小学館、「ラクガキ」ビルの公開延長と8月24日25日のロビー内一般公開を発表
小学館、「ラクガキ」ビルの公開延長と8月24日25日のロビー内一般公開を発表
株式会社 小学館は16日、取り壊しの決まった小学館ビル(東京都千代田区一ツ橋2-3-1)で公開している「ありがとう!小学館ビル ラクガキ大会」の公開期間を延長すると発表した。また、8月24日25日は、ロビー内に入ってラクガキを見られる、「ロビー内一般公開」を行う。一般公開の詳細に関しては、8月20日の夕刻に小学館の公式サイトか「週刊ビッグコミックスピリッツ」の公式ツイッターで発表されるという。
「ありがとう!小学館ビル ラクガキ大会」は、小学館ビルの1階ロビースペースの壁やガラスに、小学館ゆかりの漫画家が自由にキャラクターを書いたもの。あるライターが「漫画家さんに落書きしてもらえば?」と提案したことから開催されたもので、多くの漫画家が参加している。
ラクガキには漫画誌ではなかなか実現しないシーンが満載で、公開された画像に多くの漫画ファンが注目している。例えば、浦沢直樹氏の「20世紀少年」のロボットにゆうきまさみ氏の「鉄腕バーディ」と吉崎観音氏の「ケロロ軍曹」が挑むシーンや浦沢直樹氏と島本和彦による「009シリーズ」のキャラクターなどが見られる。
また、連載開始時期とビルの竣工時期が近かったころから「オバQビル」と呼ばれた小学館ビルに、作者である藤子不二雄A氏が自らオバQを書き込んだことも話題となっている。
公開期間中は8時30分~20時の間に照明が点灯される。また、外に面したガラス窓にも喪黒福造などのラクガキがあるので、24日25日に都合があわない人でも、作品を見ることができる。なお、ラクガキは商業利用しなければ、写真撮影やSNSへの公開も自由となっている。
また、連載開始時期とビルの竣工時期が近かったころから「オバQビル」と呼ばれた小学館ビルに、作者である藤子不二雄A氏が自らオバQを書き込んだことも話題となっている。
公開期間中は8時30分~20時の間に照明が点灯される。また、外に面したガラス窓にも喪黒福造などのラクガキがあるので、24日25日に都合があわない人でも、作品を見ることができる。なお、ラクガキは商業利用しなければ、写真撮影やSNSへの公開も自由となっている。