こんにちは。日本生まれのアメリカ育ち、世界中の「ちょっとした不満」の解消を追究している、enthumble(アンサンブル)です。

パソコンのキーボードは一応使いこなせるんだけど...というあなた。数字や記号キーは、手元を見ないと打てないと思っていませんか? 試しに2、3個キーを押してから不要な文字を消したりしていませんか?

今回は、パソコン用のキーボードで「手元を見ずに記号・数字キーを確実に押せるたった1つの工夫」をご紹介します。これを使えば、すべてのキーを確実に押すことが可能です。キーボード操作全般に応用できる道具いらずのテクニックなので、是非実践してみてください。

 よくある問題として、「@」(アットマーク)キーを押そうとして、コロンやカッコのキーを押してしまうことがあります。「@」キーを正確に押すには、ホームポジションの状態から、小指を斜め右上方向に動かしますよね。すると、ただでさえ不器用な小指を斜めに動かすので、押し間違えてしまうのです。

この問題を解決するには、どうしたらいいのでしょうか? 私は、指を斜めに動かさずに上下左右に1キーずつなぞる「京都打ち」を提案します。京都市内にある、「碁盤の目状に上下左右へ伸びる通り」を「なぞる」イメージをしてくださいね。「京都打ち」の方法は、以下です。

「京都打ち」での「@」キー押し方

  1. 小指を、ひとつ上の「P」キーへずらす。
  2. 小指を、ひとつ右の「@」キーへずらす。
  3. あとは押すだけです。


ポイントは、この2ステップをハッキリ分けて、確実に行うことです。1キーずつ上下左右に着実に指をずらせば、間違えません。たったこれだけで、手元を見ずに確実に「@」キーを押せます。

他のキーを押したい場合にも「京都打ち」は使えます。例えば、マイナス記号を押すためには、小指を「上・右・上」と動かします。私の友人も、最初はこの「京都打ち」を面倒くさがっていましたが、次の日には、カッコ記号や数字キーまでも確実に押せるようになっていました。キー入力に迷いがなくなったので、パソコン使用時の思考の妨げがなくなったそうです。

思うようにキーが押せないのは「ちょっとした不満」ですが、パソコンで作業する上では見逃せないストレスです。「京都打ち」なら道具も使わずに、簡単に解決できるので、是非試してください。

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