■2024年12月 9日
富田林市立高辺台小学校
講師:赤井里菜(映像取材部)・小松繁(放送運営センター)
参加者:小学5年生20人
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2024年度出張授業18校目は富田林市立高辺台小学校。
教育目標として「自ら学び、共に高め合う、心豊かな児童の育成」が掲げられている学校です。
今日の出張授業は5時間目、6時間目。
まずは、「ニュースができるまで」の授業を赤井カメラマンが行いました。
報道記者、カメラマン、カメラアシスタント、編集担当者、アナウンサーたちが登場するVTRを見てもらい、ひとつのニュースには、多くの人が関わっていて、間違いがないかなどを何度も違う視点でチェックしている舞台裏を知ってもらいました。
現役の報道カメラマンである赤井講師は、ヘリコプターでの空撮時には機内からコントローラーを操縦して行うカメラ撮影の紹介や、能登群発地震発生時には被災地に救助隊や支援物資がどのように届けられるのか車中泊をしながら密着取材した話をしました。
そして、代表の児童4人には、
実際にニュースで放送した映像に合わせながら原稿を読む、アナウンサー体験をしてもらいました。
最後まで真剣に原稿を読む姿が、大変印象的でした。
6時間目は、報道と制作カメラマン経験あるドイツ・ベルリン支局の特派員でもあった小松講師の話です。
ENGカメラ、台座だけでも350kgの重さがあるスタジオ用のカメラ、高性能の小型カメラなど、たくさんのカメラの種類やその撮り方、さらに番組取材の体験談では大きな原発事故の現場で、放射能測定器を見ながら、慎重に取材を進めた経験などについて話しました。
児童の皆さん、熱心に聞いてくれて、たくさん質問もしてくれて、
ありがとうございました。
先生方も、長時間お付き合いくださり、ありがとうございました。
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MBS出張授業
「MBS出張授業」は、当社がCSR活動の一環として、2011年から近畿各地の小学校で実施しているものです。小学5年の社会科の単元「情報とくらしのかかわり」における「放送局の働き」について理解を深めていただくため、報道記者やディレクターなど番組制作経験豊富な社員が講師となって、皆さんの学校にお邪魔し授業を行います。