Mac/iOS:コーヒーショップなどで公共のWi-Fiネットワークに接続すると、あらゆる攻撃に対してデバイスがオープンになっている状態(英文記事)になってしまいます。

そんな危険な状態を回避し、自分の個人情報の安全を守るために使えるのが『Cloak』というフリーアプリ。公共の場所でのWi-Fiネットワークに接続する際にトラフィックを暗号化し、VPA経由での接続を確立してくれます。

 公共のWi-Fiネットワークを使用する場合にはHTTPSを可能な限り使用するなど安全対策はいくつもありますが、仮想プライベートネットワークでブラウジングのセキュリティを強化するのがベストな方法の一つです

この方法は若干設定が面倒くさいのが弱点(英文)なのですが、Cloakを使用することによってこの設定方法を極限まで簡略化できます。Wi-Fiネットワークへの接続はVPNサービス経由で行なわれセキュアなブラウジングを実現してくれます。「これ以上シンプルにするのは無理」というくらいまで簡単になりますよ。このサービスを使うにはCloakのサービスへの登録が必要です。登録後、CloakをダウンロードしてMacにインストールしましょう。

ログインするとCloakはメニューバーに常在し、公共のWi-Fiネットワークへの接続待ちの状態となり、公共のWi-Fiネットワークへの接続が確認された場合はその接続をより安全なものにしてくれます。iOSデバイスを使っている方であればモバイル用アプリをインストールし、デバイスの設定を切り替えてVPNをオンに設定します。

このサービスは毎月2時間またはデータ量2GBまで無料で使用可能です。あまり公共のWi-Fiを使わないという方であればこれで十分かと思いますが、頻繁に公共のWi-Fiを使うという方であれば、月8ドルでプレミアムへのアップグレードが可能です。もちろん、すでにVPNサービスを活用している方であれば過去にも取り上げた(英文)ことがあるアプリ『Sidestep』を使用して同様の機能を利用できます。

Cloak自体はMac/iPhone/iPad用のフリーアプリです。より詳しく知りたい方、アプリをダウンロードしたい方は下記のリンクからどうぞ。

Cloak for OS X | Macworld

Cloak for iOS | iTunes App Store

Whitson Gordon(原文/訳:まいるす・ゑびす)

 

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