就職面接は、緊張を強いられるものです。面接官が投げかけてくるすべての質問に対して万全の準備を整えることは不可能ですが、面接の方向性を決定付ける質問がいくつかあります。最初の質問は「あなた自身について語ってください」の可能性が高いでしょう。

これはいわゆる自動回答形式の質問で、私生活から前職を辞めた理由まで、どのような情報を盛り込んでも構いません。単なる緊張をほぐすための質問と思うかもしれませんが、「正解」と「不正解」があります。とはいえ、あらかじめ少し準備しておけば、ホームラン級の回答で面接を有利に進めることができます。

CNBC Make It」は最近、面接の専門家であるJoan Kuhl氏とSandy Gould氏に、この有名な質問に正しく答える方法を尋ねました。

有益なアドバイスを1つ紹介しましょう。それは、希望する職種に合った回答を用意するというものです。

そんなのは朝飯前だと思う人もいるでしょう。しかし、多くの人が失敗している質問でもあります。質問の回答を考えるときは、あなたが応募している職種と面接官が求めていると思われる資質について考慮しなければなりません。

面接を受ける前に、あなたが条件を満たす人物であることを伝えるようなストーリーをいくつか用意しておきましょう。仕事に関するストーリーでなくても構いません。もしあなたのキャリアが条件を満たしていなくても、ボランティアで経験していたら、ぜひその話をしてみましょう。「人をまとめる力のある人材を探しているのかもしれませんが…」などという前置きは不要です。ただストーリーを伝え、あとは面接官の判断に任せましょう。

忘れないでほしいのは、自信を持つことです。自分の経験は「十分ではない」という考えに陥ることは容易です。しかし、面接中に自信のなさを見せてしまうと、たとえあなたが十分な経験を積んでいたとしても、面接官に経験不足と判断される可能性が高まります。自分は適任者だという気持ちで面接に臨みましょう。あなた自身がそう信じていれば、面接官が同じように考える可能性も高まります。

そのほかのアドバイスを知りたい人は、CNBCの記事をチェックしてみてください。


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Source: CNBC

Emily Price - Lifehacker US[原文