睡眠が翌日の気分やパフォーマンスに大きく影響を与えるのは周知の事実です。でも、何時間ぐらい眠るのがいいのでしょうか? 健康をサポートするウェアラブルデバイスで有名なJawbone社の研究で、ベストな睡眠時間が明らかになりました。同社は数十万人の睡眠と目覚めたときの気分を調査・分析し、ベストな睡眠時間は8〜9.5時間と結論付けています。睡眠時間が8〜9.5時間の人たちは、睡眠時間がより長い人たちと比べても、より短い人たちと比べても、目覚めたときの幸福感が高いことが確認されたのです。

加えて、次のような傾向も明らかになっています。

  • 普段より多めに睡眠時間を取った人は、目覚めたときの幸福感が5%高かった。
  • 睡眠時間が2時間足りないときは、2時間長いときよりも幸福感が低い。

必要な睡眠時間は人によって異なりますが、一般的には、毎晩8〜9.5時間の睡眠を取るべきだと言えます。

What Makes People Happy? We Have the Data | Jawbone via Sree Sreenivasan

Melanie Pinola(原文/訳:春野ユリ)

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