Gmailを他の人に勧めるとき私たちは、容量が大きいとか、インターフェイスが速いとか、Googleの他のアプリにアクセスしやすいとか、そういうことを強調しますよね。これらはもちろん売りになるポイントなのですが、Gmailにはまだまだ知られざる機能があるんですよ。

たとえば、ウェブアドレスを短くしたり、ビデオチャットしたり。また、忘れずにログアウトしたり、たくさんのメールの中からひとつのメールを探し出したりもできます。田舎のお母さんをダイアルアップの世界からこっち側に呼び寄せることもできるかもしれません。

ライフハッカーの読者のみなさんなら、もう既に知っているものもあるかもしれませんが、一般的にはあまり知られていなかったGmailの機能について、これから見ていきましょう。

 

【10】Gmailのデザインをテーマで一変

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Gmailがテーマを追加したことは日本版でも以前記事にしましたが、これはただGmailの背景の色を変えることができる、という話ではないんです。テーマの種類はギークなものからカワイイものまで幅広くあります。まだ試していない人はぜひ、「設定」のタブから数々の「テーマ」をチェックしてみてください。

【9】 スカイプなしでビデオチャット、音声チャット

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現段階ではWindowsのみで、プラグインが必要になっていますが、Gmailのビデオチャットのクオリティはなかなかのものです。ソフトウェアベースのビデオチャットと同じぐらいのレベルでフルスクリーンモードにもできます。もちろん、大きな画面で見なくてもいい人とのチャットだったら、画面を最小化することもできます。

【8】 どんなシステムからもメールをバックアップ

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Googleは世界中の人にクラウドコンピューティングをして欲しいと思っていますが、だからといってメールや添付ファイルを自分で保存しておく自由を奪ったりはしません。あなたのGmailのデータをデスクトップに持ってきて保存する方法はたくさんあります。米Lifehacker編集部のオススメは「Gmail Backup」です。これはWindowsとコマンドライン対応Linux、Mac OS X向けに公開されています。他のバックアップ方法としては、「Fetchmail「Thunderbird」のPOP、ウェブベースの「StashMyMail」(99セントします)があります。Gmailの膨大な容量を使って別のメールアカウントのバックアップをしたいのであれば、そのアカウントからメールを送信する時に常にgmailのアドレスにBCCするようにすればいいでしょう。

【7】 ログイン場所もわかるし、リモートログアウトも

Gmailを使う人だったら、常に自分のコンピュータからサインインしているとは限らないですよね。共有のコンピュータからあなたのアカウントにサインインするのはいいですが、あとで右上の角にあるサインアウトをちゃんとクリックしてから出る人は少ないのではないでしょうか。でも、Gmailだったら大丈夫。家に帰ってから「さっきログアウトするの忘れた!」と思い出したら、家のコンピュータからGmailにログインし、受信トレイを開いて一番下までスクロールしてみてください。そこには、あなたのアカウントが他にどこのIPアドレスでいつ開かれたかが表示されているんですよ。詳しい情報はポップアップウィンドウでみることができ、必要であればそこからリモートでログアウトすることができます。

【6】 同期していて使いやすい連絡先リストの中心に

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Gmailの以前の設定では、あなたが5回メールを送ったことがある人は自動的に連絡先に登録されていました。現在のGmaiにはリストが2種類あります。本来の連絡先リストと、頻繁にメールを送る人リストの2つです。このGoogleの気遣いのおかげで、あなたの他のデバイス等との同期がしやすくなりました。Macユーザーは、「Google Contacts」をアドレスブックに同期する時に、iPhoneも同期に含めるかどうか選択することができます。「Blackberry」でも同じように同期でき、「Thunderbird」には専用のアドオンがあります。もちろん、「Android」でもできますよ、Google phoneですから。

【5】 複数のメールアカウントをまとめられる

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大昔に使っていたメールアドレスのひとつやふたつ、そのままになっていませんか? 久しぶりにそのアカウントのメールをチェックしてみたら、返事を必要とするものがあったりしますよね。Gmailを使いこなしていたら、そういうときに「いやあ、このメールアドレスは長いこと使ってなかったもので」と言い訳がましい返事を受信から半年後に返信しなくてもよくなります。米Lifehacker編集長のジーナの記事では、複数のメールアドレスをGmailで受信する方法を紹介しているので、参考にしてみてくださいね。

【4】 メール検索、メールのブックマークが便利

「君の犬の世話の仕方と、アラームシステムの解除について書いたメール、前にもらったけど、見つけられないよ」と友人からメールが来たら、「じゃあサーチボックスに次の単語を入れて検索して」と返信すれば、友人はそのメールを探し当てることができるでしょう。でも、もっと便利な方法もあるんですよ。Gmailの中で開くアドレスはパーマリンクなので、必要なメールリストを作ったり、ブックマークしたりしておけば、あとになって開く時にアドレスが変わっているという事態は発生しないのです。

【3】 Gmailのアカウントをデスクトップにおいておく

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米Lifehacker編集部では、GmailとLifehackerのGoogleアプリをブラウザのタブで開いておいて、新着メッセージが来た時にはタイトルバーをクリックする、ということをやってみている人が何人かいます。発表されたばかりの「Google Desktop Gadget」を使えば、メールでの基本的な動作(メールを読む、スターをつける、ラベルを付ける、削除する、返信する)がデスクトップで行えるんですよ。複数のアカウントでもできます。Gmailのキーボードショートカットは、ガジェットでもちゃんと動きます。とても便利な機能ですが、Google Desktop全部をインストールするまでもない、と思う人は、米Lifehacker読者が教えてくれているアイディアを参考にしてください。

【2】 Gmailだから検索だってすごい

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Gmailを提供している会社ってどこでしたっけ? あ、そうでした、あのGoogleでしたね。検索のスペシャリストですよ。だから、当然のごとくGmailの検索の質や、フィルター、整理する機能は優れています。数カ月前に母親から送られてきた、かわいいネコの写真が貼付されているメールを探すのに、ひとつひとつ過去のメールを開いていかなくてもいいんですよ。Gmailのメール検索機能を使いこなせば、探したいメールをすぐに見つけ出すことができます。米Lifehacker編集部でもアダムがフィルターを上手に使ってメールを検索する方法を書いています。

【1】 Gmail Labsでは日々ワクワクする実験が!

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「Gmail Labs」は、ちょっと便利な機能を発表する場として地味にスタートしたわけですが、今ではちょっとどころか、かなり使える機能の宝庫になっています。リストの中には、定型返信文の設定や、添付ファイルを添付し忘れないようにするツール、などなど今すぐ使ってみたいものがたくさんありますよ。最近では、to-doリストが新しく発表されましたね。私は2日間ぐらい使っているのですが、Gmailを開いている時に常に視界の片隅でtaskが見えるので、うっかり忘れる心配はまずないです。iPhoneでも使えるようになるといいのですが、Googleのことなのですぐ作ってくれるでしょう。

 

みなさんは、Gmailを使いこなしていますか? 今回紹介していない、知られざる機能があったらコメント欄で教えてくださいね。

Kevin Purdy(原文/訳:山内純子)

 

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