使う機会があるかは分かりませんが...。むしろないほうがいいのですが...。

強盗などが家に入った場合、縛られることがあるかもしれません。手首を拘束する場合、手錠は高いし手に入りにくいということで、代わりに使われそうなのが安くて便利な結束バンド。いつも通常の用途で使っている方なら分かると思いますが、結束バンドはそうそう外れるものではありません。十分手錠の代わりを果たしてしまいます

万が一そのような危機に直面した時のために、簡単に結束バンドを外す方法をお教えしましょう。身に迫った危険を回避する方法を紹介するブログ「ITS Tactical」に、プラスチックの結束バンドを簡単に外す方法が載っていました。上のビデオを見てもらえれば分かると思いますが、縛られた手首を自分のお尻に打ち付けるという、かなりの力技です。打ち付けた勢いで結束バンドがはじけ飛び、完ぺきに解放されます。手首を後ろ手にして、結束バンドで拘束された場合、たったのこれだけです。

手首を体の前で拘束された場合は、代わりにお腹に叩きつけましょう。ITS Tacticalのポストでは、他にも色々な位置で手を拘束された場合の方法を、細かく説明しています。

そんな状況、なかなかないだろうとは思いますが、ITS Tacticalでは以下のように説明しています。

これは何も逮捕された犯人を助けるために載せている訳ではありません。(おそらくそういう状態の犯人はこのポストを読むこともできないと思いますが)強盗や悪者が家に侵入してきて、結束バンドを使って拘束するようなことがあった場合に、あなたやあなたの家族の身を守るためにご紹介しています。とりあえず拘束して、隣室で金目の物を物色している犯人が、何かの拍子や逃走する前に、あなたや家族を殺そうとするかもしれません。

どんなに優れた道具もアイデアも、使い様によっては悪用することもできてしまうものです。人生は何が起きるか分かりません。こういう知識を、無駄だと思わず身に付けておくことで、本当に万が一のことが起きたときに、生死を分けるポイントになるかもしれませんね。

How to Escape from Zip Ties | ITS Tactical via BoingBoing

Adam Dachis(原文/訳:的野裕子)

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