そろそろ人前で水着を着られるようなカラダを作りたいなんて、考え始める時期ですよね。手っ取り早くおなか回りを引き締める方法としては、腹筋運動を思いつきますが、実は腹筋運動は危険みたいですよ。米lifehackerでは、Newsweekより、腹筋運動がよくない理由と、それに代わるエクササイズについての記事を紹介しています。

まず、なぜ危険なのかという話ですが、腹筋運動は背中に負担がかかるので、脊椎を痛めたり、椎間板ヘルニアの原因になったりすることがあるそうです。そもそも、腹筋の役目は背骨をまっすぐに支え、カラダの動きをサポートすることなのですが、いわゆる腹筋運動での使い方ではその役目を果たせません。腹筋を一定期間すると、確かに腹筋が割れていて引き締まっているように見えるのですが、横から見ると結構厚みのあるおなか、いわゆる『エアロビ腹』になってしまいます。

それでは、どんなエクササイズをすれば、背中に負担をかけないでおなかを引き締められるのでしょうか。カナダのウォータールー大学のマックギル教授はこんな運動を紹介しています。

 

  1. まず、仰向けに寝る。
  2. 両手で背中を支えながら、両足を90度の角度ぐらいまで上げ、ゆっくりと床から数センチのところまで下ろす。
  3. これをおなかが痛くなって、吐きそうになるまで(!)繰り返す。

(参考画像:ヒップレイズ

やってみましたが、ゆっくりと足を下ろすのが難しいです。

このエクササイズがきついというアナタには、応急措置をこっそりお教えしましょう。まっすぐ立って、背筋を伸ばし、両肩を後ろに引いてください。そうするとほら、ちょっとだけスリムに見えますよ。あくまで一時的なものですが。

最終的なゴールとしては、脂肪を燃焼し、体脂肪率を下げて、おなか回りを引き締める、といきたいですね。それには、マックギル教授の運動、プラス、バランスの取れた食事が必要だそうです。6週間で一日100回の腕立て伏せにチャレンジという過去記事も参考にしてくださいね。月曜日から始めてみませんか。

Stop Doing Sit-Ups Why Crunches Don't Work [Newsweek]

Jason Fitzpatrick(原文/訳:山内純子)

UPDATE:タイトル修正と参考画像の追加を行いました。ご指摘コメントありがとうございます!