引越しのシーズンになりました。1か月以上前に辞令が出される人もいれば、直前になっていきなり転勤の辞令が出される人もいるでしょう。特に後者の場合は、いきなりの命令で戸惑ってしまうと思います。私の知り合いにも、9月の最終週に地方への転勤を言い渡された人がいます。その人は、すぐに物件をネットで調べて(内覧もせず)契約し、土日で引越しを終わらせていました。会社員だから仕方がないとはいえ、できれば早めに言い渡してほしいものです。
というわけで今回は、引越し手続きリストや新天地のスーパー・郵便局などを検索する方法など、引越しに役立つサイトなどを集めてみました。この記事を参考にして、突然の引越し命令に備えましょう。
■引越しの段取りがまとまっているサイトかゆいところに手が届く引越しサイト「引越し大作戦」では、引越し料金の相場や各引越し業者のサービス比較など参考になるコンテンツがたくさんあります。
特に便利なのは、「引越しチェックリスト」です。1か月前にすべきこと、3週間前にすべきことなど、時系列ごとにToDoリストにまとめられています。
手続きのチェックリストも「引越し前」、「引越し後」ごとにわかれていて見やすいです。手続きに必要なもの(印鑑、身分証明証など)も書いてあるので役に立ちます。
■引越し業者の見積もり料金比較なら引越し業者の選定には、価格.comの「みんなの引越し」ページが便利。100社以上の引越し事業者の中から、料金の見積もりを一括で申し込めます。特に「引越しレポート」では、利用者のリアルな声を見ることが可能。「契約後の対応が悪い」とか「引越がこんなに安価でスムーズに出来るとは想像していませんでした」など、実際利用した人のレポートを読むことができます。
私も実際に見積もりを出してみました。見積もりの出し方は、引越し前の住所と引越し後の住所、家具などの荷物量をプルダウンリストで選択してフォームを送信するだけです。だいたい5分~10分程度で終わります。
フォームを送信すると、3分で一括見積もりサービス(価格.comが採用しているシステム)からメールが飛んできました。そして登録から5分の間に引越し業者からと思われる電話が複数着信しました。業者からのメールもたくさん飛んでくるので、登録の際にはどのメアドや電話番号を登録するかある程度注意が必要です。
■掃除の方法を調べるなら誰しも新居のキレイな状態をいつまでも保っておきたいと思うはずです。そんな場合は、引越まるごとチェックというサイトの「HOW TO ハウスクリーニング!」が便利。キッチン、お風呂、トイレなどの住環境をキレイかつエコに保つコツを解説しています。例えばキッチン編では、重曹と酢水(水を2~3倍に薄めたもの)を使ったシンクまわりの掃除方法が紹介されています。
注目すべきはずばり「裏ワザ」。シンク編では余った小麦粉をクレンザー代わりに使う方法を薦めています。
このほかお風呂の壁の溝にロウソクをこすりつけてカビを防ぐ方法や、玄関マットを重曹できれいにする方法など、知っておいて損はない裏ワザがたくさん載っています。
■引越し先のスーパー・郵便局などを調べる新しい土地に行ってから必要になるのが、スーパーや郵便局などの周辺情報。それぞれ個別のアプリがリリースされていますが、すべての地図情報が1つにまとまった「ロケスマ」というアプリがオススメです。このアプリは、アプリ内に地図をどんどん追加していくという変わった使い方をします。「コンビニマップ」、「カフェマップ」、「スーパーマップ」など様々な種類のものをライブラリから追加可能です(過去記事「ATM、バス停、携帯ショップなどの各種マップアプリを1つに集約するスマホアプリ」)。たくさんのマップアプリをこの1つのアプリに集約でき、ホーム画面をスッキリできます。iOS版とAndroid版があるので、自分のスマホのOSにあったものをダウンロードしてみてください。
■ライフハッカー過去記事よりライフハッカーでは今までも引越しに関する記事をいくつか扱ってきました。以下で引越しTipsをいくつか紹介しようと思います。過去記事へのリンクもつけておきますので、気になったものはリンク先でチェックしてみてください。
荷物の梱包で一番大切なことは、「最初に開ける!」という箱を決めて赤いテープなどで目印を付けておくことなのだそうです。
洋服を畳む・箱に入れるなどの面倒な作業は一切無しの「死体梱包法」で、簡単かつスピーディーに引越しちゃいましょう。
この先数週間以内に使わない場合は、潔く手放してしまいましょう。
一度物の置き場所を決めておけば、その後で、手も付けられないほど散らかるようなことはなくなります。
(安齋慎平)
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