手帳にはいろいろな使い方があります。

予定管理用にするのは、オーソドックスな利用法でしょう。

そしてアイデアメモ、いわゆるネタ帳として使う方法もあります。それにうってつけなのが今回紹介する「ほぼ日手帳day-free」です。

この製品には、A5版もありますが、今回はA6版、すなわち文庫サイズのものを紹介します。

検索性に優れたアナログメモ!

たとえば、手帳をネタ帳として使うとして、どこになにを書くか、そしてそれをあとからどうやって見つけ出して利用するのかは大きな課題です。

一度書いた情報・アイデアを再利用できなかったり、どこに書いたのかが分からなければ、書いた意味自体がなく、単なる時間の無駄でしかありません。

デジタルなツールに記録したメモならば、検索が可能です。あるいはソフトウェアののファイル利用履歴からもたどれるでしょう。

では、紙のメモ帳の場合は、どうするのでしょうか。

「ほぼ日手帳day-free」は、ノートページに振られたページ番号によってこの問題を解決しています。

「ほぼ日手帳day-free」のメモページには、ページの「小口部分」のやや下のところに、ページ番号が振ってあるのです。

これを活用すれば、強力な検索機能として利用できます。

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月間部分とメモページを連動させる

たとえば、9月28日に新しいWebサイトのアイデアを思いついたとします。

これを72ページに書いたとしましょう。こういう場合は、月間ページの9月28日の欄に「P72 新しいWebサイトのアイデア」と書いておくのです。

これを励行すれば、月間のページを見ただけでどこに何が書いてあるのかが一目瞭然です。

月間とメモページのページ番号を使った連動。それを活用したメモの蓄積。

これが、この手帳をネタ帳用最強手帳たらしめている理由なのです。

用紙、下敷き、コラム…手帳としての魅力がたくさん

それ以外にも、この「ほぼ日手帳day-free」には、手帳としてのたくさんのメリットが備わっています。

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用紙は開きやすい・めくりやすい、トモエリバー

まず紙のトモエリバーです。

もともと手帳用紙として開発されているだけあり、とても薄く、まためくりやすいです。

さらにどのページもきちんと180度ひらきます

文庫サイズの各種アイテムが使える

このサイズゆえのメリットもあります。

まずカバーの種類。文庫サイズなので、たとえば文庫本用のブックカバーが利用できます

ほぼ日手帳オリジナルのカバーももちろん使えますが、手軽にカバーを使いたい場合は、手持ちのカバーが使えるわけです。

また、ほぼ日手帳オリジナル用の下敷きも用意されています。

下敷きの有用性については前回触れましたが、専用の製品、つまりぴったりのサイズのものが用意されているのは大きな安心感です。

その他、充実のページ

巻末には、多用途に使える時間割のようなフォーマットやグラフ用のページ(2P)、映画やお店などが記録できる「Favorites」(4P)、My100と題された100項目の自由記入ページなどがあります。

便覧として二十四節気や「会話をもっと楽しむために」と題された会話のコツのコラムなど、小型の手帳としてとても充実しています。


日々思いつくネタやアイデアを蓄積して、月間のページにインデックスを作る。

この「ほぼ日手帳day-free」は、そんな使い方を想像してワクワクできる手帳です。

撮影: 舘神龍彦

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