最大消費電力 | 148 W | 148 W | 154 W | 181 W | 181 W | 82 W |
内蔵グラフィック | Intel® UHD Graphics 770 | 無 | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | 無 | Intel® UHD Graphics 770 |
発売日 | 2024年1月9日 | 2024年1月9日 | 2024年1月9日 | 2023年10月17日 | 2023年10月17日 | 2024年1月9日 |
Alder Lake(第12世代)以降のIntel CPUでは、処理性能と省電力性のバランスを取るために、ベースクロックを抑えた上で最大クロックを高めています。
車のエンジンのように、普段は回転数(クロック数)を抑えてアイドリング状態を維持しますが、負荷がかかるとクロック数をガツンと高めるのが第14世代Intel CPUの特徴です。
第14世代Core i5シリーズに関しても、L2キャッシュの容量(Pコア:1.25GB・Eコア:0.5GB)からAlder Lake仕様に仕上がっていることが推測され、第13世代と性能はほとんど変わりません。
上位モデルであるCore i7 14700シリーズとのスペックの差を知ってみたい方は、「Core i7 14700シリーズと第14世代Core i5シリーズの比較」まで飛びましょう。
一方で、RyzenシリーズのCPUのゲーミング性能に興味がある方は、「AMD RyzenシリーズとCore i7 14700シリーズの比較」の見出しをチェックしてみましょう。
第14世代Core i5シリーズとは、Pコア(処理性能に優れたPerformanceコア)とEコア(省電力性に優れたEfficiencyコア)を組み合わせた、10コア16スレッドあるいは14コア20スレッドのCPUを指します。
Core i5シリーズは以下の3つのベースモデルに大きく分けられ、機能の付加や省略によって末尾に文字がつく場合があります。
文字 | 意味 | こんな人におすすめ |
---|---|---|
F | グラフィック機能省略 | GPUを積むからグラフィックはいらない |
K | オーバークロック可能 | 強力クーラーでガンガンオーバークロックしたい |
T | 省電力版 | 電気代を節約しないと家族に怒られる |
オンラインゲームを動かせない内蔵グラフィックが不要なゲーマーの方は、価格の安いF付きモデルがおすすめです。
実際に、F付きのCore i5-14400Fは希望小売価格がシリーズ内で最も安いので、PCゲーマーにとって魅力的なCPUに見えます。
ただし、取扱ショップによって販売価格が変わるため、「A店のCore i5-14400FよりB店のCore i5-14400の方が安い」というケースも生じ得ます。
Core i7やCore i9シリーズと異なり、低性能なT付きCPUを除いたとしても、Core i5-14400FとCore i5-14600KFで対応できる用途の幅が変わってきます。
とりあえず4Kゲーミングもこなしてみたいといった方は、RTX 4070シリーズとも相性が良いCore i5-14600K(F)を選ぶと、CPU選びで後悔せずに済む可能性が高いです。
(※純正クーラーが付属されていないのでCPUクーラーを別途用意しておきましょう。)
数値:平均fps(QHD Ultra) | コアクロック (ベース/最大) | VALORANT | APEX LEGENDS (※上限300fps) | Fortnite | FF15 | Escape From Tarkov |
---|---|---|---|---|---|---|
Core i5-14400(F) | 2.50 GHz/4.70 GHz | 475 | 166 | 292 | 221 | 142 |
Core i5-14500 | 2.60 GHz/5.00 GHz | 603 | 208 | 382 | 276 | 177 |
Core i5-14600K(F) | 3.50 GHz/5.30 GHz | 709 | 245 | 450 | 325 | 192 |
Core i7-14700(F) | 2.10 GHz/5.40 GHz | 937 | 306 | 562 | 440 | 241 |
Core i7-14700K(F) | 2.10 GHz/5.40 GHz | 1000 | 326 | 600 | 469 | 257 |
Intel Core i7-14700の性能は前世代に比べて大幅に伸びた関係で、無印のIntel Core i5-14400については、なんとCore i7-14700の半分程度の性能しかありません。
上位モデルであるIntel Core i5-14600Kに関しても、Core i7-14700に大きく差を付けられています。
そのため、Core i5とCore i7で迷っている方は、RTX 4080(SUPER)まで対応できるCore i7-14700を選んだ方がいいです。
販売価格は3万円台とお手頃なため、RTX 4060 TiなどのミドルレンジGPUを組み合わせる方には最適なCPUといえます。
表はあくまで「CPUがフル稼働した」場合の数値なので、高性能な空冷CPUクーラーを用意して、最大クロックでCPUを動かせる状態を作りましょう。
14400との相性 | フルHD解像度 (1080×1920) | WQHD解像度 (1440×2560) | 4K解像度 (2160×3840) |
---|---|---|---|
RTX4090 | ✕(CPU不足) | ✕(CPU不足) | ✕(CPU不足) |
RTX 4080 SUPER (RTX4080) | ✕(CPU不足) | ✕(CPU不足) | ×(CPU▲40%) |
RTX 4070 Ti SUPER | ✕(CPU不足) | ×(CPU▲45%) | ×(CPU▲30%) |
RTX 4070 Ti | ×(CPU▲45%) | ×(CPU▲35%) | △(CPU▲25%) |
RTX 4070 SUPER | ×(CPU▲40%) | ×(CPU▲30%) | △(CPU▲20%) |
RTX 4070 | ×(CPU▲35%) | △(CPU▲20%) | 〇(CPU▲10%) |
RTX 4060 Ti (RTX 3070) | 〇(CPU▲10%) | ◎ | ✕(GPU不足) |
RTX 3060 Ti | ◎ | 〇(GPU▲10%) | ✕(GPU不足) |
RTX 3060 | 〇(GPU▲10%) | △(GPU▲25%) | ✕(GPU不足) |
RTX 3050 (GTX 1660 SUPER) | ×(GPU▲35%) | ✕(GPU不足) | ✕(GPU不足) |
GTX 1650 | ✕(GPU不足) | ✕(GPU不足) | ✕(GPU不足) |
ミドルレンジCPUであるIntel Core i5 14400が、どんなGPUとボトルネックを起こすのか、気になる方もいますよね。
解像度によって相性が変わりますが、WQHD以下の解像度であればRTX 4060 Ti(RTX 3060 Ti)、4K画質であればRTX 4070を選べば問題ありません。
ここでは、他のCore i5・Core i7やRyzenシリーズのCPUと比較した上で、第14世代Core i5シリーズのゲーミング性能を解説します。
ミドルレンジCPUである第14世代Core i5シリーズのゲーミング性能を知りたい方は、ぜひチェックしてみましょう。
Ryzen・IntelシリーズのCPUのスペックをまとめてみましたが、以下の性能・価格の一覧表(クリックすると表示されます)を拝見しただけでは、スペックの違いをイメージしづらいですよね。
Core i5-14400 | Core i5-14500 | Core i5-14600K | Ryzen 7 7700X | Ryzen 5 7500F | Ryzen 7 5700X | Core i7-14700 | Core i7-14700K | Core i7-13700 | Core i7-13700K | Core i5-13400 | Core i5-13500 | Core i5-13600K | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
メーカー | Intel | Intel | Intel | AMD | AMD | AMD | Intel | Intel | Intel | Intel | Intel | Intel | Intel |
アーキテクチャ | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Zen 4 | Zen 4 | Zen 3 | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake | Raptor Lake | Raptor Lake | Raptor Lake | Raptor Lake |
プロセス | 10nm | 10nm | 10nm | 5nm | 5nm | 7nm | 10nm | 10nm | 10nm | 10nm | 10nm | 10nm | 10nm |
ソケット | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | AM5 | AM5 | AM4 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 |
総合コア数 (Pコア+Eコア) | 10 | 14 | 14 | 8 | 6 | 8 | 20 | 20 | 16 | 16 | 10 | 14 | 14 |
Eコア数 | 4 | 8 | 8 | 無 | 無 | 無 | 12 | 12 | 8 | 8 | 4 | 8 | 8 |
スレッド数 | 16 | 20 | 20 | 16 | 12 | 16 | 28 | 28 | 24 | 24 | 16 | 20 | 20 |
ベース/最大クロック(P) | 2.5/4.7GHz | 2.6/5.0GHz | 3.5/5.3GHz | 4.5/5.4Ghz | 3.7/5.0GHz | 3.4/4.6Ghz | 2.1/5.3GHz | 3.4/5.5GHz | 2.1/5.2GHz | 3.4/5.4GHz | 2.5/4.6GHz | 2.5/4.8GHz | 3.5/5.1GHz |
ベース/最大クロック(E) | 1.8/3.5GHz | 1.8/3.7GHz | 2.6/4.0GHz | – | – | – | 1.5/4.2GHz | 2.5/4.3GHz | 1.5/4.1Ghz | 2.5/4.2GHz | 1.8/3.3GHz | 1.8/3.5GHz | 2.6/3.9GHz |
L3キャッシュ | 20MB | 24MB | 24MB | 32MB | 32MB | 32MB | 33 MB | 33 MB | 30MB | 30MB | 20MB | 24MB | 24MB |
PassMarkスコア | 26569 | 32507 | 39307 | 36071 | 26949 | 26737 | 49061 | 53678 | 37918 | 46615 | 24974 | 32070 | 38183 |
TDP(PL1) | 65W | 65W | 125W | 105W | 65W | 65W | 65 W | 125 W | 65 W | 125 W | 65W | 65W | 125W |
最大消費電力(PL2) | 148W | 154W | 181W | 142W | 88W | 76W | 219 W | 253 W | 219 W | 253 W | 148W | 154W | 181W |
内蔵GPU | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | Radeon Graphics | 無 | Radeon Graphics | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 |
対応メモリ | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB |
メモリ周波数上限 | DDR5:4800MHz DDR4:3200MHz | DDR5:4800MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5200MHz | DDR5:5200MHz | DDR4:3200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz | DDR5:4800MHz DDR4:3200MHz | DDR5:4800MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz |
PCI-Express | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 4.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 |
希望小売価格 | $221 | $232 | $319 | $399 | $179 (完成品PC限定) | $299 | $384 | $409 | $384 | $409 | $221 | $232 | $319 |
発売時期 | 2024年1月9日 | 2024年1月9日 | 2022年10月20日 | 2022年8月30日 | 2023年7月24日 | 2022年3月22日 | 2024年1月9日 | 2023年10月17日 | 2023年1月4日 | 2022年9月29日 | 2023年1月3日 | 2023年1月3日 | 2022年10月20日 |
そこで、比較対象となるモデルの性能差が一目で分かるように、TOPCPUのベンチマーク結果(シングルスレッド・マルチスレッド)をグラフにしてまとめてみました。
「intelはシングルスレッド、AMDはマルチスレッド性能が高い」とよく言われます。
しかし、最新世代のCore i5-14400のシングルスレッド性能を計測してみたところ、Ryzen 5 7500FやRyzen 5 7600とほとんど変わらない数値しか出ませんでした。
実際にゲームを快適に遊ぶのに要求されるのは、CPU全体のスペックを示すマルチスレッド性能となるので、気を取り直してマルチスレッド性能を見てみましょう。
下位モデルであるCore i5-14400でもRyzen 5 7600Xを大きく上回り、Core i5-14500になるとAMD Ryzen 7 7700Xを超えるスコアを叩き出しました。
Intel Coreシリーズのライバルとなる、AMD Ryzenシリーズとのゲーミング性能の違いを紹介していきます。
GPUは最も高いフレームレートが出せるRTX4090と仮定した上で、第14世代Core i5シリーズと同等の性能を持つ、AMD製のCPU3種類と比較してみました。
数値:平均fps(QHD Ultra) | VALORANT | APEX LEGENDS (※上限300fps) | Fortnite | FF15 | Escape From Tarkov |
---|---|---|---|---|---|
Core i5-14400(F) | 475 | 166 | 292 | 221 | 142 |
Core i5-14500 | 603 | 208 | 382 | 276 | 177 |
Core i5-14600K(F) | 709 | 245 | 450 | 325 | 192 |
Ryzen 7 7700X | 534 | 198 | 321 | 253 | 173 |
Ryzen 5 7500F | 371 | 154 | 222 | 175 | 134 |
Ryzen 7 5700X | 374 | 155 | 225 | 177 | 135 |
Core i5-14400はRyzen 7 7700Xには劣りますが、Ryzen 5 7500F・Ryzen 7 5700Xを上回るフレームレートを出しました。
フォートナイトで240fpsを上回るフレームレートを出せるため、Core i5-14400ならヌルヌル映像でFPSゲームをプレイできます。
AMD Ryzenシリーズと同様の比較方法で、Core i7 14700シリーズとのゲーミング性能の差を比べてみました。
数値:平均fps(QHD Ultra) | VALORANT | APEX LEGENDS (※上限300fps) | Fortnite | FF15 | Escape From Tarkov |
---|---|---|---|---|---|
Core i5-14400(F) | 475 | 166 | 292 | 221 | 142 |
Core i5-14500 | 603 | 208 | 382 | 276 | 177 |
Core i5-14600K(F) | 709 | 245 | 450 | 325 | 192 |
Core i7-14700(F) | 937 | 306 | 562 | 440 | 241 |
Core i7-14700K(F) | 1000 | 326 | 600 | 469 | 257 |
上位モデルのCore i7 14700シリーズでは、Core i7 14400の約2倍のフレームレートを叩き出せることが一覧表から分かります。
Apexの上限フレームレートである300fpsを上回る数値を出せるので、Core i7 14700シリーズを選べば最高レベルのゲーム体験が可能です。
Core i7とi5でCPUの単品価格が約2万円違いますが、コスパを求める方にとってもCore i7 14700シリーズがおすすめです。
ただし、Core i7の性能をフルに引き出すためには、大型のCPUクーラーと強力なグラフィックボードが必要になります。
「CPUに2.5万円の追加費用をかけた分の性能向上」が必ずしも実現する訳ではない点に注意しましょう。
次に、Core i7 14700シリーズの型落ちモデルである、Core i7 13700シリーズとスペックを比べてみました。
数値:平均fps(QHD Ultra) | VALORANT | APEX LEGENDS (※上限300fps) | Fortnite | FF15 | Escape From Tarkov |
---|---|---|---|---|---|
Core i5-14400(F) | 475 | 166 | 292 | 221 | 142 |
Core i5-14500 | 603 | 208 | 382 | 276 | 177 |
Core i5-14600K(F) | 709 | 245 | 450 | 325 | 192 |
Core i7-13700(F) | 725 | 250 | 459 | 331 | 196 |
Core i7-13700K(F) | 877 | 287 | 528 | 414 | 225 |
無印版のCore i7-13700であっても、Core i5-14600Kを超えるゲーミング性能が得られることが比較表から分かります。
Core i7 14700シリーズに比べるとワンランク性能が落ちますが、Apexでも240fpsを確保できるため、実用的にはほとんど快適度に悪影響を及ぼしません。
最後に、第13世代のCore i5シリーズである、Core i5-13400(F)・13500・13600K(F)とも比較してみました。
数値:平均fps(QHD Ultra) | VALORANT | APEX LEGENDS (※上限300fps) | Fortnite | FF15 | Escape From Tarkov |
---|---|---|---|---|---|
Core i5-14400(F) | 475 | 166 | 292 | 221 | 142 |
Core i5-14500 | 603 | 208 | 382 | 276 | 177 |
Core i5-14600K(F) | 709 | 245 | 450 | 325 | 192 |
Core i5-13400(F) | 428 | 150 | 263 | 198 | 128 |
Core i5-13500 | 573 | 198 | 363 | 262 | 168 |
Core i5-13600K(F) | 659 | 228 | 420 | 302 | 180 |
第13世代のCore i5シリーズと大きく性能は変わらず、フレームレートの差が3%~7%程度にとどまりました。
Core i5-13400とCore i5-14400でほとんど値段が変わらないため、安く購入できる状況であれば、どちらを選んでも問題ありません。
今回比較したCPUの、Apex Legendsでの性能一覧は上のグラフのとおりです。
Core i7 14700シリーズであれば、Apexのフレームレートの上限値(300fps)を上回る数値を出せるため、文句なしに快適なゲーム体験を得られます。
販売価格は5万円程度と高価なものの、Core i5-14400の約2倍のフレームレートを出せるので、値段以上のゲーミング性能の向上が期待できます。
ただし、GPUもハイスペックなものに揃えないと、グラフ通りに300fps張り付きの状態にならない点に注意しましょう。
パソコンの知識が無い初心者ゲーマーの中には、Core i5-14400に合った構成が分からず困っている方も多いと思います。
そこで、PCパーツの選び方を知らない方に向けて、GPUとCPUのバランスが取れた、第14世代Core i5搭載ゲーミングPCのおすすめモデルを紹介していきます。
今回は、各BTOメーカーで取り扱われている第14世代Core i5搭載ゲーミングPCの中で、コスパ最強のおすすめ商品を7個紹介していきます。
ミドルレンジゲーミングPC選びで迷っている初心者ゲーマーの方は、ぜひ参考にしてみてください。
LEVELθ(シータ)シリーズのCore i5-14400F搭載エントリーモデルで、DLSSに対応したRTX 3050が搭載されています。
GPUのスペックが抑えられている分、13万円台という比較的安い値段で購入できるため、予算に余裕がない方におすすめです。
LEDライトの光り方は変えられないものの、光るケースファンが搭載されていて、デザインがかっこいいのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 139,980円 |
CPU | Intel Core i5-14400F |
GPU | GeForce RTX 3050 |
メモリ | DDR5-4800 16GB |
ストレージ | SSD:500GB NVMe HDD:無 |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 89fps (0%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 63fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 34fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 38fps (0%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 24fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 12fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 302fps (0%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 231fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 98fps (0%) |
CPUのボトルネックによるフレームレート低下は生じなかったものの、もともとのGPUの性能が高くないので、サイバーパンク2077などの重量級のゲームでは60fpsを下回りました。
あと数1万円ちょっとかければ、RTX 4060搭載モデルを購入できるため、次に紹介するドスパラのGALLERIA RM5C-R46を選んだ方がいいです。
ドスパラのガレリアシリーズのゲーミングPCで、ミドルレンジPCパーツであるRTX 4060とCore i5-14400Fが使われています。
144,800円という比較的安い価格で購入できるのにも関わらず、FPSゲームもカクつきなく快適に遊べるので、Apexやフォートナイトを楽しみたい方におすすめです。
Minecraft: Java & Bedrock Editionも付属しているので、マインクラフトを無料で遊べるのもメリットです。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 154,980円 |
CPU | Intel Core i5-14400F |
GPU | GeForce RTX 4060 |
メモリ | DDR5-4800 16GB |
ストレージ | SSD:500GB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
\圧倒的な知名度No1メーカー/
早くて安いゲーミングPC多数
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 142fps (▲3%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 110fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 64fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 45fps (▲1%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 30fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 15fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 296fps (▲3%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 250fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 218fps (0%) |
RTX 3050に比べてグラフィック性能が大幅に上がり、Apexで144fps・オープンワールドゲームでも60fpsを上回るため、フルHD最高設定であれば快適にゲームを楽しめます。
(フォートナイトはDirectX12設定にするとカクつきますが、設定を落とせば高フレームレートを実現可能です。)
ただし、メモリ容量が16GBに抑えられている関係で、推奨メモリ容量が32GBのパルワールドではカクつきが生じる点に注意しましょう。
光るケースファンが印象的な、フロンティアのGKLシリーズのゲーミングPCで、RTX 4060 TiとCore i5-14400Fが搭載されています。
1TBのSSDまで搭載されているのにも関わらず、価格も17万円台とリーズナブルなため、さまざまなゲームを楽しみたい初心者ゲーマーの方におすすめです。
標準構成で32GBメモリが搭載されているため、追加料金をかけずにパルワールドにも対応できるのもメリットです。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 172,800円 |
CPU | Intel Core i5-14400F |
GPU | GeForce RTX 4060 Ti |
メモリ | DDR4-3200 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 600W 80PLUS BRONZE |
\セールのコスパ最強ゲーミングPC/
期間限定セールが安すぎるBTOメーカー
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 158fps (▲2%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 121fps (▲1%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 96fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 60fps (▲7%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 40fps (▲3%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 30fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 400fps (▲7%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 318fps (▲3%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 242fps (0%) |
RTX 4060に比べてワンランク性能が上がっただけでなく、32GBメモリが搭載されているので、パルワールドもカクつかずに遊べるようになりました。
美しい外観でゲームをやるモチベーションが上がるので、形から入る初心者ゲーマーの方におすすめです。
ストームのコンパクトモデルのゲーミングPCで、前に紹介したフロンティアのFR30B760/Bと同様に、RTX 4060 TiとIntel Core i5-14400Fが使われています。
デザイン性はそこまで高くありませんが、FRGKLB760/M1021よりもさらにコンパクトなため、置き場所に困っている方におすすめです。
32GBの大容量メモリが搭載されているため、タルコフやパルワールドも快適に遊べるのもメリットです。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 189,800円 |
CPU | Intel Core i5-14400F |
GPU | GeForce RTX 4060 Ti 8GB |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 650W 80PLUS GOLD |
\マイナーだけどコスパ最強ゲーミングPC/
見ため最高!デザイン性の高いBTO
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 158fps (▲2%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 121fps (▲1%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 96fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 60fps (▲7%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 40fps (▲3%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 30fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 400fps (▲7%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 318fps (▲3%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 242fps (0%) |
前のモデルと見た目上のフレームレートは変わりませんが、小型なぶん冷却性能が劣るため、通常のゲーミングPCに比べるとカクつきやすいです。
コンパクトさにこだわる方でなければ、価格が安くてPCパーツの拡張性が高い、フロンティアのFRGKLB760/M1021を選んだ方がいいです。
パソコン工房のレベルθシリーズの上位モデルであり、CPUはCore i5-14400Fに抑えられているものの、GPUはハイスペックなRTX 4070が使われています。
本体価格が209,800円とリーズナブルなため、安くて高性能な光るゲーミングPCを求めている方におすすめです。
しかし、メモリやストレージ容量が抑えられている上に、カスタム性が低くSSD容量を1TBまでしか拡張できないのがデメリットです。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 209,800円 |
CPU | Intel Core i5-14400F |
GPU | GeForce RTX 4070 |
メモリ | DDR5-4800 16GB |
ストレージ | SSD:500GB NVMe HDD:無 |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 198fps (▲3%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 156fps (▲2%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 96fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 71fps (▲11%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 52fps (▲7%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 30fps (▲1%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 458fps (▲11%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 381fps (▲7%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 346fps (▲1%) |
RTX 4060 Tiからグラフィック性能が段違いに向上し、オープンワールドゲームのWQHD画質でも60fpsを上回るフレームレートを出せます。
ただし、GPUとCPUのスペックのバランスがよくないので、フルHD解像度ではボトルネックが発生しました。
ツクモのミニタワーゲーミングPCであるG-GEAR Aimシリーズの製品で、RTX 4070とCore i5-14500が採用されています。
本体価格は23万円程度と高めですが、Core i7-14700搭載モデルよりも安く買えるため、Core i5-14400では満足できない方におすすめです。
通常のG-Gearシリーズに比べて見た目がスタイリッシュで、13,000円の追加料金をかければ光るゲーミングPCに変えられるのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 229,800円 |
CPU | Intel Core i5-14500 |
GPU | GeForce RTX 4070 (標準構成はRTX 4060 Ti) |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
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安心!ヤマダ電機グループのメーカー
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 200fps (▲2%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 157fps (▲1%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 96fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 74fps (▲8%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 54fps (▲4%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 30fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 473fps (▲8%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 392fps (▲4%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 350fps (0%) |
CPUがアップグレードしたことでボトルネックが解消されて、フルHD解像度においてより高いフレームレートを出せるようになりました。
価格は3万円上がりコスパは悪くなりましたが、GPUとCPUのバランスが取れたゲーミングPCを探している方におすすめのモデルといえます。
パソコンショップセブンのZEFTシリーズのゲーミングPCで、高性能なRTX 4070 SUPERとCore i5-14600KFが使われているため、4K解像度でも快適にゲームを動かせます。
32GBメモリと1TB SSDが使われていてさまざまなタイトルを遊べるので、ヘビーゲーマーの方におすすめです。
価格は30万円弱と構成に対して明らかに割高なので、コスパを求める方は他のゲーミングPCを選びましょう。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 298,980円 |
CPU | Intel Core i5-14600KF |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER (標準構成はRTX 4060 Ti) |
メモリ | DDR4-3200 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
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中級者向け!フルカスタマイズBTOメーカー
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 252fps (▲2%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 245fps (▲1%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 148fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 86fps (▲8%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 61fps (▲4%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 34fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 528fps (▲8%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 443fps (▲4%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 402fps (0%) |
RTX 4070に比べてさらにゲーミング性能が上がり、パルワールドを最高画質(4K解像度)に設定しても60fpsを実現できるようなりました。
しかし、構成に対するコスパは明らかによくないので、価格を抑えたい方は25万円前後で買えるCore i7-14700F搭載モデルを選んだ方がいいです。
商品名 | LEVEL-M17M-144F-LAX-BLACK(パソコン工房) | GALLERIA RM5C-R46 限定特価モデル(ドスパラ) | FRGKLB760/M1021 (フロンティア) | PG-D14Ti46 (ストーム) | LEVEL-M17M-144F-TLX-WHITE2(パソコン工房) | GB5J-D241/B(ツクモ) | ZEFT Z48AG (パソコンショップセブン) |
価格(税込) | 139,980円 | 154,980円 | 172,800円 | 189,800円 | 209,800円 | 229,800円 | 298,980円 |
CPU | Intel Core i5-14400F | Intel Core i5-14400F | Intel Core i5-14400F | Intel Core i5-14400F | Intel Core i5-14400F | Intel Core i5-14500 | Intel Core i5-14600KF |
GPU | GeForce RTX 3050 | GeForce RTX 4060 | GeForce RTX 4060 Ti | GeForce RTX 4060 Ti 8GB | GeForce RTX 4070 | GeForce RTX 4070 (標準構成はRTX 4060 Ti) | GeForce RTX 4070 SUPER (標準構成はRTX 4060 Ti) |
メモリ | DDR4-3200 16GB | DDR5-4800 16GB | DDR4-3200 32GB | DDR5-4800 32GB | DDR5-4800 16GB | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 32GB |
ストレージ | SSD:500GB NVMe HDD:無 | SSD:500GB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:500GB NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE | 650W 80PLUS BRONZE | 600W 80PLUS BRONZE | 650W 80PLUS GOLD | 650W 80PLUS BRONZE | 650W 80PLUS BRONZE | 750W 80PLUS GOLD |
公式サイト | パソコン工房公式サイト | ドスパラ公式サイト | FRONTIER公式サイト | ストーム公式サイト | パソコン工房公式サイト | ツクモ公式サイト | パソコンショップセブン公式サイト |
最新世代のミドルレンジCPUである第14世代Core i5に関連する、よくある質問をQ&A形式で分かりやすくまとめてみました。
第14世代Intel Core i5シリーズのCPU(14400・14500・14600K)に対して、疑問点や不明点を持っている方は、ぜひ該当部分をチェックしてみましょう。
第14世代Core i5シリーズはリフレッシュモデルなので性能変化が小さく、第13世代と比べてほとんどスコアが向上していません。
ただし、RTX 4070に対してはボトルネックが改善されるので、Core i5-13400を使用した時に比べてゲーミング性能が若干上がります。
Core i5-14400よりも発熱量が多く、Core i5-14500やCore i5-14600Kは付属クーラーでは冷却性能不足になるため、信頼性を重視するBTOメーカーでは扱われづらいです。
ツクモ・サイコム・パソコンショップセブンでしか、上記CPUが取り扱われていないため、基本的にCore i5-14400しか選べないケースが多いです。
第14世代Core i5と第13世代Core i5でほとんど値段が変わらないため、第14世代Core i5の方が少しだけコスパがいいです。
しかし、上記のCPUは延長保証が付いていないため、コスパを重視する方は2年間の追加保証が付いた第14世代Core i7を選びましょう。
2024年2月末時点のSteamの統計によると、第14世代Core i5シリーズと同じ10コアCPU利用者は全体の6.5%存在します。
ただし、第13世代Core i5シリーズも含まれているので、実際の利用者はもっと少ないです。
2世代前のAlder Lakeベースの第14世代Core i5シリーズは、第13世代Core i5シリーズとコア数が変わらないので性能の変化が小さく、前世代に比べて数%しか進化していません。
しかし、最新のGPUであるRTX 4060 Tiに最適なCPUなので、ミドルレンジモデルを求めている方には第14世代Core i5シリーズがおすすめです。
なんでもできるハイスペックゲーミングPCを求めている方なら、性能の高さで定評のある第14世代Core i7シリーズに興味があるのではないでしょうか。
そこで今回は、最新の第14世代 intel Core i7シリーズの性能を解説した上で、コスパに優れた第14世代Core i7搭載ゲーミングPCのおすすめモデルを紹介します。
下位・上位モデルのスペックの差が気になる方に向けて、Apexを含めた各ゲームのベンチマーク結果についても取り上げます。
GPUとCPUの組み合わせの相性についても取り上げるので、第14世代Core i7シリーズのCPUに興味がある方は最後まで読み進めてみましょう。
2023年の10月に登場した第14世代Intel Core i7シリーズは、20コア28スレッド構成のCPUで、Core i9-13900並の高いスペックを持ち合わせています。
ここでは、1世代前の第13世代Core i7シリーズと比較した、第14世代Core i7シリーズの特徴を他のモデルと比べながら解説します。
デスクトップ用 モデル一覧 | Core i7-14700 | Core i7-14700F | Core i7-14700K | Core i7-14700KF | Core i7-14700T |
---|---|---|---|---|---|
希望小売価格 (販売価格) | $384 (53,980円) | $359 (48,950円) | $409 (58,603円) | $384 (55,380円) | $384 (完売) |
アーキテクチャ | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh |
ソケット | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 |
Pコア/Eコア/スレッド | 8/12/28 | 8/12/28 | 8/12/28 | 8/12/28 | 8/12/28 |
ベース/最大クロック | 2.10 GHz/5.40 GHz | 2.10 GHz/5.40 GHz | 3.40 GHz/5.60 GHz | 3.40 GHz/5.60 GHz | 1.30 GHz/5.20 GHz |
L3キャッシュ | 33 MB | 33 MB | 33 MB | 33 MB | 33 MB |
最大消費電力 | 219 W | 219 W | 253 W | 253 W | 106 W |
内蔵グラフィック | Intel® UHD Graphics 770 | 無 | Intel® UHD Graphics 770 | 無 | Intel® UHD Graphics 770 |
発売日 | 2024年1月9日 | 2024年1月9日 | 2023年10月17日 | 2023年10月17日 | 2024年1月9日 |
近年のIntel CPUは処理性能と省電力性のバランスを取るために、ベースクロックを抑えた上で、最大コアクロックを高めています。
車のエンジンのように、普段は回転数(クロック数)を抑えてアイドリング状態にし、CPUの利用率が高くなるとクロック数をガツンと上げるのがRaptor Lake-S Refleshシリーズの特徴です。
第13世代のCPUと製造プロセスは変わりませんが、コア数を増やすことでCore i7 13700シリーズよりもさらに高性能化しました。
Core i7 13700シリーズとのスペックの差を詳しく知りたい方は、「Core i7 13700シリーズとCore i7 14700シリーズの比較」まで飛んでみましょう。
一方で、RyzenシリーズのCPUのベンチマーク結果を知りたい方は、「AMD RyzenシリーズとCore i7 14700シリーズの比較」の見出しまで移動してみてください。
Core i7-14700シリーズは、前世代のCore i7 13700シリーズと同じく以下の2種類のコアを組み合わせていますが、20コア28スレッドに増強されています。
ベースモデルはCore i7-14700となりますが、CPUが持つ機能により以下の3種類の記号が付く場合があります。
文字 | 意味 | こんな人におすすめ |
---|---|---|
F | グラフィック機能省略 | GPUを積むからグラフィックはいらない |
K | オーバークロック可能 | 強力クーラーでガンガンオーバークロックしたい |
T | 省電力版 | 電気代を節約しないと家族に怒られる |
内蔵GPUではほとんどゲームを動かせないので、PCゲーマーは安価なF付きモデルがおすすめです。
実際に、F付きのCore i7-14700KFは、Core i7-14700Kより4,000円ほど安く販売されているので、PCゲーマーには魅力的なCPUです。
(現在ではIntel製CPUの不具合問題により、5万円台前半にまで値下げされています。)
ただし、取扱ショップによって販売価格が変わるため、「A店のCore i9-14900KFよりB店のCore i9-14900Kの方が安い」というケースも生じ得ます。
少し性能に劣るTに手を出さない限りは、4Kゲーミングや動画編集も快適にこなせるため、一番安く販売されているCPUを選べば大丈夫です。
数値:平均fps(QHD Ultra) | コアクロック (ベース/最大) | VALORANT | APEX LEGENDS (※上限300fps) | Fortnite | FF15 | Escape From Tarkov |
---|---|---|---|---|---|---|
Core i7-14700(F) | 2.10 GHz/5.40 GHz | 937 | 306 | 562 | 440 | 241 |
Core i7-14700K(F) | 2.10 GHz/5.40 GHz | 1000 | 326 | 600 | 469 | 257 |
Core i9-14900(F) | 2.00 GHz/5.80 GHz | 1009 | 329 | 606 | 473 | 260 |
Core i9-14900K(F) | 3.20 GHz/6.00 GHz | 1160 | 361 | 696 | 520 | 299 |
Core i9-13900(F) | 2.00 GHz/5.60 GHz | 897 | 304 | 538 | 424 | 231 |
Core i9-13900K(F) | 3.00 GHz/5.80 GHz | 1153 | 359 | 692 | 517 | 297 |
第14世代は性能の伸び率が小さいイメージがありますが、Core i7についてはコア数が増えた関係で、無印のIntel Core i7-14700でもCore i9-13900並のベンチマーク性能を持つようになりました。
実用的なゲーミング性能については上記の表のとおりになり、Core i9-13900とほとんど違いがないことが分かります。
販売価格も6万円前後とリーズナブルなため、コスパに優れた高性能CPUを求めている方におすすめです。
表はあくまで「CPUがフル稼働した」場合の数値なので、CPUのクロック数を維持できるように、高性能なCPUクーラーを用意しましょう。
14900との相性 | フルHD解像度 (1080×1920) | WQHD解像度 (1440×2560) | 4K解像度 (2160×3840) |
---|---|---|---|
RTX4090 | ×(CPU▲45%) | ×(CPU▲30%) | △(CPU▲20%) |
RTX 4080 SUPER (RTX4080) | ×(CPU▲40%) | △(CPU▲25%) | 〇(CPU▲10%) |
RTX 4070 Ti SUPER | ×(CPU▲30%) | 〇(CPU▲15%) | ◎ |
RTX 4070 Ti | △(CPU▲25%) | 〇(CPU▲10%) | ◎(GPU▲5%) |
RTX 4070 SUPER | △(CPU▲20%) | ◎ | 〇(GPU▲10%) |
RTX 4070 | 〇(CPU▲10%) | 〇(GPU▲10%) | △(GPU▲20%) |
RTX 4060 Ti (RTX 3070) | 〇(GPU▲15%) | ×(GPU▲30%) | ✕(GPU不足) |
RTX 3060 Ti | △(GPU▲25%) | ×(GPU▲40%) | ✕(GPU不足) |
RTX 3060 | ×(GPU▲40%) | ✕(GPU不足) | ✕(GPU不足) |
RTX 3050 (GTX 1660 SUPER) | ✕(GPU不足) | ✕(GPU不足) | ✕(GPU不足) |
GTX 1650 | ✕(GPU不足) | ✕(GPU不足) | ✕(GPU不足) |
最新のハイスペックCPUであるCore i7 14700シリーズには、どんなGPUが最適か気になる方も多いですよね。
解像度によって最適なGPUが変わりますが、WQHD解像度ではRTX 4070・RTX 4070 SUPER、4K解像度はRTX 4070 Ti・RTX 4070 Ti SUPERがおすすめの組み合わせとなります。
ここでは、他のIntel・RyzenシリーズのCPUと比較した、Core i7 14700シリーズのゲーミング性能を解説していきます。
ハイスペックCPUであるCore i7 14700シリーズのゲーミング性能が気になる方は、ぜひ続きの内容を読み進めてみましょう。
RyzenシリーズやIntelシリーズのCPUのスペックをまとめてみましたが、以下の性能・価格の一覧表(クリックすると表示されます)を見ただけでは、一目で違いが分かりづらいですよね。
Core i7-14700 | Core i7-14700K | Core i9-14900 | Core i9-14900K | Ryzen 9 7950X | Ryzen 9 7950X3D | Ryzen 9 7900X | Ryzen 7 7700X | Core i7-13700 | Core i7-13700K | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
メーカー | Intel | Intel | Intel | Intel | AMD | AMD | AMD | AMD | Intel | Intel |
アーキテクチャ | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Zen 4 | Zen 4 | Zen 4 | Zen 4 | Raptor Lake | Raptor Lake |
プロセス | 10nm | 10nm | 10nm | 10nm | 5nm | 5nm | 5nm | 5nm | 10nm | 10nm |
ソケット | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | AM5 | AM5 | AM5 | AM5 | LGA1700 | LGA1700 |
総合コア数 (Pコア+Eコア) | 20 | 20 | 24 | 24 | 16 | 16 | 12 | 8 | 16 | 16 |
Eコア数 | 12 | 12 | 16 | 16 | 無 | 無 | 無 | 無 | 8 | 8 |
スレッド数 | 28 | 28 | 32 | 32 | 32 | 32 | 24 | 16 | 24 | 24 |
ベース/最大クロック(P) | 2.1/5.3GHz | 3.4/5.5GHz | 2.0/5.8GHz | 3.2/6.0Ghz | 4.5/5.7GHz | 4.2/5.7GHz | 4.7/5.6Ghz | 4.5/5.4Ghz | 2.1/5.2Ghz | 3.4/5.4Ghz |
ベース/最大クロック(E) | 1.5/4.2GHz | 2.5/4.3GHz | 1.5/4.3GHz | 2.4/4.4GHz | – | – | – | – | 1.5/4.1Ghz | 2.5/4.24Ghz |
L3キャッシュ | 33 MB | 33 MB | 36MB | 36MB | 64MB | 128MB | 64MB | 32MB | 30MB | 30MB |
PassMarkスコア | 49061 | 53678 | 53140 | 61064 | 63028 | 62586 | 51996 | 36071 | 37918 | 46615 |
TDP(PL1) | 65 W | 125 W | 65 W | 125 W | 170 W | 120W | 170W | 105W | 65 W | 125 W |
最大消費電力(PL2) | 219 W | 253 W | 219 W | 253 W | 230 W | 162W | 230W | 142W | 219 W | 253 W |
内蔵GPU | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | Radeon Graphics | Radeon Graphics | Radeon Graphics | Radeon Graphics | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 |
対応メモリ | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB |
メモリ周波数上限 | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5200MHz | DDR5:5200MHz | DDR5:5200MHz | DDR5:5200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz |
PCI-Express | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 |
希望小売価格 | $384 | $409 | $549 | $589 | $599 | $699 | $549 | $399 | $384 | $409 |
発売時期 | 2024年1月9日 | 2023年10月17日 | 2024年1月9日 | 2023年10月17日 | 2022年9月30日 | 2023年1月6日 | 2022年8月30日 | 2022年8月30日 | 2023年1月4日 | 2022年9月29日 |
そこで、各モデルのスペックの違いが一目で理解できるように、TOPCPUのベンチマーク結果をグラフに直して比較してみました。
「intelはシングルスレッド、AMDはマルチスレッド性能が高い」とよく言われます。
実際に最新世代のCore i7-14700では、AMD Ryzen 9 7950X3Dをも上回るシングルスレッド性能を持ちます。
しかし、ゲームに要求されるのは、CPU全体のスペックを示すマルチスレッド性能となるので、マルチスレッド性能を見てみましょう。
ベンチマーク上では、Ryzen CPUのフラッグシップモデルであるAMD Ryzen 9 7950X(3D)には引けを取りましたが、AMD Ryzen 9 7900Xを上回るスコアを叩き出しました。
ここでは、ライバルとなるAMD Ryzenシリーズとのゲーミング性能の違いを比較してみました。
GPUは最も高性能なRTX4090と仮定した上で、Core i7 14700シリーズと競合するRyzen 7000シリーズと比べました。
数値:平均fps(QHD Ultra) | VALORANT | APEX LEGENDS (※上限300fps) | Fortnite | FF15 | Escape From Tarkov |
---|---|---|---|---|---|
Core i7-14700(F) | 937 | 306 | 562 | 440 | 241 |
Core i7-14700K(F) | 1000 | 326 | 600 | 469 | 257 |
Ryzen 9 9950X | 1455 | 493 | 873 | 568 | 375 |
Ryzen 9 7950X X3D | 1353 | 458 | 812 | 517 | 348 |
Ryzen 9 7950X | 1323 | 448 | 794 | 517 | 341 |
Ryzen 9 7900X | 854 | 289 | 512 | 403 | 220 |
Ryzen 7 9700X | 705 | 241 | 420 | 333 | 184 |
Ryzen 7 7700X | 570 | 193 | 342 | 270 | 147 |
RyzenのフラッグシップモデルであるRyzen 9 7950Xには大きな差を付けられましたが、1クラス上のRyzen 9 7900Xよりも高いフレームレートが出ました。
ただし、FPSゲームの実用性能は300fpsあたりで体感的な差がなくなるため、スペックの違いを感じ取りづらいです。
FPSゲームなどの競技性の高いジャンルで使われる、ゲーミングモニターは240hz前後のモデルまでが一般的。
ヌルヌル映像でゲームを楽しむだけなら、Core i7 14700シリーズでも十分すぎるスペックを持ち合わせています。
AMD Ryzen 7000シリーズと同様の比較方法で、1世代前のCore i7 13700シリーズとフレームレートの数値を比べてみました。
数値:平均fps(QHD Ultra) | VALORANT | APEX LEGENDS (※上限300fps) | Fortnite | FF15 | Escape From Tarkov |
---|---|---|---|---|---|
Core i7-14700(F) | 937 | 306 | 562 | 440 | 241 |
Core i7-14700K(F) | 1000 | 326 | 600 | 469 | 257 |
Core i7-13700(F) | 725 | 250 | 459 | 331 | 196 |
Core i7-13700K(F) | 877 | 287 | 528 | 414 | 225 |
CPUがボトルネックになる構成(RTX 4090を搭載した状態)で測定したところ、Core i7 14700シリーズの方がゲーミング性能が優れていることが分かりました。
何も進化していないと言われがちな第14世代のCPUですが、Core i7を選ぶ時は最新モデルの製品を選びましょう。
次に、Core i7 13700シリーズの時と同じ比較方法を使って、上位モデルのCore i9 14900シリーズとフレームレートの数値を比べてみました。
数値:平均fps(QHD Ultra) | VALORANT | APEX LEGENDS (※上限300fps) | Fortnite | FF15 | Escape From Tarkov |
---|---|---|---|---|---|
Core i7-14700(F) | 937 | 306 | 562 | 440 | 241 |
Core i7-14700K(F) | 1000 | 326 | 600 | 469 | 257 |
Core i9-14900(F) | 1009 | 329 | 606 | 473 | 260 |
Core i9-14900K(F) | 1160 | 361 | 696 | 520 | 299 |
ハイエンドCPUであるCore i9 14900シリーズは、Core i9 13900シリーズからの進化が小さいものの、Core i7 14700を上回るフレームレートを叩き出しました。
とはいっても、無印モデルのCore i9-14900は、Core i7-14700Kとほとんど数値がほとんど変わりませんでした。
フレームレートにこだわるプロゲーマーでない限りは、コスパに優れたCore i7 14700シリーズを選んだ方がいいです。
最後に、現行のミドルレンジCPUにあたる、第14世代Core i5シリーズと比較してみました。
数値:平均fps(QHD Ultra) | VALORANT | APEX LEGENDS (※上限300fps) | Fortnite | FF15 | Escape From Tarkov |
---|---|---|---|---|---|
Core i7-14700(F) | 937 | 306 | 562 | 440 | 241 |
Core i7-14700K(F) | 1000 | 326 | 600 | 469 | 257 |
Core i7-13700(F) | 725 | 250 | 459 | 331 | 196 |
Core i5-14600K(F) | 709 | 245 | 450 | 325 | 192 |
Core i5-14500 | 603 | 208 | 382 | 276 | 177 |
Core i5-14400 | 475 | 166 | 292 | 221 | 142 |
第14世代のCore i5シリーズは前世代からほとんど進化していないため、Core i5-14400に比べてなんと倍近いフレームレートの差が生じました。
Core i5-14500・Core i5-14600Kになるとフレームレートの差が縮むものの、型落ちモデルであるCore i7-13700にも及びません。
ハイスペックなRTX 4070シリーズのGPUを搭載したゲーミングPCを買う時は、Intel Core i7 14700シリーズのCPUを搭載したモデルを選びましょう。
各CPUのApex Legendsでのフレームレートの値を、グラフにしてまとめてみました。
Core i9-14900KやRyzen 9 7950Xのスペックの高さが目につきますが、Core i7 14700シリーズでフレームレート上限(300fps)に到達するため、実用的な性能はほとんど変わりません。
Core i9シリーズなどのハイエンドCPUは、性能に比例して高い消費電力と排熱量を持つのが特徴です。
Core i7 14700シリーズのCPUは5万円台で買えるものの、短絡・静電気による故障のリスクを考えると、心理的なハードルが高いです。
そこで、自作パソコンの組み立てをためらっている方に向けて、第14世代Core i7搭載ゲーミングPCのおすすめモデルを紹介していきます。
ここでは、各BTOモデルから販売されている第14世代Core i7搭載ゲーミングPCの中で、コスパに優れたおすすめモデル7つ紹介します。
ハイスペックゲーミングPC選びで迷っている方は、おすすめの第14世代Core i7搭載ゲーミングPCを参考にしてみてください。
おすすめモデル第一位に輝いた、ドスパラのガレリアシリーズのゲーミングPCで、RTX 4070とCore i7-14700Fが搭載されています。
20万円台前半で購入できるため、ハイスペックなガレリアPCをお得に購入したい方におすすめです。
ただし、メモリとストレージの容量が抑えられているので、さまざまなゲームを楽しみたい方は、PCパーツのカスタムを行いましょう。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 234,980円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 |
メモリ | DDR5-4800 16GB |
ストレージ | SSD:500GB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
\圧倒的な知名度No1メーカー/
早くて安いゲーミングPC多数
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 203fps (▲1%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 159fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 96fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 78fps (▲2%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 56fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 30fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 505fps (▲2%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 410fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 350fps (0%) |
20万円台前半でCore i7-14700を搭載した、ドスパラのGALLERIA RM7C-R47は、CPUの方が強く仕上がっています。
Core i5-14400と異なりボトルネックは生じないものの、4K解像度でゲームを遊ぶには中途半端なスペックなので、もうワンランク上のRTX 4070 SUPERを選んだ方がいいです。
マウスコンピューターのミドルタワーゲーミングPCで、コスパ最強のRTX 4070 SUPERとCore i7-14700Fが使われています。
32GBの大容量メモリと1TB SSDが搭載されているため、重量級のオープンワールドゲームもガッツリ遊びたい方におすすめです。
価格は289,800円と高めですが、3年間の標準保証が付いているため、修理代を気にせずに使えるのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 299,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS BRONZE |
\購入後のサポートが最大の魅力/
3年間無償保証&24時間365日サポート
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 254fps (▲1%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 247fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 148fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 90fps (▲4%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 63fps (▲1%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 34fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 550fps (▲4%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 457fps (▲1%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 402fps (0%) |
GPUとCPUのバランスがよく、32GBメモリも搭載されている関係で、パルワールドの4K解像度でもカクつかずに快適に遊べます。
ひととおり何でもこなせるスペックを持ち合わせているので、汎用性の高いゲーミングPCを安く買いたい方は、RTX 4070 SUPERとCore i7-14700Fの組み合わせがおすすめです。
ストームの冬のボーナス祭に掲載されているゲーミングPCで、2024年12月18日まで割引価格で購入できます。
RTX 4070 SUPERとCore i7-14700Fを搭載しているのにも関わらず、264,800円とリーズナブルなため、ハイスペックゲーミングPCをお得に購入したい方におすすめです。
透明ガラスでできたサイドパネルと光るLEDケースファンが搭載されていて、デザイン性に優れているのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 264,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR4-3200 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
\セールのコスパ最強ゲーミングPC/
期間限定セールが安すぎるBTOメーカー
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 254fps (▲1%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 247fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 148fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 90fps (▲4%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 63fps (▲1%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 34fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 550fps (▲4%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 457fps (▲1%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 402fps (0%) |
1つ前に紹介したゲーミングPCと同じGPUとCPUが使われているため、ゲーミング性能に関しては差がありませんでした。
しかし、かっこよく光るケースファンが搭載されているので、気分を盛り上げながらゲームを行いたい方におすすめです。
ツクモのRTX 4070 Ti SUPER・Core i7-14700F搭載モデルで、追加料金を払えばGPUのアップグレードも行えます。
標準構成であれば30万円程度で購入できるため、ハイスペックなパソコンをリーズナブルな価格で入手したい方におすすめです。
15,400円の追加料金を支払うだけで、物損保証付きの3年延長保証を付けられるため、長時間ゲームを行う方にも向いています。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 307,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER (標準構成はRTX 4070) |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\激安セールがアツいBTOメーカー/
安心!ヤマダ電機グループのメーカー
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 275fps (▲2%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 269fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 163fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 104fps (▲6%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 78fps (▲2%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 45fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 582fps (▲6%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 490fps (▲2%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 428fps (0%) |
RTX 4070 Tiよりもさらにフレームレートの値が大きくなり、サイバーパンク2077では、DLSSを使わなくても60fpsを出せるようになります。
30万円以上かかる価格の高さがネックですが、映像のヌルヌルさにこだわる方にとってはおすすめのモデルといえます。
ストームの鏡界シリーズのゲーミングPCで、ハイエンドなRTX 4070 Ti SUPERとCore i7-14700KFが使われています。
270°強化ガラスパネルを搭載した、PCケースの外観がおしゃれで美しいため、ゲーミングPCの見た目にこだわる方におすすめです。
STORMオリジナルの水冷CPUクーラーが採用されているので、冷却性能が優れているのもメリットです。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 368,000円 |
CPU | Intel Core i7-14700KF |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\マイナーだけどコスパ最強ゲーミングPC/
見ため最高!デザイン性の高いBTO
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 277fps (▲1%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 269fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 163fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 108fps (▲2%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 80fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 45fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 617fps (▲2%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 500fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 428fps (0%) |
30万円未満のモデルに比べて、スペックの伸び率が小さくなり、実用性能の面でも大きな変化は見られませんでした。
快適なゲームプレイを実現するだけなら、20万円台で買えるRTX 4070 SUPER搭載モデルで十分です。
パソコン工房のCore i7-14700F搭載ゲーミングPCで、4Kレイトレ設定でも快適にゲームを行えるRTX 4080 SUPERが使われています。
ハイエンドGPUが使われているのにも関わらず、30万円台後半で購入できるため、4K最高画質に適したパソコンをお得に手に入れたい方におすすめです。
デフォルトのメモリ容量が32GBに設定されているため、アップグレードを行わなくても動画編集に対応できるのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 369,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1000W 80PLUS PLATINUM |
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 280fps (▲2%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 275fps (▲1%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 177fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 118fps (▲7%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 87fps (▲3%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 50fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 600fps (▲7%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 496fps (▲3%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 437fps (0%) |
GPUがRTX 4080 SUPERになったことで、RTX 4070 Ti SUPERに比べてさらにスペックアップしましたが、最大で1割程度しかフレームレートの数値が上がりませんでした。
本体価格は2割以上高くなっているため、RTX 4080 SUPER搭載のハイエンドモデルはコスパがよくないことが分かります。
商品名 | GALLERIA RM7C-R47 (ドスパラ) | G-Tune DG-I7G7S (マウスコンピューター) | FRGKLB760/M1112 (フロンティア) | G-GEAR GE7J-J242/BH (ツクモ) | S2P-147KF47TiS (ストーム) | LEVEL-R779-147F-VT3X (パソコン工房) |
価格(税込) | 234,980円 | 299,800円 | 264,800円 | 307,800円 | 368,000円 | 369,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700F | Intel Core i7-14700F | Intel Core i7-14700F | Intel Core i7-14700F | Intel Core i7-14700KF | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 | GeForce RTX 4070 SUPER | GeForce RTX 4070 SUPER | GeForce RTX 4070 Ti SUPER | GeForce RTX 4070 Ti SUPER | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-4800 16GB | DDR5-4800 32GB | DDR4-3200 32GB | DDR5-4800 32GB | DDR4-3200 32GB | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:500GB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE | 750W 80PLUS BRONZE | 750W 80PLUS GOLD | 850W 80PLUS GOLD | 850W 80PLUS GOLD | 1000W 80PLUS PLATINUM |
公式サイト | ドスパラ公式サイト | マウスコンピューター公式サイト | FRONTIER公式サイト | ツクモ公式サイト | ストーム公式サイト | パソコン工房公式サイト |
最新のハイスペックモデルである、第14世代Core i7搭載ゲーミングPCに関する、よくある質問をQ&A形式でまとめてみました。
第14世代Intel Core i7シリーズのCPUに対する疑問点や不明点をお持ちの方は、購入後に後悔しないように該当部分をチェックしてみましょう。
GPUにボトルネックがない場合、Core i5に対して2倍近い性能差を出す場合もあります。
しかし、GPUが低グレードだと、ゲーミング性能ではRTX 4070・Core i5-14400搭載モデルに劣ります。
CPU単体の価格でみるとCore i5に対しては約2万円の価格差があります。
ゲーム性能を引き出す場合はグラボ等の他のPCパーツも高性能なものにしないといけません。
CPUは本体価格の約20%を占めるので、PC全体で10万円程度の予算増になることを覚悟しましょう
買うと後悔するイメージの強い第14世代のCPUですが、Core i7 14700シリーズはコスパが優れています。
Core i5-14400に比べて倍近い性能の差があるので、予算に余裕があれば積極的に選びましょう。
2024年10月末時点のSteamの統計によると、第14世代Core i7シリーズと同じ20コアCPU利用者は全体の1.08%しかいません。
価格コムで人気上位を占める8コアCPU(Ryzen 7シリーズ)ユーザーの21.13%と比べると10分の1以下です。
第14世代Core i7シリーズは、第13世代Core i7に比べてスペックが大幅に向上していて、高性能なGPUと組み合わせるとなんでもこなせるゲーミングPCが出来上がります。
そのため、コスパ最強のハイスペックCPUを求めている方は、第14世代のCore i7 14700シリーズがおすすめです。
モンスターゲーミングPCの自作に興味のある方の中には、最高峰のスペックを持つ第14世代Core i9シリーズに興味を持つ方もいますよね。
そこで今回は、最新の第14世代 intel Core i9シリーズの性能を解説した上で、第14世代Core i9搭載ゲーミングPCのおすすめモデルを紹介します。
ハイエンドCPUのゲーミング性能が気になる方に向けて、各ゲームのベンチマーク結果についても詳しく取り上げます。
各GPUの組み合わせの相性についても説明していくので、第14世代Core i9シリーズに興味がある方は最後まで読み進めてみましょう。
2023年の10月に登場した第14世代Core i9シリーズは、第13世代と同じ24コア32スレッドCPUで、あくまでリフレッシュ版の扱いになるので性能の改善率は小さいです。
ここでは、1世代前の第13世代Core i9シリーズと比較した、第14世代Core i9シリーズの特徴について詳しく解説していきます。
デスクトップ用 モデル一覧 | Core i9-14900 | Core i9-14900F | Core i9-14900K | Core i9-14900KF | Core i9-14900T |
---|---|---|---|---|---|
希望小売価格 (販売価格) | $549 (89,980円) | $524 (81,972円) | $589 (75,100円) | $564 (73,980円) | $549 (完売) |
アーキテクチャ | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh |
ソケット | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 |
Pコア/Eコア/スレッド | 8/16/32 | 8/16/32 | 8/16/32 | 8/16/32 | 8/16/32 |
ベース/最大クロック | 2.00 GHz/5.80 GHz | 2.00 GHz/5.80 GHz | 3.20 GHz/6.00 GHz | 3.20 GHz/6.00 GHz | 1.10 GHz/5.50 GHz |
L3キャッシュ | 36 MB | 36 MB | 36 MB | 36 MB | 36 MB |
最大消費電力 | 219 W | 219 W | 253 W | 253 W | 106 W |
内蔵グラフィック | Intel® UHD Graphics 770 | 無 | Intel® UHD Graphics 770 | 無 | Intel® UHD Graphics 770 |
発売日 | 2024年1月9日 | 2024年1月9日 | 2023年10月17日 | 2023年10月17日 | 2024年1月9日 |
近年のIntel CPUは処理性能と省電力性の高さを両立するために、ベースクロックと最大コアクロックの差が大きく設定されています。
車のエンジンのように、負荷の軽い時は回転数(クロック数)を抑えてアイドリング状態にし、負荷の高い作業に対してはクロック数をガツンと上げるのがRaptor Lake-S Refleshシリーズの特徴です。
先代のRaptor Lake-Sシリーズから製造プロセスなどは継承しているものの、クロック数を高めることで辛うじて性能の向上を実現しています。
13900シリーズとの比較結果を詳しく知りたい方は、「Core i9 13900シリーズとCore i9 14900シリーズの比較」まで飛んでみましょう。
一方で、AMD製CPUとの比較結果を知りたい方は、「AMD RyzenシリーズとCore i9 14900シリーズの比較」の見出しまで移動してみてください。
Core i9-14900シリーズは、前世代のCore i9 13900シリーズと同様に以下の2種類のコアを組み合わせた、24コア32スレッドのCPUを指します。
ベースモデルはCore i9-14900で、機能の付加や省略によって末尾に文字がついていて、それぞれ以下のような意味合いを持つのが特徴です。
文字 | 意味 | こんな人におすすめ |
---|---|---|
F | グラフィック機能省略 | GPUを積むからグラフィックはいらない |
K | オーバークロック可能 | 強力クーラーでガンガンオーバークロックしたい |
S | 動作クロックアップ版 | この限定品、逃すわけにはいかない! |
T | 省電力版 | 電気代を節約しないと家族に怒られる |
PCゲーマーは「内蔵グラフィックは不要」という方がほとんどなので、F付きモデルで十分な方がほとんどだと思います。
実際に、F付きのCore i9-14900KFは、Core i9-14900Kより希望小売価格が25ドル(約4,000円)安く設定されているので、PCゲーマーには魅力的なCPUです。
ただし、ショップによって販売価格が異なるため、「A店のCore i9-14900KFよりB店のCore i9-14900Kの方が安い」ということもしばしば。
少し性能に劣るTに手を出さない限り、RTX 4090を搭載する場合でも4K解像度ではボトルネックが生じないので、一番安く販売されているCPUを選べば大丈夫です。
搭載するGPUはRTX4090と仮定して、意図的にCPUがボトルネックになるように設定した上で、ゲーミング性能を検証してみました。
数値:平均fps(QHD Ultra) | コアクロック (ベース/最大) | VALORANT | APEX LEGENDS (※上限300fps) | Fortnite | FF15 | Escape From Tarkov |
---|---|---|---|---|---|---|
14900(F) | 2.00 GHz/5.80 GHz | 1009 | 329 | 606 | 473 | 260 |
14900K(F) | 3.20 GHz/6.00 GHz | 1160 | 361 | 696 | 520 | 299 |
13900(F) | 2.00 GHz/5.60 GHz | 897 | 304 | 538 | 424 | 231 |
13900K(F) | 3.00 GHz/5.80 GHz | 1153 | 359 | 692 | 517 | 297 |
13900KS | 3.20 GHz/6.00 GHz | 1270 | 430 | 762 | 577 | 327 |
測定結果は上のフレームレート表のとおりになり、クロック数が高いほどフレームレートの値も大きくなる傾向にありますが、14900Kについては13900K並の性能しかありませんでした。
2024年2月末時点では、14900KSがまだ販売されていないため、スペックにこだわる方は最も高性能な13900KSがおすすめです。
しかし、6Ghzものコアクロックを誇るCore-i9 13900KS(14900K)は爆熱になるため、360mm水冷クーラーなどの、大掛かりな冷却装置が必要になります。
表はあくまで「CPUがフル稼働した」場合の数値なので、CPUがフル稼働できるように、CPUクーラーもハイエンドな製品を用意しましょう。
最新のハイエンドCPUである、Core i9 14900に最適なGPUの種類について気になる方も多いですよね。
CPUモデル・解像度により相性が変動しますが、Core i9-14900(F)ならWQHD以下の解像度はRTX4070~RTX 4070 Ti SUPER、4K解像度はRTX 4080(SUPER)・RTX 4090が最適な組み合わせになります。
14900との相性 | フルHD解像度 (1080×1920) | WQHD解像度 (1440×2560) | 4K解像度 (2160×3840) |
---|---|---|---|
RTX4090 | ×(CPU▲30%) | △(CPU▲20%) | ◎(CPU▲5%) |
RTX 4080 SUPER (RTX4080) | △(CPU▲25%) | 〇(CPU▲15%) | ◎ |
RTX 4070 Ti SUPER | 〇(CPU▲15%) | ◎(CPU▲5%) | 〇(GPU▲10%) |
RTX 4070 Ti | 〇(CPU▲10%) | ◎ | △(GPU▲15%) |
RTX 4070 SUPER | 〇(CPU▲5%) | ◎(GPU▲5%) | △(GPU▲20%) |
RTX 4070 | ◎ | 〇(GPU▲15%) | ×(GPU▲30%) |
RTX 4060 Ti (RTX 3070) | △(GPU▲25%) | ×(GPU▲40%) | ✕(GPU不足) |
RTX 3060 Ti | ×(GPU▲40%) | ✕(GPU不足) | ✕(GPU不足) |
RTX 3060 | ✕(GPU不足) | ✕(GPU不足) | ✕(GPU不足) |
RTX 3050 (GTX 1660 SUPER) | ✕(GPU不足) | ✕(GPU不足) | ✕(GPU不足) |
GTX 1650 | ✕(GPU不足) | ✕(GPU不足) | ✕(GPU不足) |
CPUとGPUの相性テーブルは一見すると複雑そうに見えますが、
高解像度:GPUの負荷が高く、GPUがボトルネックになりやすい
低解像度:GPUの負荷が低く、CPUがボトルネックになりやすい
以上の関係性を持つことが、表をしっかり見てみると把握できます。
ここでは、高性能CPUであるCore i9・Ryzen 9・Core i7・Ryzen 7シリーズと比較した、Core i9 14900シリーズのゲーミング性能を解説していきます。
ハイエンドモデルであるCore i9 14900シリーズのベンチマーク性能が気になる方は、ぜひ続きの内容を読み進めてみましょう。
ここでは、比較対象となるIntel・AMD製のハイエンドCPUとの性能を比較していきますが、以下の一覧表(クリックすると表示されます)を見ただけでは性能の違いが分かりづらいですよね。
Core i9-14900 | Core i9-14900K | Ryzen 9 7950X | Ryzen 9 7950X3D | Ryzen 9 7900X | Ryzen 7 7700X | Core i9-13900 | Core i9-13900K | Core i9-13900KS | Core i7-14700 | Core i7-14700K | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
メーカー | Intel | Intel | AMD | AMD | AMD | AMD | Intel | Intel | Intel | Intel | Intel |
アーキテクチャ | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh | Zen 4 | Zen 4 | Zen 4 | Zen 4 | Raptor Lake-S | Raptor Lake-S | Raptor Lake-S | Raptor Lake-S Refresh | Raptor Lake-S Refresh |
プロセス | 10nm | 10nm | 5nm | 5nm | 5nm | 5nm | 10nm | 10nm | 10nm | 10nm | 10nm |
ソケット | LGA1700 | LGA1700 | AM5 | AM5 | AM5 | AM5 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 |
総合コア数 (Pコア+Eコア) | 24 | 24 | 16 | 16 | 12 | 8 | 24 | 24 | 24 | 20 | 20 |
Eコア数 | 16 | 16 | 無 | 無 | 無 | 無 | 16 | 16 | 16 | 12 | 12 |
スレッド数 | 32 | 32 | 32 | 32 | 24 | 16 | 32 | 32 | 32 | 28 | 28 |
ベース/最大クロック(P) | 2.0/5.8GHz | 3.2/6.0Ghz | 4.5/5.7GHz | 4.2/5.7GHz | 4.7/5.6Ghz | 4.5/5.4Ghz | 2.0/5.6Ghz | 3.0/5.8Ghz | 3.2/6.0Ghz | 2.1/5.3GHz | 3.4/5.5GHz |
ベース/最大クロック(E) | 1.5/4.3GHz | 2.4/4.4GHz | – | – | – | – | 1.5/4.2Ghz | 2.2/4.3Ghz | 2.4/4.3Ghz | 1.5/4.2GHz | 2.5/4.3GHz |
L3キャッシュ | 36MB | 36MB | 64MB | 128MB | 64MB | 32MB | 36MB | 36MB | 36MB | 33 MB | 33 MB |
PassMarkスコア | 53140 | 61064 | 63028 | 62586 | 51996 | 36071 | 48062 | 59427 | 61849 | 49061 | 53678 |
TDP(PL1) | 65 W | 125 W | 170 W | 120W | 170W | 105W | 65 W | 125 W | 150 W | 65 W | 125 W |
最大消費電力(PL2) | 219 W | 253 W | 230 W | 162W | 230W | 142W | 219 W | 253 W | 253 W | 219 W | 253 W |
内蔵GPU | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | Radeon Graphics | Radeon Graphics | Radeon Graphics | Radeon Graphics | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 | Intel® UHD Graphics 770 |
対応メモリ | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB |
メモリ周波数上限 | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5200MHz | DDR5:5200MHz | DDR5:5200MHz | DDR5:5200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz | DDR5:5600MHz DDR4:3200MHz |
PCI-Express | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 |
希望小売価格 | $549 | $589 | $599 | $699 | $549 | $399 | $549 | $589 | $689 | $384 | $409 |
発売時期 | 2024年1月9日 | 2023年10月17日 | 2022年9月30日 | 2023年1月6日 | 2022年8月30日 | 2022年8月30日 | 2023年1月3日 | 2022年9月29日 | 2023年1月13日 | 2024年1月9日 | 2023年10月17日 |
そこで、各CPUのスペックの違いがすぐに理解できるように、ベンチマーク結果(Cinebench R23 シングルコア)をグラフにまとめて比較してみました。
「intelはシングルスレッド、AMDはマルチスレッド性能が高い」とよく言われます。
シングルスレッドで比較すると、第13世代・第14世代のIntel CPUがRyzen 9を抑えて上位を独占しています。
Core i9-14900K(F)が2位・4位に君臨しているので、第14世代Core i9シリーズのシングルコア性能の高さが理解できました。
しかし、ゲームに要求されるのはマルチスレッド性能となるので、Cinebench R23のマルチスレッド性能を見てみましょう。
ベンチマーク上では、Cinebench R23のマルチスレッド性能においても、Core i9 14900KがRyzen 9 7950X3Dに勝っていることが上のグラフから分かります。
(現在ではスペック・安定性ともに、最新世代のAMD Ryzen 9 9950Xに追い抜かされています。)
ライバルとなる、AMD Ryzenシリーズとのゲーミング性能の違いを比較してみましょう。
GPUは最も高いフレームレートが出せるRTX4090と仮定した上で、Core i9 14900シリーズと競合するRyzen 7000シリーズと比較しました。
数値:平均fps(QHD Ultra) | VALORANT | APEX LEGENDS (※上限300fps) | Fortnite | FF15 | Escape From Tarkov |
---|---|---|---|---|---|
Core i9-14900(F) | 1009 | 329 | 606 | 473 | 260 |
Core i9-14900K(F) | 1160 | 361 | 696 | 520 | 299 |
Ryzen 9 9950X | 1455 | 493 | 873 | 568 | 375 |
Ryzen 9 7950X | 1323 | 448 | 794 | 517 | 341 |
Ryzen 9 7900X | 854 | 289 | 512 | 403 | 220 |
Ryzen 7 7700X | 570 | 193 | 342 | 270 | 147 |
Ryzen7 7700XやRyzen9 7900Xを大きく引き離す一方で、ウルトラハイエンドの7950X・9950Xシリーズに対しては、FF15を除き1割以上ものフレームレートの差が付けられています。
とはいえ、FPSゲームの実用性能は300fpsあたりで頭打ちになるため、Ryzen 9 7950X(9950X)とCore i9 14900Kの性能はほぼ互角といえます。
高いフレームレートを出せる、ゲーミングモニターは240Hz前後のモデルまでが一般的。
ゲームの快適さだけに目を向ければ、Core i9 14900シリーズを使えば最上級のゲーム体験を味わえます。
AMD Ryzenシリーズと同様の比較方法で、前世代のCore i9 13900シリーズとフレームレートの数値を比べてみました。
数値:平均fps(QHD Ultra) | VALORANT | APEX LEGENDS (※上限300fps) | Fortnite | FF15 | Escape From Tarkov |
---|---|---|---|---|---|
Core i9-14900(F) | 1009 | 329 | 606 | 473 | 260 |
Core i9-14900K(F) | 1160 | 361 | 696 | 520 | 299 |
Core i9-13900(F) | 897 | 304 | 538 | 424 | 231 |
Core i9-13900K(F) | 1153 | 359 | 692 | 517 | 297 |
Core i9-13900KS | 1270 | 430 | 762 | 577 | 327 |
CPUがボトルネックになる構成(RTX 4090を搭載した状態)で確認しましたが、Core i9-14900KとCore i9-13900Kでほとんどフレームレートの差がありませんでした。
そのため、既にCore i9-13900K(F)搭載ゲーミングPCを持っている方は、CPUの換装は行わずに使い続けましょう。
最後に、第14世代のハイスペックIntel CPUである、Core i7 14700シリーズとの比較を見てみましょう。
数値:平均fps(QHD Ultra) | VALORANT | APEX LEGENDS (※上限300fps) | Fortnite | FF15 | Escape From Tarkov |
---|---|---|---|---|---|
Core i9-14900(F) | 1009 | 329 | 606 | 473 | 260 |
Core i9-14900K(F) | 1160 | 361 | 696 | 520 | 299 |
Core i7-14700(F) | 937 | 306 | 562 | 440 | 241 |
Core i7-14700K(F) | 1000 | 326 | 600 | 469 | 257 |
Core i7シリーズは第13世代に比べてコア数が増強されている関係で、前世代よりもフレームレートの差が縮まり、1~2割程度の差にとどまりました。
Core i9とi7でCPUの単品価格が約2万円違うため、コスパを求める方は安くて高性能なCore i7 14700シリーズがおすすめです。
ハイエンドCPUであるCore i9の性能を引き出すためには、強力なGPUとCPUクーラーが必要になります。
「CPUに2万円の追加費用をかけた分の性能向上」が必ずしも実現する訳ではない点に注意しましょう。
今回比較したCPUの、Apex Legendsでの性能一覧は上のグラフの通りです。
Ryzen 9 7950X(3D)の飛びぬけた性能が目につきますが、Apex自体はフレームレートの上限が300fpsに設定されているため、Core i9 14900シリーズでも実用上の性能は変わりません。
しかし、高い処理性能を持つハイエンドCPUは、性能に比例して高い消費電力と排熱量を持つのが特徴です。
販売価格も7~8万円程度と高価なため、短絡・静電気による故障のリスクがある自作PCにポンと組み込むのは、ハードルの高いパーツであることは間違いありません。
そこで、自作パソコンの組み立てに踏み切れない方に向けて、第14世代Core i9搭載ゲーミングPCを紹介していきます。
以下の8社のBTOメーカーから、コスパに優れた第14世代Core i9搭載ゲーミングPCが販売されています。
今回は、各メーカーの第14世代Core i9搭載ゲーミングPCのおすすめ商品を紹介するので、ハイエンドモデルに興味がある方はチェックしてみましょう。
フロンティアのMSIコラボモデルの商品で、Core i9-14900KFとRTX 4070 SUPERが搭載されているのにも関わらず、30万円程度で買えるコスパの高さが魅力です。
ケースの外観がかっこよく仕上がっているため、ゲーミングPCの見た目にこだわるゲーマーにおすすめです。
32GBメモリと2TBもの容量を持つSSDが標準搭載されているため、動画編集を行いたい方にもおすすめできます。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 299,800円 |
CPU | Intel Core i9-14900KF |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:2TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\セールのコスパ最強ゲーミングPC/
期間限定セールが安すぎるBTOメーカー
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 257fps (0%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 247fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 148fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 94fps (0%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 64fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 34fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 572fps (0%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 461fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 402fps (0%) |
30万円前後でCore i9-14900KF搭載モデルが入手できるのが利点ですが、明らかにGPUが弱く、4K最高画質でゲームを遊ぶとカクつく場合があります。
RTX 4070 Ti SUPER・Intel Core i7-14700Fの組み合わせの方が高性能なので、動画編集専用で使う訳でなければ、LEVEL-R776-147F-UT2Xあたりのモデルを選んだ方がいいです。
パソコン工房のCore i9-14900搭載モデルで、GPUをRTX 4070 Ti SUPERに抑えることで、359,800円というリーズナブルな価格を実現しています。
LEVEL∞シリーズとしては珍しく、32GBの大容量メモリと1TB SSDが標準搭載されているため、動画編集を素早く行いたい方におすすめです。
しかし、ゲーミング性能は通常のRTX 4070 Ti SUPER搭載モデルと変わらず、コスパがよくないので、4Kゲームを行いたい方は30万円で買えるLEVEL-R776-147F-UT2Xを選んだ方がいいです。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 359,800円 |
CPU | Intel Core i9-14900 |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS BRONZE |
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 277fps (▲1%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 269fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 163fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 108fps (▲2%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 80fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 45fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 617fps (▲2%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 500fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 428fps (0%) |
サイバーパンクの4Kレイトレ解像度でも60fpsで遊べる、高いゲーミング性能を持ち合わせていますが、まだGPUとCPUのバランスが悪いです。
あと9万円かけてRTX 4080 SUPERにすると、なんでもできるハイエンドゲーミングPCが出来上がるので、ケチらずにグラボにお金をかけましょう。
ツクモのG-Gear neoシリーズの最新モデルで、ハイエンドなRTX 4080 SUPERとCore i9-14900Kが使われています。
DDR5メモリやGen4 SSDなどの新しい規格のパーツが搭載されているので、処理性能に優れたゲーミングPCを求めている方におすすめです。
しかし、旧モデルに比べて無骨なデザインに仕上がってしまっているため、かっこいいゲーミングPCを求めている方は他の製品を選びましょう。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 449,800円 |
CPU | Intel Core i9-14900K |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\激安セールがアツいBTOメーカー/
安心!ヤマダ電機グループのメーカー
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 282fps (▲1%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 278fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 177fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 125fps (▲1%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 90fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 50fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 637fps (▲1%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 512fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 437fps (0%) |
RTX 4080 SUPERとCore i9-14900Kを搭載しているだけあり、4K解像度設定でも高フレームレートで動かせるため、ゲーム性能に関しては文句の付けようがありません。
しかし、見た目の無骨さ故にゲームをやるモチベーションが下がりがちなので、ゲーミングPCのデザイン性も求める方は、次に紹介するGK-149KF48Sを選びましょう。
ストームの幻界モデルのRTX 4080 SUPER搭載ゲーミングPCで、フラッグシップCPUであるCore i9-14900KFが使われています。
270°強化ガラスケース採用で美しいデザインに仕上がっているため、ゲーミングPCの見た目を重視する方におすすめです。
温度表示機能が付いた水冷CPUクーラーが搭載されているため、ハイエンドCPUにありがちな熱暴走の発生も事前に防げるのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 449,900円 |
CPU | Intel Core i9-14900KF |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1200W 80PLUS GOLD |
\マイナーだけどコスパ最強ゲーミングPC/
見ため最高!デザイン性の高いBTO
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 282fps (▲1%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 278fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 177fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 125fps (▲1%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 90fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 50fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 637fps (▲1%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 512fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 437fps (0%) |
ゲーミング性能自体は、前に紹介したG-GEAR GE9J-M242/ZBHとほぼ変わりませんが、外観が美しくゲームを行うたびに気分を上げられるのが魅力です。
旧規格のメモリとSSDが使われているのが唯一の弱点ですが、文句なしのスペック・外観に仕上がっているため、5年間は頼もしい相棒として使い倒せます。
DELLのモンスターマシンであるALIENWAREシリーズのゲーミングPCで、異次元に高性能なRTX 4090とCore i9-14900KFが内蔵されています。
セール時になると50万円台前半で購入できるため、最高スペックの超ハイエンドゲーミングPCを少しでもお得に購入したい方におすすめです。
プレミアムサポートの費用が意外と安く、46,420円(本体価格の8%程度)の追加費用を支払うだけで、4年間の延長保証を受けられるのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 556,623円 |
CPU | Intel Core i9-14900KF |
GPU | GeForce RTX 4090 |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB NVMe HDD:無 |
電源 | 1000W 80PLUS PLATINUM |
\カスタマイズ性に優れた大手BTOメーカー/
近未来的なフォルムがかっこいい!
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 285fps (▲1%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 279fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 177fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 144fps (▲3%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 111fps (▲1%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 67fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 720fps (▲3%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 584fps (▲1%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 504fps (0%) |
現状販売されているPCパーツの中でトップクラスのスペックを持つ、RTX 4090とCore i9-14900KFを組み合わせているだけあり、最高峰のゲーミング性能を誇ります。
更に高価格帯の製品も存在しますが、基本的にメモリとSSDの容量が変わるだけで、基本的なゲーム性能は上がりません。
そのため、AI画像生成や動画編集を行わず、4K解像度でもヌルヌル映像でゲームを楽しむだけなら、ALIENWARE AURORA R16で十分といえます。
マウスコンピューターのクリエイティブ向けゲーミングPCで、最高級のPCパーツであるRTX 4090とCore i9-14900KFが使われています。
超大容量な64GBメモリと2TB SSDが搭載されているため、4K解像度で動画配信を行いたい方におすすめです。
価格は669,900円と非常に高額ですが、3年間の標準保証が付くので、高価なPCパーツの修理代を気にせずに使えます。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 669,900円 |
CPU | Intel Core i9-14900KF |
GPU | GeForce RTX 4090 |
メモリ | DDR5-4800 64GB |
ストレージ | SSD:2TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1200W 80PLUS PLATINUM |
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3年間無償保証&24時間365日サポート
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 285fps (▲1%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 279fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 177fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 144fps (▲3%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 111fps (▲1%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 67fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 720fps (▲3%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 584fps (▲1%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 504fps (0%) |
前に紹介したALIENWARE AURORA R16とゲーミング性能は変わりませんが、64GBメモリと2TBストレージを搭載しているため、4K画質での動画配信を快適に行えます。
とはいえ、普通にゲームを遊ぶだけなら完全にオーバースペックなので、ワンランク下の32GBメモリ・1TB SSD搭載モデルで十分です。
パソコンショップセブンのフラッグシップゲーミングPCで、最高峰の性能を持つRTX 4090とCore i9-14900KFが使われています。
メモリやストレージも盛りまくられているので、最強のスペックを持つゲーミングPCを求めている方に向いています。
価格に関してもセール時で90万円程度と超ド級なため、普通に4Kゲーミングを行うだけで十分な方は他のモデルを選びましょう。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 900,680円 |
CPU | Intel Core i9-14900KF |
GPU | GeForce RTX 4090 |
メモリ | DDR5-4800 128GB |
ストレージ | SSD:2TB+2TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1200W 80PLUS PLATINUM |
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フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 285fps (▲1%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 279fps (0%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 177fps (0%) |
フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 144fps (▲3%) |
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フレームレート(フルHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 720fps (▲3%) |
フレームレート(WQHD解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 584fps (▲1%) |
フレームレート(4K解像度) ※下側の数値は減少率を示す | 504fps (0%) |
マウスのDAIV FX-I9G90に比べて、さらに大容量なメモリとストレージが搭載されていますが、実用的な性能はほとんど変わりません。
サイズの大きさ・価格の高さ故に逆に取り扱いづらいので、所有欲を満たしたいモンスターマシン愛好家でない限りは無用の長物です。
商品名 | FRMFGZ790/M1120 (フロンティア) | LEVEL-M77M-149-UT4X(パソコン工房) | G-GEAR GE9J-M242/ZBH(ツクモ) | GK-149KF48S(ストーム) | ALIENWARE AURORA R16(DELL) | DAIV FX-I9G90 (マウスコンピューター) | ZEFT Z45CN (パソコンショップセブン) |
価格(税込) | 299,800円 | 359,800円 | 449,800円 | 449,900円 | 556,623円 | 669,900円 | 900,680円 |
CPU | Intel Core i9-14900KF | Intel Core i9-14900 | Intel Core i9-14900K | Intel Core i9-14900KF | Intel Core i9-14900KF | Intel Core i9-14900KF | Intel Core i9-14900KF |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER | GeForce RTX 4070 Ti SUPER | GeForce RTX 4080 SUPER | GeForce RTX 4080 SUPER | GeForce RTX 4090 | GeForce RTX 4090 | GeForce RTX 4090 |
メモリ | DDR5-5600 32GB | DDR5-4800 32GB | DDR5-4800 32GB | DDR5-4800 32GB | DDR5-5600 32GB | DDR5-4800 64GB | DDR5-4800 128GB |
ストレージ | SSD:2TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB NVMe HDD:無 | SSD:2TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:2TB+2TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD | 750W 80PLUS BRONZE | 850W 80PLUS GOLD | 1200W 80PLUS GOLD | 1000W 80PLUS PLATINUM | 1200W 80PLUS PLATINUM | 1200W 80PLUS PLATINUM |
公式サイト | FRONTIER公式サイト | パソコン工房公式サイト | ツクモ公式サイト | ストーム公式サイト | DELL公式サイト | マウスコンピューター公式サイト | パソコンショップセブン公式サイト |
最新モデルである第14世代Core i9搭載ゲーミングPCに関する、よくある質問をQ&A形式でまとめてみました。
2024年2月時点で最高クラスの性能を持つ、第14世代Intel Core i9に対する疑問点や不明点がある方は、ぜひ該当部分を確認してみましょう。
GPUにボトルネックがない場合、Core i7に対して20%以上の性能差を出す場合もあります。
しかし、GPUが低グレードだと、ゲーミング性能では20万円台のゲーム用パソコンに劣る場合もあります。
CPU単体の価格でみるとCore i7に対して約2万円、Core i5に対しては約4万円の価格差があります。
ゲーム性能を引き出す場合はグラボ等の他のPCパーツもハイエンドなものにしないといけません。
CPUは本体価格の約20%を占めるので、PC全体で15~25万円の予算増になることを覚悟しましょう。
2024年2月時点でCore i9-13900K搭載モデルは終売となっていて、単品でもほぼ同等の値段で買えます。
ただし、冷却対策に力を入れないと後悔する場合があるので、高性能な水冷クーラーを用意しましょう。
Intelのワークステーション用CPUとしてXeonが存在します。
上記のCPUはゲーミング用途ではなくサーバーやワークステーション用に使われる場合が多いです。
単品で50万円前後(RTX 4090搭載ゲーミングPC相当)かかるので、家庭用とはいいがたいでしょう。
2024年10月末時点のSteamの統計によると、Core i9と同じ24コアCPU利用者は全体の1.91%しかいません。
価格コムで大人気の8コアCPU(Ryzen 7シリーズ)ユーザーの21.13%と比べると10分の1以下です。
Raptor Lake-Sのリフレッシュ版である第14世代Core i9シリーズは、第13世代のCore i9とコア数が変わらないので性能の変化が小さく、Core i9-14900Kに至っては1~2%しか改善されていません。
クロック数が高く爆熱なので冷却対策をしっかり行う必要がありますが、1%でも速いCPUを求めている方は、第14世代Core i9シリーズがおすすめです。
ソニーの家庭用ゲーム機である「PS5 Pro」は、2024年11月7日に販売されたゲーム機で、PS5よりも圧倒的に優れたグラフィック性能を持つのが特徴です。
しかし、本体価格が12万円程度と高価なため、購入に踏み切れずにPS5やゲーミングPCと悩んでいる方も多いですよね。
そこで今回は、ソニーの最新ゲーム機である「PS5 Pro」のスペック・価格について、PS5やPCと比較しながら詳しく解説していきます。
他のハードと比べたPS5 Proのメリット・デメリットや、おすすめのゲームについても紹介していきます。
最新のゲーム機であるPS5 Proに興味を持っている方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
2024年11月に発売した「PlayStation 5 Pro(PS5 Pro)」は、RTX 4060 Ti相当のGPUとRyzen 5 4500相当のCPUが搭載されています。
本体価格が12万円程度と家庭用ゲーム機の中では高価ですが、規格外の2TB SSDが搭載されているため、さまざまなゲームをエンジョイしてみたい方におすすめです。
PS5に比べて5万円近く高い価格設定になっているため、PS5 Proに手が届かない方は、7万円台前半で購入できるPS5を選びましょう。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 119,980円 |
CPU | AMD Ryzen7 Zen2 Processor (Ryzen 5 4500~5500相当) |
GPU | AMD Radeon Graphics (RTX 4060 Ti相当) |
メモリ | GDDR6 16GB+DDR5 2GB |
ストレージ | SSD:2TB NVMe HDD:無 |
最大消費電力 | 390W |
通信規格 | 有線LAN(Ethernet):最高1Gbps 無線LAN(Wi-Fi 7):最高46Gbps Bluetooth(Ver5.1):最高2Mbps |
重量 | 約3.1kg |
本体サイズ | 89 × 216 × 388 mm |
ここでは、PS5やPCなどの他のハードと比較した、PS5 Proのメリットについて詳しく解説していきます。
前世代のソニーのゲーム機である、PS5からどれだけ進化したのか気になる方は、続きの内容をチェックしてみましょう。
PS5 Proは10万円台前半とゲーミング機としては高価ですが、浮動小数点演算の速度を示すFLOPS換算で、PS5よりも1.5倍以上高性能なGPUを搭載しています。
販売前はRTX 4070を上回る33.5TFLOPSが出る噂で話題となりましたが、いざ蓋を開けてみるとRTX 4060 Tiよりも少し低い16.7 TFLOPSに落ち着きました。
期待値よりも明らかに低い性能なのでツッコミが殺到していますが、RTX 4060 Ti搭載モデルは15万円以上かけないと購入できないため、総合的なコスパは悪くありません。
PS5に比べてGPUのスペックが上がっただけでなく、超解像度技術(PSSR:PlayStation Spectral Super Resolution)を使えるようになりました。
PSSR無の状態に比べて、2〜3倍のレイトレーシング性能が出せるので、サイバーパンク2077といった重量級のゲームも快適に遊べます。
オープンワールドゲームを快適に遊びたい方は、高性能なPSSR対応GPUを搭載したPS5 Proがおすすめです。
ソニーの上位モデルのゲーム機であるPS5 Proは、10万円台のハードウェアとしては規格外な2TBストレージが搭載されています。
オープンワールドゲームなどの重量級のタイトルはデータ容量が大きくなる傾向にあり、最新のファイナルファンタジー16では170GBもの容量が必要です。
低価格帯のゲーミングPCだと500GBしか容量がないため、Windows OSとオープンワールドゲーム3本を入れただけで、容量不足に陥る可能性があります。
10万円台前半で2TBのSSDを持つハードウェアはPS5 Pro以外にはないので、多種多様なゲームを楽しみたいカジュアルゲーマーの方におすすめです。
PS 5シリーズでは、グラフィック用メモリがない内臓CPUが使われている関係で、グラフィック用の高速メモリであるGDDR6 16GBメモリが搭載されています。
最新機種であるPS5 Proシリーズは、さらに2GBのDDR5が追加されているため、メモリ容量が18GBと大きめになっています。
メモリが不足するとカクつきが生じるので、快適にゲームを楽しみたい方はメモリ容量の大きいPS5 Proを選んだ方がいいです。
10万円台前半で購入できるゲーミングPCは、省電力性に優れたRTX 4060が使われているものの、最大消費電力の目安となる電源は500W~600Wに設定されている場合が多いです。
一方で、PS5 Proの最大消費電力は390Wしかないので、RTX 4060搭載ゲーミングPCよりもさらに電気代を抑えられます。
1,000Wの電化製品を1時間使った時の電気代(31円)を基準とすると、1時間で3~6円ほど安くなるため、100時間やりこむと300~600円程度節約できます。
通常のゲーミングPCは、速くて安定性の高い有線通信を使うことがデフォルトになっているため、無線通信に対応していない場合が多いです。
しかし、ソニーの最新モデルであるPS5 Proであれば、標準構成でWi-Fi 7(802.11be)といった高速な無線通信が使えます。
家の中にLANケーブルのコンセントが無く、有線通信が使えない方にもPS5 Proがおすすめです。
大型のグラボを登載するゲーミングPCは、比較的コンパクトなモデルでも、幅200mm×奥行400mm×高さ400mm程のサイズを持つのでスペースを確保する必要があります。
ソニーの家庭用ゲーム機であるPS5 Proならば、幅が90mm・奥行が220mmに抑えられているので、狭い場所にも設置しやすいです。
高さは400mm近くあるものの、横置きにも対応しているため、テレビ台の棚の中にも収納できるのも魅力です。
さまざまなソフトを入れられるゲーミングPCは、最初のうちはサクサク動くものの、使っているうちにメモリやSSDの利用率が高くなるので動作がもっさりしていきます。
一方で、PS5 Proならば余計なソフトが入らないので、すぐにゲームのロードや軌道を行うことが可能です。
PS5 Proは家庭用ゲーム機の中では高いスペックを誇るものの、ゲーミングPCに比べるとフレームレート上限や汎用性が低いのがデメリットです。
ここでは、PS5やPCと比べたPS5 Proのデメリットを詳しく紹介するので、不安な点・疑問点がある方はぜひ参考にしてみてください。
家庭用ゲーム機の上位機種であるPS5 Proは、PS5のデジタル・エディション(販売時の希望小売価格:59,980円)の2倍も高価な、119,800円の価格に設定されています。
RTX 4060とRyzen 5 4500を搭載した、ローエンドゲーミングPCが買える価格帯となるので、転売問題で話題となったPS5に比べるとお得感は薄いです。
気軽にゲームを遊べるデバイスを購入したい方は、7万円台前半で買えるPlayStation 5(デジタル・エディション)を選んだ方がいいです。
PS5 Proの2番目に大きなデメリットは、PS5と同様にフレームレートの上限が120fpsに設定されていて、リフレッシュレートが144・165Hzのモニターと相性が良くないことです。
フレームレートとリフレッシュレートの相性表は以下の通りになり、×はカクカク、△は「ちょっと気になる」、○は快適、◎・☆はヌルヌルです。
~60fps | 60~144fps | 144fps~240fps | 240fps~ | |
---|---|---|---|---|
60hz | × | ○ | ○ | ○ |
144hz | × | △ | ◎ | ◎ |
240hz | × | △ | ○ | ☆ |
144Hz~165Hzのゲーミングモニターを120fpsで動かしてしまうと、1フレーム分飛ぶ場合があるのでカクつきが目立つようになります。
FPSゲームで撃ち負けないようにするためには、144fps以上のヌルヌル映像を映せるようにする必要があるので、戦績を高めたい方には不向きです。
「Apexでマスターランクを取りたい」といったガチゲーマーの方は、144fps以上のフレームレートを叩き出せる、高性能ゲーミングPCを選びましょう。
PS5 Proは最新のゲーム機なのにも関わらず、2020年に発売されたPS5と同様に、Zen2アーキテクチャと呼ばれる古い規格のCPUが使われています。
クロック数は10%高められたものの、AMD Ryzen 7 4800U(Ryzen 5 4500相当)に毛が生えた程度の性能なので、フォートナイトなどのFPSゲームでボトルネックが生じやすいです。
フレームレート上限も120fpsしかないので、FPSゲームをヌルヌル映像で楽しみたい方はゲーミングPCを選びましょう。
半導体不足や円安の影響により、CPUやGPUなどの主要なパーツが高騰したので、ゲーミングPCの価格が大幅に値上がりしています。
価格を維持するためにコストカットが行われた関係で、PS5の無印版と異なりディスクドライブが搭載されたモデルが存在せず、外付けドライブを用意しなければなりません。
追加料金は5,000円程度とそこまで高くありませんが、ディスクドライブを求めている方はPS5(通常版)の購入も検討してみましょう。
また、縦置きスタンドも省略されていて、標準構成では転倒するリスクが高いため、以下の製品のようなPS5 Pro対応の垂直スタンドを購入した方がいいです。
PS5シリーズはPSストアで配信されているゲームしか遊べないのに対し、ゲーミングPCではSteamなどの多種多様なゲームストアのソフトを遊べます。
コンシューマーゲーム機の最大の売りである独占タイトルに関しても、Nintendo Switchと異なり、「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」のような魅力的なゲームは少ないです。
グランツーリスモ7をどうしても遊びたかったり、ゲーミングデバイスにかけられる予算が少なかったりする方以外は、汎用性の高いゲーミングPCを選んだ方がいいです。
モンスターハンターシリーズなどの、オンラインゲーム(マルチプレイゲーム)をプレイするためには、年間6,800円のPlayStation Plus(essentialプラン)に加入しなければなりません。
PS5 Proなどのゲーム機の寿命は5年と言われているので、オンラインゲームを遊びつくすと3万円以上の追加費用がかかります。
16万円台から購入できる、RTX 4060 Ti搭載のミドルレンジゲーミングPCと大差ない価格になるので、オンラインゲームを遊ぶ方もゲーミングPCを選んだ方がいいです。
ゲーム専用機として設計されているPS5 Proは、Windows OSを搭載したゲーミングPCと異なり、使えるソフトの幅も限られています。
本格的な動画編集ソフトや画像生成AIが使えないため、2TBものストレージ容量があっても宝の持ち腐れになりやすいです。
動画配信などのクリエイティブな作業も行いたい方は、多種多様なソフトを利用できるゲーミングPCを選びましょう。
ソニーの最新モデルであるPS5 Proは、PS5に比べて大幅にグラフィック性能が向上したため、オープンワールドゲームなどの重量級ゲームも最高画質で快適に動かせるようになりました。
PS5 Proで遊ぶのにおすすめのゲームを紹介するので、購入するかどうか迷っている方はチェックしてみましょう。
スクエアエニックスの最新作であるファイナルファンタジー16は、2024年9月にPC版が発売されるまで、PS独占タイトルとして扱われていました。
ファイナルファンタジー14と似た世界観を持ちますが、物語が1本道で展開されていくため、まとまった時間を確保できない方でも気軽に遊べます。
PS5では4K解像度では30fpsしか出せませんでしたが、PS5 Proでは60fpsで動かせるようになったため、最高画質でも快適にプレイ可能です。
正真正銘のPS専用タイトルであるグランツーリスモ7は、Forza Horizon5などの他のレーシングゲームとは異なり、プレイステーションでしか遊べないのが特徴です。
旧世代のPS5でも比較的安定して動かせますが、雨などのエフェクトが入ると処理落ちする場合があります。
あらゆる状況で60fps固定のフレームレートを実現したい方は、超解像度技術が使えるPS5 Proを選びましょう。
ハリーポッターの世界観を忠実に再現したオープンワールドゲームである、ホグワーツレガシーは負荷の重さで定評のあるゲームです。
4K解像度(パフォーマンスモード)だとPS5でも60fpsを実現できますが、レイトレーシングモードにすると40fps台まで落ち込みます。
映像の光の反射にこだわる方は、最高画質でも60fpsを実現できるPS5 Proを選んだ方がいいです。
重量級のオープンワールドゲームであるエルデンリングは、4K・60fpsに対応しているものの、PS5だとフレームレート優先モードでもカクつきが生じます。
CPUの性能の低さがネックになり、PS5 Proでも完全に60fps固定にはなりませんでしたが、最低でも50fpsは出せるので問題なくプレイ可能です。
しかし、快適に遊べる環境とは言い難いので、最高画質でエルデンリングを楽しみたい方は、RTX 4070 SUPER以上のGPUを搭載したゲーミングPCを選びましょう。
任天堂との著作権問題で揺れているオープンワールドゲームであるパルワールドは、Nintendo Switchからは認可されていませんが、PS5 Proの販売時期に合わせてPS5版が発売されました。
フルHD解像度(最高画質)で快適に遊ぼうとすると、RTX 4060 Ti相当のGPUが必要になるので、PS5だとスペック不足でカクつきが発生する場合があります。
しかし、「PS5 Pro Enhanced」に対応しているため、PS5 Proであれば高画質設定でも快適に遊べます。
重量級ゲームであるサイバーパンク2077は、負荷の重さ故にPS4ではまともに遊べず、一時期はPlayStation Storeから削除された経歴を持ちます。
PS5ではレイトレーシングモードにすると30fpsまでフレームレートが落ちますが、PS5 Proであれば最高画質でも60fpsを実現できる可能性が高いです。
(2024年11月時点では、まだ「PS5 Pro Enhanced」には対応していません。)
ただし、MODなどの追加ソフトは投入できないので、ゲームプレイの自由度を高めたい方はゲーミングPCを選びましょう。
協力して怪獣と戦い合うモンスターハンターワイルズは、ASA(ARK: Survival Ascended)と同様に超重量級のゲームで、PS4には非対応なのが特徴です。
オープンベータテストの段階では最適化が進んでないのか、4K解像度(グラフィックス優先)だとPS5 Proでも40fps前後しか出せませんでした。
競技性自体は高くないものの、一瞬のラグが命取りになるようなゲームなので、フルHD解像度に設定して遊ぶようにしましょう。
GTA6(グランドセフトオート6)とは、犯罪が蔓延する世界を探索するクライムアクションゲームで、サイバーパンク2077と同様に美麗な映像を楽しめるのが特徴です。
発売時期は「2025年秋」とまだまだ先ですが、トレーラー映像が現実世界のように美しいことから、大ヒット作になるのではないかと期待されています。
ローエンドゲーミングPCやXboxではプレイが困難なスペックを要求される関係で、10万円台前後でGTAを楽しめるPS5 Proが実質的に独占可能なため、命運を握るゲームともいわれています。
4K解像度を60fpsで動かせれば明るい未来が待っていますが、思ったよりもGPUの性能が上がらず30fpsでしか動作できないと予測されているため、残念ながら販売不振に陥る可能性が高いです。
PS5 Proに近い価格感とデザインで、FPSゲームを快適に遊べるゲーミングPCは、パソコン工房のLEVEL-M17M-124F-RLX-WHITE2となります。
RTX 4060とCore i5-12400Fを搭載していて、最低限144fpsを出せるだけのスペックを持つので、FPSゲームをガチでやり込みたい方におすすめです。
本体価格も129,800円と安価なものの、拡張性が低くストレージを1TBまでしか増設できないため、さまざまなゲームを楽しみたいエンジョイ勢の方はPS5 Proを選んだ方がいいです。
おすすめ度 | |
メーカー名 | パソコン工房 |
商品名 | LEVEL-M17M-124F-RLX-WHITE2 |
価格 | 129,800円 |
CPU | Intel Core i5-12400F |
GPU | GeForce RTX 4060 |
メモリ | DDR5-4800 16GB |
ストレージ | SSD:500GB NVMe HDD:無 |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
重量 | – |
本体サイズ | 220 × 411 × 441 mm |
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コスパが最大の強み
PS5 Proは超解像度技術が使える高性能GPUが搭載されているのにも関わらず、12万円程度のリーズナブルな価格で購入できるため、予算をかけずに重量級ゲームを遊びたい方におすすめです。
遊べるゲームの幅や利用できる用途が限られているのが欠点ですが、ミドルレンジゲーミングPCに手が届かない方は、PS5 Proの購入も検討してみましょう。
新しくゲーミングPCを購入するなら、4K解像度でも快適にゲームを行える製品が欲しいですよね。
そんな方におすすめなのが、RTX 4070の上位モデルのGPUである、RTX 4070 SUPER搭載ゲーミングPCとなります。
RTX 4070 Tiに近いスペックを持ち、サイバーパンク2077等の重量級ゲームも4K解像度で遊べるのにも関わらず、20万円台前半から入手可能なのが魅力です。
しかし、RTX 4070 Ti SUPER等の類似モデルが複数存在するため、GPU選びで迷う方も多いと思います。
今回は、RTX 4070・RTX 4070 Ti等のGPUと比較した、RTX 4070 SUPERの性能・価格を解説した上で、おすすめゲーミングPCを紹介していきます。
今回は、2024年1月中旬に販売された、RTX 4070 SUPERの性能・価格を他のGPUと比較しながら解説していきます。
RTX 4070やRTX 4070 Tiとの違いについても取り上げるので、RTX 4070シリーズのGPU選びで迷っている方は、続きの内容を読み進めてみましょう。
項目 | RTX 4070 SUPER | RTX 4070 |
---|---|---|
アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ada Lovelace |
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 7168 | 5888 |
ベースクロック | 1980 MHz | 1920 MHz |
ブーストクロック | 2475 MHz | 2475 MHz |
GPUメモリ | GDDR6X 12GB | GDDR6X 12GB |
メモリクロック | 21Gbps | 21Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 192 bit | 192 bit |
メモリバス帯域幅 | 504 GB/s | 504 GB/s |
RTコア数 (※レイトレ用のGPUコア数) | 56 | 46 |
Tensorコア数 (※行列演算用のGPUコア数) | 224 | 184 |
TDP (※消費電力の最大値の目安) | 220W | 200W |
補助電源 | 2 x 8-pin | 1 x 8-pin |
PassMarkスコア | 30,646 | 26,395 |
希望小売価格 (2024年10月時点の販売価格) | $599 (98,980円~) | $599 (85,895円~) |
発売日 | 2024/1/18 | 2023/4/13 |
RTX 4070の上位モデルであるRTX 4070 SUPERでは、コア数が20%以上増えていますが、クロック数やメモリ関連のスペックはほとんど変わらないのが特徴です。
下位モデルであるRTX 4070に比べて、PassMarkスコアが16%高いだけでなく、4K解像度の実用性能も改善されています。
TDPはRTX 4070の方が20W小さいものの、RTX 4070 SUPERにもデュアルファンモデルが存在するため、汎用性は変わりません。
GPUの価格も1.5万円程度しか変わらないため、4K解像度でゲームを行いたい方はRTX 4070 SUPERがおすすめです。
項目 | RTX 4070 SUPER | RTX 4070 Ti |
---|---|---|
アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ada Lovelace |
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 7168 | 7680 |
ベースクロック | 1980 MHz | 2310 MHz |
ブーストクロック | 2475 MHz | 2610 MHz |
GPUメモリ | GDDR6X 12GB | GDDR6X 12GB |
メモリクロック | 21Gbps | 21 Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 192 bit | 192 bit |
メモリバス帯域幅 | 504 GB/s | 504 GB/s |
RTコア数 (※レイトレ用のGPUコア数) | 56 | 60 |
Tensorコア数 (※行列演算用のGPUコア数) | 224 | 240 |
TDP (※消費電力の最大値の目安) | 220W | 285W |
補助電源 | 2 x 8-pin | 2 x 8-pin |
PassMarkスコア | 30,646 | 31,770 |
希望小売価格 (2024年10月時点の販売価格) | $599 (98,980円~) | $799 (118,800円~) |
発売日 | 2024/1/18 | 2023/1/5 |
RTX 4070 SUPERの上位モデルであるRTX 4070 Tiでは、ベースクロックが15%ほど引き上げられている上に、CUDAコア数もRTX 4070 SUPERより7%多いです。
しかし、PassMarkスコアの差は思ったよりも小さく、RTX 4070 Tiと4%程度しか数値が開かず、実用性能に関しても大きな違いは生まれませんでした。
TDPはRTX 4070 SUPERよりも65Wも大きく、トリプルファンモデルしか用意されていないため、PCケースが小さいと取り付けられません。
価格はRTX 4070 Tiの方が2万円ほど高いので、エンコード機能にこだわりがなければRTX 4070 SUPERを選んだ方がいいです。
項目 | RTX 4070 SUPER | RTX 4070 Ti SUPER |
---|---|---|
アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ada Lovelace |
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 7168 | 8448 |
ベースクロック | 1980 MHz | 2340 MHz |
ブーストクロック | 2475 MHz | 2610 MHz |
GPUメモリ | GDDR6X 12GB | GDDR6X 16GB |
メモリクロック | 21Gbps | 21Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 192 bit | 256 bit |
メモリバス帯域幅 | 504 GB/s | 672 GB/s |
RTコア数 (※レイトレ用のGPUコア数) | 56 | 66 |
Tensorコア数 (※行列演算用のGPUコア数) | 224 | 264 |
TDP (※消費電力の最大値の目安) | 220W | 285W |
補助電源 | 2 x 8-pin | 2 x 8-pin |
PassMarkスコア | 30,646 | 32,736 |
希望小売価格 (2024年10月時点の販売価格) | $599 (98,980円~) | $799 (136,680円~) |
発売日 | 2024/1/18 | 2024/1/24 |
「Ti」と「SUPER」の両方の接尾語が付いているのが印象的な、RTX 4070 Ti SUPERでは、コア数・クロック数・メモリ容量共に2割~3割ほど優れています。
RTX 4070 SUPERとのPassMarkスコアの差は7%と小さいものの、4K解像度の実用性能に関しては15%~20%の差が生じました。
しかし、RTX 4070 Tiと同じTDPに設定されていて、トリプルファンモデルしか用意されていないため、RTX 4070 SUPERよりも汎用性に劣ります。
グラボの販売価格も15万円程度と非常に高価なので、コスパに関してはRTX 4070 SUPERの方が優れています。
最新の高性能GPUであるGeForce RTX 4070 SUPERは、4K解像度でも快適にゲームを行えるグラフィック性能を持ち合わせているのが特徴です。
今回は、GeForce RTX 4070 SUPERの特徴・用途について詳しく解説するので、興味がある方はぜひチェックしてみましょう。
GPUモデル | PassMarkスコア |
---|---|
RTX 4090 | 39,455 |
RTX 4080 SUPER | 34,673 |
RTX 4080 | 34,639 |
RTX 4070 Ti SUPER | 32,736 |
RTX 4070 Ti | 31,770 |
RTX 4070 SUPER | 30,646 |
RTX 4070 | 26,395 |
RTX 4060 Ti | 22,405 |
RTX 4060 | 20,033 |
RTX 3090 Ti | 29,821 |
RTX 3090 | 26,873 |
RTX 3080 Ti | 27,406 |
RTX 3080 | 25,392 |
RTX 3070 Ti | 23,757 |
RTX 3070 | 22,456 |
RTX 3060 Ti | 20,520 |
RTX 3060 | 17,137 |
RTX 4070の上位モデルであるRTX 4070 SUPERは、RTX 4070 Tiに近い性能を持ち、PassMarkスコア比で4%の差しか存在しません。
サイバーパンクの4K解像度においても、DLSS無で50fps程度のフレームレートを出せるので、重量級のゲームも高画質で快適にプレイ可能です。
そのため、4K解像度でも快適にゲームを行いたい方には、10万円程度で買えるRTX 4070 SUPERがおすすめです。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4070 Ti SUPER | 175fps | 129fps | 61fps |
RTX 4070 Ti | 175fps | 118fps | 56fps |
RTX 4070 SUPER | 158fps | 104fps | 48fps |
RTX 4070 | 143fps | 81fps | 36fps |
RTX 4060 Ti | 96fps | 58fps | 25fps |
RTX 3080 | 146fps | 96fps | 47fps |
GPUモデル | L2キャッシュ容量 |
---|---|
RTX 4070 Ti SUPER | 48MB |
RTX 4070 Ti | 48MB |
RTX 4070 SUPER | 48MB |
RTX 4070 | 32MB |
RTX 4070 SUPERでは、下位モデルであるRTX 4070と異なり、高速メモリであるL2キャッシュの容量が48MBに増強されています。
結果として、GPUが描写した映像データの取得率(キャッシュヒット率)が上がるため、RTX 4070特有の4K解像度のボトルネックが解消されています。
GPUモデル | PassMarkスコア | TDP (※消費電力の最大値の目安) | スコア / TDP |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 39,455 | 450W | 87.7 |
RTX 4080 SUPER | 34,673 | 320W | 108.4 |
RTX 4080 | 34,639 | 320W | 108.2 |
RTX 4070 Ti SUPER | 32,736 | 285W | 114.9 |
RTX 4070 Ti | 31,770 | 285W | 111.5 |
RTX 4070 SUPER | 30,646 | 220W | 139.3 |
RTX 4070 | 26,395 | 200W | 132.0 |
RTX 4060 Ti | 22,405 | 160W | 140.0 |
RTX 4060 | 20,033 | 110W | 182.1 |
RTX 3090 Ti | 29,821 | 450W | 66.3 |
RTX 3090 | 26,873 | 350W | 76.8 |
RTX 3080 Ti | 27,406 | 350W | 78.3 |
RTX 3080 | 25,392 | 320W | 79.4 |
RTX 3070 Ti | 23,757 | 290W | 81.9 |
RTX 3070 | 22,456 | 220W | 102.0 |
RTX 3060 Ti | 20,520 | 200W | 102.6 |
RTX 3060 | 17,137 | 170W | 100.8 |
RTX 4070 SUPERのTDPは220Wに設計されていて、RTX 4070より20W大きいものの、RTX 4070 Tiと比較すると65Wも消費電力が抑えられています。
PassMarkスコアをTDPで割った値を比較してみると、RTX 4060 Tiに高いワットパフォーマンスを持ち、省電力性に非常に優れているのが特徴です。
商品名 | 寸法 |
---|---|
GeForce RTX 4070 SUPER 12G VENTUS 2X OC (デュアルファンモデル) | 242 × 125 × 43 mm |
GeForce RTX 4070 SUPER 12G GAMING X SLIM (トリプルファンモデル) | 307 × 125 × 46 mm |
RTX 4070 SUPERに関しても、RTX 4070と同様にデュアルファンモデルが販売されていて、全長が240mm程度に抑えられたグラボが存在します。
デュアルファンモデルであればミニタワーPCでも搭載できるので、4K解像度も快適に遊べる小型PC向けのグラボを求めている方におすすめです。
RTX 4070 SUPERでは、RTX 4070 Ti以上のGPUと異なり、AV1規格対応の動画エンコーダーが1基しか搭載されていません。
ゲームの動画配信を行いたい方は、動画エンコーダーが2基搭載されたRTX 4070 Tiを選びましょう。
GPUモデル | 価格 |
---|---|
RTX 4070 SUPER | $599 グラボの販売価格:98,980円~ (※2024年10月時点の価格) |
RTX 4070 | $599 グラボの販売価格:85,895円~ (※2024年10月時点の価格) |
最新のハイスペックグラボであるRTX 4070 SUPERは、希望小売価格自体はRTX 4070と変わらない$599に設定されています。
しかし、新しいGPUなだけあってRTX 4070よりも高く、グラボ単体でも10万円程度かかるため、少し手が届きづらいのがデメリットです。
GPUの性能を計測するベンチマークソフトとして、DirectX11を活用した「Fire Strike」や、DirectX12専用ソフトである「Time Spy」がよく用いられます。
ここでは、3DMarkの代表的なベンチマークソフトである、「Fire Strike」と「Time Spy」を用いて、各GPUのグラフィック性能を比較してみました。
RTX 4070 Ti・RTX 4070 Ti SUPERといった、類似モデルとの性能差が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
GPUモデル | スコア (Time Spy) | スコア (Time Spy Extreme) |
---|---|---|
RTX 4090 | 29,405 | 15,893 |
RTX 4080 SUPER | 25,492 | 12,794 |
RTX 4080 | 25,320 | 12,679 |
RTX 4070 Ti SUPER | 22,165 | 10,818 |
RTX 4070 Ti | 21,075 | 10,177 |
RTX 4070 SUPER | 19,942 | 9,435 |
RTX 4070 | 17,817 | 8,522 |
RTX 4060 Ti | 13,473 | 6,257 |
RTX 4060 | 11,385 | 5,435 |
RTX 3090 | 18,560 | 8,826 |
RTX 3080 Ti | 18,637 | 8,853 |
RTX 3080 | 17,086 | 8,482 |
RTX 3070 Ti | 13,845 | 6,990 |
RTX 3070 | 12,549 | 6,276 |
RTX 3060 Ti | 11,526 | 5,631 |
RTX 3060 | 8,650 | 4,097 |
DirectX12専用のベンチマークソフトであるTime Spyでは、通常版(WQHD解像度)に加えて、Extreme版(4K解像度)が用意されています。
通常版・Extreme版ともに、RTX 4070よりも10%以上高いスコアを叩き出し、RTX 4070 Tiに近い性能を持つことが分かります。
GPUモデル | スコア (Fire Strike) | スコア (Fire Strike Ultra) |
---|---|---|
RTX 4090 | 74,307 | 24,525 |
RTX 4080 SUPER | 67,579 | 16,733 |
RTX 4080 | 66,311 | 16,521 |
RTX 4070 Ti SUPER | 55,487 | 14,022 |
RTX 4070 Ti | 54,305 | 13,310 |
RTX 4070 SUPER | 50,293 | 12,293 |
RTX 4070 | 43,443 | 10,025 |
RTX 4060 Ti | 33,788 | 7,295 |
RTX 4060 | 26,723 | 6,042 |
RTX 3090 | 47,773 | 12,617 |
RTX 3080 Ti | 46,771 | 12,479 |
RTX 3080 | 39,257 | 10,911 |
RTX 3070 Ti | 36,372 | 9,156 |
RTX 3070 | 31,020 | 8,573 |
RTX 3060 Ti | 29,121 | 7,309 |
RTX 3060 | 21,379 | 5,187 |
通常版(フルHD解像度)とUltra(4K解像度)における、Fire Strikeの測定結果をまとめてみたところ、上記の表の通りになりました。
Time Spyよりもスコア差が広がりましたが、RTX 4070 Tiとの差はフルHD・4K解像度共に10%未満に収まりました。
ハイスペックGPUであるRTX 4070 SUPERであれば、サイバーパンク2077等の重量級のタイトルでも4K解像度で60fpsを実現できるので、画質を高めても快適にゲームを遊べます。
ここでは、各ゲームのベンチマーク性能について、他のGPUと比較しながら詳しく解説するので、RTX 4070 SUPERのゲーミング性能に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 287fps | 279fps | 213fps |
RTX 4080 SUPER | 284fps | 278fps | 177fps |
RTX 4080 | 283fps | 278fps | 171fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 280fps | 269fps | 163fps |
RTX 4070 Ti | 275fps | 263fps | 159fps |
RTX 4070 SUPER | 256fps | 247fps | 148fps |
RTX 4070 | 205fps | 159fps | 96fps |
RTX 4060 Ti | 162fps | 123fps | 71fps |
RTX 4060 | 146fps | 110fps | 64fps |
人気FPSゲームであるApex Legendsでは、RTX 4070 SUPERなら240fpsを上回るフレームレートを出せるため、ヌルヌル映像を楽しめます。
4K解像度に設定しても144fps以上を実現できるので、Apexを最高画質で遊びたい方はRTX 4070 SUPERがおすすめです。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 223fps | 186fps | 122fps |
RTX 4080 SUPER | 192fps | 155fps | 94fps |
RTX 4080 | 190fps | 153fps | 92fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 170fps | 135fps | 80fps |
RTX 4070 Ti | 165fps | 126fps | 72fps |
RTX 4070 SUPER | 150fps | 114fps | 63fps |
RTX 4070 | 128fps | 94fps | 53fps |
RTX 4060 Ti | 106fps | 75fps | 40fps |
RTX 4060 | 81fps | 60fps | 28fps |
爆発的にヒットして一躍話題となったパルワールドは、ゼルダの伝説とARKを混ぜ合わせたような世界で、ポケモンのようなパルを使いこなして遊ぶオープンワールドゲームとなります。
比較的負荷が重いものの、RTX 4070 SUPERであれば4K解像度(最高設定)でも60fpsを出せるため、快適にゲームをプレイ可能です。
RTX 4070以下に落とすと4K解像度のフレームレートが大幅に下がるため、RTX 4070 SUPER以上のGPUを搭載したゲーミングPCを選びましょう。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 185fps | 167fps | 86fps |
RTX 4080 SUPER | 181fps | 149fps | 74fps |
RTX 4080 | 180fps | 147fps | 72fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 175fps | 129fps | 61fps |
RTX 4070 Ti | 175fps | 118fps | 56fps |
RTX 4070 SUPER | 158fps | 104fps | 48fps |
RTX 4070 | 143fps | 81fps | 36fps |
RTX 4060 Ti | 96fps | 58fps | 25fps |
RTX 4060 | 91fps | 53fps | 23fps |
重量級のオープンワールドゲームとして有名なサイバーパンク2077では、超解像度技術であるDLSSを使わない状態では、4K解像度で50fps程度しか出せません。
しかし、DLSS3をオンにすれば、RTX 4070 Tiと同様に4Kレイトレ画質でも60fps以上を実現できます。
4Kに弱いRTX 4070にすると一気にフレームレートが落ちるため、パルワールドと同様にRTX 4070 SUPER以上のGPUがおすすめです。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 460fps | 361fps | 239fps |
RTX 4080 SUPER | 414fps | 321fps | 209fps |
RTX 4080 | 410fps | 318fps | 207fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 397fps | 307fps | 199fps |
RTX 4070 Ti | 384fps | 296fps | 191fps |
RTX 4070 SUPER | 342fps | 261fps | 166fps |
RTX 4070 | 311fps | 235fps | 147fps |
RTX 4060 Ti | 271fps | 202fps | 125fps |
RTX 4060 | 232fps | 171fps | 103fps |
チーム制のバトルロワイヤルゲームであるOverwatch2は、比較的負荷が軽くRTX 4070 SUPERなら4K解像度でも144fpsを大きく上回ります。
Overwatch2を遊ぶだけならオーバースペックになるので、RTX 4070を搭載したゲーミングPCを選んだ方がいいです。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 148fps | 112fps | 67fps |
RTX 4080 SUPER | 126fps | 90fps | 50fps |
RTX 4080 | 126fps | 90fps | 50fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 110fps | 80fps | 45fps |
RTX 4070 Ti | 105fps | 73fps | 40fps |
RTX 4070 SUPER | 93fps | 64fps | 34fps |
RTX 4070 | 80fps | 56fps | 30fps |
RTX 4060 Ti | 64fps | 42fps | 20fps |
RTX 4060 | 46fps | 30fps | 15fps |
フォートナイト(DirectX12)は負荷が重く、RTX 4070 SUPERだとフルHD解像度でも100fps弱しか出ません。
しかし、レンダリング(描写)モードや設定を変えて負荷を軽くすれば、大幅にフレームレートが上がり、Apexと同様に240fpsを狙えます。
フルHD最高画質でフォートナイトを快適にプレイしたい方は、レンダリングモードをDirectX11またはパフォーマンスモードに変えましょう。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 256fps | 232fps | 184fps |
RTX 4080 SUPER | 222fps | 196fps | 151fps |
RTX 4080 | 220fps | 196fps | 150fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 200fps | 172fps | 134fps |
RTX 4070 Ti | 189fps | 166fps | 124fps |
RTX 4070 SUPER | 167fps | 143fps | 111fps |
RTX 4070 | 160fps | 141fps | 105fps |
RTX 4060 Ti | 112fps | 93fps | 61fps |
RTX 4060 | 87fps | 74fps | 57fps |
Steam上で評判の良いカーレーシングゲームであるForza Horizon5では、RTX 4070 SUPERであれば4K解像度でも100fpsを上回ります。
そのため、ウルトラワイドモニターやマルチモニターを活用しても、カクつきを感じずに快適にゲームをプレイ可能です。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 280fps | 262fps | 188fps |
RTX 4080 SUPER | 272fps | 237fps | 145fps |
RTX 4080 | 271fps | 235fps | 144fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 270fps | 218fps | 124fps |
RTX 4070 Ti | 251fps | 202fps | 111fps |
RTX 4070 SUPER | 240fps | 198fps | 102fps |
RTX 4070 | 227fps | 168fps | 98fps |
RTX 4060 Ti | 197fps | 138fps | 72fps |
RTX 4060 | 175fps | 115fps | 53fps |
MMORPGゲームであるファイナルファンタジー14でも、Forza Horizon5と同様に100fpsを上回るため、最高画質でも非常に快適に遊べます。
ただし、RTX 4070とそれほど4K解像度のフレームレートが変わらないため、ファイナルファンタジー14しか遊ばない方はRTX 4070でも十分です。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 236fps | 169fps | 108fps |
RTX 4080 SUPER | 209fps | 156fps | 93fps |
RTX 4080 | 206fps | 155fps | 92fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 198fps | 150fps | 88fps |
RTX 4070 Ti | 175fps | 130fps | 85fps |
RTX 4070 SUPER | 169fps | 123fps | 77fps |
RTX 4070 | 139fps | 100fps | 59fps |
RTX 4060 Ti | 123fps | 84fps | 45fps |
RTX 4060 | 115fps | 79fps | 40fps |
CoD:Modern Warfare2は比較的負荷の重いFPSゲームですが、RTX 4070 SUPERであれば170fps程度のフレームレートを叩き出せます。
1ランク下のRTX 4070では139fpsまで下がるため、RTX 4070 SUPER搭載モデルを選んだ方がいいです。
以下の7社のメーカーから、4K解像度でもゲームを快適に遊べる、RTX 4070 SUPERを搭載したゲーミングPCを販売します。
今回は、コスパに優れたRTX 4070 SUPER搭載のおすすめゲーミングPCを7つ紹介するので、ハイスペックなゲーム用パソコンを求めている方は確認してみましょう。
ツクモのG-GearシリーズのゲーミングPCであり、高性能なRTX 4070 SUPERとCore i7-14700Fが使われています。
32GBメモリまで搭載されているのにも関わらず、26万円程度で購入できるので、RTX 4070 SUPER搭載ゲーミングPCを安く手に入れたい方におすすめです。
即納モデルなので出荷スピードは速いものの、CPUやGPUなどのPCパーツを変えられないのがデメリットです。
おすすめ度 | |
価格 | 259,980円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
\激安セールがアツいBTOメーカー/
安心!ヤマダ電機グループのメーカー
フロンティアのMSIコラボモデルのゲーミングPCで、最新のGPUであるRTX 4070 SUPERとRyzen 7 7800X3Dが採用されています。
PCケースのデザインが非常にかっこいいので、ゲーミングPCの見た目にこだわる方におすすめです。
信頼性の高いMSI製のPCパーツが標準構成で使われているため、負荷の重いゲームを長時間行っても壊れづらいのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格 | 295,800円 |
CPU | AMD Ryzen 7 7800X3D |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\セールのコスパ最強ゲーミングPC/
期間限定セールが安すぎるBTOメーカー
ドスパラのRTX 4070 SUPER搭載モデルで、ハイスペックな最新CPUであるCore i7-14700Fが使われています。
GALLERIA XA7C-R47TSよりも3万円以上安く購入できるので、ドスパラの4K対応ゲーミングPCをお得に手に入れたい方におすすめです。
標準構成で32GBメモリと1TB SSDが内蔵されているため、多種多様なゲームを行えるのもメリットです。
おすすめ度 | |
価格 | 274,980円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
\圧倒的な知名度No1メーカー/
早くて安いゲーミングPC多数
ストームの幻境シリーズのゲーミングPCで、ハイスペックなRTX 4070 SUPERとCore i7-14700Fが内蔵されています。
光るケースファンや水冷CPUファンが搭載されているため、ゲーミングPCの外観を重視する方におすすめです。
1TB SSDに加えて32GBの大容量メモリが使われているので、パルワールドを含む様々なゲームを楽しめるのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格 | 288,000円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\マイナーだけどコスパ最強ゲーミングPC/
見ため最高!デザイン性の高いBTO
G-TuneシリーズのミニタワーゲーミングPCで、性能の高さで定評のあるRTX 4070 SUPERとCore i7-14700Fが使われています。
価格は299,800円とそこまで安くありませんが、標準で3年保証が付くため、長く使い続けられるゲーミングPCを求めている方におすすめです。
PCケースのカスタマイズが可能で、7,700円の追加料金を支払えば、光るゲーミングPCに仕上げられるのもメリットです。
おすすめ度 | |
価格 | 299,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS BRONZE |
\購入後のサポートが最大の魅力/
3年間無償保証&24時間365日サポート
パソコン工房のLEVELθ(シータ)シリーズのゲーミングPCで、赤く光るケースファンが3基搭載されているので、かっこいいゲーミングPCを求めている方におすすめです。
ゲーミング性能の高さで定評のある、RTX 4070 SUPERとRyzen 7 7800X3Dが使われている関係で、サイバーパンク2077も4K解像度で快適に遊べます。
メモリとストレージの容量を抑えられているものの、26万円台で購入できるため、比較的コスパに優れているのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格 | 269,800円 |
CPU | AMD Ryzen 7 7800X3D |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR5-4800 16GB |
ストレージ | SSD:500GB NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS BRONZE |
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
ZEFTシリーズのゲーミングPCで、標準構成ではRTX 4070 SUPERとCore i7-14700Fが搭載されています。
追加料金を支払うとPCケースを自由に変えられるため、ゲーミングPCの見た目にこだわる方に向いています。
価格は30万円弱と他のゲーミングPCに比べて高価なので、コスパを重視する方は他のメーカーの製品を選びましょう。
おすすめ度 | |
価格 | 296,780円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
\豊富すぎるパーツ選びが最大の魅力/
中級者向け!フルカスタマイズBTOメーカー
商品名 | G-GEAR GA7J-G241BN (ツクモ) | FRMFGB650/M1022 (フロンティア) | GALLERIA XA7C-R47S (ドスパラ) | GK-PSK147F47S (ストーム) | G-Tune DG-I7G70 (マウスコンピューター) | LEVEL-M1A6-LCR78D-TTX-BLACK(パソコン工房) | ZEFT Z48BC (パソコンショップセブン) |
価格(税込) | 259,980円 | 295,800円 | 274,980円 | 288,000円 | 299,800円 | 269,800円 | 296,780円 |
CPU | Intel Core i7-14700F | AMD Ryzen 7 7800X3D | Intel Core i7-14700F | Intel Core i7-14700F | Intel Core i7-14700F | AMD Ryzen 7 7800X3D | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 SUPER | GeForce RTX 4070 SUPER | GeForce RTX 4070 SUPER | GeForce RTX 4070 SUPER | GeForce RTX 4070 SUPER | GeForce RTX 4070 SUPER | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB | DDR5-5600 32GB | DDR5-4800 32GB | DDR5-4800 32GB | DDR5-5600 32GB | DDR5-4800 16GB | DDR4-3200 16GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:500GB NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS GOLD | 850W 80PLUS GOLD | 750W 80PLUS GOLD | 850W 80PLUS GOLD | 750W 80PLUS BRONZE | 750W 80PLUS BRONZE | 750W 80PLUS GOLD |
公式サイト | ツクモ公式サイト | FRONTIER公式サイト | ドスパラ公式サイト | ストーム公式サイト | マウスコンピューター公式サイト | パソコン工房公式サイト | パソコンショップセブン公式サイト |
以下の3社のPC部品メーカーから、コスパに優れたRTX 4070 SUPER搭載グラボが販売されています。
ここでは、RTX 4070 SUPER搭載グラボを販売している、各おすすめメーカーの特徴を詳しく解説していくので、自作PCに興味がある方は確認してみましょう。
GIGABYTEのGV-N407SWF3OC-12GDはコスパに優れていて、Amazonで買うと10万円台前半で入手できます。
OC仕様に設計されていて、クロック数が2,505MHzまで高められているため、安くて高性能なグラボを求めている方におすすめです。
トリプルファンモデルであるものの、全長が261mmに抑えられているため、小型のゲーミングPCにも問題なく搭載できます。
MSIのRTX 4070 SUPER 12G VENTUS 2X OCは、コンパクトなデュアルファン仕様に設計されているのが特徴です。
動作の安定性に優れているので、ガッツリゲームを行うヘビーゲーマーの方に向いています。
しかし、RTX 4070搭載モデルに比べて騒音が大きく、回転数を抑えないと動作音が目立つのが欠点です。
玄人志向のGG-RTX4070SP-E12GB/DF2は、コスパに優れていて10万円程度で購入できるのが魅力です。
虹色に光るLEDライトは搭載されていないものの、ケースの外観がかっこよく仕上がっているため、デザイン性を重視する方におすすめです。
標準で3年保証が付いているため、長く使える高品質なグラボを求めている方にも向いています。
オープンワールドゲーム用のゲーミングPCを購入するなら、4K解像度でもヌルヌル映像で遊べるゲーミングPCが欲しいですよね。
そんな方におすすめなのが、RTX 4070 Tiを上回るグラフィック性能を持つ、RTX 4070 Ti SUPER搭載ゲーミングPCとなります。
サイバーパンク2077等の重量級ゲームのオープンワールドゲームでも、4K解像度(DLSS無)で60fps以上のフレームレートを出せるので、最高画質でも快適に遊べるのが魅力です。
しかし、RTX 4070 SUPER等の、4K画質に対応した類似モデルが存在するため、GPU選びで迷う方も多いと思います。
今回は、RTX 4070Ti・RTX 4080等のGPUと性能・価格を比較した上で、コスパに優れたおすすめゲーミングPCを紹介するので、興味を持った方はぜひ最後まで読み進めてみてください。
今回は、4070Ti・4080等の他のGPUと比較した、RTX 4070 Ti SUPERの性能・価格について詳しく解説します。
ハイスペックモデルであるRTX 4070シリーズのGPU選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
項目 | RTX 4070 Ti SUPER | RTX 4070 Ti |
---|---|---|
アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ada Lovelace |
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 8448 | 7680 |
ベースクロック | 2340 MHz | 2310 MHz |
ブーストクロック | 2610 MHz | 2610 MHz |
GPUメモリ | GDDR6X 16GB | GDDR6X 12GB |
メモリクロック | 21Gbps | 21 Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 256 bit | 192 bit |
メモリバス帯域幅 | 672 GB/s | 504 GB/s |
RTコア数 (※レイトレ用のGPUコア数) | 66 | 60 |
Tensorコア数 (※行列演算用のGPUコア数) | 264 | 240 |
TDP (※消費電力の最大値の目安) | 285W | 285W |
補助電源 | 2 x 8-pin | 2 x 8-pin |
PassMarkスコア | 32,736 | 31,770 |
希望小売価格 (2024年10月時点の販売価格) | $799 (136,680円~) | $799 (118,800円~) |
発売日 | 2024/1/24 | 2023/1/5 |
RTX 4070 Ti SUPERは、RTX 4070 Tiに比べてGPUメモリ容量が30%以上大きく、CUDAコア数も10%程度増えています。
しかし、RTX 4070 Tiと比較したPassMarkスコアの差は4%しかなく、実用性能も5~10%程度しか変わりません。
価格はRTX 4070 Ti SUPERの方が2万円ほど高価なため、コスパを重視する方はRTX 4070 Tiを選んだ方がいいです。
項目 | RTX 4070 Ti SUPER | RTX 4080 |
---|---|---|
アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ada Lovelace |
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 8448 | 9728 |
ベースクロック | 2340 MHz | 2205 MHz |
ブーストクロック | 2610 MHz | 2505 MHz |
GPUメモリ | GDDR6X 16GB | GDDR6X 16GB |
メモリクロック | 21Gbps | 22.4Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 256 bit | 256 bit |
メモリバス帯域幅 | 672 GB/s | 716.8 GB/s |
RTコア数 (※レイトレ用のGPUコア数) | 66 | 76 |
Tensorコア数 (※行列演算用のGPUコア数) | 264 | 304 |
TDP (※消費電力の最大値の目安) | 285W | 320W |
補助電源 | 2 x 8-pin | 2 x 8-pin |
PassMarkスコア | 32,736 | 34,639 |
希望小売価格 (2024年10月時点の販売価格) | $799 (136,680円~) | $1199 (168,000円~) |
発売日 | 2024/1/24 | 2022/11/16 |
RTX 4070 Tiのワンランク上のGPUであるRTX 4080では、RTX 4070 Ti SUPERよりも15%ほどCUDAコア・TDPの数値が大きく、クロック数も微妙に異なります。
PassMarkスコア比でRTX 4080の方が6%ほど高性能ですが、価格はRTX 4070 Ti SUPERに比べて30,000円以上高く、手が届きづらいのがデメリットです。
項目 | RTX 4070 Ti SUPER | RTX 4070 SUPER |
---|---|---|
アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ada Lovelace |
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 8448 | 7168 |
ベースクロック | 2340 MHz | 1980 MHz |
ブーストクロック | 2610 MHz | 2475 MHz |
GPUメモリ | GDDR6X 16GB | GDDR6X 12GB |
メモリクロック | 21Gbps | 21Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 256 bit | 192 bit |
メモリバス帯域幅 | 672 GB/s | 504 GB/s |
RTコア数 (※レイトレ用のGPUコア数) | 66 | 56 |
Tensorコア数 (※行列演算用のGPUコア数) | 264 | 224 |
TDP (※消費電力の最大値の目安) | 285W | 220W |
補助電源 | 2 x 8-pin | 2 x 8-pin |
PassMarkスコア | 32,736 | 30,646 |
希望小売価格 (2024年10月時点の販売価格) | $799 (136,680円~) | $599 (98,980円~) |
発売日 | 2024/1/24 | 2024/1/18 |
RTX 4070 Ti SUPERの下位モデルである、RTX 4070 SUPERでは、メモリ・ベースクロック・メモリの数値が20%~30%ほど低く抑えられています。
TDPはRTX 4070 Ti SUPERよりも65W低く、デュアルファンモデルも用意されているので、ミニタワーPCに取り付けやすいのがメリットです。
PassMarkスコアで比較すると、RTX 4070 Ti SUPERの方が8%ほど優れていますが、価格はRTX 4070 SUPERよりも1.4倍も高価です。
RTX 4070 SUPERでも4K解像度でのゲームプレイは可能なので、予算に余裕がない方はワンランク下のRTX 4070 SUPERを選びましょう。
項目 | RTX 4070 Ti SUPER | RTX 4080 SUPER |
---|---|---|
アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ada Lovelace |
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 8448 | 10240 |
ベースクロック | 2340 MHz | 2290 MHz |
ブーストクロック | 2610 MHz | 2550 MHz |
GPUメモリ | GDDR6X 16GB | GDDR6X 16GB |
メモリクロック | 21Gbps | 23Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 256 bit | 256 bit |
メモリバス帯域幅 | 672 GB/s | 736 GB/s |
RTコア数 (※レイトレ用のGPUコア数) | 66 | 80 |
Tensorコア数 (※行列演算用のGPUコア数) | 264 | 320 |
TDP (※消費電力の最大値の目安) | 285W | 320W |
補助電源 | 2 x 8-pin | 2 x 8-pin |
PassMarkスコア | 32,736 | 34,673 |
希望小売価格 (2024年10月時点の販売価格) | $799 (136,680円~) | $999 (168,800円~) |
発売日 | 2024/1/24 | 2024/1/31 |
RTX 4080の改良モデルであるRTX 4080 SUPERでは、RTX 4070 Ti SUPERよりもCUDAコアが20%多く、メモリクロックも1割ほど大きいのが特徴です。
PassMarkスコアに関しては、RTX 4080の場合とほとんど変わらない結果になり、6%程度しか差が付きませんでした。
販売価格もRTX 4070 Ti SUPERよりも3万円以上高価なため、2024年2月時点ではRTX 4080を選んだ方がいいです。
GeForce RTX 4070 Ti SUPERは、グラフィック性能はRTX 4080に大きく劣るものの、RTX 4070 Tiよりも高性能なので4Kゲーミングも問題なく行えます。
ここでは、GeForce RTX 4070 Ti SUPERの特徴・用途について詳しく解説するので、気になる方はチェックしてみましょう。
GPUモデル | PassMarkスコア |
---|---|
RTX 4090 | 39,455 |
RTX 4080 SUPER | 34,673 |
RTX 4080 | 34,639 |
RTX 4070 Ti SUPER | 32,736 |
RTX 4070 Ti | 31,770 |
RTX 4070 SUPER | 30,646 |
RTX 4070 | 26,395 |
RTX 4060 Ti | 22,405 |
RTX 4060 | 20,033 |
RTX 3090 Ti | 29,821 |
RTX 3090 | 26,873 |
RTX 3080 Ti | 27,406 |
RTX 3080 | 25,392 |
RTX 3070 Ti | 23,757 |
RTX 3070 | 22,456 |
RTX 3060 Ti | 20,520 |
RTX 3060 | 17,137 |
RTX 4070 Ti SUPERは「Ti」と「SUPER」の両方が付いているため、RTX 4080よりハイスペックに見えがちです。
しかし、実際はRTX 4080に大きく劣り、PassMarkスコアでは6%、4K解像度のフレームレートにおいては1割近く低い数値を叩き出しました。
実用性能に関しては大きな差は存在しませんが、グラフィック性能にこだわる方はRTX 4080以上のGPUを選びましょう。
GPUモデル | GPUメモリ容量 |
---|---|
RTX 4080 | 16GB |
RTX 4070 Ti SUPER | 16GB |
RTX 4070 Ti | 12GB |
RTX 4070 SUPER | 12GB |
RTX 4070 | 12GB |
RTX 4070 Ti SUPERでは、RTX 4070 Tiと異なり16GBのGPUメモリが搭載されていて、メモリバスも256bitと広く設計されているのが特徴です。
GPUメモリを爆食いするStable Diffusionもサクサク動かせるため、画像生成AIを活用する機会が多い方に向いています。
GPUモデル | L2キャッシュ容量 |
---|---|
RTX 4080 | 64MB |
RTX 4070 Ti SUPER | 48MB |
RTX 4070 Ti | 48MB |
RTX 4070 SUPER | 48MB |
RTX 4070 | 32MB |
GPUメモリよりも高速なL2キャッシュに関しては、RTX 4080と差別化が行われていて、RTX 4070 Tiと変わらない48MBに抑えられています。
RTX 4070とRTX 4070 SUPERの場合と異なり、4K解像度のフレームレートが劇的に変わる訳ではないので、実用性能にはほとんど悪影響を及ぼしません。
商品名 | 搭載GPU | TDP | 寸法 |
---|---|---|---|
ZT-D40730D-10P (トリプルファンモデル) | RTX 4070 Ti SUPER | 285W | 307 × 119 × 59 mm |
ZT-D40720H-10M (デュアルファンモデル) | RTX 4070 SUPER | 220W | 234 × 124 × 40 mm |
RTX 4070 Ti SUPERはTDP(熱設計電力)が285Wと大きく、大掛かりな冷却装置が必要になるため、「VENTUS 2X OC」以外は全てトリプルファンモデルに仕上がっています。
トリプルファンモデルは全長が300mm以上あるので、小型のゲーミングPCには装着しづらいのがデメリットです。
GPUモデル | 価格 |
---|---|
RTX 4070 Ti SUPER | $799 グラボの販売価格:136,680円~ (※2024年10月時点の価格) |
RTX 4070 Ti | $799 グラボの販売価格:118,800円~ (※2024年10月時点の価格) |
最新のハイスペックGPUであるRTX 4070 Ti SUPERは、RTX 4070 Tiよりも販売価格が高く、グラボ単体でも13万円近い費用がかかります。
上位モデルのGeForce RTX 4080 SUPERよりかはコスパに優れているものの、グラボの費用を抑えたい方はRTX 4070 SUPERまたはRTX 4070 Tiを選びましょう。
RTX 4070 Ti SUPERというモデルが新しく販売された時に、「Ti」と「SUPER」の両方の接尾辞が付いていることに疑問を感じた方が多いですよね。
NVIDIAで「Ti(Titanium)」や「SUPER」が付いたモデルは、どちらも無印版よりも高い性能を持つため、混同してしまいがちです。
しかし、Tiは無印の上位互換版で同時に販売するのに対し、現行モデルのマイナーチェンジ(小改良)版であるSUPERは遅れて販売される違いが存在します。
(※無印版である「RTX 4070 Ti」や「RTX 4080」は最新世代のGPUなのにも関わらず既に廃番になっています。)
SUPERよりもTiの方が性能差が大きくなるように設計されているため、ハイスペックなGPUを求めている方は「Ti」が付いたモデルを選びましょう。
グラフィック性能を測定するベンチマークソフトとして、DirectX11専用の「Fire Strike」や、最新のDirectX12を活用した「Time Spy」が用いられる場合が多いです。
ここでは、3DMarkのゲーム用ベンチマークソフトである、「Fire Strike」と「Time Spy」を使って、各GPUのグラフィック性能を比較してみました。
RTX 4070 SUPER・RTX 4080 SUPERといった、類似モデルとのグラフィック性能の差が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
GPUモデル | スコア (Time Spy) | スコア (Time Spy Extreme) |
---|---|---|
RTX 4090 | 29,405 | 15,893 |
RTX 4080 SUPER | 25,492 | 12,794 |
RTX 4080 | 25,320 | 12,679 |
RTX 4070 Ti SUPER | 22,165 | 10,818 |
RTX 4070 Ti | 21,075 | 10,177 |
RTX 4070 SUPER | 19,942 | 9,435 |
RTX 4070 | 17,817 | 8,522 |
RTX 4060 Ti | 13,473 | 6,257 |
RTX 4060 | 11,385 | 5,435 |
RTX 3090 | 18,560 | 8,826 |
RTX 3080 Ti | 18,637 | 8,853 |
RTX 3080 | 17,086 | 8,482 |
RTX 3070 Ti | 13,845 | 6,990 |
RTX 3070 | 12,549 | 6,276 |
RTX 3060 Ti | 11,526 | 5,631 |
RTX 3060 | 8,650 | 4,097 |
DirectX12専用のベンチマークソフトであるTime Spyでは、通常版(WQHD解像度)とExtreme版(4K解像度)の2種類の計測モードが用意されています。
通常版・Extreme版のどちらにおいても、RTX 4070 Tiよりも6%高いスコアを出しましたが、RTX 4080には遠く及ばず15%以上の差を付けられています。
GPUモデル | スコア (Fire Strike) | スコア (Fire Strike Ultra) |
---|---|---|
RTX 4090 | 74,307 | 24,525 |
RTX 4080 SUPER | 67,579 | 16,733 |
RTX 4080 | 66,311 | 16,521 |
RTX 4070 Ti SUPER | 55,487 | 14,022 |
RTX 4070 Ti | 54,305 | 13,310 |
RTX 4070 SUPER | 50,293 | 12,293 |
RTX 4070 | 43,443 | 10,025 |
RTX 4060 Ti | 33,788 | 7,295 |
RTX 4060 | 26,723 | 6,042 |
RTX 3090 | 47,773 | 12,617 |
RTX 3080 Ti | 46,771 | 12,479 |
RTX 3080 | 39,257 | 10,911 |
RTX 3070 Ti | 36,372 | 9,156 |
RTX 3070 | 31,020 | 8,573 |
RTX 3060 Ti | 29,121 | 7,309 |
RTX 3060 | 21,379 | 5,187 |
DirectX11のグラフィック性能を計測できるFire Strikeにおいて、通常版(フルHD解像度)とUltra(4K解像度)の2つのモードで測定した結果は、上記の表の通りです。
フルHD解像度において、RTX 4070 Ti SUPERとRTX 4080のスコア差がさらに広がり、20%近く数値が異なることが分かりました。
RTX 4070 Tiよりも高性能なRTX 4070 Ti SUPERは、サイバーパンク2077でも4K解像度で60fpsを実現できるため、最高画質でも快適にゲームをプレイできるのが魅力です。
今回は、他のGPUと比較しながら、各タイトルのRTX 4070 Ti SUPERのゲーミング性能を考察してみたので、該当するゲームをプレイする方はぜひ参考にしてみてください。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 287fps | 279fps | 213fps |
RTX 4080 SUPER | 284fps | 278fps | 177fps |
RTX 4080 | 283fps | 278fps | 171fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 280fps | 269fps | 163fps |
RTX 4070 Ti | 275fps | 263fps | 159fps |
RTX 4070 SUPER | 256fps | 247fps | 148fps |
RTX 4070 | 205fps | 159fps | 96fps |
RTX 4060 Ti | 162fps | 123fps | 71fps |
RTX 4060 | 146fps | 110fps | 64fps |
チーム制のFPSゲームとして有名なApex Legendsでは、上限値である300fpsに近い値を叩き出しましたが、RTX 4070 Tiとほとんどフレームレートが変わりませんでした。
Apexを行う分にはオーバースペックなので、ワンランク下のRTX 4070 Ti搭載ゲーミングPCを選んだ方がいいです。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 223fps | 186fps | 122fps |
RTX 4080 SUPER | 192fps | 155fps | 94fps |
RTX 4080 | 190fps | 153fps | 92fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 170fps | 135fps | 80fps |
RTX 4070 Ti | 165fps | 126fps | 72fps |
RTX 4070 SUPER | 150fps | 114fps | 63fps |
RTX 4070 | 128fps | 94fps | 53fps |
RTX 4060 Ti | 106fps | 75fps | 40fps |
RTX 4060 | 81fps | 60fps | 28fps |
累計1,000万本以上もの売上を叩き出したパルワールドは、ゼルダの伝説とARKを混ぜ合わせたような世界の中で、ポケモンのようなパルを駆使して遊ぶオープンワールドゲームとなります。
RTX 4070 Tiに比べて1割程度高いフレームレートが出せるため、4K解像度で快適に遊びたい方は、RTX 4070 Ti SUPERを搭載したモデルがおすすめです。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 185fps | 167fps | 86fps |
RTX 4080 SUPER | 181fps | 149fps | 74fps |
RTX 4080 | 180fps | 147fps | 72fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 175fps | 129fps | 61fps |
RTX 4070 Ti | 175fps | 118fps | 56fps |
RTX 4070 SUPER | 158fps | 104fps | 48fps |
RTX 4070 | 143fps | 81fps | 36fps |
RTX 4060 Ti | 96fps | 58fps | 25fps |
RTX 4060 | 91fps | 53fps | 23fps |
重量級のオープンワールドゲームであるサイバーパンク2077においても、パルワールドと同様に、WQHD・4K解像度で1割ほど高いフレームレートが出ました。
RTX 4070 Tiだと4K解像度(DLSS無)で60fpsを下回るため、予算に余裕がある方はRTX 4070 Ti SUPERを選んだ方がいいです。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 460fps | 361fps | 239fps |
RTX 4080 SUPER | 414fps | 321fps | 209fps |
RTX 4080 | 410fps | 318fps | 207fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 397fps | 307fps | 199fps |
RTX 4070 Ti | 384fps | 296fps | 191fps |
RTX 4070 SUPER | 342fps | 261fps | 166fps |
RTX 4070 | 311fps | 235fps | 147fps |
RTX 4060 Ti | 271fps | 202fps | 125fps |
RTX 4060 | 232fps | 171fps | 103fps |
アメリカのブリザード社が手掛けるFPSゲームである、Overwatch2は比較的負荷が軽く、RTX 4070 Ti SUPERだと4K解像度でも200fps程度のフレームレートが出ます。
普通に遊ぶ分には完全にオーバースペックなので、他のゲームを遊ばない方はRTX 4070あるいはRTX 4070 SUPERに抑えましょう。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 148fps | 112fps | 67fps |
RTX 4080 SUPER | 126fps | 90fps | 50fps |
RTX 4080 | 126fps | 90fps | 50fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 110fps | 80fps | 45fps |
RTX 4070 Ti | 105fps | 73fps | 40fps |
RTX 4070 SUPER | 93fps | 64fps | 34fps |
RTX 4070 | 80fps | 56fps | 30fps |
RTX 4060 Ti | 64fps | 42fps | 20fps |
RTX 4060 | 46fps | 30fps | 15fps |
フォートナイト(DirectX12)は負荷が重く、RTX 4070 Ti SUPERでもフルHD最高設定で110fpsしか出ません。
しかし、設定次第でフレームレートをいくらでも稼げるため、レンダリングモードをDirectX11に設定すると、快適にゲームをプレイできます。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 256fps | 232fps | 184fps |
RTX 4080 SUPER | 222fps | 196fps | 151fps |
RTX 4080 | 220fps | 196fps | 150fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 200fps | 172fps | 134fps |
RTX 4070 Ti | 189fps | 166fps | 124fps |
RTX 4070 SUPER | 167fps | 143fps | 111fps |
RTX 4070 | 160fps | 141fps | 105fps |
RTX 4060 Ti | 112fps | 93fps | 61fps |
RTX 4060 | 87fps | 74fps | 57fps |
カーレーシングゲームとして評判の良いForza Horizon5では、フルHD解像度で200fps・4K解像度で130fpsものフレームレートを叩き出しました。
ウルトラワイドモニターやマルチモニターにしても、オーバースペック気味になるので、RTX 4070 SUPER搭載モデルを選んだ方がいいです。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 280fps | 262fps | 188fps |
RTX 4080 SUPER | 272fps | 237fps | 145fps |
RTX 4080 | 271fps | 235fps | 144fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 270fps | 218fps | 124fps |
RTX 4070 Ti | 251fps | 202fps | 111fps |
RTX 4070 SUPER | 240fps | 198fps | 102fps |
RTX 4070 | 227fps | 168fps | 98fps |
RTX 4060 Ti | 197fps | 138fps | 72fps |
RTX 4060 | 175fps | 115fps | 53fps |
中量級のMMORPGゲームであるファイナルファンタジー14では、4K解像度でも120fpsを実現できるので、ヌルヌル映像でゲームを楽しめます。
フルHD解像度だと240fpsを大きく上回るため、ファイナルファンタジー15を遊ばない方は、RTX 4070 SUPERに落としても問題ありません。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 236fps | 169fps | 108fps |
RTX 4080 SUPER | 209fps | 156fps | 93fps |
RTX 4080 | 206fps | 155fps | 92fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 198fps | 150fps | 88fps |
RTX 4070 Ti | 175fps | 130fps | 85fps |
RTX 4070 SUPER | 169fps | 123fps | 77fps |
RTX 4070 | 139fps | 100fps | 59fps |
RTX 4060 Ti | 123fps | 84fps | 45fps |
RTX 4060 | 115fps | 79fps | 40fps |
CoD:Modern Warfare2はFPSゲームの中で比較的負荷が重いものの、RTX 4070 Ti SUPERであれば200fps近いフレームレートを出せます。
ただし、144fpsあれば問題なく快適にプレイできるので、費用を抑えたい方はRTX 4070 SUPER搭載モデルがおすすめです。
以下の7社のBTOメーカーから、ハイスペックなRTX 4070 Ti SUPERが搭載された、ゲーミングPCが販売されています。
ここでは、コスパに優れたRTX 4070 Ti SUPER搭載ゲーミングPCを7つ紹介するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
フロンティアのMSIコラボモデルのゲーミングPCで、ハイスペックなRTX 4070 Ti SUPERとCore i7-14700Fが使われています。
メモリ容量が32GBある上に、メインストレージに2TB SSDが搭載されているため、動画編集を行う方に向いています。
しかし、セール品ではなく本体価格が345,800円と割高なため、手が届かない方は次に紹介するドスパラのGALLERIA XA7C-R47TSを選びましょう。
おすすめ度 | |
価格 | 345,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR4-3200 32GB |
ストレージ | SSD:2TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\セールのコスパ最強ゲーミングPC/
期間限定セールが安すぎるBTOメーカー
ガレリアシリーズのRTX 4070 Ti SUPER搭載モデルで、最新世代の高性能CPUであるCore i7-14700Fが採用されています。
価格は31万円前後と比較的高価なものの、GALLERIA XA7C-R48Sに比べて7万円安く買えるので、ドスパラのRTX 4080 SUPERモデルに手が届かない方におすすめです。
1TBの容量を持つストレージと32GBの大容量メモリが搭載されているので、さまざまな種類のゲームを楽しめるのもメリットです。
おすすめ度 | |
価格 | 309,980円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
\圧倒的な知名度No1メーカー/
早くて安いゲーミングPC多数
RTX 4070 Ti SUPERとCore i7-14700を搭載した、ツクモのクリエイターPCの上位モデルで、セール品は通常構成の商品よりも2万円以上安く買えます。
さらに、2TBもの容量を持つSSDが付いて、299,800円で購入できるため、なんでもできるゲーミングPCをお得に手に入れたい方におすすめです。
G-Gearシリーズに比べてデザインがおしゃれで、部屋のインテリアに馴染みやすいのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格 | 299,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:2TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\激安セールがアツいBTOメーカー/
安心!ヤマダ電機グループのメーカー
ストームの幻界LBシリーズのゲーミングPCで、最新モデルのRTX 4070 Ti SUPERとCore i7-14700Fが搭載されています。
270°強化ガラスPCケースが採用されていて、幻想的な外観に仕上がっているので、おしゃれなゲーミングPCを探している方におすすめです。
STORM画像表示機能付の水冷CPUクーラーが使われているため、冷却性能に優れている上に、PC内部の温度の確認も行えます。
おすすめ度 | |
価格 | 345,000円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\マイナーだけどコスパ最強ゲーミングPC/
見ため最高!デザイン性の高いBTO
パソコンショップセブンのZEFTシリーズのゲーミングPCで、標準構成の状態ではRTX 4070 Ti SUPERとCore i7-14700Fが搭載されています。
追加料金を支払うとPCケースのデザインを自由に変えられるので、ゲーミングPCの外観にこだわる方におすすめです。
無線LAN(Wi-Fi 6)にも対応しているため、有線LANケーブルを接続しなくても使えるのもメリットです。
おすすめ度 | |
価格 | 339,680円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR4-3200 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\豊富すぎるパーツ選びが最大の魅力/
中級者向け!フルカスタマイズBTOメーカー
パソコン工房のRTX 4070 Ti SUPER搭載ゲーミングPCで、ミニタワーモデルなので横幅206mm・奥行432mmとコンパクトなのが特徴です。
CPUもCore i7-14700Fが使われているのにも関わらず、299,800円というリーズナブルな価格で買えるため、4K解像度に適したゲーミングPCをお得に購入したい方におすすめです。
ただし、メモリ容量が16GBに抑えられているので、動画編集も行いたい方は32GBメモリにアップグレードしておきましょう。
おすすめ度 | |
価格 | 299,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR5-4800 16GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS BRONZE |
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
マウスコンピューターのミニタワーゲーミングPCであり、ハイエンドなRTX 4070 Ti SUPERとCore i7-14700Fが使われています。
1TBの大容量SSDと32GBメモリが搭載されているので、重量級ゲームも遊びつくしたいヘビーゲーマーの方におすすめです。
しかし、価格が354,800円と他のメーカーのゲーミングPCに比べて割高なため、3年保証に興味が無い方は他のメーカーのゲーミングPCを選んだ方がいいです。
おすすめ度 | |
価格 | 354,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS BRONZE |
\購入後のサポートが最大の魅力/
3年間無償保証&24時間365日サポート
商品名 | FRGHLB760/SG3 (フロンティア) | GALLERIA XA7C-R47TS (ドスパラ) | クリエイターPC WA7J-E241/BH(ツクモ) | LB-147F47TiS(ストーム) | ZEFT Z47GK (パソコンショップセブン) | LEVEL-M77M-147F-UT1X (パソコン工房) | G-Tune DG-I7G7A (マウスコンピューター) |
価格(税込) | 345,800円 | 309,980円 | 299,800円 | 345,000円 | 339,680円 | 299,800円 | 354,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700F | Intel Core i7-14700F | Intel Core i7-14700F | Intel Core i7-14700F | Intel Core i7-14700F | Intel Core i7-14700F | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER | GeForce RTX 4070 Ti SUPER | GeForce RTX 4070 Ti SUPER (標準構成はRTX 4070) | GeForce RTX 4070 Ti SUPER | GeForce RTX 4070 Ti SUPER | GeForce RTX 4070 Ti SUPER | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR4-3200 32GB | DDR5-4800 32GB | DDR5-4800 32GB | DDR5-4800 32GB | DDR4-3200 32GB | DDR5-4800 16GB | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:2TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:2TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD | 750W 80PLUS GOLD | 850W 80PLUS GOLD | 850W 80PLUS GOLD | 850W 80PLUS GOLD | 750W 80PLUS BRONZE | 750W 80PLUS BRONZE |
公式サイト | FRONTIER公式サイト | ドスパラで調べる | ツクモ公式サイト | ストーム公式サイト | パソコンショップセブン公式サイト | パソコン工房公式サイト | マウスコンピューター公式サイト |
以下の3社の大手PCパーツメーカーから、ハイスペックで壊れづらいRTX 4070 Ti SUPER搭載グラボが販売されています。
ここでは、各メーカーのRTX 4070 Ti SUPER搭載グラボの特徴を解説するので、自作PCに興味がある方はチェックしてみましょう。
GIGABYTEの「GV-N407TSWF3MAX OC-16GD」は、販売価格は13万円台後半とリーズナブルなため、Amazonで人気があります。
回転数を自由に変えられる3Dアクティブファンが搭載されているため、静音性の高いグラボを求めている方におすすめです。
オーバークロック機能だけでなく、サイレントモードも使えるので、負荷のかからないゲームはさらに騒音を抑えられます。
玄人志向のGG-RTX4070TiSP-E16GBは、14万円台というリーズナブルな価格で販売されていることから、GIGABYTEの製品と同様に人気があります。
グラデーションカラーに光るLEDファンが使われているため、かっこいいグラフィックボードを求めている方におすすめです。
3年保証が標準で付属しているため、製品の故障を気にせずにガンガン使い続けられるのもメリットです。
MSIのRTX 4070 Ti SUPER 16G VENTUS 2X OCは、RTX 4070 Ti SUPER搭載グラボとしては数少ない、デュアルファンモデルの製品となります。
全長が242mmと非常にコンパクトなため、ミニタワーゲーミングPCに搭載できるハイスペックGPUを探している方に向いています。
しかし、静音性や冷却性能は期待できないため、長く使い続けられるグラボを求めている方は、RTX 4070 Ti SUPER 16G VENTUS 3X OCを選びましょう。
ゲーミングPCを購入するなら、4K解像度でもヌルヌル映像で楽しみたいといったヘビーゲーマーの方もいますよね。
そんな方におすすめなのが、廃番となったRTX 4080と同等のグラフィック性能を持つ、RTX 4080 SUPER搭載ゲーミングPCです。
最高レベルの負荷を誇るサイバーパンク2077のオーバードライブモードにおいても、60fpsを上回るフレームレートを出せるので、4K解像度に設定しても快適に遊べます。
しかし、RTX 4080 SUPER搭載ゲーミングPCの販売価格は40万円前後と非常に高価なため、購入に踏み切れない方も多いと思います。
今回は、RTX 4080・RTX 4090等のGPUと性能・価格を比較した上で、処理性能に優れたおすすめゲーミングPCを紹介するので、ハイエンドGPUに興味がある方はぜひチェックしてみましょう。
今回は、RTX 4080・RTX 4090等の他のハイエンドGPUと比較した、RTX 4080 SUPERの性能・価格について詳しく解説します。
ハイエンドGPUのグラフィック性能や価格が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
項目 | RTX 4080 SUPER | RTX 4080 |
---|---|---|
アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ada Lovelace |
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 10240 | 9728 |
ベースクロック | 2290 MHz | 2205 MHz |
ブーストクロック | 2550 MHz | 2505 MHz |
GPUメモリ | GDDR6X 16GB | GDDR6X 16GB |
メモリクロック | 23Gbps | 22.4Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 256 bit | 256 bit |
メモリバス帯域幅 | 736 GB/s | 716.8 GB/s |
RTコア数 (※レイトレ用のGPUコア数) | 80 | 76 |
Tensorコア数 (※行列演算用のGPUコア数) | 320 | 304 |
TDP (※消費電力の最大値の目安) | 320W | 320W |
補助電源 | 2 x 8-pin | 2 x 8-pin |
PassMarkスコア | 34,673 | 34,639 |
希望小売価格 (2024年10月時点の販売価格) | $999 (173,800円~) | $1199 (201,778円~) |
発売日 | 2024/1/31 | 2022/11/16 |
RTX 4080の改良モデルであるRTX 4080 SUPERは、RTX 4080に比べてCUDAコア・クロック数が3~5%ほど優れています。
しかし、PassMarkスコアの差はほとんどなく、実用性能に関してもRTX 4080と明らかな差は見られませんでした。
希望小売価格は200ドル安く設定されていて、実際の販売価格もRTX 4080よりも3万円ほど安いため、RTX 4080 SUPERを選んだ方がいいです。
項目 | RTX 4080 SUPER | RTX 4090 |
---|---|---|
アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ada Lovelace |
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 10240 | 16384 |
ベースクロック | 2290 MHz | 2235 MHz |
ブーストクロック | 2550 MHz | 2520 MHz |
GPUメモリ | GDDR6X 16GB | GDDR6X 24GB |
メモリクロック | 23Gbps | 21.2 Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 256 bit | 384 bit |
メモリバス帯域幅 | 736 GB/s | 1,018 GB/s |
RTコア数 (※レイトレ用のGPUコア数) | 80 | 128 |
Tensorコア数 (※行列演算用のGPUコア数) | 320 | 512 |
TDP (※消費電力の最大値の目安) | 320W | 450W |
補助電源 | 2 x 8-pin | 2 x 8-pin |
PassMarkスコア | 34,673 | 39,455 |
希望小売価格 (2024年10月時点の販売価格) | $999 (173,800円~) | $1599 (308,000円~) |
発売日 | 2024/1/31 | 2022/10/12 |
NVIDIAのフラッグシップモデルであるRTX 4090は、RTX 4080 SUPER比で1.5倍以上のCUDAコアとメモリ容量を持ち合わせているのが特徴です。
PassMarkスコア上では、RTX 4080 SUPERと比べて14%程度しか数値の差がありませんが、実用フレームレートに関しては20%以上の違いが生じます。
価格は30万円以上と非常に高価ですが、グラフィック性能の高さにこだわる方はRTX 4090がおすすめです。
項目 | RTX 4080 SUPER | RTX 4070 Ti SUPER |
---|---|---|
アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ada Lovelace |
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 10240 | 8448 |
ベースクロック | 2290 MHz | 2340 MHz |
ブーストクロック | 2550 MHz | 2610 MHz |
GPUメモリ | GDDR6X 16GB | GDDR6X 16GB |
メモリクロック | 23Gbps | 21Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 256 bit | 256 bit |
メモリバス帯域幅 | 736 GB/s | 672 GB/s |
RTコア数 (※レイトレ用のGPUコア数) | 80 | 66 |
Tensorコア数 (※行列演算用のGPUコア数) | 320 | 264 |
TDP (※消費電力の最大値の目安) | 320W | 285W |
補助電源 | 2 x 8-pin | 2 x 8-pin |
PassMarkスコア | 34,673 | 32,736 |
希望小売価格 (2024年10月時点の販売価格) | $999 (173,800円~) | $799 (132,104円~) |
発売日 | 2024/1/31 | 2024/1/24 |
RTX 4080 SUPERの下位モデルであるRTX 4070 Ti SUPERは、CUDAコア数が8割程度に抑えられている上に、メモリクロックの値も1割ほど低いです。
PassMarkスコアに関しても、RTX 4080 SUPERより6%ほど低いものの、サイバーパンク2077の4K解像度でも60fps以上で遊ぶゲーミング性能を持ち合わせています。
価格はRTX 4080 SUPERよりも4万円ほど安く、13万円台前半で入手できるため、最高画質でも快適に遊べるGPUを安く手に入れたい方におすすめです。
2024年1月末に新発売されたRTX 4080 SUPERは、廃番になったRTX 4080並に並の高いグラフィック性能を持ち、4K解像度でも高フレームレートでゲームをサクサク動かせるのが魅力です。
ここでは、GeForce RTX 4080 SUPERの特徴・用途について詳しく解説するので、興味がある方は確認してみましょう。
GPUモデル | PassMarkスコア |
---|---|
RTX 4090 | 39,455 |
RTX 4080 SUPER | 34,673 |
RTX 4080 | 34,639 |
RTX 4070 Ti SUPER | 32,736 |
RTX 4070 Ti | 31,770 |
RTX 4070 SUPER | 30,646 |
RTX 4070 | 26,395 |
RTX 4060 Ti | 22,405 |
RTX 4060 | 20,033 |
RTX 3090 Ti | 29,821 |
RTX 3090 | 26,873 |
RTX 3080 Ti | 27,406 |
RTX 3080 | 25,392 |
RTX 3070 Ti | 23,757 |
RTX 3070 | 22,456 |
RTX 3060 Ti | 20,520 |
RTX 3060 | 17,137 |
GPU名に「SUPER」が付いているので、無印版よりも5%~10%程度高性能なように思われますが、なんとRTX 4080とグラフィック性能がほとんど変わりません。
RTX 4080は廃番となりましたが、一部BTOメーカーでは販売され続けているため、購入費用を抑えたい方はRTX 4080搭載モデルを選んだ方がいいです。
項目 | RTX 4080 SUPER | RTX 4080 |
---|---|---|
CUDAコア数 (※CPUのコア数に相当) | 10240 | 9728 |
GPUメモリ | GDDR6X 16GB | GDDR6X 16GB |
メモリクロック | 23Gbps | 22.4Gbps |
メモリバス (※1回の転送で運べるデータ量) | 256 bit | 256 bit |
メモリバス帯域幅 | 736 GB/s | 716.8 GB/s |
PassMarkスコア | 34,673 | 34,639 |
RTX 4080の上位モデルであるRTX 4080 SUPERでは、RTX 4080に対する優位性を出すために、CUDAコア数とメモリクロックの値が少しだけ大きく設定されています。
しかし、RTX 4000シリーズ特有のメモリバスの狭さがボトルネックになっている関係で、PassMarkスコアにほとんど反映されず、実用フレームレートに関しても明確な違いが見られませんでした。
GPUモデル | GPUメモリ容量 |
---|---|
RTX 4090 | 24GB |
RTX 4080 SUPER | 16GB |
RTX 4080 | 16GB |
RTX 4070 Ti SUPER | 16GB |
RTX 4070 Ti | 12GB |
RTX 4070 SUPER | 12GB |
RTX 4070 | 12GB |
Stable DiffusionのAI画像生成はGPUメモリを大量に消費するものの、一般的に12GB以上のメモリ容量を持つNVIDIA製のGPUなら問題なく活用できます。
RTX 4080 SUPERであれば16GBのGPUメモリが搭載されているため、解像度を高く設定してもサクサク画像生成できるのもメリットです。
GPUモデル | TDP | 推奨電源容量 |
---|---|---|
RTX 4090 | 450W | 1000W |
RTX 4080 SUPER | 320W | 850W |
RTX 4080 | 320W | 850W |
RTX 4070 Ti SUPER | 285W | 750W |
RTX 4070 Ti | 285W | 750W |
RTX 4070 SUPER | 220W | 650W |
RTX 4070 | 200W | 650W |
RTX 4060 Ti | 160W | 550W |
RTX 4060 | 115W | 550W |
RTX 4080 SUPERはTDPが320Wと大きい上に、消費電力が高いハイエンドCPUを使う必要が出てくるため、850W以上の強力な電源が必要になります。
GTX・RTX 2000シリーズのGPUと交換を行う場合は、RTX 4080 SUPER搭載グラボを購入する前に必ず電源容量をチェックしましょう。
GPUモデル | 価格 |
---|---|
RTX 4080 SUPER | $999 グラボの販売価格:173,800円~ (※2024年10月時点の価格) |
RTX 4080 | $1199 グラボの販売価格:201,778円~ (※2024年10月時点の価格) |
RTX 4080並の性能を持つRTX 4080 SUPERは、希望小売価格がRTX 4080よりも200ドル安く設定されています。
実際の販売価格もRTX 4080よりも3万円ほど安い値段で販売されているため、RTX 4080 SUPERを選ぶのがおすすめです。
3DMarkのベンチマーク性能を計測するソフトとして、Time Spy(DirectX12用)とFire Strike(DirectX11用)の2種類が存在します。
ここでは、RTX 4080・RTX 4090等の他のGPUと比較しながら、RTX 4080 SUPERのグラフィック性能について解説していきます。
GPUモデル | スコア (Time Spy) | スコア (Time Spy Extreme) |
---|---|---|
RTX 4090 | 29,405 | 15,893 |
RTX 4080 SUPER | 25,492 | 12,794 |
RTX 4080 | 25,320 | 12,679 |
RTX 4070 Ti SUPER | 22,165 | 10,818 |
RTX 4070 Ti | 21,075 | 10,177 |
RTX 4070 SUPER | 19,942 | 9,435 |
RTX 4070 | 17,817 | 8,522 |
RTX 4060 Ti | 13,473 | 6,257 |
RTX 4060 | 11,385 | 5,435 |
RTX 3090 | 18,560 | 8,826 |
RTX 3080 Ti | 18,637 | 8,853 |
RTX 3080 | 17,086 | 8,482 |
RTX 3070 Ti | 13,845 | 6,990 |
RTX 3070 | 12,549 | 6,276 |
RTX 3060 Ti | 11,526 | 5,631 |
RTX 3060 | 8,650 | 4,097 |
Time Spyの通常版(WQHD解像度)とExtreme版(4K解像度)の2種類の計測モードにおいて、各GPUのグラフィックスコアをまとめてみました。
RTX 4080と誤差程度(1%未満)しかスコアが変わらず、RTX 4090の8割程度の性能しか出せていないことが分かります。
GPUモデル | スコア (Fire Strike) | スコア (Fire Strike Ultra) |
---|---|---|
RTX 4090 | 74,307 | 24,525 |
RTX 4080 SUPER | 67,579 | 16,733 |
RTX 4080 | 66,311 | 16,521 |
RTX 4070 Ti SUPER | 55,487 | 14,022 |
RTX 4070 Ti | 54,305 | 13,310 |
RTX 4070 SUPER | 50,293 | 12,293 |
RTX 4070 | 43,443 | 10,025 |
RTX 4060 Ti | 33,788 | 7,295 |
RTX 4060 | 26,723 | 6,042 |
RTX 3090 | 47,773 | 12,617 |
RTX 3080 Ti | 46,771 | 12,479 |
RTX 3080 | 39,257 | 10,911 |
RTX 3070 Ti | 36,372 | 9,156 |
RTX 3070 | 31,020 | 8,573 |
RTX 3060 Ti | 29,121 | 7,309 |
RTX 3060 | 21,379 | 5,187 |
Fire Strikeの通常版(フルHD解像度)とUltra版(4K解像度)の2種類の計測モードにおいて、各GPUのベンチマークスコアをまとめてみました。
Time Spyの場合と同様に、RTX 4080とのスコア差が非常に小さい(2%程度)上に、実用性能においても明確な差は見受けられませんでした。
RTX 4090との性能差は、フルHD解像度では1割程度しかありませんでしたが、4K解像度になると50%近い差が生じました。
ハイエンドGPUであるRTX 4080 SUPERは、廃番になったRTX 4080と同等のグラフィック性能を持つため、4K解像度でも快適に遊べるのが特徴です。
今回は、ゲームごとにRTX 4080 SUPERのベンチマーク性能を検証してみたので、どれくらい高いグラフィック性能を持つか気になる方はチェックしてみましょう。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 287fps | 279fps | 213fps |
RTX 4080 SUPER | 284fps | 278fps | 177fps |
RTX 4080 | 283fps | 278fps | 171fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 280fps | 269fps | 163fps |
RTX 4070 Ti | 275fps | 263fps | 159fps |
RTX 4070 SUPER | 256fps | 247fps | 148fps |
RTX 4070 | 205fps | 159fps | 96fps |
RTX 4060 Ti | 162fps | 123fps | 71fps |
RTX 4060 | 146fps | 110fps | 64fps |
YouTube広告にも出ている人気FPSゲームのApexは負荷が軽く、ハイエンドGPUであるRTX 4080 SUPERだと、フルHD・WQHD解像度で上限値(300fps)に近い値が出ます。
Apexを遊ぶ分にはオーバースペック気味なので、RTX 4070 Ti~RTX 4070 Ti SUPER搭載のゲーミングPCを選んだ方がいいです。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 223fps | 186fps | 122fps |
RTX 4080 SUPER | 192fps | 155fps | 94fps |
RTX 4080 | 190fps | 153fps | 92fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 170fps | 135fps | 80fps |
RTX 4070 Ti | 165fps | 126fps | 72fps |
RTX 4070 SUPER | 150fps | 114fps | 63fps |
RTX 4070 | 128fps | 94fps | 53fps |
RTX 4060 Ti | 106fps | 75fps | 40fps |
RTX 4060 | 81fps | 60fps | 28fps |
話題の新作オープンワールドゲームであるパルワールドは、ゼルダとARKを組み合わせた世界の中で、モンスターボールのようなパルスフィアからパルを出して敵と戦うのが特徴です。
RTX 4080 SUPERであれば、4K解像度でも100fps近いフレームレートが出せるため、最高画質でも快適にパルワールドを楽しみたい方に向いています。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 185fps | 167fps | 86fps |
RTX 4080 SUPER | 181fps | 149fps | 74fps |
RTX 4080 | 180fps | 147fps | 72fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 175fps | 129fps | 61fps |
RTX 4070 Ti | 175fps | 118fps | 56fps |
RTX 4070 SUPER | 158fps | 104fps | 48fps |
RTX 4070 | 143fps | 81fps | 36fps |
RTX 4060 Ti | 96fps | 58fps | 25fps |
RTX 4060 | 91fps | 53fps | 23fps |
サイバーパンク2077は重量級のオープンワールドであるものの、通常の4K解像度(DLSS無)で75fpsを出せるので、美麗なナイトシティの映像を楽しめます。
さらに、人工知能を活用した超解像度技術であるDLSS3を使うと、オーバードライブモードでも60fpsを上回るフレームレートを実現できるため、最高画質でサイバーパンク2077を遊びたい方におすすめです。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 460fps | 361fps | 239fps |
RTX 4080 SUPER | 414fps | 321fps | 209fps |
RTX 4080 | 410fps | 318fps | 207fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 397fps | 307fps | 199fps |
RTX 4070 Ti | 384fps | 296fps | 191fps |
RTX 4070 SUPER | 342fps | 261fps | 166fps |
RTX 4070 | 311fps | 235fps | 147fps |
RTX 4060 Ti | 271fps | 202fps | 125fps |
RTX 4060 | 232fps | 171fps | 103fps |
RTX 4080 SUPER搭載ゲーミングPCでOverwatch2を遊ぶと、4K解像度でも200fpsを上回るフレームレートを叩き出します。
普通に遊ぶ分にはオーバースペックなので、Overwatch2しかプレイしない方はRTX 4070搭載ゲーミングPCを選びましょう。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 148fps | 112fps | 67fps |
RTX 4080 SUPER | 126fps | 90fps | 50fps |
RTX 4080 | 126fps | 90fps | 50fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 110fps | 80fps | 45fps |
RTX 4070 Ti | 105fps | 73fps | 40fps |
RTX 4070 SUPER | 93fps | 64fps | 34fps |
RTX 4070 | 80fps | 56fps | 30fps |
RTX 4060 Ti | 64fps | 42fps | 20fps |
RTX 4060 | 46fps | 30fps | 15fps |
フォートナイトはDirectX12だと非常に負荷が重く、RTX 4080 SUPERでもフルHD解像度で120fps程度のフレームレートにとどまりました。
144fpsのヌルヌル映像でゲームを楽しみたい方は、映像の設定を少し落とすか、レンダリングモードを「DirectX11」にして遊びましょう。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 256fps | 232fps | 184fps |
RTX 4080 SUPER | 222fps | 196fps | 151fps |
RTX 4080 | 220fps | 196fps | 150fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 200fps | 172fps | 134fps |
RTX 4070 Ti | 189fps | 166fps | 124fps |
RTX 4070 SUPER | 167fps | 143fps | 111fps |
RTX 4070 | 160fps | 141fps | 105fps |
RTX 4060 Ti | 112fps | 93fps | 61fps |
RTX 4060 | 87fps | 74fps | 57fps |
カーレーシングゲームとして定評のある「Forza Horizon5」は、RTX 4080 SUPERであれば4K解像度でも144fpsを実現可能です。
マルチモニターやウルトラワイドモニター(3840×1600)を活用して、ヌルヌル映像でForza Horizon5を遊びたい方はRTX 4080 SUPERがおすすめです。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 280fps | 262fps | 188fps |
RTX 4080 SUPER | 272fps | 237fps | 145fps |
RTX 4080 | 271fps | 235fps | 144fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 270fps | 218fps | 124fps |
RTX 4070 Ti | 251fps | 202fps | 111fps |
RTX 4070 SUPER | 240fps | 198fps | 102fps |
RTX 4070 | 227fps | 168fps | 98fps |
RTX 4060 Ti | 197fps | 138fps | 72fps |
RTX 4060 | 175fps | 115fps | 53fps |
MMORPGゲームであるファイナルファンタジー14では、RTX 4080 SUPERなら4K解像度で平均144fpsを実現できます。
最高画質でも「非常に快適」を上回るグラフィック性能を出せるため、ファイナルファンタジー15も遊ばない方は、RTX 4070 SUPERあるいはRTX 4070 Tiを搭載したゲーミングPCを選びましょう。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 236fps | 169fps | 108fps |
RTX 4080 SUPER | 209fps | 156fps | 93fps |
RTX 4080 | 206fps | 155fps | 92fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 198fps | 150fps | 88fps |
RTX 4070 Ti | 175fps | 130fps | 85fps |
RTX 4070 SUPER | 169fps | 123fps | 77fps |
RTX 4070 | 139fps | 100fps | 59fps |
RTX 4060 Ti | 123fps | 84fps | 45fps |
RTX 4060 | 115fps | 79fps | 40fps |
アメリカ発のFPSゲームであるCoD:Modern Warfare2は、RTX 4080 SUPERであれば、フルHD解像度だけでなくWQHD解像度でも144fpsを達成できます。
ただし、1つ下のRTX 4070 Ti SUPERでもWQHD画質で150fpsを出せるので、RTX 4070 Ti SUPER搭載モデルを選んだ方がいいです。
以下の7社の国内BTOメーカーから、ハイエンドGPUであるRTX 4080 SUPERを搭載したモデルが販売されています。
今回は、各メーカーのRTX 4080 SUPER搭載ゲーミングPCのおすすめ製品を紹介するので、購入するか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
フロンティアのRTX 4080 SUPER搭載ゲーミングPCで、最新世代のIntel Core i7-14700Fが使われています。
全体的に高性能なPCパーツが使われているのにも関わらず、369,980円という破格の値段で買えるため、コスパ最強のRTX 4080 SUPER搭載ゲーミングPCを求めている方におすすめです。
CPUのアップグレードにも対応していて、33,000円の追加料金を支払うとCore i7-14700Fよりも高性能な、Core i9-14900Fに変えられるのもメリットです。
おすすめ度 | |
価格 | 369,980円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1000W 80PLUS GOLD |
\セールのコスパ最強ゲーミングPC/
期間限定セールが安すぎるBTOメーカー
パソコン工房のハイエンドモデルの製品で、虹色に光るLEDケースファンが搭載されているので、かっこいいゲーミングPCを求めている方におすすめです。
GeForce RTX 4080 SUPERとCore i7-14700Fが搭載されているので、4K解像度に設定してもゲームをサクサク動かせます。
しかし、メモリ容量が16GBに抑えられているため、最新のオープンワールドRPGゲームであるパルワールドを快適に遊ぶには、32GBにアップグレードする必要があるのが欠点です。
おすすめ度 | |
価格 | 397,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-4400 16GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1000W 80PLUS PLATINUM |
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
ガレリアシリーズのRTX 4080 SUPER搭載ゲーミングPCで、ハイエンドCPUであるAMD Ryzen 9 7900が使われているのが特徴です。
高性能なGPUとCPUを搭載しているのにも関わらず、37万円台前半で購入できるため、4K解像度に適したガレリアPCを求めている方におすすめです。
しかし、メモリ容量は16GBに抑えられているので、カスタム時に32GBにアップグレードしておきましょう。
おすすめ度 | |
価格 | 374,980円 |
CPU | AMD Ryzen 9 7900 |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-4800 16GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1000W 80PLUS PLATINUM |
\圧倒的な知名度No1メーカー/
早くて安いゲーミングPC多数
270°強化ガラスPCケースが印象的な、ストームの幻界シリーズのゲーミングPCで、超高性能なRTX 4080 SUPERとAMD Ryzen9 9900Xが搭載されています。
光る水冷CPUクーラーが搭載されていて、ケースの外観も非常に幻想的なので、ゲーミングPCの見た目にこだわる方におすすめです。
本体価格は44万円とそこまで割安ではないものの、AMD製CPUを採用しているので不具合が起きづらいのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格 | 445,000円 |
CPU | AMD Ryzen9 9900X |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1200W 80PLUS GOLD |
\マイナーだけどコスパ最強ゲーミングPC/
見ため最高!デザイン性の高いBTO
ツクモのG-GEARプレミアムシリーズのRyzen 9 9950X搭載モデルで、標準構成でRTX 4080 SUPERが搭載されています。
本体価格は48万円台と非常に高価なものの。最高級のAMD製CPUが使われているため、処理性能に優れたゲーミングPCを求めている方におすすめです。
マザボに「ProArt X870E-CREATOR WIFI」が使われているので、Wi-Fi7を含む高速無線通信を使えるのもメリットです。
おすすめ度 | |
価格 | 484,800円 |
CPU | AMD Ryzen 9 9950X |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\激安セールがアツいBTOメーカー/
安心!ヤマダ電機グループのメーカー
パソコンショップセブンのZEFTシリーズのゲーミングPCで、ハイエンドPCパーツであるRTX 4080 SUPERとCore i7-14700KFが使われています。
標準で64GBの超大容量メモリと4TBのデュアルSSDが標準搭載されているため、4K動画の編集を行う方におすすめです。
ストームの鏡界シリーズのような外観を持つ、「NZXT H9 Elite ホワイト」が採用されていて、デザイン性に優れているのもメリットです。
おすすめ度 | |
価格 | 592,680円 |
CPU | Intel Core i7-14700KF |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-4800 64GB |
ストレージ | SSD:2TB+2TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\豊富すぎるパーツ選びが最大の魅力/
中級者向け!フルカスタマイズBTOメーカー
マウスコンピューターのフルタワーゲーミングPCで、RTX 4080 SUPERとCore i7-14700KFが搭載されています。
2TBの特大容量を持つSSDと64GBメモリが使われているため、4K解像度で動画配信を行いたい方におすすめです。
本体価格は499,800円と割高ですが、3年標準保証が標準で付いているので、ヘビーゲーマーの方でも安心して使えるのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格 | 499,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700KF |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:2TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1000W 80PLUS PLATINUM |
\購入後のサポートが最大の魅力/
3年間無償保証&24時間365日サポート
商品名 | FRGBZ790/M1001 (フロンティア) | LEVEL-R77A-147F-VTX (パソコン工房) | GALLERIA XA9R-R48S 7900搭載(ドスパラ) | GK-99X48S(ストーム) | G-GEAR GE9A-X247/XBH(ツクモ) | ZEFT Z45AS (パソコンショップセブン) | G-Tune FZ-I7G8S (マウスコンピューター) |
価格(税込) | 369,980円 | 397,800円 | 374,980円 | 445,000円 | 484,800円 | 592,680円 | 499,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700F | Intel Core i7-14700F | AMD Ryzen 9 7900 | AMD Ryzen9 9900X | AMD Ryzen 9 9950X | Intel Core i7-14700KF | Intel Core i7-14700KF |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER | GeForce RTX 4080 SUPER | GeForce RTX 4080 SUPER | GeForce RTX 4080 SUPER | GeForce RTX 4080 SUPER | GeForce RTX 4080 SUPER | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-5600 32GB | DDR5-4400 16GB | DDR5-4800 16GB | DDR5-5600 32GB | DDR5-4800 32GB | DDR5-4800 64GB | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:2TB+2TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:2TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1000W 80PLUS GOLD | 1000W 80PLUS PLATINUM | 1000W 80PLUS PLATINUM | 1200W 80PLUS GOLD | 850W 80PLUS GOLD | 850W 80PLUS GOLD | 1000W 80PLUS PLATINUM |
公式サイト | FRONTIER公式サイト | パソコン工房公式サイト | ドスパラ公式サイト | ストーム公式サイト | ツクモ公式サイト | パソコンショップセブン公式サイト | マウスコンピューター公式サイト |
以下の3社の大手PCパーツメーカーから、グラフィック性能に優れたRTX 4080 SUPER搭載グラボが販売されています。
ここでは、各メーカーのRTX 4080 SUPER搭載グラボの特徴を紹介するので、ハイエンドゲーミングPCの自作に興味がある方は確認してみましょう。
玄人志向のRTX 4080 SUPER搭載グラボは、コスパが高く18万円前後で購入できるので、ハイエンドグラボをお得に手に入れたい方におすすめです。
グラボの外観がかっこいい上に、ARGB対応サポートスティックが搭載されているため、GPUの見た目を重視する方にもおすすめできます。
3年保証が標準で付属しているため、ハイエンドグラボに特有の高額な修理代を気にせずに長く使えるのも魅力です。
GIGABYTEのGV-N408SWF3V2-16GDは、LEDライト非搭載で見た目が地味なものの、18万円台で購入できるのが特徴です。
(※Amazonではショップレビュー評価が低い業者も販売しているため、詐欺に遭わないように注意しましょう。)
100mmの大型ファンを3基搭載した、WINDFORCEクーリングシステムを備えていて放熱能力に優れているため、冷却性能を重視する方に向いています。
金属製保護バックプレートやグラフェンナノ潤滑剤が使われていて、耐久性に優れているのもメリットです。
MSIのGeForce RTX 4080 SUPER 16G GAMING X SLIMは、ゲーム用グラボらしいかっこいい見た目に仕上がっています。
OC仕様でMSI Afterburnerを使って自由にクロック数を変えられるため、デザイン性と処理性能にこだわる方におすすめです。
Silentモードも搭載されていて、静音性にも優れているため、ゲームを長時間行っても騒音が目立ちづらいのも魅力です。
ハイエンドなPCパーツを搭載した、30万円以上のゲーミングPCがどれくらいのスペックを持つのか気になる方も多いですよね。
そこで今回は、ハイエンドなゲーミングPCに興味を持っている方に向けて、30万円台で手に入るゲーミングPCの特徴や選び方を解説します。
30万円台で買えるゲーミングPCでできる用途の範囲を紹介した上で、ゲームごとに出せるフレームレートの値についても詳しく説明します。
10万円台・20万円台のゲーミングPCとの性能差も比較していくので、高級なゲーミングPCがどんなものか気になる方はぜひ読み進めてみましょう。
30万円台のゲーミングPCになると、PCパーツの選択肢がさらに広がるので、商品選びで迷ってしまいがちです。
ここでは、30万円台で買えるゲーミングPCの特徴や選び方を詳しく解説するので、購入後に後悔したくない方はぜひチェックしてみてください。
30万円台のゲーミングPCは、さまざまなPCパーツを選択できますが、おすすめのスペックは以下の通りです。
GPUに関しては、RTX 4070 Ti以上のスペックがあれば基本的に何でもできるので、予算に余裕がない方はRTX 4070 Tiに落としても問題ありません。
パーツ | おすすめスペック |
---|---|
CPU | Core i7-14700(F) or Ryzen 7 7800X3D |
GPU | RTX 4070 Ti SUPER or RTX 4080 SUPER |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB以上 |
電源 | 850W以上 |
CPUクーラー | 水冷クーラー |
GPU(Graphic Processing Unit)はグラフィックの処理を専門とするパーツで、高性能モデルは巨大なファンが付いた状態で販売されるので、グラフィックボードとも呼ばれます。
WQHD・4K解像度のフレームレートは、ほとんどグラボに左右されるため、ゲーミングPCで最も重要なパーツです。
4K解像度で快適にゲームを遊びたい方は、予算が許す限り少しでもハイスペックなGPUを選びましょう。
30万円台のゲーミングPCに使われている、GPUのスペック表記は複雑なので割愛しますが、モデル名から見える性能の見方はCPUとよく似ています。
(※上記の価格帯ではRTX 4070 Ti SUPERといったややこしい名称のGPUもよく見かけます。)
主要なメーカーはNVIDIAとAMDであり、モデル名と読み方の例は以下の通りです。
メーカー名 | ブランド名 | モデル名 | 世代名 | グレード名 | 追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
NVIDIA | GeForce | RTX | 40 | 70 | SUPER / Ti (Tiの方が高性能) |
AMD | Radeon | RX | 7 | 900 | XT / XTX (XTXの方が高性能) |
NVIDIAのGeForceシリーズはRTX以降百の位までが世代、十の位がグレードを示します。
末尾のSUPER / Tiはアップグレード版という意味を持ちますが、基本的に各グレードの性能差は飛び超えない仕様に仕上がっているのが特徴です。
(※4070 < 4070 SUPER <4070 Ti < 4070 Ti SUPER < 4080の順で性能が高まっていきます。)
AMDのRadeonも世代とグレードでナンバリングされており、末尾のXTがアップグレード版であることを示します。
CPUと同様に、GPUも世代が新しく、グレードが高いほど性能が高くなります。
最近のゲーミングPCに搭載されるGPUは、DLSSに対応したRTXシリーズが主流なので、RTX シリーズのグレードの傾向を紹介します。
下2桁 | 位置付け | 性能の傾向 |
---|---|---|
50 | 低価格グレード | 最新シリーズでは最低性能 |
60 | コスパグレード | ほとんどのゲームを満足に動かせる |
60 Ti | アッパーコスパグレード | 60と70の間を埋める |
70 | アッパーグレード | Starfield等の最新ゲームが最高設定でヌルヌル |
70 SUPER | ハイグレード | ほぼ何でも4K解像度の最高設定が可能 |
70 Ti(SUPER) | ハイグレード | 何でも4K解像度の最高設定が可能 |
80(SUPER) | ハイエンド | しばらく未来のゲームもプレイ可能 |
90 | スーパーハイエンド (嗜好品) | 超高性能モデルだが単品で数十万円かかる (普通のゲーマーにはいらないレベル) |
今回紹介した30万円台のゲーミングPCでは、RTX 4070 Ti SUPER・RTX 4080(廃番のためもうすぐ終売)などが選択肢に入ります。
30万円前後のゲーミングPCを選ぶ場合、オススメのGPUはRTX 4070 Ti SUPERまたはRTX 4080 SUPERとなりますが、RTX 4070 Ti以上のスペックがあればどんな場面でも大丈夫です。
少し予算が厳しい場合は、RTX 4070 Tiに落としてみましょう。
コスパに優れた20万円台のゲーミングPCは以下の記事で紹介しているので、興味を持った方はぜひ確認してみてください。
CPU(Central Processing Unit)はゲーミングPCの頭脳であり、GPUなどの他のパーツへ動作の命令を出すので、グラフィック性能を左右します。
30万円台のゲーミングPCでは基本的に高性能なCPUが搭載されていますが、Core i5-14400などのミドルレンジモデルを選んでしまうと、ボトルネックが生じてGPUの性能を引き出せません。
ハイエンドモデルになると、オーバークロックに対応したCore i7-14700KやCore i9-14900Kを選べますが、性能差は思ったほど大きくないのでCore i7-14700(F)以上あれば十分です。
CPUの種類 | PassMarkスコア | コア数/スレッド数 | L3キャッシュ |
---|---|---|---|
Core i9-14900K | 61,187 | 24/32 | 36MB |
Core i9-13900K | 59,457 | 24/32 | 36MB |
Core i7-14700K | 53,516 | 20/28 | 33MB |
Core i7-14700 | 51,355 | 20/28 | 33MB |
Core i7-13700K | 46,644 | 16/24 | 30MB |
Core i7-13700 | 38,116 | 16/24 | 30MB |
Core i5-14600K | 39,595 | 14/20 | 24MB |
Core i5-14400 | 25,761 | 10/16 | 20MB |
Core i5-13400 | 25,116 | 10/16 | 20MB |
Ryzen 9 7950X | 63,090 | 16/32 | 64MB |
Ryzen 9 7900X | 52,037 | 12/24 | 64MB |
Ryzen 7 7700X | 36,111 | 8/16 | 32MB |
Ryzen 7 5700X | 26,737 | 8/16 | 32MB |
メモリとストレージ(NVMe SSD)は、形だけでなく機能も似ているので、混同されやすいPCパーツです。
しかし、転送速度や容量に圧倒的な差があるので、異なる用途で使われます。
転送速度が速く容量の小さいメモリは短期的にデータを記憶するのに使われ、容量が大きいほど4K動画等の重いデータも取り扱いやすいです。
メモリが16GBしかないと利用できる用途が限られてくるため、メモリ容量は32GBにアップグレードしましょう。
30万円台のゲーミングPCは1TBのSSDが搭載されているため、ゲームを行うだけなら大きな問題は生じません。
しかし、データ容量の大きな動画や画像を取り扱う、動画編集やAI画像生成にガッツリ取り組むと、ストレージの容量が不足しがちです。
動画編集やAI画像生成用途で30万円のゲーミングPCを購入する場合は、SSD容量は2TB以上にアップグレードしておきましょう。
ハイエンドPCパーツが使われた30万円台のゲーミングPCでは、消費電力が大きくなるため、700W以下の電源を取り付けてしまうとシャットダウンする可能性が高いです。
GPUやCPUの陰に埋もれがちな地味なパーツですが、電源も高性能なものを選定する必要があります。
30万円台で購入できるゲーミングPCの中で、最もハイスペックなGPUであるRTX 4080では、850W以上の電源容量を持つ電源が推奨されています。
そのため、RTX 4080を搭載したゲーミングPCを選ぶ時は、電源容量は850W以上にカスタムしておきましょう。
GPU | TDP(熱設計電力) | 推奨電源容量 |
---|---|---|
RTX 4070 SUPER | 220W | 700W |
RTX 4070 Ti RTX 4070 Ti SUPER | 285W | 750W |
RTX 4080 RTX 4080 SUPER | 350W | 850W |
電源のグレードはBronzeまたはGoldが一般的ですが、ハイエンドな電源になるとPlatinumと呼ばれる称号が付いたものも存在します。
変換効率が高まると使える電力が多くなるだけでなく、発熱しづらくなるので、消費電力の大きいPCパーツを載せても熱暴走が起きづらいです。
電源負荷率 | 10% | 25% | 50% | 100% |
---|---|---|---|---|
Standard | – | 80% | 80% | 80% |
Bronze | – | 82% | 85% | 82% |
Silver | – | 85% | 88% | 85% |
Gold | – | 87% | 90% | 87% |
Platinum | – | 90% | 92% | 89% |
Titanium | 90% | 92% | 94% | 90% |
消費電力に比例して発熱量も大きくなってくるため、30万円以上のハイエンドゲーミングPCでは、冷却性能の重要度が上がってきます。
20万円台では空冷ファンでも対応できる場合が多いですが、OC(オーバークロック)に対応した、Core i7-14700KやCore i9-14900Kを搭載すると熱暴走が生じやすいです。
ハイエンドCPUを搭載した、30万円以上のゲーミングPCを購入する時は、CPUクーラーは水冷式にカスタムしておきましょう。
高性能なCPUグリスを塗るとさらに冷却性能が上がりますが、お守り程度の効果しかないため、CPUクーラーのカスタムを優先するのがおすすめです。
30万円以上のゲーミングPCは、重量級ゲームだけでなく動画編集作業も快適にこなせるハイエンドマシンとなりますが、20万円台で買えるモデルとあまり使い勝手は変わりません。
今回は、30万円台のゲーミングPCでできる用途を詳しく解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
30万円台のゲーミングPCでは、人気FPSゲームであるApexの上限フレームレート(300fps)に張り付くほど、高いスペックを持つのが特徴です。
ただし、体感的な差は240fpsとほとんど存在しないため、撃ち負けるのが許されないプロゲーマーでない限りは、20万円台のゲーミングPCと使い勝手が変わりません。
人によって感じ方は違いますが、144fps以上のフレームレートを出した上で、ゲーミングモニターの設定リフレッシュレートより高ければヌルヌルに感じます。
感じ方の目安
言葉だけでは想像が付きづらいので、フレームレートによる映像の滑らかさの違いをアニメーションにして表現してみました。
以下は「快適」と感じるフレームレートとモニターのリフレッシュレートの目安です。
×はカクカク、△は「ちょっと気になる」、○は快適、◎・☆はヌルヌルです。
~60fps | 60~144fps | 144fps~240fps | 240fps~ | |
---|---|---|---|---|
60hz | × | ○ | ○ | ○ |
144hz | × | △ | ◎ | ◎ |
240hz | × | △ | ○ | ☆ |
ゲームのフレームレートがモニターのリフレッシュレートを下回ると、カクつきや違和感が生じます。
カクつきは快適さの天敵。
なんとしても回避しましょう
せっかく30万円台のゲーミングPCを購入しても、低いリフレッシュレートのモニターを導入してしまうと、グラボの性能をフルに活かせず宝の持ち腐れとなりかねません。
高級ゲーミングPCを使うなら、以下の液晶モニター(フルHD解像度・280Hz)のような、240Hz以上のリフレッシュレートに設定できるものを選びましょう。
30万円台のゲーミングPCでは、ハイエンドGPUであるRTX 4080シリーズを搭載したモデルも存在するので、4K解像度でもヌルヌル映像でゲームを遊べます。
実際に、人工知能を活用した超解像度技術であるDLSSをオンにして、サイバーパンク2077をプレイすると、4Kレイトレ画質にしても100fps程度のフレームレートを出せます。
GPUモデル | 4K解像度 | 4K解像度+レイトレ (DLSSオフ) | 4K解像度+レイトレ (DLSS2.0有効化) | 4K解像度+レイトレ (DLSS3.0有効化) |
---|---|---|---|---|
RTX 4090 | 86fps | 42fps | 93fps | 138fps |
RTX 4080 | 72fps | 30fps | 69fps | 98fps |
RTX 4070 Ti | 56fps | 23fps | 54fps | 75fps |
RTX 4070 | 36fps | 16fps | 40fps | 58fps |
リアルタイム・レイトレーシング(レイトレ)とは、ゲーム内の光や影を別の物体に反映させる機能であり、有効にすると以下の動画のような美しい映像を楽しめます。
ただし、4K解像度に対応したゲーミングモニターを用意しないと、最高画質でゲームを楽しめません。
144Hzのリフレッシュレートに対応した、4Kモニターは10万円以上かかるものが多いですが、以下の製品であれば7万円台で入手可能です。
4K解像度でのゲームプレイに興味を持った方は、ぜひ以下の商品をチェックしてみましょう。
30万円台のハイエンドゲーミングPC、4K解像度でゲームを行っても余力が残るので、4K動画配信というロマンも実現可能です。
ただし、高性能なグラボになるほど巨大になるので、ドスパラのGALLERIA XA7C-R47Tのように、PCケース後部にあるスロットが干渉してキャプチャボードを挿せないリスクが出てきます。
画面録画を行う機能を持つキャプチャボードを挿せないと、動画を保存できなくなるため、4K動画配信を実現できません。
4K動画配信を行おうと考えている方は、PCケースのスロット数を確認した上で、拡張性に優れたZ790規格のATXマザーボードを搭載したモデルを選びましょう。
ハイエンドゲーミングPCを手に入れると、どれくらいゲームをヌルヌル動かせるのか気になる方も多いですよね。
今回は、30万円台で入手できるゲーム用PCのゲーミング性能を解説するので、興味を持った方はぜひ確認してみてください。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 287fps | 279fps | 213fps |
RTX 4080 SUPER | 284fps | 278fps | 177fps |
RTX 4080 | 283fps | 278fps | 171fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 280fps | 269fps | 163fps |
RTX 4070 Ti | 275fps | 263fps | 159fps |
人気FPSゲームであるApex Legendsでは、RTX 4070 Ti以上のスペックがあれば4K画質でも144fpsを実現できるため、高解像度でもヌルヌル映像を楽しめます。
さらに、RTX 4080搭載ゲーミングPCであれば、フルHD解像度(最高設定)において、上限値の300fpsに近いフレームレートを叩き出せます。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 275fps | 262fps | 187fps |
RTX 4080 SUPER | 265fps | 242fps | 141fps |
RTX 4080 | 265fps | 241fps | 140fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 263fps | 200fps | 112fps |
RTX 4070 Ti | 256fps | 192fps | 104fps |
バトルロワイヤルゲームとして有名なフォートナイトでも、DirectX11設定で遊べば、Apexと同程度のフレームレートを実現可能です。
RTX 4080であれば4K解像度に設定しても140fpsを出せるので、30万円台のゲーミングPCなら最高画質でも快適に遊べます。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 280fps | 262fps | 188fps |
RTX 4080 SUPER | 272fps | 237fps | 145fps |
RTX 4080 | 271fps | 235fps | 144fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 254fps | 210fps | 124fps |
RTX 4070 Ti | 251fps | 202fps | 111fps |
人気MMORPGゲームであるファイナルファンタジー14は、負荷が比較的軽く、RTX 4070 Tiでも100fps以上のフレームレートを出せます。
そのため、RTX 4070 Ti・RTX 4080を搭載した30万円台のゲーミングPCであれば、ファイナルファンタジー14を非常に快適にプレイ可能です。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 3090 | 220fps | 220fps | 173fps |
RTX 3080 | 214fps | 208fps | 156fps |
RTX 3070 Ti | 212fps | 206fps | 136fps |
モンハンライズにおいては、GPUの性能が高くなるとボトルネックが生じ、RTX 3090(RTX 4070 Ti相当)ではフルHDとWQHD解像度で同じフレームレートになるのが特徴です。
CPUのスペックによって上限フレームレートが決まってきますが、Intel Core i7-14700を搭載したモデルであれば、240fpsも実現できるのでヌルヌル映像を楽しめます。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 185fps | 167fps | 86fps |
RTX 4080 SUPER | 181fps | 149fps | 74fps |
RTX 4080 | 180fps | 147fps | 72fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 175fps | 129fps | 61fps |
RTX 4070 Ti | 175fps | 118fps | 56fps |
重量級のゲームとして名高いサイバーパンク2077では、人工知能を活用した超解像度技術であるDLSSを使わない状態だと、4K解像度で55~70fps程度まで落ち込みます。
しかし、RTX 4000シリーズ固有の機能であるDLSS3を活用すると、RTX 4070 Tiでもレイトレ4K画質で60fpsを上回るので、最高画質でも快適にプレイ可能です。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|
RTX 3090 | 646fps | 369fps |
RTX 3080 | 638fps | 352fps |
RTX 3070 Ti | 627fps | 272fps |
負荷の軽いFPSゲームであるVALORANTであれば、前世代のGPUであるRTX 3070 Tiでも4K画質で270fps出せるので、超ヌルヌルな映像を楽しめます。
GPUのスペックを完全に持て余すことになるので、VALORANTメインで遊ぶ方は、GPUをRTX 4060 Tiに抑えましょう。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 256fps | 232fps | 184fps |
RTX 4080 SUPER | 222fps | 198fps | 151fps |
RTX 4080 | 220fps | 196fps | 150fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 200fps | 172fps | 134fps |
RTX 4070 Ti | 189fps | 166fps | 124fps |
カーレーシングゲームであるForza Horizon5では、RTX 4070 Ti以上のGPUであれば、4K解像度の最高設定でも100fpsを余裕で上回ります。
そのため、マルチモニターやウルトラワイドモニターを利用した場合でも、ヌルヌル映像でForza Horizon5を遊べます。
GPUモデル | フレームレート (フルHD解像度) | フレームレート (WQHD解像度) | フレームレート (4K解像度) |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 144fps | 143fps | 127fps |
RTX 4080 SUPER | 144fps | 140fps | 93fps |
RTX 4080 | 144fps | 140fps | 92fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 144fps | 139fps | 71fps |
RTX 4070 Ti | 144fps | 137fps | 67fps |
144fpsのフレームレート上限があるEscape from Tarkovでは、フルHD解像度・WQHD解像度だと、RTX 4070 TiとRTX 4080でほとんど数値が変わりませんでした。
ただし、メモリ容量が16GBだとハイエンドGPUでも動作が不安定になるので、32GBの大容量メモリが使われたゲーミングPCを選びましょう。
影modの種類 | フレームレート |
---|---|
DrDestens+Minecraft Shaders | 120fps程度 |
BSL Shaders | 90fps程度 |
ComplementaryShaders_v4.5.1 | 75fps程度 |
KUDA-Shaders v6.1 Legacy | 60fps程度 |
SEUS PTGI HRR Test2.1 | 40fps程度 |
SEUS PTGI HRR 3 | 30fps程度 |
軽量なゲームとして定評のあるマインクラフトでは、現行のGPUで最も低スペックなGTX 1650でも、影modで上記のフレームレートを実現できます。
30万円台のゲーミングPCだと完全にオーバースペックになるので、10万円台で買えるゲーミングPCを選びましょう。
30万円以上のゲーミングPCでは、ハイエンドGPUであるRTX 4070 Ti Super・RTX 4080が搭載されているため、4K解像度でもサクサクゲームをこなせるのが特徴です。
ここでは、30万円台で買えるおすすめゲーミングPCを7つ紹介するので、ハイエンドモデルに興味がある方はぜひ確認してみましょう。
ガレリアシリーズのRTX 4080搭載ゲーミングPCであり、ハイエンドCPUであるRyzen 9 7900が採用されています。
ハイエンドなPCパーツが使われているのにも関わらず、37万円台で入手できるため、4K解像度向けのゲーミングPCを安く手に入れたい方におすすめです。
ただし、メモリの容量が16GBに抑えられているので、多種多様なゲームを遊びたい方はアップグレードを行いましょう。
おすすめ度 | |
価格 | 374,980円 |
CPU | AMD Ryzen 9 7900 |
GPU | GeForce RTX 4080 |
メモリ | DDR5-4800 16GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\圧倒的な知名度No1メーカー/
早くて安いゲーミングPC多数
ZEFTシリーズのハイスペックゲーミングPCで、2024年1月に新発売された、RTX 4070Ti SuperとCore i7-14700Fを搭載しています。
追加料金を支払うとPCケースのデザインを自由に変えられるため、ゲーミングPCの外観にこだわる方におすすめです。
32GBの大容量メモリと1TBのSSDが標準搭載されているため、使い勝手に優れているのもメリットです。
おすすめ度 | |
価格 | 339,680円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR4-3200 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\豊富すぎるパーツ選びが最大の魅力/
中級者向け!フルカスタマイズBTO
大型液晶パネル付CPUクーラーを搭載した、「幻界LB(Limited Black)シリーズ」の商品で、RTX 4070 Ti SUPERとCore i7-14700Fが使われています。
270°強化ガラスが採用されていて外観がとても美しいので、おしゃれなゲーミングPCを求めている方におすすめです。
高品質なMSI製のPCパーツを使用しているため、長時間ゲームを行い続けても壊れづらいのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格 | 349,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\マイナーだけどコスパ最強ゲーミングPC/
見ため最高!デザイン性の高いBTO
2024年1月24日に新発売された、G-GEAR neoシリーズのゲーミングPCであり、最新のRTX 4070 Ti SUPERとRyzen 9 9900Xが搭載されています。
価格は369,800円と比較的割高ですが、AMD製のCPUが採用されているため、Intelの不具合問題が気になる方におすすめです。
無線通信に対応したASUS TUF GAMING B650-PLUS WIFI が内蔵されていて、LANケーブルが無くてもオンラインゲームを遊べるのもメリットです。
おすすめ度 | |
価格 | 369,800円 |
CPU | AMD Ryzen 9 9900X |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
\激安セールがアツいBTOメーカー/
安心!ヤマダ電機グループのメーカー
パソコン工房のRTX 4080 SUPER搭載ミドルタワーゲーミングPCで、虹色LEDケースファン搭載でプレミアム感のある外観に仕上がっています。
CPUもCore i7-14700KFという強力なものが使われているため、かっこよくてハイスペックなゲーミングPCを求めている方におすすめです。
メモリ容量も32GBのものが採用されているため、標準構成のままでも難なく動画編集を行えるのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格 | 399,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700KF |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-4400 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1000W 80PLUS PLATINUM |
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
フロンティアのGBシリーズのゲーミングPCで、ハイエンドパーツであるRTX 4080 SUPERとCore i7-14700Fが採用されています。
本体価格が369,980円と構成の割に安く抑えられているため、4K解像度向けゲーミングPCをお得に手に入れたい方におすすめです。
標準で冷却性能の高い水冷CPUクーラーが搭載されているので、ガンガンゲームを動かしても熱暴走しづらいのも魅力です。
おすすめ度 | |
価格 | 369,980円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 1000W 80PLUS GOLD |
\セールのコスパ最強ゲーミングPC/
期間限定セールが安すぎるBTOメーカー
マウスコンピューターのミニタワーゲーミングPCで、RTX 4070 Ti SUPERとCore i7-14700Fが搭載されています。
標準構成で1TBの大容量SSDと32GBメモリが使われているため、動画配信を行いたい方におすすめです。
価格は354,800円と高価なものの、デフォルトで3年間の保証が付いているので、修理代を気にせずに使えるのもメリットです。
おすすめ度 | |
価格 | 354,800円 |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 750W 80PLUS BRONZE |
\購入後のサポートが最大の魅力/
3年間無償保証&24時間365日サポート
商品名 | GALLERIA XA9R-R48S 7900搭載(ドスパラ) | ZEFT Z47GK (パソコンショップセブン) | LB-147F47TiS(ストーム) | G-GEAR GE9A-U245/BH (ツクモ) | LEVEL-R77A-LC147KF-VT1X (パソコン工房) | FRGBZ790/M1001 (フロンティア) | G-Tune DG-I7G7A (マウスコンピューター) |
価格(税込) | 374,980円 | 339,680円 | 349,800円 | 369,800円 | 399,800円 | 369,980円 | 354,800円 |
CPU | AMD Ryzen 9 7900 | Intel Core i7-14700F | Intel Core i7-14700F | AMD Ryzen 9 9900X | Intel Core i7-14700KF | Intel Core i7-14700F | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4080 | GeForce RTX 4070Ti Super | GeForce RTX 4070 Ti SUPER | GeForce RTX 4070 Ti SUPER | GeForce RTX 4080 SUPER | GeForce RTX 4080 SUPER | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR5-4800 16GB | DDR4-3200 32GB | DDR5-4800 32GB | DDR5-4800 32GB | DDR5-4400 32GB | DDR5-5600 32GB | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD | 850W 80PLUS GOLD | 850W 80PLUS GOLD | 850W 80PLUS GOLD | 1000W 80PLUS PLATINUM | 1000W 80PLUS GOLD | 750W 80PLUS BRONZE |
公式サイト | ドスパラ公式サイト | パソコンショップセブン公式サイト | ストーム公式サイト | ツクモ公式サイト | パソコン工房公式サイト | FRONTIER公式サイト | マウスコンピューター公式サイト |
30万円以上の価格帯のゲーミングノートPCでは、デスクトップモデルと同様にRTX 4080といったハイエンドGPUが使われているため、高解像度でもヌルヌル映像でゲームを楽しめます。
ここでは、30万円台で入手できるおすすめのゲーミングノートPCを3つ紹介するので、高性能なゲーム用ラップトップPCに興味がある方はチェックしてみましょう。
ROG StrixシリーズのRTX 4080搭載の最新モデルで、最先端の高性能CPUであるCore i9-14900HXが内蔵されています。
メモリに関してもDDR5-5600規格の物が採用されているため、処理性能の高いゲーミングノートPCを求めている方におすすめです。
2560 × 1600の高解像度に対応した、240Hzのリフレッシュレートを持つ液晶モニターが使われているので、没入感のあるゲーム体験が可能です。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 359,800円 |
CPU | Intel Core i9-14900HX |
GPU | GeForce RTX 4080 |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 |
駆動時間 | 約8.9時間 |
画面サイズ | 16インチ |
リフレッシュレート | 240Hz |
解像度 | WQXGA(2560 × 1600) |
重量 | 約2.5kg |
本体サイズ | 354×264×31 mm |
\コスパの高さが魅力的な大手PCメーカー/
安いゲーミングノートPCの品揃えも豊富
MSIのRTX 4080搭載ゲーミングノートPCで、1世代前のフラッグシップCPUであるCore i9-13980HXが使われているのが特徴です。
240Hzのリフレッシュレートを持つディスプレイが使われている上に、WSADキーが透明に仕上げられていて視認性が高いため、プロのFPSゲーマーの方に向いています。
ハイスペックなGPUが使われているものの、駆動時間が10時間と長く、充電切れになりづらいのもメリットです。
おすすめ度 | |
価格 | 379,800円 |
CPU | Intel Core i9-13980HX |
GPU | GeForce RTX 4080 |
メモリ | DDR5 32GB |
ストレージ | SSD:1TB NVMe HDD:無 |
駆動時間 | 10時間 |
画面サイズ | 16インチ |
リフレッシュレート | 240Hz |
解像度 | WQXGA(2560×1440) |
重量 | 2.7kg |
本体サイズ | 357 × 284 × 28.6 mm |
パソコン工房のRTX 4080搭載ゲーミングノートPCで、CPUがCore i7-13700HXに抑えられているのが特徴です。
本体価格も398,800円と非常に高価な上に、ストレージの容量も500GBしかないので、コスパはあまりよくありません。
ただし、17.3インチの大型モニターが搭載されているため、迫力のある映像でゲームを楽しみたい方に向いています。
おすすめ度 | |
価格(税込) | 398,800円 |
CPU | Intel Core i7-13700HX |
GPU | GeForce RTX 4080 |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:500GB Gen4 NVMe HDD:無 |
駆動時間 | 約5.3時間 |
画面サイズ | 17.3インチ |
リフレッシュレート | 165Hz |
解像度 | WQHD(2560 × 1440) |
重量 | 約3.44kg |
本体サイズ | 401×285×30.2 mm |
\豊富なカスタムがアツいBTOメーカー/
コスパが最大の強み
商品名 | ROG Strix G16 G614JZR-I94R4080(ASUS) | Vector-16-HX-A13VHG-1003JP(MSI) | LEVEL-17WG181-i7-VLSX(パソコン工房) |
価格(税込) | 359,800円 | 379,800円 | 398,800円 |
CPU | Intel Core i9-14900HX | Intel Core i9-12900HX | Intel Core i7-13700HX |
GPU | GeForce RTX 4080 | GeForce RTX 4080 | GeForce RTX 4080 |
メモリ | DDR5-5600 32GB | DDR5 32GB | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe HDD:無 | SSD:1TB NVMe HDD:無 | SSD:500GB Gen4 NVMe HDD:無 |
駆動時間 | 約8.9時間 | 約10時間 | 約5.3時間 |
画面サイズ | 16インチ | 16インチ | 17.3インチ |
リフレッシュレート | 240Hz | 240Hz | 165Hz |
解像度 | WQXGA(2560 × 1600) | WQXGA(2560 × 1600) | WQHD(2560 × 1440) |
重量 | 約2.5kg | 約2.7kg | 約3.44kg |
本体サイズ | 354×264×31 mm | 357×284×28.6 mm | 401×285×30.2 mm |
公式サイト | ASUS公式サイト | Amazon | パソコン工房公式サイト |
30万円前後のゲーミングPCは、4K解像度でのゲームプレイだけでなく、動画配信やAI画像生成も快適に行えるのが特徴です。
他の価格帯のゲーミングPCの利用可能な用途についても紹介するので、興味を持った方はぜひ参考にしてみてください。
20万円台のゲーミングPCにおいても、最新のハイスペックCPUであるCore i7-14700を選べますが、GPUはRTX 4070 SUPERとワンランク落ちます。
安くなるほどスペックが落ちるように思われますが、30万円台のゲーミングPCとの違いはフレームレートだけで、基本的にはなんでもこなせます。
そのため、コスパ最強のゲーミングPCを求めている方は、20万円台のゲーミングPCに落とした方がいいです。
予算20万円台で買えるゲーミングPCを以下の記事で紹介しているので、興味を持った方はぜひチェックしてみましょう。
10万円台まで予算を抑えると、CPUがCore i5-14400かRyzen 7 5700X、GPUについてはRTX 4060・RTX 4060 Tiまで落ちます。
現行のFPSゲームはヌルヌル映像で楽しめるものの、WQHD・4K解像度でのゲームプレイや、AI画像生成はスペック的に厳しいです。
そのため、4K解像度でもゲームを快適に楽しみたい方は、20万円以上のゲーミングPCを選びましょう。
それでもゲーミングPCの購入費用を抑えたい方は、10万円台で買えるゲーミングPCを紹介した、以下の記事を確認してみてください。
30万円以上のゲーミングPCになると、パーツ選びの自由度が非常に高くなりますが、高額な購入費用を抑えたいと考えている方も多いですよね。
今回は、30万円台で買えるゲーミングPCに関する、よくある質問を紹介していくので、お得に購入したい方はぜひ参考にしてみてください。
eスポーツや生成AIにこだわらない方はむしろ20万円台のゲーミングPCを選んだ方がいいです。
30万円以上のゲーミングPCは、eスポーツで上位を狙ったり、画像生成AIをガッツリ使ったりしない限りは性能を持て余しがちです。
そのため、4K解像度でのゲームプレイや動画配信程度であれば、20万円台のゲーミングPCで十分なので、以下の記事で紹介する商品を注文しましょう。
屋外でもFPSゲームを遊びたいといったプロゲーマー指向の方であれば買ってもいいです。
30万円台のゲーミングノートPCは、デスクトップモデルと同じくRTX 4080が搭載されていますが、スペック面ではどうしてもデスクトップに劣ります。
ただし、屋外でもゲームを遊べるといった利点を持つので、プレイ時間を増やせるのがメリットです。
Apex等のFPSゲームの大会で上位を目指したいといった、プロゲーマー指向の方はゲーミングノートPCで射撃練習してみるのも悪くありません。
30万円台のゲーミングPCでは、不具合問題がなく壊れづらいRyzen 7 7800X3D(9700X)がおすすめです。
30万円を超えるハイエンドゲーミングPCでは、GPUの性能に見合ったハイスペックなCPUを用意しないと、ボトルネックが生じてしまいがちです。
最新世代のCore-i7 14700(F)なら、Intel Core i9-13900やAMD Ryzen 9 7900を上回るスペックを叩き出せるため、RTX 4080でもボトルネックが発生しません。
しかし、最近になってハイエンドモデルを中心に、Intel製CPUに不具合が生じてしまったため、Core i7・Core i9の製品をおすすめしづらくなりました。
ハイスペックゲーミングPCを長く使い続けたい方は、不具合問題がなく高性能な、Ryzen 7 7800X3D(9700X)がおすすめです。
自作は望み通りの構成を作れますが、BTOメーカーのゲーミングPCの方がコスパに優れています。
自作パソコンとは、PCパーツを自分で購入してきて家で組み立てるPCの入手方法となります。
手間と知識を要する代わりに、安くて高性能なパーツ同士を組み立てられるため、ハイスペックなゲーミングPCをお得に作れるものだと思いがちです。
しかし、最近のBTOは非常にコスパが高く、フロンティアのFRGBZ790/M1001のように、自作PCと大差ない価格で手に入るPCも多くラインナップされています。
PCパーツ名 | 価格(Amazonで購入した場合) |
---|---|
PCケース(Frontierオリジナルケース) | 非売品(10,000円と仮定) |
マザーボード(MSI PRO Z790-P WIFI) | 23,600円 |
GPU(RTX 4080 SUPER) | 179,800円 |
CPU(Intel Core i7-14700F) | 50,211円 |
メモリ(Crucial CP2K16G56C46U5) | 13,313円 |
ストレージ(Crucial P3 Plus) | 10,100円 |
水冷クーラー(In-Win MR24 Black) | 14,991円 |
電源(MSI MPG A1000G PCIE5) ※フロンティアと同じ日本製コンデンサ仕様にした場合 | 23,209円 |
OS(Windows 11 Home 日本語版) | 13,688円 |
PC全体(自作パソコン) | 338,912円 |
PC全体(BTOメーカーの完成品) | 369,980円 |
BTOメーカーの完成品との差額 | 31,068円 |
さらに、組み立てミスによりGPUやCPUを壊してしまうと、10万円以上の損害が生じかねません。
最近では自作パソコンのようなかっこいいモデルが手に入るため、よほどのこだわりがない限りは、BTOメーカーのゲーミングPCを選びましょう。
NGではありませんが、コスパが悪くラインナップも限られているのがデメリットです。
30万円も予算があれば、家電量販店でも普通に高性能なゲーミングPCを購入できます。
しかし、ゲーミングPCはスペースを取る関係で扱えるモデルが限られる上に、土地代と人件費がかかるので割高になりがちです。
ハイスペックなゲーミングPCをお得に手に入れたい方は、家電量販店ではなくBTOメーカーの公式サイトで購入しましょう。
RTX 4070 Ti SUPERやRTX 4080を搭載した、30万円台のゲーミングPCであれば、4K解像度でもサクサクゲームを動かせます。
デザイン性に優れたコラボモデルにも手が届くようになるので、スペックや見た目にこだわる方は、30万円台のゲーミングPCの購入も検討してみてください。