iOS6の地図アプリの代替手段としては、これまでもライフハッカーで何度か取り上げてきました。
今回は、Googleマップをベースとしたアプリの紹介です。地図アプリというと『MapFan for iPhone』が有名ですが、アプリとしては高額(2300円。2012年9月27日現在)なのでお手軽とは言えません。しかし、今回紹介するのは無料でダウンロードできます。しかもコンパスが搭載されており、あの懐かしい時代を思い出させてくれます。
アプリ名は『なびすけ』です。App Storeのページには「簡易カーナビ」とあり、地図アプリとしてというよりは運転補助アプリとして使うのが正しい使い方かもしれません(事実、最初にアプリを起動するとルート検索画面が表示されます)。実際のアプリの画面は以下の通り。どこか懐かしい感じがして、見ていて落ち着きます。そして何と「コンパス」機能が使えるんです! ブラウザ版では再現できなかったこのコンパスが使えるというのは魅力的ですね。
以下がルート設定画面。一般道・高速道から道路を選べるのはカーナビならでは。もちろん航空写真も見られます。
目的地の設定方法も地図上でカーソルを移動して設定するだけ。簡単にルートを調べられます。
簡易カーナビとはいえ、有料アプリ顔負けのルート表示をしてくれます。実際に走行テストをしている動画も公開されていますので、こちらもチェックしてみてください(動画はこちらから)。
画面上にある太陽マークをタップすると、iPhoneのライトを点灯させることも可能。これなら、暗い所で紙を見ながらマップを見ることができます。ライト点灯機能付きアプリというのも珍しいですね。
これで無料というのですから、なかなか重宝しそうな予感がします。iOS版Googleマップが登場するまでの代替アプリとしてオススメです。
(安齋慎平)