一つのパソコンから他のパソコンへ転送したいファイルが複数あり、Dropbox容量以上のファイルがある場合に使える方法をご紹介!

書類・音楽ファイル・動画などが大量にあり、家のパソコンから職場のパソコンに転送しておきたいこと、ありますよね? Dropboxの容量内であれば、特に問題なくできますが、その合計容量がDropboxの容量以上だった場合でも、自動フォルダアクションを駆使すれば転送可能です

 Dropboxにファイル転送用のフォルダを作成します(例では「Transfer Queue」という名称になっています)。フォルダが作成出来たら、転送が終了しだい、フォルダからファイルを自動的に取り出すよう設定を行ないます。

Windowsの場合、手前味噌ながら、いろんな場面でその才能をいかんなく発揮してくれるファイルオーガナイザー『Belvedere』が便利です。Macの場合、携帯Dropboxプリンティングガイドに記載されている「Automatorフォルダアクション」を使用します(「Finderアイテムを移動」のみを含むフォルダアクションを作成)。

ファイルを転送したい場合、転送したい全てのファイルを、家のパソコンの「Transfer Queue」フォルダに一度にドラッグします。Dropboxは、それらのファイルを職場のパソコンへ転送し始めます。職場のパソコンがそれらのファイルを受け取ると、Dropboxフォルダの外へ移動され、他のファイルの転送を受け入れられる状態になります。「Dropboxがいっぱいです」といったエラーメッセージが何度も表示されると思いますが、しばらく時間が経つのを待っていれば問題ありません。受信側のパソコンでダウンロードが終了次第、次のファイルの転送が開始されます。

このやり方は、全ての場面に共通のやり方というわけではなく、例えば一つのファイルが、Dropboxの残り空き容量よりも大きい場合には使えません。しかし、外付けのドライブなしでパソコン間のファイル転送を実行したい場合の選択肢としては、なかなか便利な方法です。職場にいて、ファイル転送を待つ時間がないといった場合は、夜の間にコピーし、次の日の朝職場で使うなんていう、離れ業も可能にしてくれます。情報を提供してくれたRobertさん、貴重な情報をありがとう!

Whitson Gordon (原文/訳:まいるす・ゑびす)

 

Advertisement