新しい職場で働き始めたり、旦那さんや奥さんの友だちと初めて会う時など、知らないグループに入る前は、1分でもいいので幸せな思い出を書き出すといいそうです。最近の研究で、幸せな思い出を書き出すと、より感じのいい人になれることが分かりました。これは、ニューヨーク大学のGavin J. Kilduffさんとコロンビア大学のAdam D. Galinskyさんによる研究で、幸せな思い出を書いて幸せな気分になった人は、紹介される前は幸せな気分ではなかった人たちから高い評価を得ました。

私たちの研究では、幸せな状態というのは、適切な時に適切な状態にあるということかもしれないということを示唆しています。初めてのグループと交流する時に、相手の行動や精神状態をうまく調整することができれば、その人の普通の性格で臨むよりも、驚くほど感じ良く思われるかもしれないということです。

新しいグループに参加する前に、意欲的でパワフルな気持ちだった人も、この研究では同じような効果が見られました。

From the Ephemeral to the Enduring: How Approach-Oriented Mindsets Lead to Greater Status | NYU Stern via Harvard Business Review

Mihir Patkar(原文/訳:的野裕子)

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