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NYのピアニストBruce Brubakerの6年振りのリリースとなるフルアルバム。2015年に同じくInfinéからPhilip Glassのピアノ・カバー・アルバム『Glass Piano』をリリースしていますが、今作はアンビエント・ミュージックの開拓者として知られるBrian Enoのカバー・アルバム。
繰り返される静かで穏やかなピアノの優しいメロディーと、ピアノの残響音〜反響音やシンセもなだらかに広がるBrian Enoの代表的なアンビエント〜ピアノ・アンビエント・トラックをピアノ演奏でカバーした、繊細で美しいアンビエント〜ポスト・クラシカル作。Brian Enoの代表的なアンビエント・ミュージック・シリーズの「Music for Airports」をはじめ、テープ・ループの手法を使ったオリジナル曲の印象的で独特なアンビエントの空気感も持ちつつ、よりクラシカルなムードへと発展させた、Brian Enoが言った「The studio is a musical instrument」のスタジオが楽器になり得るのと同じように、単一の楽器がスタジオになり得ることを示した意欲作です。全6曲39分収録。
1.Music for Airports, 1/1
2.By This River
3.The Chill Air
4.Music for Airports, 2/1
5.Music for Airports, 2/2
6.Emerald and Stone