FacebookやTwitter、その他、時間をうっかり使ってしまうサイトが見たくてしょうがない、という衝動はなかなかなくなりません。見たい、でも見ちゃいけない、そんな葛藤からおさらばするには、いっそのことスケジュールに組み込んでしまおうと『The Power of Habit(習慣の力)』の著者であるCharles Duhigg氏は言います。

記事冒頭のビデオで、Duhiggさんはその理由を以下のように説明しています。

「なぜ人間はダラダラと先延ばしにしてしまうのか」に関するすべての研究で言われていることは、基本的に「ダラダラすることの代わりになるご褒美が見つけられないから」です。

Facebookをチェックするのに5分間使うことが、自分にとってのダラダラするご褒美なのだとしたら、それを認めてしまった方が良いです。それも仕事の一部ということにしてしまいましょう。1時間仕事をした後、FacebookやTwitter、ネットサーフィンを5分間する必要があるのなら、スケジュールにその時間を組み込んで、ダラダラすることを自分に認めてあげなければなりません。

Facebookやネットサーフィンをしないように衝動を抑えていると、突然それが爆発して「ちょっと5分だけ見るくらいいいじゃないか」と言って、結局45分もやっているということがよくあります。それは自分に必要なものを認めていないからこそ起こるのです。

とにかく、ダラダラやってしまうことがあれば、そのダラダラの時間を決めてスケジュールに入れてしまいましょう。ダラダラする衝動や欲求を定期的に満たしておけば、「ダラダラすること」そのものがなくなるという理屈です。

Charles Duhigg: The Remedy for Procrastination | YouTube

Melanie Pinola(原文/訳:的野裕子)