瞑想は、続けることでメンタルが整う感覚が実感できるようになると言われますが、最初はつかみどころがないものです。音声などでわかりやすくガイドしてくれるさまざまな瞑想アプリがあるなか、泡のビジュアルを使って瞑想のコツを学ぶアプリを試してみました。
『Tadayou』は、瞑想アプリをいくつか試してみてうまくいかなかった方にも、新たな気づきを与えてくれるかもしれません。
漂う泡で雑念を認識
『Tadayou』では、瞑想中に頭の中をよぎるさまざまな“考え”(雑念)を泡として表しています。漂う泡をぼんやり見つめた状態で、息を吐いたり吸ったりすることに注意を向けていきます。
セッションを開始する前に、セッション時間や泡の色などを設定。オプションの中からガイド「あり」を選択すると、注目する色の泡上に、「注意を戻し呼吸に集中しましょう」などといったガイドが表示されました。
呼吸は泡の膨らみに合わせて
注目する泡が膨らんだり縮んだりするのに合わせて呼吸すると、自然と思考がスローダウンしていきました。
注意は泡の動きのようにフンワリしたものです。呼吸に注意を向けているつもりでも、次の瞬間には明日の予定を思い浮かべたり、少し前の会話がよぎったりします。
このアプリでは、泡を追加してこういった雑念をビジュアル化していきます。泡に雑念の名前を書くわけでなく、画面左下の「+」ボタンを押すと表示される4色の泡の中からしっくりくるものを選ぶだけです。呼吸に注意を向けつつも、追加した雑念がだんだん薄くなって消えていくのが認識できました。
セッションの時間を延長することも
設定したセッション時間とともに瞑想終了のポップアップが出ますが、心地よくてそのまま続けたいときには延長も可能。いつもより長めに瞑想したいことは実際によくあります。
また、今回のセッションと同じ時間でリマインダーを設定するかどうかも尋ねてくれて、習慣化のツボも押さえていますよね。
瞑想入門をビジュアルでサポートしてくれるアプリ『Tadayou』は、App Storeから無料でダウンロードできます。
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Source: Tadayou
Screenshot: 山田洋路 via Tadayou