Windows向けにリリースされているToDoアプリは多くありますが、ウェブアプリに比べて、話題になる機会が少ないかも...。そこで米Lifehackerでは、その中から、Windows向けのベストToDoアプリとして『Wunderlist』を選出しました

 

111025wunderlist.jpg
Wunderlist


■機能・特徴

  • webアプリ版や、Mac向け、Android/iPhone/BlackBerry向けのアプリと同期できる。
  • FacebookやTwitterなどのアプリで、他のユーザとToDoリストを共有できる。
  • タスクにメモが追加できる。
  • ドラッグ&ドロップでタスク整理が可能。
  • タスクに期限を設定できる。
  • ステータスや日にちでタスクをフィルタできる。
  • 重要なタスクにマークをつけられる。
  • メールでタスク追加できる。
  • いくつかのテーマから選び、Wunderlistをパーソナライズできる。


■特にすばらしい点

Wunderlistは、タスクマネジメントをシンプルに実現し、すべてのデバイスで使えるようにするというのがコンセプト。実際非常に使いやすく、タスク追加や移動、マーク付けなどがカンタンに行えます。また、ToDoアプリでは重要な条件のひとつである「ほとんどすべてのプラットフォームで使える」という条件もクリア。コンピュータにWunderlistがインストールされていなければ、ウェブアプリにアクセスして、ここからタスクを管理することも可能です。無料で使えるのも魅力ですね。

■改善してほしい点

欲を言うなら、タスクのタグ付けや繰り返しタスクの作成などの機能が増えるといいかも。また現バージョンでは、ステータスと日にちでしかフィルタできませんが、他の条件でもフィルタできると、複雑なタスク管理には便利でしょう。

■競合アプリ

このほかの選択肢としては、『GeeTeeDee』もオススメ。インターフェイスが非常にシンプルな上、Wunderlistにはない、上級者向け機能も搭載されています。このアプリについては、ライフハッカーアーカイブ記事「これで仕事もサクサク軽快? Win向け軽量型GTDアプリ『GeeTeeDee』」で採り上げていますので、ご参考まで。

一方、究極までミニマルなものを求めるなら、『TodoPaper』や『Todo.txtはいかがでしょう?

TodoPaperは、Macの人気アプリ『Taskpaper』のクローンで、30米ドル(約2280円)の有償アプリです。タスクをシンプルなテキストファイルに保存。チェックボックスやタグ、プロジェクトといったToDoリスト向け機能もあります。一方、無料で使えるTodo.txtも同様のものですが、タスクの追加、削除、閲覧はターミナルアプリから行います。コマンドラインが苦手なら、「Todotxt.net」のようなクライアントを利用しましょう。ちなみに、Todo.txtを活用したタスクマネジメントについては、ライフハッカーアーカイブ記事「どのツールもしっくりこない人へ、『Todo.txt』によるタスクマネジメントのススメ」で詳しくご紹介しています。

ウェブアプリまで範囲を広げると、さらに選択肢は増えます。『Remember the Milk』は長年、世界中で愛されてきたウェブアプリ。モバイルデバイスのプラットフォームにも対応し、タスク整理に役立つ機能が満載です。また、若干機能面で物足りないところはあるにせよ、GmailやGoogleカレンダーと統合するなら「Google Tasks」も選択肢のひとつ。

一方、GoogleカレンダーやGmailと連携させたいけど、機能面でも充実したものを求めるなら「Producteev」のほうがいいかもしれません(詳しくは、ライフハッカーアーカイブ記事「『Producteev』はGoogle Calendarとも同期可能なオンラインタスク管理ツール」参照)。このほか、「Toodledo」もオススメのウェブアプリ。最初はとっつきづらいかもしれませんが、カスタマイズも可能なパワフルツールです。

『Wunderlist』は、無料のアプリケーション。Windows/Mac OS Xなどに対応しています。ダウンロードはこちらのページからどうぞ。

Whitson Gordon(原文/訳:松岡由希子)