Gmailシリーズ第2弾。前回(操作が3倍速くなる! Gmailをより便利にするショートカット20選+α)はGmailのショートカットキーについて取り上げましたが、今回はGmailの裏機能である「Labs」についてです。
Labsは、いわばα版のような機能が集まった「実験室」です。「スーパースター」や「ラベルのネスト」など、実際に採用されたものもあります(過去記事)。今回は、Labs機能のうちビジネスシーンでも使えそうな機能をいくつか紹介します。
なお、今回紹介した機能は2012年8月26日現在のものです。Labs機能は場合によっては中断、提供中止になることもあります。
Photo by EvanWondrasek. ■Labsの場所Labsは設定(歯車のマーク)の中から追加することが可能です。
その名の通り、従来の受信トレイに新しいトレイを追加できます。新しいトレイでは、「未読(is:unread)」や「スター付き(is:starred)」といったフィルターを通したメールだけを表示することが可能。ラベル名(label:〇〇)を指定すれば、特定の人から来たメールだけを受信するトレイを作ることもできます。
画面左下に外部サービスを表示できます。例えば「TwitterGadget」を設定すれば、Gmail上にTwitterを表示させることも可能。設定方法はLabsで有効にした後、設定に新しく追加された「ガジェット」タブにガジェットのURLを入力すればOK。ちなみにTwitterGadgetのURLは「http://www.twittergadget.com/gadget_gmail.xml」です。
右クリックするだけで、プレビューが表示されます。スレッドを開かなくてもメールの中身を読むことが可能です。プレビューの状態からメールを削除もできるので便利です。
おまけ:おすすめGmailアドオン(拡張機能)
仕事ではIEを使っているという人も多いと思いますが、もしChromeやFirefoxを使っているなら、アドオンを追加するとGmailがより便利になります。
Gmailの複数選択がドラッグでできるようになる『Click-n-Drag Checkbox for Gmail』が便利です。これはGmailでも標準装備してほしい機能です。
タブの長さを変更できる『Custom Tab Width』が便利。なお、タブの大きさは「about:config」からでも変更できます(about:configについては今後改めて紹介します)。
(安齋慎平)